ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

工具が付属していた時代

2012年06月30日 | 日記

ジョナサンハンソン氏よりニュースレターが届いた。

 手紙を開けて見ると興味深い内容に触れて書かれていた。それはオリジナルツール(工具)についての内容である。昔は自動車を購入するとツールキットが付属で付いてきたものである。そしてその工具で最低限のメインテナンスを施す事が出来た...ところが何時の時代かこの付属のツールは消えてしまい、変わりにオンスター(緊急時に助けを呼ぶためのボタン)に変わってしまった。

 

 早速トヨタで働く友達に電話をしてみる。

 

付属のツールってどうなってんの?

んー、なもん90年代から付いてないっすよ、

ジャッキはあるけどね...。

 

ハンソン氏が大切にしているトヨタのオリジナルツールキット、トヨタの印が嬉しい。

彼は以前ヨンマル73のオリジナルツールを盗難により失ってしまった。

その後、このオリジナルツールに出会う。

結構高かったけど...ね。

 

ツールのリスト表

オリジナルツールというのは現在プレミアが付いて高価になっているのではないかと感じている。

だって、新車を買っても付いてないんだもん!

 

 現在の自動車販売の流れの中で付属の工具が消えてしまった時代、ここが一つの節目なのではなかったかと思っている。コスト削減やら合理化やらいろいろあるとは思うが、自動車と人間の接点が工具ではないだろうか?その工具が消えたという事は大げさに言えば接点が消えてしまったという事にならないだろうか?

 

工具を手にしたら、多少いじりたくなる...、

ねじを廻してみたくなる ...、

眠っている、好奇心が啓発される。

 

 自動車がつまらなくなった、面白くなくなったと感じるその原因の一つが工具を不要とする現在の自動車の存在にあるのではないだろうか?

 

クルマライフを楽しくしょうと思ったら、

求めよ!工具、

かも知れんなぁ。

ちょっとだけこだわるのがいい、楽しいと思う。

 

ハンソン氏のようないいおっさんだってツールを眺めてニヤニヤしている...はず。(笑)

 

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SUVの未来

2012年06月29日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

ランドローバー110とランドクルーザー45Vトルーピーが並ぶ。

 共に過去の(古い)自動車ではある。こうして並べると独特の雰囲気を感じる。その背景には日本と英国が存在し、共に島国でありながら大陸を意識しその手を伸ばしてきた。これらの実用車が走って来た大地の多くは現在も4x4を必要とする環境であるのだろう。

過去の実用車だが、実に魅力的である。

 

現在のSUVの原点はここだったのかも知れない。

 

洗練さは無い、デジタル性もない、スピードだってそんなに出ない、

現在のSUVはここから進化して安全に快適になった。僅か1/4世紀の間に...

そして頂点に達した!?...いや、まだまだです、更に上を求めます!

 

究極の4WD、SUVを求めれば、その先にあるのはこの原点にある存在かも知れない。

 

シンプルで実用的で壊れにくく、メインテナンスが容易、そんなに速く走らなくてもいい、

燃費も悪くない、ながーーく使える。

 

進化したSUVの本当の姿って実はこんなんじゃないかなぁ、って思う。

 

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ランドクルーザー伝承博物館がオープン致しました。

2012年06月28日 | LANDCRUISER

祝!ランクル博物館

 

これでアメリカの観光地が一つ増えました。

2012年6月23日アメリカ、ユタ州のミラーモータースポーツパーク内

 

Land Cruiser Heritage Museum – Grand Opening

 

Friday, June 22nd, 2012

  

This Saturday, June 23, Miller Motorsports Park is proud to host the Grand Opening of the new Land Cruiser Heritage Museum. The ribbon-cutting ceremony will be held at 10:00 a.m. as part of the annual Lucas Oil Off Road Racing Series and CruiserFest events.

The museum, located in the West Paddock at Miller Motorsports Park just east of the Off Road Short Course, houses an extensive collection of Toyota Land Cruisers that belong to Greg Miller, CEO of the Larry H. Miller Group of Companies.

The Toyota Land Cruiser began development in 1951 as Toyota’s version of a Jeep-type vehicle and went into production in 1954. It has been produced in convertible, hardtop, station wagon and utility-truck versions and is the longest-running series in Toyota’s history. It is renowned globally as a go-anywhere, do-anything vehicle and enjoys iconic status in the world of off-road travel.

 

Land Cruisers have always been a part of the Miller family, transporting them on numerous vacations and family outings as well as to off-road competitions. They bring friends and family together, and are more than just trucks – they are memories.  Greg Miller says that Land Cruisers are one of life’s simple pleasures.  “When I’m in a Cruiser,” he said, “I’m usually with people I love, doing what I love, in a place I love.”

The Land Cruiser Heritage Museum is intended to showcase the heritage of Land Cruisers, not one man’s love for Land Cruisers that is shared by many. The museum houses approximately 40 Cruisers, with displayed vehicles being rotated occasionally. The Cruisers on display range from a 1959 FJ25 to 2012 Toyota Land Cruiser VDJ78Rs that are being used for the Expeditions 7 global off-road adventure.

Going forward, access to the museum will be by appointment only. Those interested should contact Tobie Warner at 801-563-4179.

 訪れる方は予約が必要です。

 

  ランクル愛好家グレッグミラー氏の歴代ランクルのコレクション、その数は40台。貴重な1959年のオリジナルFJ-25から最新の200まで、中には最近のエクスペデッション7の78トゥルーピーもあります。ミラー氏はユタ及びコロラド州にランドクルーザーの専門店を展開しています。

 ミラー氏は現在アメリカのランドクルーザー愛好家の中で中心的な存在になりつつある、それを象徴するのが先週開催された第四回を迎えたCruiserfest 2012である。そしてこの博物館のオープンセレモニーはこのイベントの期間に行われた。

展示されているランクルの一部はこのビデオの中にあります。

クルーザーフェストに関する過去記事

 

 この様なアメリカランクル世界の動きを静観しながら(勝手に)感じている事が幾つかある。証拠や数字を挙げての説明ではないのであくまでも流れとしての感覚的な事ではある。

 

ランクルの選択の巾が大きく広がりつつある

 USトヨタの新車のラインには、ランクル、FJクルーザー、4ランナー、タコマなどのオフロードに対応するトラックが準備されている。それに加えて40から100までの過去のモデルがラインアップされる形となる。ランドクルーザーという車は消耗品ではないという認識と価値観ますます広がる展開になる。現に今日40や60の値段が上昇している現象も含めて考えるとランクル旧車の需要が深い事が分かる。今後このような博物館を訪れた人々の中にはランクル旧車に魅了される人々も増えるであろう(たぶん)。このランドクルーザー伝承博物館という場所はユタ州の田舎にポッンと存在するのではなくてミラーモタースポーツパーク(レース場)にあるのだからクルマ好きな人々がワンサカ集まる場所である故にその影響は大きいと考えられる。ただしUSトヨタにとっては(少し)試練かも知れない、自社で生産した旧車が現行の販売ラインのライバルになるかも知れないからだ。

 

舞台の中心はグランドサークルへ

 広大なロッキー山脈、そしてその裾野に広がる乾燥した荒野とサバンナ、更にモハベを始めとする砂漠地帯を本気で楽しめるクルマは何か?それはランドクルーザーではないか!という意識が目覚めつつある。その流れとして上記の活動が活発になり、同時に自然の楽しみ方や四駆の小冒険旅行事に対する意識も変わってきた。ランクルに限ってではないが、アリゾナ州ではオーバーランドジャーナルが発行され、オーバーランドエクスポが開催され続けている。FJクルーザーの最大イベントFJ Summit もコロラド州で来月開催される。アメリカでは四駆を使って楽しもうという流れがここ数年高まってきた感は否定出来ない。

さて、その流れの中にあってのランクル博物館のオープンである。

 

ミラー氏は決して自分のランクルコレクションを誇示す為にこの博物館を開いたのではない

 上記のミラー氏の発言や日頃の彼自身の表現から分かるように、ランドクルーザーを通じて人を愛する事、更に文化や価値観、そして自然や街を愛する事、口に出して更に実践する(している)、その行為がランドクルーザー伝承博物館をオープンさせたのだと思っている。

 

なんと、その動機はLOVE(愛情)です

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ディフェンダー110 ピックアップ

2012年06月27日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

オーストラリアからアメリカに持ち込んだディフェンダーのピックアップ。

アメリカでは(超)珍しい存在!

 持ち込んだのはクルマである事は間違いない。このクルマを観ると広大なオーストラリアのアウトバックを連想する事からそれに付随して感じさせられる時代と雰囲気がそこにある。

とてもシンプルなトラックで(Aー)。

 

ボディはアルミニゥム

このクルマがここにあると場の雰囲気が変わる、

サファリパーク(笑)か、

ようこそ!インディアナジョーンズの世界へ、って感じ。

 

やはりその存在は場の雰囲気を盛り上げてくれてます。

イベントの薬味!

 

もっと古いローバー、おそらくシリーズⅡかなー?

 

それにしても古いランドローバーの持つ雰囲気は...

そうだなー、

...

出来たての味噌汁に入れる刻んだネギの様である。(笑)

 

やっぱこれが無いとね...そういう存在。

 

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我が街でF-1開催

2012年06月26日 | 日記

自宅の前、もう一年以上も道路の改装工事が続いている。

なんて長い間工事が続いているんだ、

とろとろしやがって...いつ終るんだよー!

 

しかし、

 

僕の住んでいる街EDGEWATERで来年(2013年)にF-1レースが開催される事になりました。

 

という話を聞いて、 

 

 F-1が走る為に道を直しているのか...

それならば全ての不便は、

許す!

そして、待つ!

 

 

お仕事、ご苦労様です!

 

我が街はアメリカの熱海...いや、モナコに進展しょうとしているのか?

自宅から数十メートル先をF-1が滑走し、3000CCの爆音が聞けるのか、と思うと今から興奮する。

 だって、入場料ただ 

 

Formula 1 がこの街を走るって、

 

ええっー、不安!(F-1)

 

いや!

 

ええ、フアンです!(F-1)

 

 おやじギャグで、すんません...

 

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いつもの事ですよ!

2012年06月25日 | ロクマル日記

知人宅にお邪魔する。

庭のアジサイがとても美しく咲いている。

これねぇ、一本の挿し木からこんなにデカくなったんすよ...。

へぇーっ!

 

知人のポルシェ...ではなくて、お向かいさん宅のポルシェ。

ロクマルの反対側に...

(車の通り道が狭いなぁ)

 

アンのジョー

少し時間が過ぎてから...、

 

!クルマぶつけられていますよ!!!

と、知人が教えてくれる。

 

テールランプの破片が四方八方に...

破片の飛び具合から考察すると走りながら、コン!とバックミラーかなんかがかすったか、

 

普通ならここで、

ごらーっ、どこの〇そったれだ!

俺の大事な、

ロクマルちゃんに傷を付けやがってー!!!

と、怒り狂うと思うが...(汗)

 

このおやじは、 

まあ、ええよ!別に、

いつもの事だし、

と腰を屈めて破片を集めだす、

 

知人はその態度に驚く!

なんてにぶい奴だ...

こいつ!〇ほか?

...と思ったに違いない。(笑)

 

他人にとっては愛車がこすられる事はショックな事、

僕にとっては、想定内!

 

割れ方が実にカッコイイなぁと密かに思っていたりして。(ふふふ)

 でもバックミラーじゃなくて良かった。(ほっ!)

 

翌日、

ちゃんとセロテープを張って直す。

...

 

いいか、

ロクマルってこうやって乗るんだよ!

いや、こうやっても乗れるクルマがロクマルなんだよ。

 

これでもサマになる。ボロさにも味を感じる。

これがイイクルマの条件でもある。

 

と、まあ自分を正当化する。(笑)

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フォーコーナーズの風

2012年06月24日 | ロクマル北米旅行 26/27

 その時間にそこを訪れたのは、たった一人で山の山頂にたどり着き安堵感と共に周辺と下界の景色に酔い、噴出した汗を爽やかな風で冷ます、そんな感覚だったと思う。

 

 フォーコナーズの入り口のサイン、

ここは、NAVAJO NATION (ナバホ国家)と記されている。

この地域はナバホ族の人々の管轄地区なのである。

 

 

おっ!いつの間にか、

他にもここで寝ている奴がいる(いた)。

後で挨拶をしたが、小型車で旅をしている若者のカップルだった。

彼女は車中泊、

男は地面で、(笑)

 

ここがフォーコーナーへの入り口、

実に質素な場所である。

 

朝7時の開時と共にモニュメントへ、

 

えっ?どこから来たのか?って、

ニューヨークだよ、

何!地元の人間かと思ったって、(笑)

 

確かにナバホの人々はアジア系の顔付きだが...。

 ナバホの人々はとてもフレンドリー。

 

早速誰もいないモニュメントに足を運ぶ、

優しい風が止むことなく吹いている。

 

ここがフォーコーナーズ!

4つの州の接点...。

おおーい、来たぞっー!

 ...

 

メモリアルの周りには、ベンダーズコーナーがある。

ここでネイティブの方々が手造りの工芸品やジュエリーを販売するのであろう。

朝の7時過ぎ、開いているお店はゼロ、

 

その周辺の光景、

どこまでも閑散とした荒野が続いている。

 

 

 

ここは決して観光地ではない!

モニュメントである。

ある人は、観るところは何もない、ツマラナイよ、と言う。

 

確かに観るものはない、しかし感じるものはあるよ、

それは風(スピリット)である。

ほら、千の風になってって言うじゃない。

 

 ここは閑散とした大地でも、そこで必死に生き暮らしこの土地を守って行こうとするネイティブな人々の感情。そして観光地として栄える要素がありながらも洗練した発展を避けている背景にこの土地の精霊の気分を伺いながら生活している姿勢を感じる。

彼らのそういった姿勢を見ながら日本人の中にある忘れかけた自然に対する畏怖な感情を思い出す事が出来た。

 

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フォーコーナーズの銀河

2012年06月23日 | ロクマル北米旅行 26/27

 太陽が足元に隠れると闇の世界が始まる。

 

 それまで太陽を追いかけて西に向かって走っていたが、僕を呼ぶ声に従ってフリーウェイをはずれローカル666号線を北に向かって走り始める。太陽が沈むと何もない荒野の中は闇に覆われ、666号を南北に走る自動車のヘッドライトとテールライトが唯一の明かりとなる。

 

荒野の幽暮時は寂しく孤独である。

 

この時間に僕を呼ぶのはフォーコーナーズの地霊(スピリット)である。

一度遊びに来いと!(笑)

 

 フォー(4)コーナーズとは何か?そこはグランドサークルの中にある、コロラド州、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の州のエッジ(角)が交わる場所である。

 

 暗闇の中を走っていると、おやっ?

カーナビ動いていない...故障ではないと思うが...、

ここぞっ!という時に役にたたん、

 

こうなった時には、懐中電灯で照らす手元の地図と、

時々見かける路上の小さな標識、

そして、コンパス(方位磁石)で目的地を目指すしかない。

 

窓には虫がバチバチとあたって潰れる音が続く。

 

時計は夜の10時半

道に迷う...、

 

俺は今何処にいるんだ???

 

行き来する車もほとんどない、

しょぼいロクマルのメーター光が内部を照らす。

 

街灯のない荒野の闇夜を彷徨い続ける、

暗中模索とはこの事か!

 

...

 

時計が夜中の1時に近づく頃、到着しました。

 

4コーナーズ!!!

の前の空き地に...

 

車から降りて見上げた空は、

大銀河、

 

あ ま の が わ!

 

すげっー、すごすぎる、どーしょー!!!

カメラには写っていないようです(汗)

 

月がかろうじて...

ロクマルの中で空を見上げながら寝る事にする。

美し過ぎる夜空!

...

UFO も3回目撃(たぶん)

意外とあっちこっち飛んでいるのかもしれんなぁ!

 

太古の地球を幻想する。

 

今から1万5千年昔の夜空には月が浮かんでいなかった。

 遠方から飛んできた彗星が太陽系に突入し地球の近くまで来た時に表面と内部にあった全ての氷が太陽の熱で解氷し激しい豪雨となって地上に降り注いだ、これはノアの大洪水の記録などにあるように世界中に洪水伝説を残した。この彗星が運んできた水によって古代の文明はほとんど全て壊滅。僕の故郷であった太平洋の大陸(笑)も完全に水没してしまい人類の前世時代は終った。

その後生き延びた僅かな人々によって有史の歴史がはじまった。

と、いう話を思い出す。

 

今年の最初に読んだ彗星探索家、木内鶴彦氏の本

...

 

満天の夜空を眺めながら眠りに落ちる。

朝方は寒くて、日の出前に起こされる。

夜空の銀河は消えて再び空に光が戻る。

 

コーヒーを飲みながら朝日を眺めよっと!

寒いので暖房!暖房!

 

地球を感じる...なあ!

同時に生命の循環も、

 

朝日を見ながらの一杯のコーヒー、

その味は忘れたが、昨晩の夜空と朝焼けは忘れる事の出来ない光景であった。

...

陽が昇ると、少し暖かくなった。

では、

もう一眠り、といきますか...

 

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赤土の甘い香り

2012年06月22日 | ロクマル北米旅行 26/27

インターステ一ッ40を更に西へ、テキサス北部を抜けると次はニューメキシコ州に入ってゆく。

牛のうんこの香りから赤土の臭いの領域へ、(笑)

フラットな大地からロッキーの山岳地帯へ、

空気が変わる、世界が変わる。

 

ランドクルーザー200が僕を軽々と追い越す、

今回の旅では最初で最後の200との遭遇。

ランクル200からみると60は兄貴だ!いや、爺さん!

の ろ ま な ジ ジ イ !(笑)

 

ニューメキシコに入った。

近代的なインフォメーションセンターへ足を運ぶ。

 

ニューメキシコ州を走るルート66は、そこで道草をする程に魅力的な地域でもある。

わざわざ古都サンタフェ経由。

 

これからロッキーや荒野などを走るので予備のガスタンクにもガソリンを一杯に汲む。

衝動的な道草の為の準備(笑)

フリーウェイを外れるとガスステーションはまばらになる。

 

早速、プチオフロードへ、

 

広い荒野で静かに咲いている花が可愛くも美しい。

世界で一つだけの花がこんなに沢山!

誰も見ていなくとも一生懸命に花を咲かしているなぁ。

 

足元はニューメキシコの赤土がべっとり、

これがお土産!という気がして

嬉しい!

やっぱ、ヘンなおっさんだな。

 

ロッキー山脈の山並み、

ニューメキシコ一の街Albuquerque(アルバカーキー)は前方の山の向う側に位置する。

トップギアのまま坂道を登る(れた)。

ロクマルってこんなに走ったっけ?

と言っても、皆に追い越されまくりですが...。

 

太陽は午後7時を過ぎてもまだ高い、

さて、次なる道草は!(笑)

 

夕方になると前方の太陽が眩しい。

西に向かって走れ!

でも、眩しくて走れない。

 

太陽が地平線に隠れる頃には少し悩む、

今夜は何処で休もうか?

 

...ん?

 

 何処からか僕を呼ぶ声が聞こえる...

 

行ってみるか(笑)

 

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今年で12年目で御座います

2012年06月21日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 Rey夫婦は地元スペインにおいては少し名の知れた変わり者(笑)。2000年の6月にミツビシデリカを駆って旅に出発してから今年で12年目を迎えたのである。

 

スペインからヨーロッパを廻って、アフリカ、南米、そして今北米を彷徨っている。

あぁー、ちょうど期待されたユーロの通貨が現れた頃に出発したのだな、と思った。

 

彼らの旅の詳細はこちら、

viajeros4x4x4.com

サイトはスペイン語です。

 

実にシンプルなワンボックスデリカ。

中には簡易ベッドがあるだけで、テントの中のような雰囲気です。

 

Pablo Rey君、

あれ?エスポサ(奥さん)は?

今は国(スペイン)に帰っているんだ、また合流するよ。

 

...しかし10年も旅を続けるのは大変だろう?

もう慣れたよ、気に入った場所があればそこに滞在するんだ、気ままな旅だよ。

 

ところで、どうやって生計を立てているんだい?

(旅の核心を突く質問)

金が無いと旅も続かないだろうが???

 

 

旅行記の本を幾つか書いて出版してるんだ(スペイン語)。

そして、ポストカード(絵葉書)なんかも売っているよ。

 

あとね、

スペインにある自宅を貸し出しているんだよ、

 

そうか、それで旅を続けられるのか...。

 

レイ夫婦は今後ユーラシアを東から西に横切って故郷のスペインに帰って行く計画である。

こういう人生もありだと思った。

静かに見守ってゆきたい。

 

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Pinzgauer

2012年06月20日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

Pinzgauer 712M 6x6

 アメリカにおいてもピンツガウァーは四駆好きな人々の間では良く知られた存在ではある。車体の下のクリアランスが広く、フォワードコントロールという形のトラックであるがアメリカにおいてはその数はとても少ない。

 

ピンツガウァー6x6を2台所有する、オーナーの...氏(名前忘れた!!!)

南カリフォル二アより、

普段の足にも普通に使っているよ!

...ぞっこん惚れこんでいますなぁ、

実は僕の生まれ故郷はオーストリアのOsterreichという街で、そう、この車を生産した街なんだよ。

 

車を一回りしながら色々と説明してくれる。

 

ところで、この車のHP(馬力)は幾つか知ってる?

6x6でゴツくみえても4気筒なんだよなぁ、80馬力程なんだよ。

...

昨年の夏はこのピンツガウァーを運転して夫婦でアラスカをあちこち廻ってきたんだぞ!

 

ほら、このトレーラーを引っ張ってね、

 

...まじっ、すか???

 

...ま じ だ よっ !(笑)

 

後部には数多くのスペアパーツとタイヤを載せてね、水と燃料もだ。

 

坂道の登りなんか、1速だよ、1速!

 

...イ ッ ソ ク 

 

歩いとるようなもんだな、(はははは!)

 ...

かろうじて前に進む状態!

 

まさしくアドベンチャーな旅だ、上には上がいるものだなぁ、と思った。

 

 他にも数台のピンツガウァー4x4が参加していた。

皆、所有する車を誇りに思っているのだと感じた。

 

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Camel Trophy One Ten (110)

2012年06月19日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 実際にキャメルトロフィーで使用された110、

 110はサポートビークルとしても活用された、それ故にこのワゴンには重装備が要求されている。

 

かなりの重装備です。

デコトラって感じがしないでもない、(失礼!)

...

全て見せます、ご覧下さい!

 

4気筒のトラックでこれだけ登載してジャングルの悪路を走破するのだからそれは凄い事である。

 キャメルトロフィーは車に乗って移動するのではなくて、人が車を前に移動させる競技でもあった。110が過酷に使用された事は間違いない、人間(参加者)も過酷さに耐えなければならない。

 しかし、振り返って見るとどうだろうか?

 その過酷さが実は楽しいのではなかったか、四駆好きはその過酷さを懐かしく感じるのではないかと思う。そしてこれからもこの過酷さ(刺激)を求めて行く世界は続いていくのではないだろうか。

即ち人間はタバコ(ドラック)と四駆(冒険)がたまらなく好きだという事だ。

人生は刺激が必要、それを象徴しているのがこれだったんだな、と思った。

 

CAMEL TROPHY, THE LAND ROVER YEARS

エクスペデッション ポータルより、

 

 

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Camel Trophy Discovery

2012年06月18日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 Camel Trophy は1980から2000年まで開催された4x4のオリンピックであった。その第二回の大会から1998年まで車両を提供し続けたのが英国のローバー。デスカバリーは1990-1997まで各チームの競技使用車として活躍した。この期間を通じて英国ローバーは悪路に強いタフな四駆のイメージ作りに励んだ事になる。

 

インドネシアの表示がある事から、1996に使用された車両である事が分かる。

...

キャメルトロフィーが終了した事を残念がる人々は多い。

 

関係者に聞いてみた、なぜイベントは終了したのか?

答えは、

ポリティカル(政治的理由)と、ファイナンシャル(経済的理由)だと言う!

...おおよそ察しの付く回答、だなぁ。

もっと具体的な事が聞きたかったが、詳細はよく分からないとの事...。

 

 おそらくポリティカルは政治家うんぬんよりも、スポンサーである企業内での経営方針の事だと考えられる。確かにキャメルトロフィーは終った、しかし英国ローバーの胸の内にはほぼ終始車両を提供し続けたぞ!という強い誇りがあるように感じる、その誇りはキャメルトロフィーチームのスタッフを見て感じた印象でもある。

 

そして今後もキャメルトロフィーは伝説という形となって存在する。

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VINTAGE OFF-ROAD 2

2012年06月17日 | 北米ランクルビジネス

ところでグレッグ、商売の方はどうだい?

御陰様でとても忙しいよ、今10人のスタッフがここで働いているんだ。

忙しいのは全く気にならない、

僕自身がランクルが好きだからね、惚れているよ!

 

ランクルの人気は継続されたままだ。

静かだが確実に愛好家を増やしている...。

 

 

多くのお客さんがジープの新車とレストレーションされたここのヨンマルの値段を比べる。

ここで手を加えてレストレーションされたランクルの値段は決して安くはない、その値段はラングラーの新車以上である。

にもかかわらず...。

 

世界に10台程しかない?貴重なヨンマルダブルピックアップ。

現在レストア中

 

ある俳優のヨンマル、

名前は忘れた...。

意外とハリウッドの役者達には古いランクル好きが多いのかも?

 

アメリカではヨンマルはお金持ちの乗り物なのである。

 

これは、FJ45Vだな、

隠れて(して)もムダだ!(笑)

 

 

グレッグと別れてから思った事、

ヨンマルの人気が継続しているという現象をどう捉えたら良いのであろうか?

 全体から見れば少数ではあるが、現在生産されている各メーカーの自動車に魅力を感じていない人がいるのだろうと思う。ランドクルーザーにおいては200シリーズが販売されている今日においても、質の良い40系を探し求める人々が存在する。それらの人々は特に錆の少ない中西部(アリゾナ周辺)に感心を示す。その心深は、すなわち長期間において所有したいという気持ちの動機があるように感じる。自動車は消耗品、乗り換えていくものだ、という価値観からから完全に離れて自動車を所有したいと考えている人々がいる。

自動車に対するそういう価値観を持つ人が増えてきているのかも知れない...。

 

ウィンテージオフロードはそういった顧客の期待に応えながら存在している。

 

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ICON Mercedes-Bemz G55

2012年06月16日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 TLC、ICON 4x4 によって手を加えられたゲレンデが紹介されている。

ICON G55 ( エクスペデッション ポータルより)

 

特長は光沢を落とした独特のこの色(塗装)にあると感じた。

 

 

 

あっ、ゲレンデだ!

ふーん、ゲレンデかぁ、

ん...、(よく観ると)

あれ、ちょっと違うなぁ!

って感じでしょうか。

 

旧車に手を加えて、古い物と新しい物を融合させる、コンバージョンとは異なっている。

 

ただはっきり言えるのは、

完成度の極めて高いGワゴン(AMG)に更に手を加えるのはかなり難しい事であるのは間違いない。

 

...ジョナサンも悩んだ事だろうな。

 

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