ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

TEXAS

2019年05月31日 | OVERLAND CAFE

 今週は仕事で Texas 州に来ています。今日は Austin と言う街に滞在しており、明日は車で3時間程ドライブして Houston に向かいます。テキサスは広大な土地です。その広大な土地では数多くのピックアップトラックを多く見かけます。ハイウェイでの巡行スピードである75マイル(時速120)キロで走っていると、その横の追い越し車線をそれ以上のスピードを出して多くの車が追い越してゆきます。そういった車の走行環境の中では5.6Lの大型ピックアップトラックはガソリンも他州と比較して安いこともあり、実用車として定着しています。仕事仲間に、何処に住んでいるんだ?と聞くと、ここから車で25分位の所と言うではないか。しかし、その路程は途中ハイウェイ、フリーウェイに乗って時速120キロ以上でぶっ飛ばしての事なのだ。

 

 テキサスでのローカルフードの一つがメキシカン料理です。 皿の中央に大きなグリルド ハラぺェーニョ(唐辛子)が乗っています。このハラペーニョを何食わぬ顔で食する事が出来る様になればメキシカン料理を楽しむ事が出来ます。

 

 

 

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2019 Range Rover Supercharged

2019年05月26日 | OVERLAND EXPO WEST 2019

 新しく高級なSUVとは僕の嗜好に合わないのだが、それでも否定する訳ではなく、その機能を知っておく必要がある。ランドローバーはオン、オフの王座を狙った高級レンジローバーをオフロードコースにおいて提供しステアリングの操作を通じてその機能を見せ付けてくれた。パッセンジャーシートにはランドローバー社のランドローバーユニバーシティを受講したオフロードのプロが同乗する。このランドローバーユニバーシティとはランドローバー社の社員教育機関である。そこではビジネスや接客、運営、メカニックに携わる様々な事からオフロードドライビングのノウハウを実践し学ぶ機会が提供されているとの事。これは凄い事だと思った。なぜならば、高級オフロードビークルを製造販売しながら、その影で(表にはあまり出ない所で)オフロードドライビングの伝統を保守し続けている会社の姿勢があるからである。

 

 高級シートに座り込みシートを合わせて、タッチスクリーンでローレンジを選択する。フロントとサイドのバックミラーに搭載されたカメラが車体前部の死角であるフロントの下部、サイドの下部を映し出す。アクセルを踏むと自動的にパーキングブレーキが解除される。ギアのスイッチをローレンジに入れる事によりAll Terrain Progress Control が作動する。これはオフロードでのクルーズコントロールである。オフロードテストコースの一番最初の狭い坂道を降りた所に前タイヤが半分程埋まる溝が真横に掘られている。基本的なオフロードドライビングテクニックではフロントの2つのタイヤを溝に同時に入れる事はしない、一つずつ入れるのが基本だ。インストラクターはそれを承知の上であえて2つのタイヤを同時に溝に入れるように促す。フロントの両タイヤは完全に溝にはまるが、そこから軽いアクセルワークで容易に溝を乗り越える事が出来た。All Terrain Progress Control システムとは人間のミスをコンピューターが察知して手助けしてくれる有り難い機能なのだ。

 

 

 急な岡を登って正面に下り坂を迎えた時、ギアをパーキングに入れてハンドブレーキを引き車から一度降り、下りの下方の風景を確認する事が基本であるが、車内のモニターに前方下部の光景が映し出され、わざわざ車を降りての前方確認は不要となる。ギアは1速に入れて真っ直ぐに下るというのが基本であるが、インストラクターはそのままブレーキを放すだけでいい、と言う。Hill Descent Control システムが坂の斜度を測っての自動運転を行ってくれる。つまり急な下り坂ではブレーキの使用は不要、ステアリング意外は何もしなくてもいいという事だ。しかも、下って直ぐに右に90度曲がるコースであるが、その辺の按配もシステムに任せてハンドルだけ切れば良いという事。このシステムは慣れないと怖い、また、機能に対する信頼性がないと怖いと思った。

 

 レンジローバーは市販車であり、ピレリ社製のオールシーズンタイヤを履いていた。タイヤの溝は完全に泥で埋まっている。複数のモーグルがあり、対角線上のタイヤは宙に浮く。また45度近く傾く傾斜の後に車体が上がっている方向にハンドルを切る 様に指示され、アー ユー シリアス?(まじっすか?)と疑った。これも意図的なコースによる展開である様子。結構難しいコースを自身で走破した様な気分になるが、実はレンジローバーの持つ機能の導きなのである。この様にレンジローバーはオフロード適用車でありながらその実体はオフロードドライビングの基本と常識を破っている、ベーシックオフロードドライビングテクニックを凌駕した存在である事を知った。

 

  Range Rover Supercharged のステアリングを握るTRY-ANGLE優勝経験者のH氏。レンジローバーの最新機能が理解出来るのはベーシックオフロードドライビングテクニックを理解している人の比較によってである。9時12時、12時3時のステアリングの持ち方、回し方テクニックさえ、路面からくるキックバックを緩和する機能があるので不要だとの事。ランドローバーオフロードドライビングのプロフェッショナル達のランドローバーの車造りにおける仕事の実体が一台のレンジローバーを通じて見えてくるのである。

 

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MAN KAT1 6X6

2019年05月25日 | OVERLAND EXPO WEST 2019

 Expo会場には複数のトラック(カミオン)が展示されていたが、この MAN KAT1 6X6 Camper の存在は他を圧倒する存在感があった。基はドイツ陸軍の為に開発したトラックで、後部にはロケットランチャー等を搭載して荒野を駆け抜ける機能を保持している。開発当初からミリタリーが使うオフロードトラックという仕様なので、アプローチ、オーバーハング、デパーチャーアングルの確保が徹底しており、図体が大きいにしても未舗装地の走破性を考慮した設計となっている。

 

 

 後部に搭載されているごついタイヤリフトはフォークリフトの様で目が釘付けになってしまう。このトラックを前にして経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏の言葉が浮かんできた。氏はこう言った。人間とはどういうものかについて一言で言うならば、人間と言うものは万物を支配活用する事の出来る偉大な王様という本質を与えられている。つまり、万物=大地、大地を支配する。その為の道具にこんなトラック(トラック自体も万物)が重なった。未舗装の大地で四輪駆動車を駆るという事は人が万物を主管する為の術ではないだろうかと思わされた対面であった。

 

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オーバーランド スタイルの極相

2019年05月22日 | OVERLAND EXPO WEST 2019

 極相とは自然の森の生態系の構成が移り変わって行く過程が最終段階に至る状態の事である。英語ではこれをクライマックスと呼ぶ。極相を迎えた森は平均状態を維持しようとし永い安定状態となる。近年のオーバーランドビークルに対して一定の価値観を持つ人々が多く、その価値観が極相的な状態に入っているのではないかと感じた。

 

 XOVERLAND のランドクルーザーを例に挙げると、インチアップされた足回り。マッド或いはオールタレーンのタイヤ、ロックスライダー、前部のウィンチバンパーにウィンチ。後ろのメタルバンパーにはスペアタイヤホールダーと予備タンク、サンドラダーにスコップとハイリフトジャッキ。ロックスライダーにルーフラックとルーフテント。車内にはドゥローアー収納システムに冷蔵庫。こういった仕様の車がオーバーランドビィークルとして人々の理解の心を掴んでいる。

 

 ピックアップトラックにしても同じ価値観が浸透している。そして、この価値観こそがビジネスの要なのである。各種のパーツメーカ等が経営を継続して行く為にはオーバーランドビークルにおける極相が必要であったのである。時代が極相状態を迎えると、多くの四駆オーナー達はアフターマーケットのバンパーを求め、定番のパーツを愛車に組み込む構想を練りだす。そこまで至ったのがエクスポ10年間の成果であるといえる。オフロードビークルの世界は今後暫くこの極相を維持する方向で進んで行きそうな気配です。

 

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Overland Expo West 2019

2019年05月21日 | OVERLAND EXPO WEST 2019

 今年10周年目を迎えた Overland Expo West は17日(金)から19日(日)の三日間に渡りFragstaff AZ の郊外において展開されました。最終日の日曜日は朝から強風で雲行きも怪しく御昼を過ぎる頃には小雨が降りだし、やがて霙となり、雪に変わりました。ここは海抜2000メートルの高地、すなわち山岳気候です。山の気候は変化が激しいですが、それを体験する機会となりました。ちなみに、御店に売れているポテトチップス類は気圧が低いのでパンパンに膨れています。

 Overland News に公表されているイベントの概略は、400を超える特集とクラスレクチャー、プログラム。世界から160人の4x4及びオフロードバイクのトップクラスのインストラクター達の参加。更に400に近い数のブースの展開です。実際に会場を廻るには3日間という時間が必要でした。また、3日間を通じてのオーバーランドアドベンチャーのフイルム上映があり、食べ物関係のブース、展示車(ショーカー)等も会場のスペースを賑わせてくれます。

 車関係は、ドイツのフレィトライナー(メルセデス)の大型バンの4x4キャンピングの充実、オーストラリア等から北米に進出した、キャンピングトレーラーやピックアップトラックのキャンパーユニットの増加。車種に合わせて上手に設計された前後ウインチバンパー、新しい流行のルーフラック等が目に付いた。車両ベースは、Tacoma, 4Runner が優勢で、ジープラングラー、各種のランドクルーザーがそれに続く。今回は少ないが今後はシェビーコロラド、フォードレンジャー(いずれもタコマクラスのピックアップトラック)が増加する気配を感じた。ランドクルーザー200のモディフィケーションも昨年と比べると増加し、レクサスGS(日本名プラド)も標的になっている。ランドローバーは旧ディフェンダーこそ見かけたが、近年のレンジもディフェンダーも全く見かけなかった。

 オートバイのセクションは大口スポンサーのBMW、KTM. が手を引いてから縮小傾向にある様に感じた。しかし、それに変わって興隆して来たのがエレクトリックバイクである。会場の周りを沢山のエレクトリックバイクが走り回っている光景が今回特に目に付いた。

 

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今年で10周年

2019年05月17日 | OVERLAND EXPO WEST 2019

 オーバーランドエクスポ(ウェスト)が開催されてから今年で10周年を迎える。当初のモルモンレイクから現在のフラッグスタッフにイベントが移行してから規模も随分と大きくなった。10年という歳月を通じてオーバーランドという概念が人々に浸透した事が大きな成果である。一昔前はオーバーランドのイメージさえ曖昧であったのが、現在ではオーバーランドビークルやデュアルパーパスバイク等の具体的な存在を持って捕らえられる様にまでなった。しかし、その実体はアメーバーの様でもある。例えばある人に、オーバーランドってなんですか?と、問うと、それに対する返事が帰って来る。またある人に同じ質問をすると別の返答が帰ってくる。それらはちょうど、目の見えない修道者達が象に触れてその触れた所の部分を象として説明する姿に似ている。よって、オーバーランドというテーマを追求する事は大げさに言えば人生のテーマの様であり、そこに面白味が存在する。

 10という数は1に還る数で帰一数と呼ばれている。よって、もう一度原点(1)に戻ってみて廻りの景色を見直す機会が必要であろう。今日はこれから飛行機でアリゾナに向けて出発します。オーバーランドエクスポは本日から19日の日曜日までアリゾナ州のフラッグスタッフにて開催されます。個人的には楽しんで来たいと思っています。それでは、行って来ます。

 

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ハンドサインはそれ程難しくはない

2019年05月11日 | OVERLANDERS

 アメリカにおけるランドローバージャーナル Alloy+Gritの最新号にある一つのページ。これが一番分かり易いオフロード走行時の難所におけるガイドによるハンドサイン(シグナル)のナビゲーションのイラストである。数はそれ程多くはないので覚える事は困難ではない。覚えた知識はパートナー達と共有し活用するする事によって難所を越える時の業となる。また海外でも通用するオフロードドライブの手話である。ストップのサインは実際にぐっと力を込めて拳を握る。またサインは両手を使い、例えば右手で手招きをしながら左手でハンドルを左に少し振るようにサインを出すなど左右の手でそれぞれ異なるサインを示す事も技の一つであり習得しておきたい。普段からイマジネーションを働かせて秘かに練習しておくのがよい。その内意識しなくても手が勝手に動く様になる。

 

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タイヤの基礎知識、ラジアルタイヤとバイアスタイヤ

2019年05月10日 | OVERLAND VEHICLE

 アフリカやオーストラリアの荒野を走るランドローバーやランドクルーザーの殆んどは細めのバイアスタイヤ(BIAS-PLY)を履いている。そう語るのは Jonathan Hanson 氏である。オフロードタイヤの知識と言えばトレッドパターンであるマッドタレーン(M/T)、オールタレーン(A/T)であるが、それはらは外部構造である。そして、タイヤの内部にカーカスという繊維があり、その配列の有り方によってラジアルタイヤとバイアスタイヤが存在する。それが内部構造である。タイヤにおいての基礎知識はこの内部、外部の構造を共に理解しておく必要があるにも関わらず、あなたのランドクルーザーが履いているタイヤは RADIAL ですか?BIAS-PLY ですか?と尋ねられると、えーと、何でしたっけ?という有り様である(僕の事)。

 構造の違いの理解は、こちら、日本Goodyear さんの説明が分かり易いです。

 

Jonathan Hanson 氏の駆るFJ40のタイヤ

 タイヤとホィールに対して、Think Conservatively (保守的思考) の思想を置くことを薦めているのがHanson氏である。オーバーランドビークルは他のオフロードビークルに比べて保守的でいい。そして、タイヤの重量やパターンの路面抵抗などが経済的であるか? という問いも大切であると言っている。オーバーランドビークルに対してはバイアスタイヤを薦めている。Hanson 氏はオーバーランドビークルのタイヤがオールタレーンかマッドタレーンか? 或いは、どのブランドなのか? という外的な選択以上に、その内部構造がラジアルかバイアスか? とういう選択の知識を持つ事の重要性を強調しているのである。

 

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J.H's FJ40は語る

2019年05月05日 | OVERLAND VEHICLE

 僕自身がオーバーランダーのメンターとして尊敬している Jonathan Hanson 氏が愛用しているのは1973年型のランドクルーザーFJ40である。彼自身が西部乾燥地帯のアリゾナ州の住人という事もあり彼の愛車のFJ40は錆も無く美しく保たれている。しかし、それだけではない。ハンソン氏のFJ40には彼の思想が反映されており、このFJ40は(変化は継続しているが)彼の思想の実体なのである。1978年に2万マイルを刻んだ5年落ちのFJ40を当時$3500ドルで手に入れてから、保有期間は40年を過ぎている。その間彼自身もトライアンドエラーや暗中模索の過程を得て現在の仕様となっている。ハンソン氏がFJ40を保有し続けるのはそこにオーバーランドビークルとしてランドクルーザーの持つ耐久性や信頼性は勿論、アメリカの中西部やメキシコの砂漠地帯においての活用に利があるからだと観て間違いがない。

 最近のWheels Afield誌に投稿している彼の記事に、アウトバックに持参するスペアパーツと工具というメモ書きがある。スペアパーツのリストを見ると、ファンベルト、ヒューズ、一本のエンジンオイル、ラジエター水、ワイパーの換え、バッテリーケーブル、である。更に、携帯する工具を見ると、ソケットレンチのセット、スクリュードライバー、プライヤー、ペンチ、パンチ棒、ワイヤーストリッパー、電気ナイフ。弓のこ、ハンマー、テスター、等である。これらはベーシックツールである。ハンソン氏の40のスペックは1973年のままではない。エンジンはオーバーホールされたノーマルであるが、デスクブレーキ、コンプレッサー、ハロゲンライト、水タンク、バンパー、ロールゲージ、セキュリティボックス、モダンヒューズシステム等、が40年の使用の中でアップグレードされている。つまり様々な状況を想定した設定のFJ40であるが故にスペア部品もツールも最低限で済む手入れと仕様となっている。

 ハンソン氏はランドクルーザーの持つ信頼性をただメーカーが提供した信頼性のみについてのみ語っているのではなくて、自らが望む仕様のランドクルーザーに仕上げる事が出来るポテンシャルに対しても信頼性を置いているのである。性能の良い快適な四駆が沢山存在したが、それでもなおFJ40に乗り続ける我がメンターの姿勢は実用的なオフロードビークルはこうあるべきだという実態を見せている。

 

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南米人が普通に食している、あのグリルドチキンの味を追求し続けている

2019年05月01日 | OVERLAND CAFE

 中南米の人々はチキンを美味しく料理する事に長けている。その中でも特にグリルドチキンはシンプルながら旨い。街にある中南米系のレストランに入ってメニューの選択に迷ったらグリルドチキンを注文すれば外れる事は少ない。チキンを美味しく焼くという事は奥が深く、僕は未だに探求の路程を彷徨っている。中南米の人々は塩とニンニク、そしてクミンという香辛料を使用する。彼らから口頭でレシピを聞き出し再現してみるが、未だに自分の舌を満足させるに至っていない。ラーメンや寿司はカウンターで食するのがベストだと思う。それに比べて、グリルドチキンはもう少しハードルが低くグリルドレストランでなくても美味しく焼いたチキンを自宅でグリルド出来る様な気もするのだが、なかなか求めている味を実現しかねている。それは、あまりにもシンプルで普通で全然特別ではない故に、難しいのである。

 

 チキンを焼きながらその横で知人から頂いた高価な地元産の14年物のウイスキーを嗜む。 チキンを焼く香ばしい臭いが煙と共に近所の空気を汚染しているが、その臭いさえ感じさせない程にコクが深い味わいである。グリルドチキンを美味しく焼くという課題に取り組む姿勢を持続けているが、あまりかしこまらず、こだわらず、陽気で楽天的で料理を作る事を楽しみ、家族や仲間に尽くす事を喜びその時間を大切にする、そんなポジティブなラテン気質が料理人には必要なのだろうと感じる。そんな気前があってこそ旨いグリルドチキンを焼く事が出来るのかも知れない。料理が深いという意味は実はこんな所に要点があるんじゃないかと思う。今回はウイスキーの力を借りようとしたが、本当はテキーラの方が良かったのであろう。あとは、音楽なんかも料理の味に関係あるじゃないだろうかとも思ったりした。

 

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