ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Soft Shackle

2018年11月30日 | OVERLAND VEHICLE

 Outdoor X4 の28号においてコラムニストの Jonathan Hanson 氏が指摘しているのは近年普及してきたリカバリーギアの一つである Soft Shackle の使用についてである。ウィンチ用のワイヤーにおいて科学繊維の Synthetic winch line が金属ワイヤーを凌駕してきたのはその軽さと強度、更に扱い易さであるが、その Synthetic wire を応用して誕生したのがソフトシャックルの存在である。鉄のシャックルに比べて強度的に問題がないとするならば扱い易さと軽さ故に普及において今後後戻りする事は無い。シャックルには大きな負荷が掛かり使用を間違えると危険を伴う道具である事を知って置く事。では、どういう使用が間違った使用なのであろうか? それは、ソフトシャックルは金属の鋭角との相性が極めて悪いという事である。ソフトシャックルにカバーが付いているから大丈夫だとか、使ってみて大丈夫だったからOKだとかの説明も存在している。では、カバーの下の繊維が付加によって傷付いていたら、前回は大丈夫だったかも知れないが次回は大丈夫? また多くのウインチバンパーのフックポイントは金属性のシャックルを使用する事を前提にデザインされている。ソフトシャックルは鉄のシャックルに完全に置き変わる存在ではまだないという事を理解して使用する事が大切である。

 

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デジタル写真を活用する

2018年11月29日 | ロクマル日記

 クルマの修理やレストレーション、あるいはパーツ交換やアウトフィッターの装着等において積極的にデジタルカメラを活用するのが現在のトレンドであると感じていた。英国で発行された最新のLRM(ランドローバーマガジン)のトピックスで修理とレストレーションにおいて最初にやるべき事、即ち計画を絞って作業を実行する為に、まずデジタルカメラに写真を収めてその写真を見ながら思考や修理の計画を巡らすのが好い、とあった。まさに背中を押される現象である。デジタルカメラに収めた写真を気持ちを落ち着かせて観察する事によって、見ていたが見えなかった現象や気になる箇所等が意識に残る。また、ビジュアル化する事によって他人への伝達を具体的に的確に指摘出来る。それらが修理やレストレーションは勿論、ドレスアップやダウン、比較やシュミレーション等にも応用出来る。ショップにランドクルーザーを持ち込んだ時に、車体をリフトアップした時の下回りやボンネットを開けての作業過程を機会があると許可を得て写真を撮って置くと写真はビジュアルな記録ともなる。何か問題があった時に今の写真と以前の写真を比べて修理の手掛かりやヒントが見つかるかも知れない。現在のトレンドは積極的にデジタルカメラを使用する事であり、それは一見は百聞に優る手段である。

 

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恋するニッサンフェアレディZ

2018年11月24日 | VINTAGE CARS

 僕が小学校の頃に友達と自転車に乗ってしょっちゅう訪れていた場所があった。そこは住宅街の一つの住宅に接したガレージで中には深緑色のニッサンフェアレディS30Zが置いてあった。ガレージのドアは何時も開いており勝手にガレージの中に侵入して観賞し、フロントノーズをなでたりもしていた。今思うとあれ程足を運んだのにオーナーに出合う事がなかったのが不思議である。もしも出会っていたら怒鳴られていたか、或いは頼み込んでちょっと乗せてもらっていたかも知れない。上の写真は僕のパソコンの中にある1972年 Datsun 240zZのコクピットである。当時大人になったらこれに乗ると決めていたあの雰囲気をそのまま感じるZカーのコクピットである。

 当時の友達と交わした会話を昨日の事の様に覚えている。その時僕は大人になったら“ゼットに乗る”と宣言した。友達はこう言った。これから先の未来もっといいクルマが出て来るから今から決める必要は無い、と。僕も、そうだな。と思って当時は納得した。それから随分と時間が経過した、世の中には燃費や性能の良いクルマが沢山現れた。そして、クルマを所有するにおいて車種の選択は大きく広がっている。しかし、自身の中ではいいクルマは沢山存在するが欲しい車は今も当時のゼットなのである。クルマに対して憧れや想いを持っているのは片想いに似ている、それは結ばれなかった初恋のようでもある。男は何時の時代も愛する対象を求めているのだ。しかし、愛する対象(クルマ)を手中に収めたならばやがて心はそこから離れていくかも知れない。よって、馬の前にぶら下げたニンジンを追いかけ続けていた方が実は夢が継続して幸せなのかもしれない。

 

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ロクマルSUVというライフスタイル

2018年11月22日 | ロクマル日記

 レストレーションが完了してもオーナー自身が良い保管環境を願って暫くショップに置いておく事を希望したランドクルーザーFJ60。オーナーには色々な事情が有るのであろうがレストレーションされたランドクルーザーの保管には駐車スペースではなくて雨風を凌ぐガレージが有った方が良い事は明らかである。不動産価格の高い都会では自身のガレージを所有する事は維持費が嵩む事情がある。

 ところで、SUVと言う自動車の車種を示す名詞は今日随分と浸透している。本来のカテゴリーはピックアップトラックの荷台の上にFRP製のシェルと呼ばれるカバーを取り付けた初代 Toyota 4 Runner の様な車である。今日SUVのカテゴリーは、セダンでもクーペでもない、ミニバンには近いがハッチバックとは親戚的な味噌糞状態に感じる。SUVのS(SPORT) とは本来トラックの背後の空間を示すものであり、週末などに(アウトドア)スポーツ用品を搭載して郊外の野山に出かけて過ごす、そういう行動姿勢が出来る車両を示すものであったはずである。ならば、今日拡散放置されたSUVのカテゴリーの理解の流れを応用してランドクルーザーFJ60におけるSUVライフをまとめると、こんな形になるのではないかと思う、以下。

 それにはガレージが必要です。ランドクルーザーFJ60は旧車という事もあり時々メインテナンスや修理は必要です。同時にオーバーランドビークルでありオフロードも走行します。更に通勤車、日常の足でもあります。そういった多目的な用途に使用する為にはアクセサリーやアウトフィッター等の装備を目的に合わせて付けたり外したり搭載したりする必要性が伴います。つまり、固定パーツと変動パーツを見極めて目的に合わせて変動パーツを付外する環境を整えるという事です。走りに合わせての部品の脱着は長距離走行の為に使用しないシートを全て外してしまうとか、サイドミラーを目的に合わせて替えるとか、タイヤとホィールのセットも目的に合わせて常に交換するとかも出来そうです。ランドクルーザーFJ60は一つの固定された車体から変動性を秘めた本格的SUV(多目的使用)ライフとなります。

 

 着工してから一年が過ぎた期待のガレージ、様々な理由が重なり未だに工事中です。

 

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Coffee from Honduras

2018年11月21日 | OVERLAND CAFE

 中米のホンジュラスに里帰りしていた友達がお土産のコーヒーを差し出して来た。自分の田舎のローカルコーヒーでおばあちゃんが自宅で鉄鍋を使って焙煎(ロースト)したオーガニックコーヒーだとの事。色は真っ黒で深炒りの域である。臭いを嗅ぐとコーヒーの甘い香りではなくて木炭の様な感じ。オーガニック、ナチュラルだからと言って美味しいかどうかは疑問であるが、当人の気持ちを察して御礼を言って頂いた。御湯を容器に注いで濾すフレンチプレス式でコーヒーを入れてみた。コーヒーは不思議な臭いを放った。常時口にするコーヒーとは別次元の飲み物で、コーヒーの香りがしない(汗)。良薬口に苦しの胃腸薬の様でもあった。舌触はサラッとした苦茶の様な感覚ではあった。翌日彼が、コーヒーはどうであったか?と聞いてくる。サラッとした舌触りは悪くはなかった、と答えた。彼は意味有りげな笑いをしてみせた。2日後にまたこのコーヒーを入れて飲んでみた。やはり不味い(失礼)!そして思った。自分は本当はコーヒーの味を知らないのかも知れない、と。それは何時も洗練されたコーヒーばかり飲んでいるので(アメリカンナイズされた)コーヒーとはこう有るべきだという意識が基準となってしまっており、それ以外の味を否定しているのではないだろうかと自身を疑った。今日も彼が、もっとあのコーヒーが欲しいか?と聞いてくるので、他の人にも分けてあげる様にと伝えて上手く断った。あのホンジュラスコーヒーの味は一体なんなのであろうか?その味をどう位置付けたら良いのであろうか?当地のコーヒー畑で働く人々が休息の時間に口にする味なのであろうか?寒いニューヨークの街中のCafeでコロンビアンコーヒーを手にしながら彼に迫ってみた。

 

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雪道ではマントラを唱えよ、その2

2018年11月17日 | ASAP and AFAN

 11月15日の木曜日、ニューヨーク地方はこの秋最初の降雪を体験した。午後の2時を廻った頃から降り出した雪は吹雪となり夕方の4時を廻る頃には完全に路面を覆いつくしてしまった。この秋最初の降雪という事もあって除雪も溶雪も追い付かず路上において多数の事故が同時刻帯に発生し自治体の警察も手がまわらない様相でパニックな夕方であった。降雪が始まると仕事をしている多くの人々が不安に駆られ仕事の手を置いて一斉に帰路に向かう現象が起こるので道は大渋滞となる。何時もは30分掛からない帰路にこの日は3時間を要したのである。タイヤで押し固められた雪の路上を2速に入れたランドクルーザーでゆっくりと移動する。坂道の上り坂では多くのクルマがスリップして路肩を外れてしまったり、登る事を諦めてUターンするクルマも多い。雪道の登り坂の途中では決して止まらない様に心がけた。またランドクルーザーの雪道での走破性の良さに乗ってスピードを出さない様に自制を努めた。雪道を走りながら頭にこだまするのは "As slow as possible and as first as necessary" のマントラである。前方を走る車両に,自身の前を横切る車に、更にすれ違う車にも心の中でこのメッセージを送り続ける。オフロードドライブの規範であるこのマントラは良く効きます。今年もまたこのマントラを唱える季節になりました。

 

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Overland Expo 2018 East

2018年11月16日 | OVERLAND VEHICLE

 先週末に開催された Overland Expo 2018 East の写真の一部が Expedition Potal にて紹介されている。写真を観ると前日に雨に降られたのであろうか参加した車両は泥汚れが激しい。オーバーランドエクスポはそれぞれアメリカの西部と東部、ロッキー山脈の裾野とアパラチア山脈、春から夏への移行時期と秋の終わり時、それぞれ異なる環境で開催される。同じ車でも背後の自然の景色が異なる事によって異なるイメージを感じる。愛する四駆を美しい自然の中に置くという事は楽しい事だ。好い四駆って自然と調和する存在である。その四駆がある事によって美しい自然が更にインパクトを持つ。四駆は美しい自然の為に存在しているのである。

 

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Roseann Hanson

2018年11月13日 | OVERLANDERS

 先週末はノースカロライナ州の ASHEVILLE の郊外で Overland Expo East 2018 が開催され無事に幕を閉じた様子である。ところで2009年から始まった Overland Expo であるがそのイベントの FOUNDER (創始者)はどなたかご存知でしょうか? 彼女の名前は Roseann Hanson 女史で Jonathan Hanson 氏の奥様です。彼女の経歴は以下です。(オーバーランドエクスポの公式サイトより引用)

 

ROSEANN HANSON – FOUNDER AND DIRECTOR

For more than 30 years, Roseann Hanson has worked around the globe as a guide, journalist, and conservation program director. Her diverse work has involved thousands of miles of overland driving experience, from the deep backcountry of Mexico’s Sierra Madre to Ethiopia’s Omo Valley, and from Arctic Canada to the plains of the Serengeti. Roseann enjoys integrating conservation, science, outdoor skills, and cultural awareness into her work. She has been a Tread Lightly Trainer, and is certified in the Land Rover Driver Training Programme, an elected National Fellow of the Explorers Club, and a fellow of the Royal Geographical Society. She is the founder and director of ConserVentures Charitable Organization, a U.S.-based non-profit whose mission is to promote exploration of our planet and conservation of its natural and cultural heritage. In 2009, Roseann founded Overland Expo, to inspire people to get out exploring, to provide expert instruction in driving and riding, and to bring together North America's largest professional trade show for overlanders. When not traveling, she works at home with her husband Jonathan in a remote corner of the the Sonoran Desert.

 ファウンダーが女性だと聞いて驚いた方がおられるかも知れませんが、それだけではありません。オーバーランドエクスポのイベントの運営に対してどれ程女性が貢献しているのかは、こちら Who we are を観て頂ければ一目瞭然です。この様な現実を直視するとオーバーランドエクスポの見方が変わり、女性の存在が現在も未来においてもオーバランド文化を引率する主要的な存在である事を知らされます。

 

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Toyota Landcruisr 200

2018年11月12日 | LANDCRUISER

 ランドローバーばジャングルに行く事が出来ます。ランドクルーザーはジャングルから帰って来る事が出来ます。そう言われるランドクルーザーの血筋は車体の重量が増え多数のコンピューター制御が搭載されて快適さを追求したランドクルーザー200の中にも生きています。耐久性や信頼性が優れている丈夫なランドクルーザーは電子制御の機能にも信頼性や耐久性を追及しています。ランドクルーザー200の走破性は多くのビデオが証している様に高いものである事は疑いの余地はありません。ニューヨークの街中でランドクルーザー200を観るとそういった機能を持ち合わせている事を全く感じさせない一つのSUVにしか見えません。羊の皮を被っていると言えば説明が付きます。ランドクルーザー200は値段と機能から言って高級車です。ランドクルーザーの高級車には気掛かりな事情があります。それは最近ニューヨーク周辺を走っているランドクルーザー100の下回りの錆が時々目に付く様になった事です。100に限らず錆びた高級車を観るのは忍びない事です。僕のLEXUS LX450(ハチマル)もLEXUSという高級イメージのある車体なので錆と付き合う事に心情的な難しさを感じます。それだけではなく車体の傷やモデルチェンジといった出来事は高級車を前に出すとマイナス的な要素になります。

 

 上の写真はオーバーランドエクスポでのモディフィケーションを施したランドクルーザー200です。アウトフィッターの装備によって随分とイメージが変わるものです。都会の真ん中で高級車として使うランドクルーザーは泥も錆も凹みも許しがたいですが、オールタレーン、マッドタイヤを履いてウインチバンパーを装備すると泥も錆も凹みも許容出来る気持ちになるのはトリックでしょうか? 本当は皮を被っていたのは僕自身であったのです。ランドクルーザー200の高価な値段から高級車として観てしまっていたのですね。ランドクルーザー200が高価なのは信頼性と耐久性を(電子部品にも)追求した結果であり、それは目に付き難く大衆には評価され難い内容があるのだと思っています。耐久性や信頼性が評価されるのは使用的な要素と時間的な要素が有りますが、ランドクルーザーの未来はたとえ沢山の快適装備を搭載していたとしてもジャングルから確実に帰って来る事が出来るクルマで有り続けて欲しいものです。

 

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サイクリングの快楽

2018年11月08日 | 日記

 今年も夏時間(サマータイム)が終わって日の入りが早いと感じる今日。11月になって日中の気温も10度前後になり寒さを感じるこの季節は自転車に乗る為に出かけるにも根性が必要になって来る。誰もが気軽に自転車に乗る季節ではなくて寒天の寒さの中に飛び込む気合が必要な季節である。

 

  朝日に照らされ黄金に輝く落葉の道を無心になって駆け抜けるのは最高に気分が好い。時々濡れて堆積した落葉の上でタイヤを取られて転びそうになったり、蓄積した落葉の上り坂で思いっきり踏むとタイヤが空回りたりする面白さがある。路上に落ちているのは紅葉した葉だけではない。小枝、どんぐり等が車輪の下で様々な音を立てる。

 

  折り返し地点では焚き火に当たってあがった呼吸を落ち着かせる。走っていると体は熱いが止まると直ぐに冷えてしまう。焚き火を前にして火を眺めていると、過ぎ去った夏の光景とか昨年のこの時期の事などを思い出して時間の経過のスピードの速さを感じる。

 

 カフェの中に入ってダブルエクスプレッソをオーダーし10分位の時間を掛けて頂く。こうやって一瞬寛ぐ時間を設けている事が自転車に乗る事を継続する一つの秘訣なのであろうと思う。エスプレッソは折り返しの印である。

 

 休日のスケジュールは時として平日よりも忙しい。それでも、天候が許せば日の出と共3時間程自転車で出かける。サイクリングと言うよりも自転車をねじりしならせて走る ”もがき” というスタイルの乗り方である。走り終わった時に心身共に満足感があるのが快楽である。今日も一日忙しく過ごし時計は夜の11時近いが朝使用した自転車の泥を落としカラブキンで掃除して書斎に持ち込む。自転車もランドクルーザーも愛用するとそれは自身の体の一部となり、人生を楽しませてくれる。

 

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CORSETTI CRUISERS

2018年11月04日 | 北米ランクルビジネス

 Brian Corsetti 氏は長年勤めていたTVのホストの仕事を辞める大きな決断をして、昨年2017年に Toyota Lundcruiser FJ60, FJ62 のみを扱う Corsetti Cruiser を立ち上げました。彼は15年間に渡って様々な車種のレストレーションに関わってきたようですが、ここ数年間においてFJ60とFJ62に魅了されてしまいました。彼は現在個人で12台のロクマルを保有しており、北米(世界?)においては最もロクマルを沢山保有している人物です。先月10月には Jay Leno's Garage において取り上げられました。Leno氏は会話を通じて Corsetti氏のロクマルの知識を搾り出します。FJ60は操作感やオフロード走行では優れているがアメリカのフリーウェイ走行においてはFJ62に軍配が上がる。ランドクルーザーのオーナー達はその車体のたどってきた物語、誰がいつどの様に所有してきたのかを知ろうとする。ロクマルはコレクタービークルではあるが現在でも日常生活で通勤等に使用出来る。などのコメントがある。下のビデオの後半はFJ62を駆ってロサンゼルスの郊外をクルーズする光景がすばらしいです。ロクマルのみを扱う新ビジネスが誕生した事はランドクルーザーの(裏の)歴史に新たな記載となります。

 

 

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タンドラを買いにカリフォルニアへ

2018年11月03日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 ニューヨークに済む友達が2004年型のToyota Tundraをカリフォルニア州で見つけて早速購入した。アメリカ北東地域、ボストンからフィラデルフィアに渡って売りに出ている複数の個人所有のTundraを購入目的で足を運んで見て来たが、どれも、フレームの錆がひどい。との事だった。見た目は美しい外観で値段も安くお買い得に感じるのであるが、実際に下に潜ってフレームの要所を確認すると乗り続ける為には近い将来にフレーム交換が必要になるとの事だ。Toyota のトラックは丈夫で長持ちだと信仰していた僕にとって、Toyota からフレームの錆に対してのリコールが発動されていた事は知ってはいたが、その認識は浅い理解であって実際に友達がToyota のピックアップを購入目的で探すその過程において事の重要性を知るに至った。リコールが出ている特定の型は Tacoma 2005ー2010, Tundra 2007ー2008, Sequoia 2005ー2008 である。特に冬季における積雪を経験する地域のトラックはフレームに深い錆が侵食している。

 

 

 

 この写真は、トラックのラダーフレームが錆の浸透によって折れてしまった例です。外観は美しいのが特徴です。フレームの鉄の素材が錆びに対して弱かったのか、フレームの設計が悪かったのかは知りませんが、ヘビーデューティなピックアップのフレームが普段使いで10年そこらの使用で錆びて折れるリスクが有るというのは問題です。僕自身は生産コストの削減が遠因にあるのではないかと感じています。来週彼は仕事を休んでカリフォルニアまで飛び、錆び無しフレームの Tundra を手にし大陸を横断してニューヨークまで戻って来る旅を実行します。事が上手く運んで行く事を祈っています。と言うのも Tundra を探していた彼に中西部でトラックを探す事を勧めた責任があるからです。そもそも彼がToyota トラックに魅了されたのは、僕がぼろいランドクルーザーを楽しそうに乗り回しているから…らしいです。(汗)

 

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