ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

カセットを聴きながら時代をスリップ

2012年09月22日 | ロクマル北米旅行 26/27

今の時代にカセットテープで音楽を聴く人がいるのだろうか?

いる!

 

僕のロクマルには前オーナーによって取り付けられたカーステが付いている。普段はラジオしか聞かないがそこにはカセットテープの再生機能が付いている。

眠気を覚ます為に持参したテープをカーステに入れてみる。

...実はロクマルを手に入れてから初めての行為、

 

そういえばもう何年もカセットなるものを再生した事がないなぁ、

鳴るかな!?

 

鳴った!

 

色褪せたカセットテープは90年代の初頭に東京池袋の路上商から買ったものだ。

80年代のハイテクで聞くイーグスの、

“ HOTEL CALIFORNIA ”

“ NEW KID IN TOWN ”

レトロな感じがたまらなくイイ 

実は、ロクマルにはカセットが似合ったりして...(笑)

 

昔は歌詞も意味も分からなかった。

じゃー今は意味が分かるのかぃ?

 

  - Hotel California -

On a dark desert highway, cool wind in my hair
Warm smell of colitas, rising up through the air
.........
"We are programmed to receive.
You can check-out any time you like,
But you can never leave! "


 

 やはり分からない、

意味深すぎ、

以下、Wikiより、

 主人公がコリタスの香りたつウェストコーストの砂漠のハイウェイでの長時間の運転に疲れて、休むために立ち寄った小綺麗なホテルに幾日か滞在し快適な日々を送ったが、堕落して快楽主義的なすごし方を続ける滞在客たちに嫌気して、以前の自分の日常生活に戻るためホテルを去ろうとしたものの、離れようにも離れられなくなった…という、一見伝奇譚的なミニストーリーであるが、歌詞の随所には言外に意味を滲ませる深みのあるものとなっているため、歌詞解釈について様々な憶測を呼び、評判となった。

...聴き手に様々な印象を与える歌詞となっている。

...らしい

 

 だからだろうなぁ、この曲を聴くと目が覚めるのは、

気分は1970~80年代にスリップ、

ああーあの頃は、ガソリン安かったんだぁ!

などと連想して考えながら...、

 お陰様でなんとか無事に、

 

到着しました。

 

26/27無事に帰還、ロクマルお疲れさん。

 

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ロクマル ニューヨークへ

2012年09月21日 | ロクマル北米旅行 26/27

 26/27のロクマルによる旅はコロラドからニューヨークまでいっきに駆け抜けるという最後であった。いつも旅の終わりはそうなのだが、ゆっくり帰ろうという気がしない。一人っきりで運転するという事は忍耐と安全の按配を考えなければならない。同時にランドクルーザーと一緒に過ごす密な時間であり、このランクルと過ごす時間というものがランクルとの信頼を築く時間であったと思っている。

 

走り続けるロクマル、

ニューヨークを目指せ!

 

北アメリカ大陸を南北に分断するミシシッピーリバーの上流、

この河を超えるとアイオワ州から、

 

シカゴのあるイリノイ州へ入ります。

 

樹木が茂ってくる、アメリカの東側の空気が流れ込む。

とにかく走り続けるだけ、

頼むよロクマル君。

 

イリノイ州を横断し五大湖に面したオハイオ州へ、

走り俗けるロクマル、

行け行けゴーゴー!

 

オハイオを過ぎるとシルバニアの大森林地帯が展開する。

ニューヨークにたどり着く為にはこの広大な森を走り抜けなければならない。

長い丘陵地帯が連続する。

 

やがて西の彼方に陽が沈み行く、

陽暮れても道はまだ遠い。

 

えーえーと、コロラドを出てから何日目だっけ? とか、時々分からなくなる。

 

意外だと思うけど、

 耐久的な運転になると快適なセダンやSUVよりも、それに比べてやや原始的なロクマルの方がいいと思っている。何のデーターがある訳ではないがおそらくドライバーにとって、車を駆っている感という刺激が良いのではないかと思う。つまり長距走こそはマニュアル車、風きり音、リジッドサスペンション、が耐久走行の要かもしれないと思った。

 

そして最も大切な事は、

安全運転です。

 

実は、仮眠のテクニックこそが要だったりして...

 

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ローング ホイール ベース

2012年09月20日 | ロクマル北米旅行 26/27

 よくある現象なのだが、フリーウェイを走っているとある車を何度か追い越したり追い抜かれたりを繰り返し、休憩の為に停まるとまたそいつがそこに停まっている。そういう一時的なお付き合いをさせられる車というのが存在する。

 

フリーウェイを走っていると、横に白くて巨大な壁がせまってきた...。

ロクマルを抜きにかかる。

 

 

おおーっ!なんじゃい!?

 

でかーい!

 

なげーっ!

...

 

すげーぇ、迫力!

 

...

ん、こんな車に追い越された、

いかにとろとろ走っているかが分かる。(汗)

 

次の休憩所に停まると...、

やはり(笑)、停まっていた。

風力発電機のプロペラの運送の様です。

 

今度は一気に追い抜く、

...

再び、あの感動を味わう。

 

プロペラのでかさに驚くが、

超ー長げーっ、トレーラーにも驚いた。

 

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I O W A

2012年09月19日 | ロクマル北米旅行 26/27

 ニューヨークからロサンゼルスまで広大なアメリカ大陸を駆け抜けるルートは幾つか存在する。

 それは80号線、70号線、40号線、(おおっ、ランクルモデル!)或いは遠回りになるが20.10号線もある。USインタースティツはその道を車やトラックが通過するだけでも周辺のガソリンスタンド、小売、レストラン、モーテル、などのビジネスが活性化する。

 そういった中で大陸を横断する長距離ドライバーに対してより良いインフラ(休憩所)を提供しているのが80号線が通過するIOWA州であった。

 

 どうか皆さん、80号線を使ってIOWA州を走り抜けて下さい。

ご満足いただけますよ。

 

という声がアイオワの休憩所から聞こえて来る。

 

グレートプレーリーのネブラスカからアイオワ州へ入る。

穀倉地帯の景色は変わらない。

空は重い...。

 

アイオワ州の休憩所には驚いた。

おしゃれだ!

広く、清潔であり、休憩所と休憩所の間隔は遠くない、

しかもフリーWI FI サービス。

 

プレーリーのど田舎で無料インターネット、

たすかる~!

 

ついでに食事なども、缶詰めスープ

ついつい、休憩時間も長くなってしまう。

 

そういった理由でか、

交通量が多いような?

気がするが...

 

とにかく、ずっーとこの光景だから

 刺激があると嬉しい。

 

街で乗るときは忙しく車を操作する必要があるが、ここではそれはない。

走り出してギアをトップに入れると数時間はそのままとなる。

 

風切音、エンジン、ミッション、そしてタイヤのパターンノイズ、

これらの複合音に包まれ車の楽しさと良さを再確認!

至福の時間を過す。

 

...

車が、快適過ぎて眠くなるのは...仕方ないなぁ。

 

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(古い)ランクルで走るコロラドロッキー山脈 3

2012年09月17日 | ロクマル北米旅行 26/27

 時代の節目や人生の節目には様々な事が起きる。ニューヨークからの26/27の北米の旅もロッキー山脈から始まりロッキー山脈で終る。感覚的にはロッキー山脈の山越えが終ると旅も終わる。後は長ーい移動時間が続くのである。

 即ちロッキー超えの最後は旅の節目。

 

よって、ロッキーを離れる前に、

それでは旅の清算をお願い致しますね。

と、容赦なき、

そろばんがはじかれた。

 

クラッシッククルーザーのあるSalidaを離れて24号線を北上する。

時間は夕方の6時、これよりもう一つ大きな山を越えて本日目指すのはコロラド州デンバーの街。

 

ルートは285号線へ、

ロッキー山中の盆地をクルージング

嵐の前の穏やかな静けさ、...だったのか。

 

気分は既にデンバー、街に付いたら何食おうか?などで頭は一杯。

 

しかし、

しかし、しかし、

そうは問屋は卸しまへんで...

ちゃーんと清算してもらわなあきませんなぁ...。

 

と、いう事で仕掛けが待ち構えていたのだ。

 

これこそ旅の節目、

ロッキー山脈での出来事、5月28日の日記

 

ロッキーを越えてゆく為には超えなければならない試練だったのか。

これこそロッキー越え!

おおっ、ロッキー怖ぇ!

 

最後のデンバーへの道は日程一日遅れ、

更に大雨、

デンバーでの(質素)な夕食の機会も、...大雨と共に、

 

...流れた 

 

 

デンバーの郊外へ、

再び長いグレートプレーリー横断のクルージングが始まる。

 

ただ、ただ必死に走っているだけ。

 

陽が暮れる頃雨があがり、後ろから声が...

 

おつかれ様です、清算が終りました。

それでは御気を付けてお帰り下さい。

 

またのお越しをお待ちしております。

... 

 

...今度はお手柔らかに、お願い致します。

 

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(古い)ランクルで走るコロラドロッキー山脈 2

2012年09月11日 | ロクマル北米旅行 26/27

 3速と4速のギアを選択しながら延々と続く登り坂でアクセルを踏み続ける。

時には2速で、

...

 

おっ! サイクル野朗、

がんばれ!

 

交通量はほとんどない、

マイペースでトロトロ走れる事が嬉しい。

 

ロッキーの高所にはガードレールはない、

安全は自己責任。

 

針葉樹の山肌には残雪。

 

窓を開けて走っていると、外気がどんどん冷えてくる。

しかし、寒い以上に気持ちがいい、

 

モナーチ峠のドライブイン

 

ロクマルと遠くの雪山を眺める

登りきって少しホッとする。

 

峠の標識、

標高11312フィート(3450メートル)

大陸分断点

あっちは大西洋、こっちは太平洋、

 

今度は長い下り坂、

エンジンブレーキを使って走り抜く。

加減を知って下りを楽しむ、

 

 コロラドロッキーの内陸部へ入った。

目指しているのははSalidaというロッキー山脈の内陸の町の郊外。 

 

カントリーロード、

周りは牧場、ローカルな道を彷徨う様に走り続ける、

爽やかな空気には草の臭いと牛のうんこの臭いが混ざりのどかさを感じる。

カーナビは方向を失いフリーズ状態 

 (同じ所をぐるぐる回る)

 

地元の方々に教えてもらいながら、やっと目的地に到着。

時計は午後4時30、

おっ、FJ62が停まっている。

 

...いったいここは?

 

 

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(古い)ランクルで走るコロラドロッキー山脈

2012年09月10日 | ロクマル北米旅行 26/27

 Montrose の街を離れて東へ、更にロッキー山脈の内陸に向う。山脈と山脈との間を走る50号線、交通量は時々地元の人が乗ったピックアップがすれ違う程度で非常に少ない。逆に言えばのんびりと流すには良いコースだと言える。

 

山脈の中に展開する広い景色

 

ロッキーの裾野を走る自転車冒険家、

 

道の左右に見るプライベートな横道、土地

 

辺りには2Fエンジンのサウンドのみが響きわたる、

 ...ガソリン臭さも、

 

小虫に覆われたフロント

 

高原の湖

Morrow Pt. Res.

 

同じく高原の池、

Blue Mesa Res.

 

 相棒に話しかける、

古い車であったとしてもランドクルーザーなら、なぜか安心感がある。

 

人生の一コマをこいつにゆだねる運命の時。

一緒にいい思い出作ろうな!

 

さあ、いよいよ長い登りの始まり、

目指すは Parlin Monarch 峠、

 

頼むよロクマル君!

 

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いい年をしたおやじがお菓子にこだわる

2012年09月05日 | ロクマル北米旅行 26/27

 長距離運転を支えるもの。

それは好奇心と忍耐力、そしてコーヒーとちょっとしたお菓子。

 

 眠気覚ましにガムを口にする事はあるが、最近のアメリカのガムはかなり高度な技術で製造されているらしく、何時まで経っても味が続く。即ち食品というよりもケミカル的であり、正直あまり口には入れたくない。

 そこで、色々なお菓子を食べ続けた結果以下の結論に至った。(笑)

 

アメリカにも するめ と おかき があるのだ!

 

...

 

ビーブジャーキー (干し肉)

 

食感はまさしくスルメと同じ、大陸のスルメか?

食べ出したら辞められなくなってしまう。

なくなったら、また買いたくなる、そういった意味では危険な食物。

メーカーによって硬さや味には多少違いがある。

 

中でもお奨めは、

ニューメキシコのプライベートラベル

肉が薄く恐ろしく硬い、

口に入れるのが危険な程だ、(笑)

 

しかし、

味はまさしく、ス ル メ そのもの

 

残念ながら...何処でも手に入る訳ではない、

(アメリカ人が日本でするめを食ったら、その反応が気になる)

 

そして、これこそアメリカの お か き!

とうもろこしのお菓子、

CRUNCHY CORN SNACK 

 

日本の米菓子、おかきと全く同じ味がする。

味だけか? 食感もだ!

 

自分にとっては、

偉大なる発見!だった。

 

せんべい大!好き 

これを食べる度に日本を思う、

1ドルちょっとで得られる、しあわせ、

 

グランドツーリング の必需品!

ロクマル運転食でした。

 

...運転食とはビールのつまみかぁ 

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ユタ

2012年09月04日 | ロクマル北米旅行 26/27

 ユタ州に入ると少しずつ緑が増えてくる。

それは緯度を北上しているからというよりも広大な DIXIE FNATL ' OREST(ディグジの森)がそこに存在しているからだ。ZION や BRYCE CANYON などの有名な国立公園もその中に含まれており、山々が存在する。

 

草原が広がる、

砂漠から走ってきて、緑の景色を見るとほっとする。

 

丘の向うは国立公園、

グランドキャニオンに続く巨大な渓谷が存在する。

 

物凄い数の虫がフロントにへばり付く、

窓は、拭いても拭いても...ぽんぽんと限がありません。

 

15号線を北に、真直走るとソルトレイクシティです。

 

70号線に入り東へ、前方の山々を越えます。

低木が育成し、場の空気が変わってくる。

 

...

この70号線を走るとあの当時の記憶が蘇える。

それは、

2010年11月のロクマル25/25の旅

このユタ州70号線の山越え運転は最も過酷であった。

真夜中の吹雪の凍結した道を何時間も徐行したのであった。

眠気と緊張感...地獄の底を這う感じだった。

 

 

 

当時を思い出しながら、今回は快適にクルーズ、

夜中に危険を冒してまで走るものではないなぁ、と当時を反省!

 

疲れたら、フリーウェイを降りて辺りをクルーズ、

ここは田舎の小さな町GREEN RIVER 、

 

...静かだ、

旨そうな飯屋はないかなぁ、

そう、ファーストフーズ以外の食べ物を探していたのだ。

 

ない!

 

陽が落ちる、

少年老い易く学なりがたし...ちょっと違うかな!?

目的地はまだ先、

 

この時間になると、毎回考える事それは、

何を食おうか?...どのファーストフーズか?

何処に泊まろうか?...車内かモーテルか?

である。

 

全ては手当たり次第、

 

優先第一は、健康と交通安全!

という事で、そろそろ飯食って寝るかな!

...疲れたし、

 

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今日も過酷に使っています

2012年09月03日 | ロクマル北米旅行 26/27

フリーウェイを外れてダートの脇道へ、

下回りに当たる飛び石の音、振動するステアリング、

そして、どこまで行くんだよっ!という心の葛藤、

振り向けは凄い砂埃、

 

...なにやってんだ 俺、

 

 ...

銀色に輝くネバダの砂漠の道15号線、

砂漠の景色を愉しみながら北東に向ってクルーズする。

 

やがて、 

視界の遠方に見えていた山がじょじょに近付いてくる、

再びアリゾナへ、

ネバダからユタに入るためにはアリゾナの土地を踏まなければならない。

 

草木の無い銀色の山が目前にたちはだかる

この山の渓谷を抜けるのだ、サインにはこの先スピードを落とせ!との警告。

 

そんな事をいわれなくても登り坂ならロクマルのスピードは(自然に)落ちるよっ。

 

登り坂が始まる。

3速に落としたいが、4速のままで走りぬこう!

 行くぞ!

 

 いざっ!!!

シルバーに輝く岩山、青い空に青いボンネット。

トップギアで粘る。

 

...やったね、走り切った、

 

ちょっと休憩、

気分転換、フリーウェイを出る。

コーヒーはこんな所には売っていませんよ。

 

フリーウェイを外れてダートコースへ、

(休憩はダートコースか)

実は最高の眠気覚ましなのだ。

 

...勝手に 走っちゃっていいのかなここ?

 

走ると物凄い砂埃、

砂漠で使用する車はクローズドボディが良いと感じた。

暑さと埃、どちらを選ぶかな?

 

前方に、マイニング(鉱山)のサインが現れる。

 

立ち入り禁止のサインはないが、

ここら辺で引き返す。

 

再び、15号線へ、

 

ユタ州に入ります。

今日はユタ州を通り抜けてコロラド州のグランドジャンクションまで走る予定、

本日の予想全走行距離は600マイル(960キロ)

過酷な運転に付き合わされるロクマル、

 

頼むよタフなロクマル君!

 

...今日中に着くかなぁ?ヤバイ、

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クルーズ イン Las Vegas

2012年09月02日 | ロクマル北米旅行 26/27

初めてラスベガスを訪れたのは1980年代であった。ロサンゼルスからの車の旅で、街に到着したのが陽が沈んだ後の早い夜だった事もあり、遠方から観た街の光景はまるでアラビアの砂漠の中で見つけた宝石箱のように恐ろしく輝いていた。

今思えば、ラスベガスの繁栄は石油と共にあったのではないだろうか?ガソリンが安い時代の週末にはロサンゼルスから車を飛ばして容易に非日常を楽しみに来る事が出来た。安い宿泊代、安くて豊富な食事、各種エンターテーメント。

しかし、石油の高騰と共に様相は変わった。この街は今、次の時代を生き延びる為の模索を続けている。周りを見ると砂漠しか存在しないこの街は寂しい陸の孤島なのだ。

 

 砂漠の中の繁華街、ラスベガス。

この街は人を惹き付ける魅力がなくなったらおしまい、という厳しい運命を背負っている。

 

そしてその為には努力を惜しまない。

実はその姿勢こそがこのラスベガスの魅力なのだ。

 

その努力がある限り例え砂漠の中の孤島であっても繁栄は継続される。

街をクルージングしてそう感じた。

 

ガソリンを満タンにして、

オアシスの郊外へ、

 

フリーウェイ15号を北東へ向って舵を切る。

街を離れると直ぐに広大な砂漠の景色が展開する。

クーパータイヤのサーキット、

何処までも日本とは対極な性格を持つ土地。

 

これより先に、砂漠、山脈、プレーリー

 

...老馬を駆る、

頼むよ、タフなロクマル君。

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ラスベガスで ほっ!

2012年09月01日 | ロクマル北米旅行 26/27

宿泊したアリゾナ州のキングマンの街を後にして93号線を北西へ、

目指すは砂漠の中の大都会 

ラスベガス

...へ飯を食いにいこう!

 

5月だというのに日中の気温は34℃、

クーラーを一切使わないので運転中の厚さには耐えるしかない。

 

 

窓は全開、

スピードが乗ると車内の気流は激しく乱れるが、仕方ない。

...だって一度開けた窓は車を停めないと閉めれない、

 

時速65マイル(約105km/h)でのクルージング

これぞ、ランドクルーザー

 

砂漠、荒野、暑さ乾燥のため植物はない、

 

... ん?

NASAの火星から送られてきた写真が一枚紛れ込んでいるようだ。(失礼!)

 

フーバーダム、(アリゾナ、ネバダ)州境です。

フーバーダムを超えて、ネバダに入りました。

ラスベガス特有の砂漠にカジノの光景、

誘惑があちらこちらに、

クーラーが恋しくなってくる。

 

ラスベガスダウンタウンの郊外、

何を食べようか?で頭がいっぱい...

 

郊外のアジア人街(モール)に到着、

目標は...飯!

日本のラーメン屋さんもあるぞっ!

 

駐車場に車を停める。

隣に停まっている、これは???石、いや、

仙人の乗り物か?

 

さて、適当に見つけて入ったお店は、

越南(ベトナム)レストラン、SAIGON。

 

粉(Pho) 『 ほ 』 というベトナムうどん、

海老春巻き(スプリングロール)に ピーナッソースを付けていただく。

...実はベトナム料理のファンなのだ。

 

いやーっ、店内はクーラーガンガンで、

ランクル運転の暑さに耐えた後のライムを搾った氷水はたまらなく旨かった。

 

おばちゃんおかわり...水!

 

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青い草原に溶ける青いロクマル

2012年08月29日 | ロクマル北米旅行 26/27

 アリゾナ州マーモンレイクの水の乾上がった道のない広大な草原の中をランダムに走り廻った。

 

道なき草海、気分爽快!

 

ランクルには地球が似合う?!?

 

幻のロクマル北米旅行はいよいよ後半を迎えます。

こいつとここまで来れた事が嬉しい。

 

人生の毎日という1ページをより楽しくしてくれる相棒、

こうやって愛情というのは育っていくものなのだな。

 

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ロクマル、走りの世界

2012年08月18日 | ロクマル北米旅行 26/27

 ロクマルを駐車スペースに停めてギアをローに入れたままクラッチを踏む。ハンドブレーキを惹いて、ヘッドライトを消す。イグニッションのキーを手前に廻すとノイジーなエンジンサウンドは、ドロン、ドロン、ドロンと動きを止め辺りに静かさが訪れる。

キーをポケットに突っ込んでドアを開けると、漂ってくるガソリンの匂い(香り)。さっきまで激しく騒いでいた機械(2Fエンジン)はその放熱と共に静けさの中に解けていく。

 

ロクマルから降りて緑の中を歩き始める。

先程まで30度を越す暑さのセドナの渓谷に身をおいていたのが信じられない。

同じ太陽の下、同日でも僅かな移動を加えれば人の感じる感覚も変わる。

 

ここは標高6420フィート(2000メートル)の高地

場所はセドナとフラッグスタッフの間の森、

峠ではない、高原のエッジである。

 

太陽エネルギーが植物を育成し、その恩恵を分ける姿。

これは、毛虫の巣

毛虫って可愛いよねっ。

 

針葉樹林からもれる柔らかい光を受けて咲き誇る草花、

大地に存在する色は実に刺激的で同時に癒される。

僕は花を見なければ生きていけない人間なのだ。

 

しばらく森の中を歩くと渓谷を見下ろせるパノラマが広がる。

 

先程ロクマルで疾走して来た谷間の道が見える。

この渓谷の向こう側にあるセドナの街からここまで一気に走ってきた過程を回顧する。

この道(ルート89A)のドライブは最高!であった。

 

セドナの岩の芸術を左右に掻き分け、

 

迫りくる狭道のヘアピンカーブをブレーキを踏む事なく、

4ー3-2、

3-2-4、

ギアチェンジのみで走り抜ける。

 

直線では他車に道をゆずり...

体で空気抵抗を楽しむ(笑)

 

最後のヘアピン連続上り坂、

ロクマルはこの坂を楽々と登り切った、

...

 

楽しかった、走りの世界!

ランドクルーザーを駆る事の喜び 

 

充実感と満足感に酔っているところなのだ、

走りを楽しんだ後のガソリンの臭いプンプンも、楽しいな!

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S E D O N A

2012年08月17日 | ロクマル北米旅行 26/27

車のドアを開けてセドナの大地に足を着いた時の最初の感は、

暑っ~! である。

30℃は優に超えているなぁ...

 

眩しい街だぜ!

 

 こよみは5月の2/3を過ぎた所で、まだ夏に慣れていない弱体であるために夏的暑さに対して体が適応出来ていない状態、それに長旅の疲れとジャンクフード漬けの毎日で免疫力が落ちているせいか、

体がだるーい 

 

 いずれにせよここは世界的に有名ななスピリチャルな街、聖なる都(聖地)である。だとすればだるさを感じる僕はその魂が穢れているが故に聖なる場所に来ると適応する事が出来ないのだろう。

...ズバリ!(笑)

 

観光案内所、ここに寄って情報集を...

いや、

クーラーで体を冷やして、ついでに情報も

...が正直なところ。(笑)

 

ところで、

今回、フラッグスタッフから南下してこの街を訪れたのは、

 

 

 

この、Toyota Tundra Rock Warrior に会いに来たのである。(まじ)

お暑う、ございますなぁ...

 

タンドラは暑さをしのんで静かに迎えてくれたのであった。

 

 

それではせっかくですから、セドナの街の周辺をご案内いたしましょう。(暑っ!)

 

エアポートロードを登ってセドナの全景を見渡す事が出来る展望台にたどり着く。

 

 

美しいサボテンの花、

この様な自然に植生するサボテンが無数に存在する事実から、この場所が暑く乾燥した土地である事が分かる。

 

セドナのシンボル!?

古代に宇宙の彼方よりこの地を訪れ地球文明の発展に貢献した...(うそ)

今では駐車場の隅に転がって、僕以外に関心を示す人がいない。

 

この石に、御挨拶をする

(また来ちゃいましたよっ)

...

 

おおっー、喜んでおられる(笑)

 

そこの展望台より、

 

そこの近くの駐車場より、

ヘビーデューティなFORD EXCURSION 、

これもジープツアーサービスの一環です。

 

セドナの街を走るとその周辺の光景がとても美しく眩しい。

アスファルトの道のコンデションもとても良かった。

そして、郊外では信号を使わない、一時停止のサークル交差点が車の徐行を誘う。

 

教会も、何となくおしゃれというか、

この土地的というか、

火星の建造物的だなぁ。

 

観光客で賑わう目抜き通り(89A) を流すと、

う、う、~ん、 ここはあの、

ハワイのワイキキビーチ!?の様な雰囲気がある。

青い海と、赤い岩が入れ替わった...みたいな感。

 

時間が許すならば誰も似ない場所で岩に腰掛けて地霊の声に耳を絡むけたいと思う。

しかし、

暑さに耐えながら...となると。

集中出来ない!

じゃー涼しくなってから、どう?

 

気持ちいいと、昼寝しちゃうだろうなぁ。(笑)

ああー、その夢の中で何かスピリチャルな出会いが...という期待。

 

その代わりに、ロクマルの運転席に腰掛けて地霊の声を訊く。

(昼寝は出来ない)

 

これが、僕のスタイルかな。

誰にも邪魔されないし...

 

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