ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

雨の日だからこそ洗車

2018年12月27日 | ロクマル日記

 

 冬季の濡れた路面を走破した後の自転車には地面から巻き上げた黒い泥がびっしりとこびり付いている。走り終わって直ぐにバケツ一杯の水を準備してコップに水を汲んで要所に水をサッとかけるとそれらの泥は意外と簡単に流れてしまう。泥の汚れは乾燥して時間が経ってしまうと固着する。より少ない量の水で容易に汚れを落すには泥が乾いてしまう前に流してしまう事である。鉄は熱い内に打てだが泥汚れは濡れている内に水で流せ、がポイントである。そういう経験からランドクルーザーの洗車を考えてみる。普通洗車は雨の日には行わないものであろう、しかし、雨天走行後や濡れた路面を走行後直ぐに下回りを中心に水をかけた方がより容易に汚れを落す事が出来るのである。洗車というと晴れた日に決行し主にボディを洗う事に慣れてしまっているが実はそれは洗車の行程の半分であるのかも知れない。車体が濡れて泥を巻き上げた時その湿っ気が乾かない内が汚れを流すにはベストな条件なのである。冬季はまた路上に融雪剤も撒かれその成分も車体に撒散されます。車体が濡れてしまった時こそ洗車の機会なのです。ちなみに自転車は晴れの日に洗った事は一度もありません。

 

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NYC クリスマスドライブ 

2018年12月25日 | NEW YORK

 今日はクリスマス天候は晴れ。先月アメリカ人の仕事仲間達にサンクスギビングとクリスマスはどちが重要度が高いかを聞いてみた。どちらも家族が集う機会で共に食卓を囲む習慣ではあるが彼らはクリスマスの方が重要度が高いと述べた。クリスマスとは前後のホリディシーズンと共に捉える時間帯の期間の事ではある。朝の7時、家族でランドクルーザー (LX450) に乗り込みニューヨークの街の中心へとドライブに出発する。

 

 ニューヨーク、マンハッタンの中心は東京都心の元旦の朝の様な光景です。24時間眠らない街ですが閑散としたこの光景は素晴らしいです。何しろ渋滞無し、路上駐車がやり放題です。

 

 最終目的地はここロックフェラービルに囲まれたロックフェラーセンターです。ここには冬季限定のスケートリンクが開かれておりその麓にニューヨーク最大のクリスマスツリーが置かれています。平日は大変賑わい混雑するこの場所をゆっくりと散察し堪能するにはこの日のこの時間がベストなのです。ここのクリスマスの光景は僕が始めてニューヨークに来た30年前の光景と殆んど同じです。記憶が時間を越えてシンクロし今に吸収されます。

 

 クリスマスが毎年やってくるのは良い思い出を蓄積するための計り事なのかも知れないと思った。昔はここに一人寂しく立っていた事もあった。今は家族が存在している。そして未来は2人で来るのかもしれないし一人で来る事になるのかも知れない。あるいはもう来ないかも知れない。そう思うと今、そして今存在している家族や縁ある人々を大切にして良い思い出を提供する努力が大切だと感じる。アメリカではこの期間を Most wonderful time of the year. と言う。それは街が賑やかでイルミネーションで溢れたクリスマスシーズンの期間の事であるのは勿論だが、生きている事の奇跡を自覚する為の時間でもある。今朝は家族でマンハッタンのタイムズスクエアーにあるマクドナルドというレストランで豪華な朝食を楽しむ事が出来た。

 

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陰が極まり陽となる

2018年12月23日 | ロクマル日記

 12月22日は一年で一番日照時間が短い冬至である。激しい雨が降っている早朝の7時前ランドクルーザー60で仕事に向かう僕の目の前に突然展開したのは路上に広がった大きな水溜りであった。スピードを落して反対車線に入って路上の水溜りを迂回しようと思ったが対向車が続いていたのでそのまま深い水溜りに突入した。水溜りをほぼ抜け出してさあ加速しょうとした時にエンジンは止まってしまった。幸い後続車も殆んど無く安全性には問題がなかったが久しぶりの路上でのランクル停止である。ハザードを点滅させて待機。外の雨が激しいのでボンネットを開けて中を覗く事も控えた。エンジンが停止した原因はおおよそ見当が付いていた。イグニッションコイルが濡れてしまったのだ。なぜならば、以前同じ事態でエンジンが停止した経験を持っていたからである。停止してから5分程でパトロールポリスが来てくれた。後ろが明るいライトで照らされた。大雨の中窓をノックしてくれて事情を伝えトーイングカーを手配してくれた。

 

 空が少し明るくなると平行して交通量も増えてきた。20分程待たされたであろうかトーイングカーが到着し直ぐに撤去作業が始まった。待たされていた時間、エンジン内の熱でイグニッションコイルが乾いて再びエンジンが始動する事を期待して数回イグニッションを回してみたがダメであった。

 

 今日は冬至、陰極まる日である。今年の冬至はこういう形で迎えたと思うと意義深い意味が潜んでいるんじゃないかと思った。想定外の事が起こるとこれからどういう展開を迎えるのかワクワクする気持ちも有る。とは言え心配事もある仕事の計画の狂いと調整。そして、指定されたトーイングの行き先がどんな場所なのだろうか? トーイングの料金を高く吹っかけられるのではないかという金銭的な不安もあったが、それらの不安はトーイング中に払拭された。直ぐに近くを車で通過した友達よりトーイング中のランクルを写した写真がテキストで届き心配と気遣いのメッセージが届く。今の時代はSNSで情報が短期間で拡散する現象が起こる。

 

 トーイング先から更にトーイングされて自身のメカニックの手によって対策が施された。停止した原因はやはりイグニッションコイルでした。今回の機会にイグニッションコイルと周辺の配線を交換した。写真のパーツは1985年の新車時から付いていた純正品と思われる。今回こういう形で止まらなければ近い将来部品の寿命でランクルは何処かで止まっていたであろうし、その原因も直ぐに見極める事が出来なかったかもしれない。

 

 大きな水溜りのある道は我がランドクルーザーがトーイングされてから直ぐに通行止めとなった様子。時速80キロで走る車が水溜りに突入するとハイドロプレーン現象を起こしたりして非常に危険。我がランクルがそこで止まった故に他の車が大きな事故を起こさずに済んだのかも知れないなどと思った。車が壊れてトーイングされ修理の為の出費も伴う、こういう出来事を運が悪い陰な出来事と捉える事も出来るが、気持ちの上では好(陽)い出来事であったと感じている。今日は冬至開けの朝の陽光を浴びながら昨日の出来事をなぜか昔の事の様に懐かしく思った。

 

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クリスマスプレゼント

2018年12月21日 | ロクマル日記

 自宅の一階に隣接した、ガレージではなく屋根付き駐車場が使える様になりました。排水溝の工事が中途半端なままなので雨が降ると水が落ちてコンクリートの地面を濡らして流れて行きますがそれでも路上駐車に比べると車の保管には格段に良い条件となりました。この月のこの時期なのでこれはクリスマスプレゼントです。屋根のある駐車スペースの大きな恩恵とは駐車と保管は勿論ですが車の整備が自分のペースで出来る事にあります。ランドクルーザーを駐車して観ると、この場所はまさにランクルを停めて置く為にあった様な雰囲気の場所だと感じている。

 

 ガレージとは使うものであるという思考は定まっているが、もっと突っ込んで表現するならばそこは聖なる場所である。そこを本当に聖なる場所として認定するのはオーナーの使い方によるのであろうが、僕は長い間愛車のランドクルーザーに屋根付きのガレージを提供出来なかったのでランドクルーザー達には申し訳無い気持ちを抱いている。よって、ガレージ(屋根付き駐車スペース)がある事が感謝でしかない。この感謝する気持ちがこの空間に充満している状態、その気持ちが続くかぎりそこを聖なる空間と呼ぼうと自身で納得している。

 

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ダットラ レストレーション プロジェクト

2018年12月17日 | VINTAGE CARS

 

 Raleigh から松林が続く70号線を東に3時間程車を飛ばして旧友に会いに行った。車好きの彼は昨年からダットサントラックのレストレーションに取り組んでいる。主に休日の空き時間にコツコツと作業を進めており完成が目標ではなくてプロジェクトの進行そのものを楽しむ事に重点を置き気分転換と趣味を兼ねて進めている。彼が今までに手掛けたレストレーションプロジェクトは全てダットサンで RL311, 260Z, と続きこれで3台目である。彼は僕よりも先輩で年を重ねた時に何か夢中になる事があるという事が楽しく生きる為のエネルギーの源であるという様子を示してくれている。

 

 ボディパネルを東南アジアから取り寄せ、自身で板金を行い自宅の裏庭に塗装用の小屋を建てて1960年後半のフォードマスタングのタン色に塗られた車体。このダットサントラックは近い将来通勤車となる予定なので見せる為のレストアではなくて実用で使用する為のレストレーションであるとの事。あくまでもノーマルに仕上げる予定ではあるが同じく車好きの息子からのアドバイスで車高を下げる事も考慮しているという事だ。

 

 アメリカの中でもノースカロライナ州は車を複数所有するには金銭的に有利な州である。例えば保険代は他州に比べて格段に安く、概算的に言えば僕が払っている保険代から比べると3分の1以下の値段である。家や土地もそれ程高価ではないので知られざる自動車天国な州の一つであろう。(保険代は運転歴や車種、住んでいる地域によって異なります)

 

 面白いのは、実は彼のアドバイザーは彼の息子さんである。勿論車好きな血統が遠因である事は間違いがないが息子さんは高校時代に Toyota AE86をレストレーションしている。それが彼の卒業論文となった。その後自動車のエンジニアとして知と妓を磨き続け現在は学業に身を置いている。所有する(した)車も複数で過去にはトヨタのハイラックスもレストレーションしている。写真のマッドタイヤは車高を上げたスバルのWRXの物である。彼はこの日不在で愛車のスバルにスノータイヤを履かせてわざわざ州西部の降雪地帯に友達と出かけていた。好きな車趣味に没頭出来る環境を選んだ友達も友達だが、好きな車を仕事として生きる糧を得る為の手段にする為に努力する息子さんも行くべき道(目標)があっていい、と感じた機会であった。

 

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Winter storm " Diego "

2018年12月16日 | 日記

 

 先週の日曜日は吹雪であった。ノースカロライナ州の中心都市 Raleigh の郊外にあるホテルの窓から大きな窓に吹き付ける雪嵐を観ていた。この雪嵐は Diego という名で呼ばれアパラチア山脈を西から北東に横切り多くの積雪をもたらした。その雪嵐の動向は複数のテレビで一日中報道され続けた。Diego はおおよそ2日間に渡って Raleigh の街に雪を降らせこの地方はパニックとなった。街には降雪に対応する除雪車が無いのか除雪車を見ない、溶雪剤も撒かれない。車はあちこちでスリップ状態。人の移動が困難で職場も学校も休み、ほぼ全ての飲食店が休業となった。雪に慣れていない街に大雪が降ると特殊な事態に至るという事を体験する機会であった。結局その期間はホテルでの缶詰状態を余儀なくされた。ウインターストームに備えるという事は多くの場合雪への対策を考慮するものだが、実はホテルの中で(室内で)いかに時間を有意義に過ごすかという観点も大切な用件であると感じた。今回は事前に本屋に寄って読み物だけはキープしていたので少し助けになったようだが、降り続く雪がつど気になって頭の中には何も残ってはいないのが結果である。

 

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North Carolina

2018年12月03日 | NOTES

 この夏に上空の飛行機の中から撮影した北米東部のアパラチア山脈の一部の光景です。正確な場所は分かりませんがノースカロライナ州とテネシーの州境辺りだと思っています。高く聳え立つ山はあまり存在しませんが千メートル並の山々が連鎖し広大な森林地帯が美しく展開しています。先月開催された Overland Expo East はこの光景を背後に持つ Asheville NC の郊外で開催されました。この12月の前半は仕事で North Carolina を廻る事になりました。夏に眺めていたこの大地の光景が僕を呼んでくれたのかも知れません(そんなに山奥には行きませんが...)。次回のブログ日記の更新は12月の中頃になりそうです。よって、このブログは暫く一足早い冬休みに入ります。今年の日本のこの季節は暖かいという事ですが...どうか暖かく御過ごし下さい。

 

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FJ62 Restoration Project

2018年12月02日 | LANDCRUISER

 Expeditionpotal による Overland Expo East の投稿によると FJ Company の手掛けたFJ60が初めて会場に姿を現した。この車体はFJ62でハイルーフな仕様からアメリカ国外から入って来た車体である。オリジナルカラーは赤であったが全て剥離されて美しいオリーブイエローに仕上げられている。このFJ62については最近気になっていた Youtube のビデオがあり、そこではレストレーションのプロセスを紹介している。そのビデオで紹介されていたFJ62(以下)が Expo 会場の FJ Company のブースに姿を現した。全てをばらして組み上げるのはかなりの時間と労力が掛かった事であろう。ランクル60が時間と労力を掛けてレストレーションするに値する車であるという価値感を示している様に感じる。

 

 

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