ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

S H E L B Y R A P T O R

2013年05月31日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 最近話題になっている新車がこれ、シェルビーが手掛けたフォードラプターである。お披露目はこの春のニューヨークオートショーであった様だが、残念ながら僕は見過ごしてしまった様だ。ラプターはフォードのピックアップトラックF-150のオフロードバージョン、これだけでも充分な性能を持ち合わせているが更にシェルビーの追加キットがこれでもか!という程に組み込まれる。人々はオフロードゴリアテと形容している、ゴリアテというのは聖書に出てくる巨漢の怪力男だが平均を遥かに超えた大きく強い存在を意味している。

 

以下。トラックトレンドより

The Shelby Raptor is based on the 2013 Ford SVT Raptor. The engineers installed a 2.9-liter supercharger onto the Raptor's 6.2-liter V-8 and added a Borla exhaust as well. This combination helps take the engine output from 411 horsepower to a whopping 575 horses. The V-8 still works with stock elements of the Raptor, such as the six-speed automatic with manual shifting, and does not lose any capability off-road

 

This is a post-title package (the truck will be registered as a Ford SVT Raptor) that can be added to a Raptor for a starting price of $17,995. Of course, that price doesn't include the cost of the truck. Shelby is limiting production to 500 Shelby Raptors per model year. Each will be numbered and documented with its own Shelby CSM number, and that information will be entered into the official Shelby Registry.

 

シェルビー ラプター 575馬力

  この5月はシエルビーアメリカンの創始者キャロルシェルビーの一周忌である。アメリカの自動車業界に多大な貢献をした彼の89年間の人生は波乱に満ちた時代であり同時に自動車が最も面白い時代であったと思う。

 シエルビーの愛好家達は愛車のダッシュボードにキャロルシェルビー氏の自記筆のサインを求めそれを大切にしている(誇り)人が多い。それ程にシエルビーのブランドと言うのは憧れであり、誤解を恐れずに言えば信仰的でもある。ゴリアテという名称はまさにシェルビー氏を形容する名称なのかも知れない。しかし何故そうなっか?というとシェルビー氏自身の飽くなき挑戦の姿勢、そしてシエルビー氏自身が一台一台の車を大切にし、そのドライバー達を大切にしてきた結果ではないかと思っている。

シェルビーラプター、アメリカンピックアップの頂点に君臨する存在、か!?

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jeep Cherokee XJ

2013年05月30日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

  確かな証拠も数値も無い、最新のJP MAGAZINE の中にもきっかけとなるような特集は特に無い。しかし、最近ここニューヨーク周辺でよく見かけるのが JEEP CHEROKEE XJ である。そしてその多くの車両がノーマルではなく3~4インチ車高を上げマッドタイヤ、ルーフラックとウインチバンパーを装着している。上の写真はJeepのコミュニティフォームから見つけたものだが、この仕様が一つの定番となっている様に感じる。たまたま信号で僕のロクマルと隣合わせると軽く目で挨拶をする。ドライバーは20~30台の若い男性が多い。

 チェロキーXJはフレームとボディがくっ付いたモノコック構造であり、フレーム構造車をトラックと言うならこれはクロスオーバー車となりトラック構造よりも軽い。90年代に数回チェロキーのスポーツを運転した経験があるが高速ではスイスイ走り、砂地も良く走った、結構楽しく虜になってしまう!内装は高級感はないがカーゴスペースも広く実用的であった。またジープTJ、JKに続いて仕様交換部品も多様に存在する様である。思ったのはアメリカの若者達はシンプルで高価でない4x4を探し求めていて、結果ジープチェロキーXJに至ったのかも知れない?

 最近の高価になったチェロキーよりもシンプルなチェロキーXJが良いと思っているのはどうやら僕だけでは無かった様だ、と理解したい。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!SOR 30周年

2013年05月29日 | 北米ランクルビジネス

 パーツ検索の為にスペクターオフロードのホームページを訪れたら、

今年2013年SORは30年を迎えました。

 と、表示してある事に気が付いた。30年、これは事業をやっておられる方ならより分かるが一つの事業を30年間継続させる事は容易な事ではではない。事業の項目、やり方、人員、キャッシュフロー、など全ては必ず変化し、世の中の情勢や景気は勿論の事、世代の変化や嗜好や流行のなどの影響も受ける。そういった中にあって30年間一貫してランドクルーザーのパーツを扱ってきたと言う事は、正直凄い!事なのだ。

 

Marv and Kay Spector

SORは自宅の一つの寝室と庭に置いたカーゴコンテナーから始まりました。

 

The Specter Off-Road Commitment
This year SOR celebrates our 30th year in business. We want to thank all our customers for your loyal patronage. We know you have choices of where to buy your parts, we want to say thanks for the support over the years. We do continue to work hard to earn your loyalty by offering you a wide selection of Land Cruiser parts & accessories. We update our website daily to help meet your needs. We are one of the only companies out there that actually shows you if we have the part in stock that you need. Our motto is "we stock it" in today's times it's been harder to do this with today's economy and the difficulty in obtaining new & used stock replacement parts. Sources for these parts are "drying up", and when we find these rare parts, the exchange rate & freight rates are not what they used to be. We have a very dedicated and knowledgeable sales staff available to take your calls M-F from 8:30 AM to 6:00 PM PST. When you call SOR you get a live person on the phone ready to assist you with your parts questions & needs, no automated phone machines, no waiting. If you want fast service, and need your parts shipped out now...Call SOR today 818-882-1238
 
私なりに簡単(勝手に)に訳してみました。(以下)
 
 今年、我がスペクターオフロードはランクル事業を初めてから30年を迎える事が出来ました。こうやってここまで頑張ってこれたのも全て私達を選んで応援して下さった皆様のお陰です、深く感謝致します。
 
 私達はこれからも継続して広範囲なランドクルーザーのパーツとアクセサリーの提供を御奉仕させて頂きます。我々のホームページは常に更新し皆様のご要望にお応え出来る様に努力を継続してゆきたいと思っています。
 
 私達の持つ唯一の特徴は皆様が探しているおられるパーツが我々の在庫の中にあるかを直に判断する機能がある事です。私達のモットーは"We stock it" (はい、それありますよ!)です。
 
 私達は豊富な知識と経験を持つスタッフによって希少なパーツを揃えて(無いものは作って)皆様のご要望に応える為に待機しております。
 
 皆様からの問合せをお待ちしております。
 
(以上)
 
 
 ランドクルーザーに乗り始めた頃、ランドクルーザーのパーツ専門店がなぜランクル生産国の日本ではなくてアメリカにあるのかって思った事があった。需要と供給の活性地、レギュレーション(法律)あるいは英語、人種、土地の広さなどその要因は複雑に絡んでいる。それら全てを考慮した上でSORのマープ夫婦から感じるのはランドクルーザーに対する情熱である。
 
 僕は時々SORのホームページを訪れているが季節事に、イベント事に、ホームページは変化し続けている、また欠品部品を新しく生産し紹介し実に細かく配慮している事が分かる。30年間事業を継続出来たのはその情熱と彼らの努力の継続の結果だと思っている。
 
 SORが30年を超えたのはトヨタのランドクルーザーが継続して世界中で売れているから部品も売れるのであろうという捉え方は正確ではない。SORは部品の供給と言う事業体制の中で自ら新しいマーケットを創出し続けて来た(特に40,50,60)と言うのがより正しい捉え方だと思っている。
 
 30年の事業の継続は努力の結果、そしてその努力は今日も継続している。
 
 これからも応援して行きたい。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1963 Toyota FJ 45 Cwercab Pickup

2013年05月28日 | LANDCRUISER

 だれかこんなトラックを造らないかなぁと思っていたら、カリフォル二アのTLCによってすでに製作されていた。この美しいトラックは時代を超えて国境を越えて南北アメリカ大陸のマテリアルを組み合わせて完成された。

 

There is a soft spot in our hearts for Land Cruisers. While we’ve seen some clean examples come up for sale in the last couple of months, this FJ45 Crew Cab is simply top of its class. TLC built a series of four of these Cruisers almost a decade ago and they quickly disappeared into loving homes to never be seen again – until now. What might be considered by some as the Holy Grail of Cruisers, this FJ45 has an interesting story. While the chassis is a 1963 FJ45, the body is from a new Toyota Bandeirante that was designed for military and municipal use in Brazil. The FJ45 is powered by a 5.3 liter, fuel injected Vortec V8 paired with a 4L65E automatic transmission. The truck has power steering, air conditioning, seating for five, and a clean custom interior designed to  as close to stock as possible, but with some modern conveniences. The Cruiser has been garage kept and there are 15,000 miles on it since the build. The truck is a real gem and would be a pleasure to own!

これらの記事写真のソースです。

 

 説明によると、TLCによって約10年前に製作されたこのFJ45は米国で販売された1963年のFJ45のシャーシーを延長し、ブラジルトヨタが生産販売していたバンデアンテの クルーキャブ仕様のロングボディを乗せ、エンジンはインジェクションのGMVortec 5.3LV8にオートマチックトランスミッションを組み合わせている。パワステ、エアコンが装備されており往来のFJ45とは全く異なる。

 

 TLC ICON FJ45 CREW CAB PICKUP

 

ブラジル、バンディランテと言えば...

TOMIYA FJ-45 BANDEIRANTE 

こちらの完成度も高い!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今宵、サハラに酔う

2013年05月25日 | 日記

 夕方の5時を回った頃一本の電話で天候不順の為に明日(日曜日)のアウトドアでのイベントがキャンセルになった事を告げられた...。

今夜は久々にゆっくり出来そうだ。

 

 英語ではお酒の事をSPIRIT(スピリッツ)と呼ぶ、スピリッツというのは蒸留酒という意味だが同時に精神や気、或いは霊魂という意味でもある。この酒と魂が同じSPIRITとして表現されるのは何か深い意味があると考えている。

 酒を口にする時は何かの節目である事もある、また目標を成就した時の祝いでもあり、一日の最後の褒美であったりもするが、事始の挨拶である事もある。ウイスキーは別名命の水という意味である。

 

ジャックダニエルは良く知られたテネシーウイスキーである。

 

ところで、このJDウイスキーに宿るスピリッツは何か!?ご存知でしょうか。

 

それは、以下の説明を読んで感じて下さい。(Wikiより)

1850年、テネシー州リンチバーグでジャスパー・ニュートン・"ジャック"・ダニエル(1850年 – 1911年)は貧困な家庭で生まれ、家族の友人に預けられ7歳からルター教会の牧師であり蒸溜所のオーナーであったダン・コール家に雇われる事となる。それをきっかけにジャック・ダニエルはダン・コールからテネシー・ウイスキー独自の製造法である原酒を樽詰めする前にサトウカエデの炭でろ過する「リンカーン郡製法」と呼ばれるチャコール・メローイング製法でのウィスキーの造り方を教わる。 1863年9月には牧師としての仕事に専念するためにダン・コールは、13歳であったジャック・ダニエルに蒸溜所を譲り、そこからジャック・ダニエルとしての本格的なウィスキー造りが開始される。1866年には自身で作ったウイスキーを自分の名前を刻んだ陶器のジャグに詰め込み販売を始め、同年に政府が酒類にも課税すると見込み蒸溜所を政府に登録し、アメリカにおいては初の政府公認の蒸溜所となる。

ダニエルさんの少年時代の光景が目に浮かびます。

 

 ジャックダニエルを一くち口に運ぶと、勇気が湧いてくるのは彼のスピリッツ(霊)がこの命の水に宿っているからではないでしょうか?

 

 今宵、最新号のオーバーランドジャーナルをダニエルのスピリッツで湿らせて行きたい。

 

オーバーランドジャーナル今期号のメインテーマはあの、

サハラ デザート デッド ツアー である。

誌としてはこの紹介に15ページをを費やす異例の企画であった。

 

この誌面に採用されているサハラ砂漠の写真はとても美しい。

閑散としたサハラ砂漠に似合う2台のジープと4x4s。

 

そこにはこの夢を実現させた熱き男達の情熱があった。

熱き人生はサハラの砂漠に身を置いても湿っているものなのだろう。

...

良く眠る為の一杯ではなく、感動する一瞬を楽しむ。

 

今週は運転中の車のラジオから コーイチロー ミウラ の快挙のニュースを聞いた。

 このニュースは年を重ね閉塞感や保守的な感情に束縛される男たちにとって希望となる話題ではなかったのだろうか?じじいになっても、まだまだやれるという希望の幅が広がった様な感覚、

三浦さん有り難う!

あなたと比べたら僕はまだ少年(がき)ですなぁ。

 

酒に酔う事はない、

サハラの光景に酔い、エベレストのニュースに酔う。

いい生き方をしている男達に酔う。

命の水(スピリッツ)、それはそういう魂を揺さぶる様な感動を運んでくる。

 

乾杯!

 

酔い週末をお過ごし下さい。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FJ - 45

2013年05月24日 | LANDCRUISER

 e-bay に 5台の希少なランドクルーザー FJ-45 が同時に出ている。

同時にこれだけ出てくるのは珍しい現象だと思う。

ebay-Landcruiser

 

1964

 

1965

 

1965

 

1966

 

1979

  未だに人気の高いFJ45、どれも美しく仕上げてある。

 

こいつを連れて美しい景色を満喫したい。

 

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NYC ドライブ

2013年05月23日 | NEW YORK

 今週末のアメリカはメモリアルディズウィークエンドの連休であり、来週から夏の始まりである。人によってはこの期間にまとまった休みを取る人もおり、街はホリディーの空気に包まれている。多くの人がBBQ用品を倉庫から引き出し、今週末から始まるBBQシーズンの到来に備えている様子。

メモリアルディとは過去の戦争で無くなった人々を追悼する日である。

 

おや!ピックアップを使ったミュージカルが存在している様だ。

 ニューヨークの街中でのドライブ、様々な思いを描きながら限られた時間を生きる人々が縦横無尽に我がランクルの前を通り過ぎて行く。こうやって群集の流れを眺めるのも数ある世界の光景の一つなのであろう。

 

賑やかな街中、ゆるい風が吹く誰もいないアウトバック、

ランドクルーザーに乗っていけば、

一人で何処に出かけて行っても、いつも一人だとは思わない。

 

しかし、

 

 タクシーのクラクションと怒鳴り声、信号無視の歩行者、ダブルパーキング、道路工事、道路の傷み、ストップ アンド ゴーの繰り返し、鳩の糞、そして交通渋滞と譲る精神のないドライバー達。

 

 ニューヨークの街中はかなり過酷なドライブコースなのです。

鍛えられる~っ

 

ここNYの街中で運転出来たらアメリカ何処でも運転出来ます。

 

モアブとルビコン以外なら...

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Maltec Maltexplorer 80

2013年05月22日 | LANDCRUISER

 先週はある日本人のプロフェッショナルな料理人(鉄人)とお話をした、その中で包丁につておもしろい事を言っておられた。

 日本人の寿司職人はいったいどんな包丁を使っているのかって?普通の包丁ですよ、ブランドなどにこだわっている人はあまりいませんねぇ。しかし職人の包丁は良く切れますよ。

 ところがねぇ、アメリカやヨーロッパの料理人は包丁に凝る人がいるんだわ、中には道具を集めている人もいるしねぇ。ブランドの包丁を使っているからって美味しい料理が出来る訳ないのになあ、中にはそう思っている人もいるみたい。(笑) 料理人が道具に拘るという姿勢は日本人と西洋人では随分と異なる。まあ、切れる包丁って日本製とドイツ製なんだけどね、日本は刀の伝統があるでしょ、ドイツのはステンレス製なんだけど...切れるね。他の国で造った包丁は時々いいのもあるけど、...ダメだね、プロの料理人には薦められない...。

 

その会話を思い出しながら...、

 

 

 今期号の4WD Toyota owner に ドイツ の MALTEC という会社が手掛けたグローバルランドクルーザーが紹介されていた。4WD Toyota owner の編集陣はこのHJD80をベースに製作されたこのランクルを Ultimate Expedition Vehicle (究極の冒険旅行車)であると賞賛している。また、これが未来のオーバーランダー達の使う車ではないか!?と、問うてもいる。

 Maltec は エクスぺデッション サプライヤーの会社である。以前はGワゴンやディフェンダーのキャンピングカスタムもやっていたが、ここ最近はトヨタのランドクルーザーがメインとなっている様子である。更に、ランドクルーザーの中でも悪路の走破性が高い80系をメインとしている。

 

 ライト アンド ストロング(軽量尚且つ強靭)は彼らの目指すところ。

 市販のトラックの後部座席を切り取りカーボンファイバー制のキャビンを装着する。重い遅いの体質を嫌う社の方針によって、キャビンの体積は増えてはいるが重量は市販車よりも軽く仕上がっている。

 

キャンピングの最低装備を備えている。

様々な天候を考えたならば車内ステイ(泊)が一番楽であるのは言うまでもない。

 

 Maltec の最新型ボックスのテールエッジの下部はデパーチャーアングルをかなり広く確保している事から、悪路の走破性を意識している事が分かる。

 

  物作りを大切にする日本とドイツは製品の信頼性においては評価が高い。しかし同じ物を製作するにおいても物に対する思考は異なっているのであろう。

 これらのランドクルーザーは砂漠仕様である。本格的なエクスぺデッション、自動車による冒険旅行を考える時に、どの車に乗るのかは勿論だが、その車を製作する人、店、国、の性質や思想が大切でもある。いい材料やパーツは沢山存在するかも知れないが、だからと言って良いエクスペデッションビークルが製作出来るとは限らない。

 

...

 ドイツ製の物が良いのは何故か?考えさせられる機会でもあった。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選ばれたニッサンパトロール

2013年05月21日 | OVERLANDERS

究極へのドライブ - 何故、ニッサンパトロールを選んだのか?

  以下の記事は英国人の冒険家マックマッケニー (Mac Mackenney) を中心とする組織 Max Adventure  から引用したものである。マックスアドベンチャーとは聞き慣れない名前だが英国内ではテレビなどで紹介されており、主に自動車を使った冒険組織のようである。  

 僕が感じるに 歴史的に英国人は外に出て行こうとするバイキング的な性質を持っているので、それを後押しするスポンサーや人脈を観ると、この冒険的イベント組織はイギリス国家の国策の一部ではないかとも思う。いずれにしろ、自動車を使ったアドベンチャー的な行事には多くの資本と協力体制が必要な事は間違いがない。現在世界中で本格的に自動車冒険旅行に取り組んでいるのはキャメルトロフィー主催の歴史を持つ英国、そして英国人である。

 その誇り高い英国人自動車冒険組織が冒険旅行を執行する為に選んだ車がニッサンパトロールである。現在のニッサンはフランスの資本も多く入っており純日本車とはいい難いが、それでも彼らがランドローバーを選ばないで、ニッサンパトロールを選んだのは興味深い出来事である。

 

Driven to Extremes - Why Nissan Patrols?

16th Apr 2013

Driven to Extremes – Why Nissan Patrols?

When Max Adventure were contracted to plan and lead the Driven to Extremes series of challenging expeditions, we were given a list of manufacturers from which we could choose our vehicles:
Ferrari (yes really), Hyundai, Audi, Jeep, Nissan or Land Rover

Driven to Extremes - China
Our original brief was to drive some of the coldest, hottest and highest roads on the planet, with temperatures ranging from -60C to +50C and then up to 5,600 meters (18,372 feet - higher than Everest Base Camp). As it was, we couldn’t get to India to tackle the world’s highest road as Tibet was closed to foreigners, so blocking our way from the deserts of western China. Instead, we headed for the Malaysian Rainforest - either way, our choice of vehicle would still have been the same.

 

Max Adventure have been in the business of operating vehicles in remote and challenging environments since 1996 and there are 3 things that we need from a vehicle:

  • Capability - If it can’t do the job, there isn’t much point in taking it
  • Reliability - This all boils down to the design and build quality
  • Simplicity - Everything will eventually break and accidents do happen

Ferrari, Hyundai and Audi were immediately removed from the list as they don’t produce strong enough 4x4 vehicles that we would need to tackle the rough roads and tracks found throughout Asia. The majority of car manufacturers that do produce 4x4 vehicles though have completely lost the plot when it comes to building utility vehicles and this has never been more so than Land Rover and their Defender model.

The last time Land Rover built a vehicle suitable for expedition use was back in 1998 with the 300Tdi powered model. Since then, the company has been obsessed with fitting smaller and ever more complex engines into their vehicles, along with reduced built quality and its subsequent lack of reliability. There have been reports of some vehicles needing new gearboxes after less than 10,000 miles!

Driven to Extremes - Malaysia

Max Adventure are huge fans of the Land Rover brand and the majority of our vehicle expeditions have been undertaken in them, but when it came down to the safety of the Driven to Extremes team, not to mention our reputation as expedition specialists, there was no way that we could risk using any Land Rover product for these expeditions.

 

Instead, we opted for rugged, reliable and simple Nissan Patrols, as used extensively by the United Nations, Red Cross and other Aid Agencies in challenging conditions around the world. With their 4.2 litre, 6-cylinder, normally aspirated diesel engines, manual gearboxes and not a computer black box in sight, they were the perfect vehicles to handle the conditions that we would face.

IMG_0082

Being of an older generation in terms of their design, the engines would be able to cope with the poor quality fuel that we were most likely have to use. Should we have an incident whilst in a remote location, our expedition mechanic, Paul Marsh would be able to fix it. Modern vehicles with their range of complex computer systems used to control everything from the engine management to operating the stereo would require a diagnostic computer to both find and then rectify any fault. As everyone of you who owns a smart phone or laptop will know, computers don’t like the heat, cold, mud, water, dust, or being dropped – everything that you will encounter when operating on a tough expedition.

 

One thing that you may not know is that computers also don’t like altitude. During our Everest medical research expedition back in 2007, there was only one laptop that could cope with the rigors of being at over 5,000 meters in height, the Panasonic Toughbook. Every other model we tested failed and vehicle diagnostic computers are likely to suffer exactly the same way.

Driven to Extremes Siberia

Jeep have also gone the same way as Land Rover with small and complex engines, and this is why Toyota with their Land Cruiser and Nissan with the Patrol, between them have cornered 90% of the market when it comes to sales to Aid Agencies. During the 4 months that we were overseas, driving between eastern Siberia and Singapore, via the deserts of western China, we didn’t see a single Land Rover Defender or Jeep 4x4 – we lost count however of the number of Patrols we saw on the first day of arriving in Siberia! The locals can’t all be wrong in their choice of vehicle.

 

During the 3 expeditions, our Nissan Patrols covered over 20,000 kilometers, coping with temperatures from -57C to +50C, not to mention rough tracks, rocks, mud, poor quality fuel, dust and monsoon rains. Apart from Mika putting a dink along the bottom of his vehicle, not one thing failed on either car. We obviously used the best possible oils and lubricants in the form of Shell Helix Ultra and serviced the vehicles regularly, but not one component failed – I guarantee that wouldn’t have been the case if we had used Land Rovers!

 ニッサンパトロールは2万キロを越す3つの極限での冒険旅行に耐えた実績が評価されている。

 なぜトヨタランドクルーザー、ハイラックスが選ばれなかったのか?と思うがそこには大人の事情があるのであろう。(勿論その様な事は書かれていないが...)

 

 また、本当はランドローバーを使いたかった!のだと思う。

つまり、これらはランドローバーに対するメッセージでもある。

 

こんなメッセージかな?

以下、100%フィクションです。

 

『ローバー君、何だね最近のちゃらちゃらした車造りは、本格的なオフロードを走る車が無いじゃないか!』

 

『サー、誤解しては困りますなぁ、新型のデンジローバーをご覧になりましたか?』

 

『ローバー君、君は何も分かって無いのう、究極のオフロード車と言うのはなぁ、

 

Capability - 可能性を秘めている(モディフィケーション等)

Reliability -  信頼性が高い、道具としての質が高い

Simplicity -  整備性が良い

 

...じゃーないといかんのだよ、ったく!』

 

『サー、我が社の顧客は金持ち連中でして...その...』

 

『ローバー君、君たちが目覚めるまで他国の4x4を活用させてもらうよ、悔しかったらアドベンチャーに相応しい4x4を造ってみなさい。』

 

...まずい事を言った!...かなぁ?

 

『ああ、言っておくが、これは君たちを非難しているのではないぞ、我が英国が世界一の4x4を保持するための忠告だと思ってくれたまえ。』

 

『サー、分かりました。やってみます!』

 

 

と、いう感じでしょうか。

 

いやゃゃーっ!英国人は分かっているのだなぁ、

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピックアップの必要性

2013年05月20日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 アメリカがピックアップトラック天国である事は既にご存知だと思う、その大きな理由はトラックの実用性にある。大きな荷台に荷物を運ぶ事は勿論だが、トラックのビックエンジンとラダー構造を活かしてのトーイング、これは多く見かける。つまりある程度大きな物を移動させる為の道具、それこそが大型ピックアップトラックの存在目的なのだ。

 

 仕事の取引先の駐車場に停まっているトヨタタンドラも例外ではない。荷物を運んだり、牽いたりと結構ラフに使用されている実用的なシングルキャビンである。

 

ピックアップトラックのもう一つの大きな役目、

それは除雪(雪掻き)

 サッカーコートが2つ以上入る程の会社の駐車場と敷地内の全ての道を降雪時は朝早くからせっせと雪掻作業を行う。降雪地域のピックアップトラックは前部に重い除雪シャベルを付けて荷台の後ろには解凍の為の塩撒装置を乗せて容赦なく過酷に使用される道具でもあるのだ。

 

このタンドラにもやっと遅い春が訪れた様子である。

開放!

 テキサスの荒野のダートを滑走し、ロッキー山脈の峠をトーイングし、前部に重い雪掻き装置を付けてローギヤで前進後進を繰り返す。その実用に耐える事が出来るのがピックアップの使命。 全てを想定しているからこそ丈夫な構造になっている。

 

ピックアップはこうやって駆使され、尚且つ平然を保つ。 

それが、真のピックアップトラックの魅力なのだ!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優雅な一日

2013年05月19日 | VINTAGE CARS

 春から夏へ移行する今日瞬く間に時は流れてゆく、日本では今年の黄金の連休期間も終った。アメリカでは既に夏休みの計画がどうのこうのと、クリスマスと夏休みを交互に繰りかえすのが年間行事の様にも感じる。楽しい季節、楽しい時間を想いながら人生という限られた時間を消耗していく。

 人生の一つの刺激がクラッシックカーの世界、かな?

 

 この季節は世界のあちこちで眠っていたクラッシックカーが目覚める季節でもある。

 クラッシックカーを眠らせて置くだけでは健康に良くない、しっかりと整備して走らせ人々の目に触れる公の場に現れてこそクラッシックカーの文化が育つ。その為の機会を創出しているのが世界各地で行われているクラッシックカーイベントだと理解してもいいだろうと思う。

そしてその場所は時としてエレガントな空気に包まれる。

 

世界のクラッシックカーのイベントを尋ねて(ネットの)世界を廻ってみる、

優雅なクラッシックカーを尋ねてのプチ旅行とゆきたい。

 

アメリカ、モントレーでのイベントの光景。

見せて、魅せられて活き活きと輝くビンテージカー。

 

世界ではどんなクラッシックカーイベントが開かれているのであろうか?

主なものを集めてみた。

言葉は分からなくとも雰囲気は伝わってくる。

 

MOTORCLASSICA (オーストラリア)

MSA CLASSICS (イギリス)

CONCORSO D' ELEGANZA (ドイツ.イタリア)

SIHA (ドイツ)

TERRE DI CANOSSA (イタリア)

MODENA CENTO ORE CLASSIC (イタリア)

MALTA MDINA (マルタ)

LIEGE ROME LIEGE. SAFARI RALLY (オランダ)

SWISS LAKES CLASSIC (スイス)

LOTUS SHOW & FESTIVAL (イギリス)

ALFA REVIVAL CUP (イタリア)

RAID SUISSE-PARIS (スイス)

COTTAGES AND CLASSICS (フランス)

DONINGTON HISTORIC FEST. (イギリス)

GOODWOOD REVIVAL (イギリス)

MONTEREY CAR WEEK (アメリカ)

CAR AND COFFEE (米国マツダ駐車場)

 

 

BMWがスポンサーとなっているConcorso d'Eleganza Villa d'Este 

 クラッシックカーを魅せ合うというのは、社交の場でもあるという事を感じる。
 
 
 特にヨーロッパにおいてはお金持ちの道楽的なイベントの雰囲気もあるが、自動車の気品を保つ意味でそういう演出は必要な事なのだろうと思っている。レストランに例えるとTシャツとサンダルで入るファーストフードとジャケット着用を求められる5スターレストランの様な感じか!?
 
 
 
しかし、勝手に感じている事だが...
 
 
 地球儀を手にとって回してみると...
 
 クラッシッカーに対する意識と格調がヨーロッパ諸国では高いと感じる。しかしヨーロッパから西へ大西洋を渡ってアメリカへ、そしてアメリカ西海岸まで来ると髄分と緩和され、そして更に太平洋を横断して日本まで来るとクラッシックカー文化も庶民的になっていく傾向があるのではないかと感じている。良いとか悪いとかではなくてそれぞれの(文化の)色を楽しむのがクラッシックカーの世界でもある。
 
また、
 
 格調高いクラッシックカーだが、優雅な一日を最高のワインを手に迎える為にその背後にある長ーい時間、汗と涙、錆と油の世界(レストレーションの世界)にも関心を持つと、一台の車を立体的に観る事が出来ます。
 
 
 
そういった意味でビンテージカーに敬意を示して、
 
乾杯!
 
といきたいですなあ。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Overland Expo 2013

2013年05月17日 | OVERLANDERS

 本日より3日間(17~19)アリゾナ州のモルモンレイクで世界最大の自動車とオートバイを使った冒険、アウトドア、旅行等をテーマにしたイベント オーバーランド エキスポ 2013 が開催される。

 今年は仕事の都合で10日間の時間を割く事が出来なくて不参加、残念ではある。以下の写真を見るとその空気が伝わって来る。

 

エクスペデッション ポータルより

昨年(2012)のイベントの光景はこちら

 

イベントの成功を祈っている。

 

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Landcruiser FJ 142

2013年05月16日 | LANDCRUISER

60系ランドクルーザー のニュースクールスタイル、

ランドクルーザーFJ142

 

  えっ! FJ142、そんなのありましたっけ?

            あるんですよ、これが...

 

情報源はこちら、

 この5.6月号の4WD TOYOTA OWNER のトップ記事で紹介されているのがカリフォル二アのTLC が製作したTLC FJ142である。

 

なぜ142であるかというと、

Landcruiser FJ62  + Landcruiser FZJ80 = TLC FJ142

という事だ。

 

以下、4WD Toyota Owner に寄せられた写真です。

 80のフレームとコイルの足回りにFJ62のボディを乗せている。

80の持つ快適感を60系に移植した。

 

下回りを覗かなければ(関心を抱かなければ)これはノーマルのFJ62だと皆思ってしまう。

 

製作においては60のサイズにあわせて80のフレームを4インチ程延長した。

 

室内はFJ62のまま、シンプルに。

オートマチックを維持しステレオコンポーネントを整え、シートとドアの内張りはメルセデスの物を使っている事から快適なドライブ仕様だと捉えてもいいだろう。

掲示板の書き込みにはマニュアルの方が良いとの声も...

マニュアル仕様も造れるよ...とTLCのジョナサンの返事。

 

エンジンはTLCの得意芸ICONシリーズに搭載されている、

LS Aluminum 5.7L V8 Vortec である。

 

テールゲートの構造をそのまま利用した収納ケースは、

オレゴン州のケビン君が製作したWagongear の作品である。

 

TLC オリジナル、ランクル60,62用、フロントウインチバンパー。

リアバンパーはオーストラリアのKAYMAR製である。(写真は無いが)

 

 60系ランドクルーザーの形が好きな人は多い、そんな人々の声を集めて製作したのがこのFJ142である。勿論FJ140も製作出来る事であろう。

 TLCがロクマルに手を加えたらこうなるという一つの例ではあるが、TLCの取り組みを観て感じるのはランドクルーザーという車は実はとてもセクシーな魅力を持った車であるという事だ。

 

TLC FJ142

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベルトが逝きました

2013年05月15日 | ロクマル日記

 先週の土曜日の午後ニューヨーク郊外のプチハイウェイをロクマルで流していたら、突然フロントボンネットの中で衝撃が...。

 

  バン!!!

!!!ビシッ!

 

         ガラガラガラ......

 

ボンネットの中で、何かが飛び散った様子(怖)

 

 計器の下の赤いバッテリー警告ライトとハンドブレーキ警告ライトが点滅、パワステが機能を失い、何かがエンジンに引っかかった様子で...ヤバイ!!!

ハザードランプを点滅させて、緊急停止を余儀なくさせられる。

 

故障か!?

 

あーあー!!!今回はコロラド山中でなくて良かった。(嬉)

と一瞬思った。

 

しかも交通量の多い場所だったが、事故に遭う事も無く...

 

 ボンネットを開けてみると、オルタネーター、プーリー、そしてパワステを繋ぐベルトが千切れて中で暴れて落下したらしく上部の防音シートが細長く敗れて飛び散っていた。

 

幸いな事に、車が停まった場所の隣は、

車の整備工場、

 

そしてその隣は、

グロッサリーが、

 

更にそのグロッサリーの隣にはなんと、

自動車パーツ店

 

また、

道の反対側にあるのはやはり、

自動車整備工場、

 

そしてその奥にも

車の整備工場がある。

 

おっおーっ!神の導か?

...も

 

しかし、

オートパーツ屋には部品はなく、月曜日になるなぁとの事、

ダメだ、待てない!

 

修理工場を訪れても在庫部品がなく、

月曜日までまて!

あかん、待てん、今直ぐに何とかしたいんや~ 

 

といいながらも、あるオートショップのメカニックと仲良くなって、

1972年のレストアされたダッジのポリスカーを見せてもらったり...と。

 

これ映画に使われたんだぜ、

 

    おおっー、なんていう映画だ?

 

わりい、忘れちまったぜ!

 

...などと雑談しながら時間を過ごした。

 

しかし、気持ちは、

とにかく焦っているのだ!

 

僕のメカニックに連絡をして話を付けて、仕事が一段落したらベルトを持って駆け付けてくれる事になった。

 

 無理言ってスンマセン...

 

なるべく早く来て!お願い!

 

まあ、まあ、じっくり待てばいいのでは?

と思うのですが、これには訳がありまして。

 

???

実はロクマルが停まった駐車場が、

 

なんと、

まあ、<

 

アダルトショップ...の前だったからです(汗)

 

結局、数時間後にメカニックがベルトと工具を持って来てくれて、その場で対応。

 

なんとか、

めでたし!めでたし!

無事に家に帰る事が出来たのでした。

 

ランドクルーザーならば必ず帰ってこれる...か?

 

 その内誰かが、お前アダルトショップに行っていただろう、見たぞ!と言い出すかも知れんなぁ(笑)

 

皆さん、車のベルトは時々点検してくださいね!

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1980 Landcruiser FJ40

2013年05月14日 | LANDCRUISER

 地元で1980年製のヨンマルが売りに出された、値段は2900ドル(約30万円)。年々古い40、60系のランドクルーザーは値段が騰がって行く現実を考えると、このヨンマルは多少直す所があったとしてもお買い得ではないかと考えさせられる。ただ課題は錆である。車の多少の錆だと随分と気になるが、ここまで錆びていると、逆に開き直る気持ちになるから不思議だ。逆にあえて錆びた古いランドクルーザーというのも大都会ニューヨークの洒落た通りを流すのにはいいかもしれないとも思っている。

 

 車体のバランスは崩れてはいない。バックドアが紛失しているのが残念だが、屋根を外してビキニトップで乗るにはいいかも知れない。以前メトロクルーザーのホセ君がヨンマルを実用に使うならば後期型の方が良いと言ってくれたのを思い出した。

 こういったオリジナルなヨンマルが良心的な価格で売りに出ている。新車の購入にはあまり関心はないが、価値ある旧車の掘り出し物には気持ちが踊る。きっと縁が合ったら僕の基にやって来るのであろう。(期待!)

 綺麗にレストアされたヨンマルもいいが、苦労する可能性を保持しているオリジナルなヨンマルに魅かれる僕は、やはり世間のはみ出し者かも知れない。(笑)

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする