ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

石川雄一氏、ここに創刊あり!

2016年04月28日 | 日記

 

 本日、カリフォルニアのスペクターオフロードの追憶の掲示を見て知ったのだが、石川雄一氏が4月22日に他界されたとの事。手元には幾らかのCCVの雑誌があるが対象となる四駆についての記事はどれも雑誌と言うには軽すぎる表現であり専門誌、あるいは事典という感覚である。氏が関わった文章は非常にプリサイズ(詳細)である。これは氏の持ついい意味でのカリスマ性であり、それらは深い洞察力が活字となったものであると感じる。石川氏は四輪駆動ジャーナルを通じて自らが好しとする四駆の世界を創りあげた。我々は氏の文章が理解出来、それを通じて四駆の世界が理解出来るという恩恵を受けている。ある意味、石川氏は使命を持った人物であり、その使命を全うされてこの世を去って逝かれた存在であったと思っている。今後、氏が残した文章に目を通す機会毎に、石川氏はそれらの人々の中に共に生きていくのであると確信している。

 

 30年経った今、この原稿を書いていてフト思ったが何気なく書いている 『創刊』という言葉だが本当は重い意味があると思う。当時も今も自動車雑誌に限らず星の数ほどもある雑誌の中に本当に 『創りだされた』 ものはどれほどあっただろうか。多くは大栽を繕っただけという 『作った』 ものであり模倣品も数知れない。4x4が好きな連中が集まって原稿を書き、全国の同好の志に直接に領布したというのは 『創刊』という言葉に恥じないものだった。 

石川雄一、2007年9月4x4マガジン30周年記念の寄稿より。

 

 

石川氏の冥福を御祈り致します。

REST IN PEACE 

 

 

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ドリームカー DATSUN 240Z

2016年04月26日 | VINTAGE CARS

 

 このDATSUN 240Zは現在ハリウッドで活躍する韓国系アメリカ人俳優Sung Kang 君が所有するクルマである。カーアクション映画 FURIOUS 7などに登場した彼はクルマ好きで自らのクルマにも拘った。 彼はこのDATSUN240Zを自身のドリームカーと呼んでいる。詳細なスペックは定かではないが古いZカーをバラして一から組み立てた一台である事は間違いない。ハリウッドで俳優として成功した彼が選んだ一台が1970年代の日本車であった。アジア系の彼がDATSUN240Zを駆るのは意味がある。240Zは日本車でありながら世界で最も売れたスポーツカーである。彼はZカーの存在を自らの飛躍と重ねている様にも感じる。数少ないアジア系のハリウッド俳優である彼には今後もZカーに乗って頑張って欲しいと思っている。またZカーというのはアメリカにおいては日本人だけではなくてアジア人の誇り的な存在であるのかも知れないと思う機会となった。

 

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バースディ ギフト

2016年04月21日 | 日記

 この春に僕は人生の節目となる誕生日を迎えた。男(自分の場合)は歳を重ねて来ると誕生日が来ても嬉しいのかどうか分らない感覚がある。誕生日とは年齢を自覚する機会に過ぎないと思う。まして誕生日のプレゼントは何が欲しい?と家族や友人から聞かれても、それら物を購入する人々の懐事情を心配してしまい心配の種が増えてしまう。結果、誕生プレゼントは要らない、気持ちだけで十分だよという事になる。それでも何かを、となると、今度スタバでコーヒー一杯おごって頂戴という事になる。

 しかし、外部の人間に対しては本心から遠慮の気持ちを持っていても自分自身に対してはしっかりとした要求を出した。それは体力であった。そしてその体力という要求を実現化する為に時間を割いてトレーニングを重ねて来た。今年の春は自分は最高のギフトを頂いたと自覚している。そしてそのギフトは他人から頂いたものではなくて自分で自分の為に築いたギフトである。

 

 そして、このギフトは進行形である。受け取ったギフトは筋肉の事ではなくて運動を継続する習慣の事だ。このギフトを自分に贈った事は健康面では良いという事は疑う余地もないが、仕事の面でも大いに役立っている。よく運動をするとストレス解消になると言われるが、それは具体的にこういう事だ。仕事や生活上の人間関係などでいろいろと苦手な事やストレスを感じるのは人が生きて行く上では仕方のない事だと思う。ところが、運動して体力が付いてくると、そういった以前に負を感じていた人間関係に対して、逃げないで正面から向かい合おうという気持ちになるから不思議である。結果、物事を一つ一つ解決する事が出来てそれらは自分の自信に繋がってくるのでストレスを感じないという事である。そういった事実から僕の様な中年のおやじ達に言いたい事は、 “体を鍛えろ!” 人生の後半にそなえよ、人生を楽しもうね、である。

 

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風を感じる、風を楽しむ

2016年04月19日 | ロクマル日記

 

 日中の最高気温が20度を超えて暖かさを感じる季節になった。太陽の光が眩しく、穏やかな風で揺れる木々の先からは今まさに緑の若葉が顔を出し始めた今日。ランドクルーザーを運転する時には必ず運転席の窓を全開にする、そして手の届く範囲で助手席の窓と運転席の後ろの窓を多少開ける。それはランクルと共に風を感じたいからだ。車体の屋根のエッジに手をかけて、ゆっくりと街を流し、車内が爽やかな風に包まれる時にこの上ない幸福感を感じる。爽やかな風を満喫する為に普段の足にランクルを使っているのだと言っても過言ではない。僕にとってクルマとは燃費がどうのこうのよりも爽やかな風を感じられるという要素が大事なのである。

 

 

 

 ロードバイクで飛ばす事がなぜ楽しいのか?それはやはり風を感じるからだ、と言ったら控え目な表現である。正確には、風そのものになるからだと感じている。ロードバイクで飛ばしているその瞬間瞬間は風と共に地表を滑っている様な感覚だ。耳元では風を受ける音がする。風を切って空気を裂いて駆け抜ける事は快楽そのものである。ランドクルーザーとロードバイクは異なる乗り物ではあるが、風を感じる、風を楽しむ。という同じ見地がある。風はよき音楽の様なもの、ランクルもロードバイクも楽器に過ぎない。光と共に風を楽しむという事を知った輩は神が地球に与えた恩恵を満喫する術を手に入れたと豪言してもいいんじゃないかと思っている。

 

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シンプル イズ ビューティフル

2016年04月18日 | 日記

 私はいつも、物事を単純化したいと努力している。努力をする人が少ないので、生活必需品でさえ、随分と値段が高くなっている、それは、ほとんどの物が必要以上に複雑になっているからだ。衣類も、食品も、家具も、もっと単純に出来るし、もっといいものが造れる。

 ヘンリー  フォード 

 

 ヘンリー・フォードHenry Ford 、1863年7月30日- 1947年4月7日)は、アメリカ合衆国出身の企業家、自動車会社フォード・モーターの創設者であり、工業製品の製造におけるライン生産方式による大量生産技術開発の後援者である。フォードは自動車を発明したわけではないが、アメリカの多くの中流の人々が購入できる初の自動車を開発・生産した。カール・ベンツが自動車の産みの親であるなら、自動車の育ての親はヘンリー・フォードとなる。Wiki より。

 

 自動車王ヘンリーフォードが生前に残した言葉。フォードが生きていた時代を語った言葉である。自動車王フォードが残したこの言葉は自動車について語った言葉であろう。彼は自動車をシンプルに造るには努力が必要である事。時代に流された車造りをしていると、それらの車は複雑となり重くなりデブになってしまうぞっ!と今から約70年に語っている。車が様々な装備を搭載してスイッチ等も複雑になり、それらを商品(車)のセールスポイントとして強調するメーカー。そして、それらに期待する消費者。世の中の車に対する歴史的な流れはヘンリーフォードが残したプリディクション(未来予想)の通りに流れてきた様相だ。”もっといいもの” という渇望の集点にあるのは シンプル イズ ビューティフル であるという事を忘れてはいけない。...と、自動車王フォードは言い残していた。

 

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今年75周年を迎えたジープラングラー

2016年04月15日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

JEEP 75周年、1941-2016 

 今年2016年は1941年に Willys-Overland Motors によって生産された最初のジープ Willys MB から75年の歳月が経過した。現在のジープラングラーやチェロキーには当初にデザインされたフロントマスクの7つの縦穴が継承されておりジープブランドのアイデンティティとなっている。当初はミリタリー車両として生産されたジープだが75年という歳月が経った現在はミリタリー色は払拭され今はレクレーションビークルとして君臨している。ラングラーが現行のJKになってからジープの本質を問う意見が交差した時期もあった。いずれにせよジープラングラーは依然として人気の車種で、交換部品やアクセサリーも充実しておりアメリカにおいては楽しめる車である。ジープを活用する生活というのは車を使う乗るという感覚よりも愛犬と一緒に過ごすという感覚が相応しい。

 

 ジープラングラーはオフロードの走破性をマーケットで示している。アメリカの特にコロラド以西は広大な自然(荒野、砂漠)が広がっている。その気になれはジープを駆って荒野を走る事が出来る。アメリカの大抵の地方の田舎町にはクライスラージープの販売店が有り何処にいってもイザという時には部品を手に入れる事が可能、更にサービスも受ける事が出来る。そういった意味からジープラングラーはアメリカ内では最高のオーバーランドビークルと断言出来る。

 

 ジープが75年続いているということは、ジープは子孫を継続する道を得てきたと言う事である。そして現在のJKは自身がフラットフェンダーの先祖を持っている事を誇りとしている様に感じる。RLディフェンダーが68年で終わった事を思うと70年を超えているジープは勝利車である。

 

アメリカでオフロード車が必要な場所は、ここニューヨーク、マンハッタンの道であることは間違いない。

そういった意味でニューヨークでジープは実用車なのです。

 

 ジープラングラーに乗って運転している人を見ると、以外にも女性のドライバーも多いと感じる。ラングラーは以外にも女性に人気がある。ジープは男の車などと決めるのは偏見なのであろう。ジープのカラーリングを観ても鮮やかな原色が揃っている。ジープのマーケッティングというのは以外と女性をターゲットにしているのではないかとも思った。このジープ体験のジープの運転を見ても、一番キビキビと運転していたのは女性ドライバーであった。ジープの人気が継続し今後も伸びて行く為には女性の心を捉え、女性が乗って似合う四駆であるべきなのであろう。子供の心を捉え女性の心を捉える。ジープのマーケッティングというのは良く考慮されたものだと感心する。

 

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再生産 ランドローバー シリーズ1 

2016年04月12日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 

End of a legend, LRM 4月号の表紙

 ランドローバーディフェンダーの生産最後のモデルはマイルドグリーンのソフトトップであった事には意味があると感じている。1948年から68年間の長きに渡って生産が続いたシリーズ.ディフェンダーの最後の生産モデルはランドローバーの歴史に残る一台である事もあり、最後の一台のディフェンダーの色と仕様について検討されたに違いない。結果、最後のデイフェンダーから感じる事は"原点”(オリジナル)である。つまり、ランドローバーとはこうでなくっちゃ!という彼らの姿勢である。

 

最後のデイフェンダー

 

 デイフェンダーの製造が終了してからRL社ににおいて歴代ランドローバーの部品販売が始まった。更にこの4月にドイツで開催されたモーターショウの期間にランドローバー社より新しい正式発表があった。それは25台のランドローバーシリーズ1をディフェンダーを製造していたSolihullの生産ラインを使って生産を開始するという計画だ。正確には昔ダットサン240がやった事と同じ様にレストレーションを兼ねた新車造りである。

 

Land Rover to produce 'new' Series 1 

Factory-restored Series 1 Land Rovers will appeal to collectors and enthusiasts of the sought-after utility car

Land Rover has announced that it will produce another 25 examples of the original, Series 1 version of its famous 4x4 which appeared in 1948.

They will cost between £60,000 and £80,000 depending on whether it’s an 80-inch or 86-inch chassis model.

Rather than complete new-builds, the cars will be existing Series 1s hand-picked by Land Rover Classic’s team of experts for authenticity and then subjected to a full restoration at the factory to the original 1948 specification.

This includes the choice of five period finishes, including Light Green, Bronze Green, RAF Blue, Dove Grey and Poppy Red.

The company’s Classic division is behind the plan to create the 25 “new” cars, which it announced at the Techno-Classica historic vehicle show in Essen, Germany. It has already sold an unrestored car on its stand that’s due for full restoration under the Land Rover Reborn banner.

 

 余談ではあるが、古い物好き、或いは伝統を大事にする英国人の気質から、英国の自動車会社が外国資本に流れてしまった事は頷ける事だ。しかし、彼らの拘りは正直だと思う。彼らの心中にはオリジナル(原点)を求める衝動があり、その原点がランドローバーのシリーズなのだろう。ランドローバーにはもはや古いとか過去という感覚はない、ウィンテージという表現も適切ではないのであろう。今という時間の枠に我々が旧車と呼ぶランドローバーも新車のレンジも含まれる。こういったランドローバーの計画から、シンプルで戦後のミリタリービークルの延長にあるようなランドローバーこそがランドローバーであると主張する彼らの声が聞こえてくる。

 

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四駆の基本はミリタリービークルに有り 

2016年04月10日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 

 ハンヴィー(HMMWV, Humvee:High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle=高機動多用途装輪車両)のフロントピラーのヒンジを暫く眺めていた。フロントウインドウを留める丈夫なジョイントに3段のボルト付け用に加工されたヒンジ。丈夫さと耐久性を優先的に考慮したものであろうし、同時に互換性も持ち合わせていそうだ。フロントガラスが壊れた時は特殊な工具などは必要なく手持ちのスパナやモンキーレンチで対応が可能に思える。丈夫で無駄のないデザイン。そして調節やメインテナンス、更に修理のやり易さにパーツの互換性などがシンプルなんだけど実は深く考えて設計してある。こういった所に技術とか技というものを観る事が出来ると勝手に解釈した。

 

座席と助手席の空間にあるのはディストリビューターであろうか?

水に浸してはならない電機系統は人が座った時の胸の位置に座する。

 

車体の持つスペックが大きく読みやすく車内に記してあります。

これは、軍用車は移動する為の乗り物だけではなくて、道具という幅の広い活用性を示している。

 

輸送飛行機や貨物列車、あるいはトラック車両での移動時、

車両運搬の為のフックの掛け方とか位置が分り易く記されています。

 

90度に限りなく近いアプローチアングルの角度。

 

ああそういえば、このバンパーはジープで引っ張ると千切れるんだな、思い出した。

 

今後 HMMWE と平行して JLTV という車両がアメリカのミリタリーに採用されつつある。

それに対する軍の要求スペックとは凄まじいものである。以下 WIKIより。

 

--- 要求仕様 ---

JLTVの要求仕様には以下のような内容が含まれている。

  • 車内の暖房システムの性能は、1時間でマイナス40℃を18℃まで上げられるものであること。
  • 車内の冷房システムの性能は、40分間で50℃を32℃まで下げられるものであること。
  • エンジン、燃料、冷却システム、変速機、電源装置、その他の異常をモニタリング、自己診断するシステムを搭載すること。
  • JLTV本体と同等の積載容量のトレーラーを牽引可能で、かつ機動性に悪影響を及ぼさないこと。
  • ハンヴィーと同等以上の多用途性、およびM-ATVと同等の対地雷、対爆発物防御能力。

 

-- 機動性 --

戦術機動

  • 未舗装道路、オフロードを最低1,000km、重大な故障なく走行可能であること。
  • タイヤ2個がパンクしても走行可能であること。
  • 作戦行動可能な標高は、マイナス150mからプラス3,600mであること。
  • 作戦行動可能な外気温は、マイナス40℃からプラス50℃であること(前項の空調機能も参照)。
  • 外気温が0度以下であっても、暖機運転や車外での補助作業をせず、1分以内に走行可能になること。
  • 舗装道路560kmを時速56kmで、あるいはオフロードを480km、標準装備された燃料タンク内のJP-8ジェット燃料のみで走行可能であること。
  • 乾燥した路面で、停止状態から時速48kmまで7秒で加速可能であること。
  • 水深1.5mの海水内を後付の渡渉キット等を使用せず、浮き上がらずに走行可能なこと。
  • 最小旋回半径が7.62m以内であること。
  • 60cmの段差を乗り越えられること(前進および後退)。
  • 45cmの段差を時速24kmで乗り越えた際に機械的損傷を受けないこと。
  • 幅7.6m、角度20°の溝を渡れること。
  • 車体の横方向に40%傾斜した、乾燥した硬い路面を走行可能であること。

兵站および戦略機動

  • CH-47、CH-53等で吊り下げて空輸可能であること。
  • C-130に収容して空輸可能であること。
  • 軍で使用される船舶に分解せず搭載し輸送可能であること。
  • アメリカ合衆国本土およびNATO各国の鉄道で輸送可能であること。
  • 航空機や鉄道、船舶での輸送の準備が30分以内に可能であること。

 

-- 生存性 --

  • M7スモークディスチャージャーを装備すること。
  • 追加装甲キットをフィールド上で標準的な工具を使用して付け替え可能であること。
  • 追加装甲キット"B-kit"の取り付けは2名の兵士で5時間以内に行なえること。
  • 800ポンドの対戦車擲弾に対抗可能な追加装甲を2時間で装着でき、メンテナンスは30分で行なえること。
  • 飛散防止内張りを使用し車内を防護すること。
  • 車体が被害を受けた際、ドアから迅速に脱出できること。
  • エンジン部および兵員室に自動消火システムを備えること。
  • エンジン部の火災に対して、出火から検出・消火まで10秒以内に完了すること。
  • 上記とは別に、運転手が使用できる手持ち式の消化器を備えること。
  • エンジンタンクは車体の外側に装備され、かつJLTV自体の装甲で保護されていること。
  • 乗員用の座席は破片からの防護機能を持ったものであること。
  • 武装兵士4名が30秒以内に乗車、10秒以内に降車できること。
  • 車体の塗装(表面処理)は、自己修復機能を持った塗料を使用すること。

 

 四駆の基本は本来ミリタリービークルにある。という事は既に知られた事実ではあるが、現在の快適なSUVやクロスオーバーな四輪駆動車では認識し難い事であるかも知れない。本来ジープを始めとする四輪駆動車は走破性だけではなくて、運搬性や自己メインテナンスと修理の容易さなど最小の知識と道具があれば人の手に負えるものであったはずだ。本来ランドクルーザーとてそうあるべきである。軍用車量は今後更にハイテク化し重量も重くなるであろう。そして市販の四駆は今後も消費文化に流されて行く。そういった時代であるからこそ時々シンプルなミリタリービークルを眺めて四駆の原点(基本)なるものをリマインドする事が必要なのである。

 

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長距離運転の秘訣は食事にある

2016年04月08日 | ランクル ドライブ

 アメリカにはナチュラルハイジーン (Natural Hygiene) と言って食事と健康に関する一つの生活行動哲学がある。その歴史は古代ギリシャに遡るが、近代において健康に関する感心が高まるにつれ複数の医者や学者が食事と健康の関係について指摘するようになった。そのアドバイスでは人間の持つエネルギーと食事との関係についてシンプルに説明している。人はエネルギーを得る為に食事をするのだが、多くの人はその食事を消化する為に自身のエネルギーを使い果たしている。つまり、この消化に費やすエネルギーを最小にコントロール出来たならば、自身の体が持つエネルギーを生産的な事に活用出来るという事だ。内臓の消化活動を負担なく済ませば、体が疲れやだるさというものを感じにくくなり、日中においての長距離運転もより楽にこなせる事が可能となるはずである。

 

 

 アメリカの南部ではこの食事哲学の一部に基づいて実際に一日最長8時間の運転をこなした。

 

 臨床実験ではないが一日の食事はまず午前中にフルーツのみを好きな物を好きなだけ食べる事から始まる。フルーツは活きた食材であるが故に胃に長くは留まらずスムーズに消化されていく。昼は新鮮なサラダがメイン、チキンサラダを好く食べた。

 

 夕食は好きな物を好きなだけ食べて好く寝る。そんなふうにある一定の期間を過ごしてみて振り返ってみると、期間中眠気覚ましのコーヒーを全く飲まなかった事。コーヒー好きの自分がコーヒーが欲しいと一度もも思わなかった事が凄いと思った。確かに日中の食事の後の疲労感は殆ど無かった様に感じた。

 長距離ドライブのコツや秘訣について食べ物に関しての指摘は今日はあまりないと思う。しかし今後は食べ物と食べ方に関する知識の応用がカギとなって長距離運転という活動がより快適になると僕は思っている。

 

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NISSAN CANTON 工場

2016年04月05日 | NEW CARS

 ニューヨークで開催された国際オートショウに出掛けて来ました。最終日で日曜日だった事もあり会場は朝8時半のグランドセントラル駅を思わせる程の多くの人で賑わっていました。全てのブースを廻るのは効率が悪いので最初からテーマを絞っての見学でした。同時にそこに集まる人々の関心度も確認出来たと思っています。皆、ワクワクする感覚やカッコいい車に対する憧憬は昔も今も変りませんね。自動車メーカーとはただ単に車を造って売るだけではなくて、人々の夢を捉えて形にする使命があるという事を感じました。

 

I

マイナーチェンジが施された NISSAN GTR.

これは45周年記念のゴールドバージョンでしょうか?

会場では人々の手の届かない場所に置いてありました。(笑)

 

自動車というのは皆に夢を与える事も出来るし、人々の日々の糧をも与えてくれる。

 

ミシシッピーのカントンという町にある北米ニッサンの工場が朝日に照らされます。

まさに、日 SUN! です。

 

Nissan Canton Vehicle Assembly Plant

The opening of the Nissan Canton Vehicle Assembly Plant in 2003 was a groundbreaking moment, bringing automotive production to Mississippi for the first time. The plant has become a force for economic development, creating thousands of well-paying jobs and inspiring other auto companies and suppliers to set up operations in the state.

For more than a decade, the Canton team has been assembling quality, award-winning cars, trucks, crossovers and SUVs. The plant has grown significantly over that time and transformed from a domestic manufacturer to a global one.

Our Team

  • More than 6,000 people work at the Nissan Canton Vehicle Assembly Plant.
  • Our workforce comes from all over the state of Mississippi – with residents from 61 of 82 counties.
  • Our management team is made up of 46 percent minority managers and our workforce is 62 percent diverse, with 60 percent African-American employees. In recognition of the company’s diverse workforce, Nissan was named one of DiversityInc’s Top 25 Noteworthy Companies for 2014.

  昔はデトロイト、近年はアメリカ南部に自動車アッセンブリー工場が集まってきています。メーカーの進出とは凄いものです、資本が投入され雇用された人々は安定した収入を手にする事が出来る。それに付随して多くの人とビジネスが集まり街が出来る。これはまさに大きなイベントであり貢献です。オートショウに足を運んでつくづくと思うのが、日本人である事が誇らしいと感じる事である。これからも間接、直接的に日本企業を支えていきたいと思っています。

 

がんばろう、日本!

 

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ブラウンウォーターの恵み

2016年04月02日 | OVERLAND CAFE

テネシー州のメンフィスの街を流れるミシシッピーリバー。

対岸はアーカンソー州です。

水の色は茶色(ブラウン)です。

 

ミシシッピーリバーに続く森の中を流れる小さな川。

ここも、水の色はブラウンです。

 

それは、まるでミルクコーヒーの様です。

 

ミシシッピーの州都ジャクソンの北東にRoss Bernett Reservoir という大きな湖があります。

 

その湖の色もブラウンでした。

一年中水の色がブラウンだとは思いませんが、大水は大地の泥と混ざっています。

...

そして、これらの茶色い水は大地の恵みを供給します。

 

その恵みに授かろうと、ミシシッピーの田舎のレストランに足を運びました。

CATFISH(ナマズ)というキーワードに引きつけられました。

 

ミシシッピーの郷土料理と捉えていいのでしょう。

この地では ”食べる” という行為が一つの大きな楽しみです。

ほかにする事無いし...

オーバーランド旅行においても "食べる" という行為は思い出を刻みます。

 

意外と知られていないのだが、アメリカでは豚肉の方が牛肉を食する歴史よりも古い。

牛肉は牛の皮を得る為の副産物から生じたのである。

よーく、BBQされた豚肉は油が落ちて意外とさっぱりとしています。

 

今回は、ナマズのグリルドを注文しました。

スパイスが多用されているのはナマズの持つ泥臭さを消す為だと思いますが、意外といけました。

あの泥水の底から届いたのが、このグリルドキャットフィッシュだと思うと嬉しくなります。

普段、ナマズを買って来て食おうとは思いませんが、ミシシッピーでは違います。

 

ナマズ料理を通じてミシシッピーリバーの精を体に取り入れてきました。

 

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M i s s i s s i pp i

2016年04月01日 | 日記

 ニューヨークに戻って来ました。今回は仕事でアメリカの南部のミシシッピー州を主とした周辺の州を廻って来ました。南国のミシシッピー州はここニューヨークの5月の暖かさと明るさでした。時々雷を伴う激しい大雨が降り、どこぞが浸水したというニュースをよく耳にしました。当地の地形は高い山などは無く空から落ちた水はあちこちに溜まり、当地の独特な水溜りの光景を演出します。ミシシッピーとはネイティブアメリカンの言葉で大きな川という意味です。

 

南北戦争の南軍の南軍旗が州の旗のシンボルとなっています。

南部アメリカという感をこの州旗を見る度に感じました。

 

州都ジャクソンは恐ろしく静かな街でした。

街の中心の美しい州の建物です。

 

木々は既に緑で、風がとても爽やかです。

夏は暑くて過ごし辛いという事から、今のこの季節が最高にいい季節なんだろうと思いました。

 

多くの家には2階が有りません。また、階段が全くありません。

土地がフラットだと、家の中もフラットです。

 

つつじの花がとても綺麗に咲いていました。

ミシシッピーの3月はニューヨークの5月です。

 

ニューヨーク(現実)に戻ってきて、これから始まる春の光景を目にしました。

  森の木々が今目覚めようとしてしている所です。

一日の中でも朝日が昇る時間が好きだが、季節の中でも朝日を象徴するような春の始まり時がいいですね。

 ...

ミシシッピーではハードな仕事もこなした? ...つもり。

 

でも結果、

遊び心 > 仕事

でした。

 

あまり大きな声では言えない...(汗)

 

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