ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

荒野を颯爽と走る T O Y O T A FJ

2011年09月30日 | ハチマル(LX450)北米旅行

  アリゾナ州フェニックスに続く10号線を東にただひたすら走る。帰り道では空を流れる太陽の軌道が全く逆になる。西日を追いかけていた数週間前と違って西日を背に走り続ける。

...

 

後ろの追い越し車線から白い...SUVが勢い良く追い上げてくる。

現在の巡航スピードは...

 

80マイル(120キロ/時)

...

 

バックミラーがTOYOTA の文字を捕らえる、FJクルーザーだな。

 

速い!

おいつけん...

FJクルーザーはオフの走破性だけではなく高速の巡航性能も高いと感じる。

やはりクルーザーと名乗るだけの事はあるな、と思った。

...

..

おっと、見えて来ました。

僕が勝手に名付けたロクマル山(笑)です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Joshua Tree National Park

2011年09月29日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 ロサンゼルスの東側に広がるMojave Desert (モハべ砂漠)の中にあるジョシュアツリー国立公園にやってきた。

 40度を超える砂漠の低地から前方に見えるそれ程きつくない山岳地帯に繋がる登り坂をアクセルを踏み込んでしばらく登っていく。

 

ジョシュアツリーナショナルパーク、別世界に入る入り口であった。

 

 標高1000メートル近い高原地帯に差しかかる、まばらな砂漠の植物が我々を迎えてくれる。サンダーストーム(雷)が通り過ぎたのか大きな水溜りが道のあちこちに出来ていた。

 標高が高い事もあり、外気は意外と涼しい。ただ、真夏という事もあり爽やかな涼しさというよりも40度の低地から登って来たのでその暑さが緩和された涼しさである。

 

 この公園の名前でもあるジョシュアツリーが視界に入ってくる。モハベの砂漠ではよく見かける植物だが改めてこの植物の不思議な枝並みには感動する。

 

こいつらはまさに異界のいきもん?

 

よく見るととてもユニークでもある。

(大きくして観てください)

 

太陽の眩しい光、そして静かな大地、そしてそこに横たわる巨石達。

 この岩を見てここには太古の時代は水があったのだと感じる。歳月という表現を超えた時間の長さを観る事が出来る。

 

Cholla Cactus (チョラサボテン)があちこちに生息している。

美しい薔薇にはとげがあるというが...こいつは全身とげしかない。

よって、美し過ぎる?

 

チョラカクタスのみが生息する、チョラカクタスガーデンに足を踏み入れる。

なんじゃいここは...

ここはまさに別世界、地球にこんな所があるのかと思った。

 不思議の国のジョシュアですなー。

 

2011年宇宙の旅という感じ、異星に降り立った気分。

 

Ocotillo (オコティロ)という砂漠の植物

 

日が暮れるまで公園を楽しんだ、意外と公園内は静かでほとんど車を見かけなかった。

 この公園に来るのは初めてであった、真夏の砂漠の中にあり暑いイメージがあったので実はあまり期待していなかったが来てみて大正解であった。

期待していると裏切られ、期待していないところに感動が隠されている。

これが人生(旅)の醍醐味であると教わったようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出LA、再び砂漠へ

2011年09月28日 | ハチマル(LX450)北米旅行

ロサンゼルスの郊外、フリーウェイを外れて、緊急事態!

イマージェンシー だーっ!

我慢できなくなった息子に付き合う...

 

ロサンゼルスで過ごした一周間はあっという間であった。

帰る事が少しめんどくさい、一週間はかかるからな...行きはよいよい帰りは怖い!

現実から少しでも遠くにいたい...甘い!

そう、甘い感覚にいつまでも酔っていたい。

 

美しい太平洋を横目に見ながらロサンゼルスを通る5号線を南下する。

そしてサンディエゴに向かう途中の海岸にある大きな建物は、

なんと、原子力発電所!

フリーウェイの直ぐ脇に、しかもこんなに近くにあるとドキッとする、じゃないか!

時世が時世なだけに...。

 

...

 ロサンゼルスから東に10号線を走って、砂漠のリゾート地であるパームスプリングスに向かうフリーウェイの周辺に見えてくる光景は旅する者を楽しませてくれる。

多数の風力発電機が一生懸命に動いています。

 

 

その数があまりに多いので圧倒されます、

荒野の有効利用かな、風力発電は時勢の後押しを感じます。

 

さて、次のターゲットは何処でもいいからキャンプしたい!です。

砂漠の中で星空(天の河)を見たい...です。

さて、その願いは叶うのか?

 

おっと、Lexus LX450!

全く同じ車ではないか...しばらくくっ付いていってやれ。(笑)

...と思ったが、

ぶっちぎられました。

 

アウディのデリバリーです、完全包装ですね。

このビニールを挽き破る時は快感だろうなー。

 

 

再び爽快な青空と褐色の大地が広がってくる。

 

INDIO という砂漠の町にある巨大なスーパーでキャンプ用の食料の買出し。

...しかし暑いな...気温は約40℃。

キャンプよりクーラーの効いた部屋がいいなあ!

この暑いのにビニールのテントは...ぞっとする、 

...なんて思っていても、 言えない...事はない。

何気なく、マジー、キャンプする~ ???

暑いからやめようか!と、あっさり、かーちゃんが...

食料の買出しが終った後に...

 

NISSAN TITAN エクスペデッション、

かなり迫力あります。

四駆の性能どうのこうのよりクーラーばっちり効きそうな所が、

うらやましい~。

 

まだ見ぬ未来に向けて出発です。

それにしても、暑っ

帰り道も楽しむ予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おやじ達の週末の早朝は一杯のコーヒーからはじまる

2011年09月27日 | VINTAGE CARS

ロサンゼルスのおやじ達の元気の元、

週末は早朝の一杯のコーヒーから始まる。

その味は...

格別だ!

- CARS AND COFFEE - 

 

ここは南カリフォルニアのアーバインの街にある北米マツダの駐車場前の道路。

 

 さーて、旨い?コーヒーをすすりながら路肩に座ってアーバインの街に消えて行く名車とおやじたちを眺める...静かな週末の朝を喝采とエンジンサウンドがこだまする。

ではコーヒーを片手にどうぞ...

 

 シェルビーマスタング

 ドイツ警察、イセッタ

 アルファ

 オースティン ヒーレー

 モトグイッチ

 2002 ターボ

 デトマソ

 おっと!100

 

 頑張れーっ日本!

 シェルビーコブラ

...これぐらいで勘弁して下さい、

写真マル投げですが....これでも一部です。

 

 

どうです、あなたの探していた天国とはこの事をいうのではないですか?

即ち、時間を忘れる境地の事です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天使の街、 ロス エンジェルス 

2011年09月26日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 一人旅だと絶対に訪れないけど、家族を伴う旅ならばとりあえずロサンゼルスを訪れたという証が必要。という事で...観光コースを一回りする。

家族に告げる。

いいか良くみておけよ、これがロサンゼルスだ。

...窓の外にはパームツリーの町並みが流れる。

 

 ロサンゼルスという街には寛容性と包容性を感じる。外から人が入って来ても直ぐに受け入れられる。それは土地の広さと乾燥した気候が人の気を外に向ける性質を持っているのかも知れない。

 

ハリウッドの丘からロサンゼルスの街を見渡す。

これが原始LAの光景

この景色からは水気を感じない。人の住む広い盆地が太平洋に続く...

 

 

HOLLYWOODの文字が見えますか?

かなり近くまで来たのだけど...

 

ビルはビルでもニューヨークのビルとは明らかに違う。

 

ハリウッドの街並み、意外と渋滞にはならない。

...フリーウェイはいつも渋滞なのに。

 

ハリウッド道りを探索する。

皆下を向いて歩いています。

 

B'z

ギターを弾くのに手の大きさは関係ないようですね。

 

バブ(ビバ)リーヒルズの中もぐるぐると、

有名人には会えませんでしが...

ここは80年代の方が良かったと思っているのは僕だけだろうか?

なぜかというと...クルマだ、

当時はメルセデスやフェラーリの天国、60年代のアメ車やオープンも多く見かけた。

ところが...

今は?

...

プリウス

 

ナンバープレートが...DRTYWYF 、

かなり危ない雰囲気がする。君子危うきに近寄らず...だな。

運転している奴の顔が見たい...なんてね。(怖)

 

LAの街は実に広い、何処に行くにもフリーウェイを使う。

クルマがなくては困る、クルマを使用する事を前提とした街である。

もちろん散歩もクルマでという事になる。(なった)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E-TYPE 50周年おめでとう!

2011年09月25日 | VINTAGE CARS

 ジャガーEタイプ誕生50周年

1961 - 2011

 

 

英国系の書籍では賛祝!

英国人の誇りを感じる。

ジャガーEタイプが生まれた時代は大英帝国がまだ元気だった時代でもある。

 

当時のスポーツカーでは世界の頂点に君臨する存在であった。

長いフロントノーズが特徴的、当時最高速度240キロ/時を誇る。

 

1975年までの長い生産期間にエンジンサイズは3.8L、4.2L、5.3Lと変わった。

 

最終モデル1971~には12気筒SOHCエンジンが搭載される。

(写真は直6)

 

見る者を飽きさせない、...本物という形容が当てはまる。

現在の車とは明らかに異なる、それはエアバッグではなく質感の事。

 

クルマがカッコイイ(e)とどんな景色も冴えて見えるのはなぜだ...

カッコイイクルマに乗ると人も美しくセクシーに見える?

 Eタイプに限っては生活の臭いは似合わない。天候の良い週末に財布に万札を詰めて都会を離れ渋滞のない景色のいい風景の中をちょっと飛ばす。ああそんな身分になりたいなあ~と思わせるところが憎い。

 

 英国のシルバーストーンサーキットに50周年を記念してこの夏800台を越すEータイプが世界中から集まった。そして757台のEータイプがサーキットを同時に走りギネスブックに乗る事になる。

 へぇーっ、集団走行はギネスに乗るのか、知らなかった。

 

この記事によると過去にもこんな記録がある。

 フィアット 500台 - イタリア

 ポルシェ 2325台 - ドイツ

 VW ビートル 2728 - ブラジル

 フェラーリ 490台 - なんと日本、富士スピードウェイ(驚)

 

探せばいくらでも記録は在りそうな気がするが...。

 

Eータイプ50周年おめでとう!

...

 

ところで...ランクルは?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LA 家族サービス 

2011年09月24日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 子供達に今回の旅で一番何処が良かったか?と聞くと全員声を揃えて、

デズニーランドと答える...答えやがる。

正直、くやしい!

...

なぜなら、人ごみと買い物が大、大、大嫌いなこのおやじだからな...。

 

実はこの年にして初めて、ネズミーランド(失礼!)という場所に足を踏み入れた。

平日だというのにすげー人人人、そうか...皆夏休みなんだな。

ただ、

正直に言うと、驚いた...なぜならあまりにも人工的で良く出来ていたからだ。

 その辺に転がっている石や、植物、そのテーマパークの敷地にある全てのものに人の手が加えられており、長い歳月と金をかけて築きあげた芸術品である事を知った。

幻の世界を実現化した...とことん非現実な場所。

 朝の開園から夜中の11時半の閉園まで過ごしたが、訪れる者が飽きない工夫と努力には脱帽だった。ビジネス的見地から見ると、つまりお客をいかに喜ばすか?という問いにはまあまあ良い評価をあげてもいいかな、と思った。それは高い入場料を払ったのにという感情が最後にはこれなら安いな、と思わせた所にある。

いい意味で、やられた!という感じ。

 

飯代の高さも素晴らしい!

バナナ一本$2.75、ニューヨークでは一本$0.25。

...くやしい!

 

しかし、疲れたなあ~、あの待ち時間には...

もういい!

 

結局、想像していた以上に良かったので、くやしい!と思っているのだ。

ウオルトデズニーさんに完璧にやられました。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南 カリフォルニア (中古)ピックアップ トラックス

2011年09月23日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 TOYOTA TUNDRA 2005 FOR SALE

 南 カリフォルニアの中古車はやはり...あきらかに錆が少ない。ラダーフレームの継ぎ目や溶接部分、そしてフレームとボディを止める金具周辺に錆がない。多少の汚れはあるが許容範囲、マフラーのみはサフェースラストだが問題はないであろう。

 数日前に地元で2007年のFJクルーザーを観察した。ブルーの塗装は輝いていたがボディの下のフレームやデフのエッジなどに錆が目視出来る。外観は美しいのだけども...それを見てしまうとがっかりする。

 南カリフォルニアが羨ましいと感じる。

 

ロサンゼルスでは実に多く見かける現役で働くトヨタトラック達

 ランドクルーザーは丈夫だと聞きますが、どれくらい(何年ぐらい)乗れるんでしょうか?と聞かれる事がある。正直この質問の返答には困る。なぜならランドクルーザーは一生乗れる車であるからだ。ただし消耗品は取替え定期的な基本メインテナンスを継続する事が条件となる。

 そして何よりも大切な事は乗り続けようとする意思である。

ロサンゼルスの街には古い車に乗り続けようとする意思が存在している。

 

ロサンゼルスでは多くの80と100を目にする、

200は...売れているのでしょうか?と思うほど見なかった。

 

 新車のタンドラ、この丈夫なトラックは20いや30年は使えそうだ...と思った。販売価格を耐久年数で割ると車体価格は安いと感じるが...問題はガソリン代だな。

 

 最近ある人が言っていた、ロサンゼルスとニューヨークの中古車比較。

 ロサンゼルスの中古車: 

 走行距離がかなり高い。10万マイル(16万キロ)なんて当たり前、20万マイル走った車でもそれなりの値段で売れる。トヨタのトラック(ランクルも含)は20万マイルはまだ通過点に過ぎない。それ程車が必需品で需要があるので中古車の値段は高い。

 ニューヨークの中古車:

 10万マイル走ったらもうボロって感じ、ロサンゼルスに比べると走行距離はかなり低い。面識を気にする人も多く古い車=貧乏人と思われる感。中古車の値段は安く、ニューヨークで安く手に入れた車をカリフォルニアで売ってそこそこ儲けている人もいる...らしい。

 と、まあ参考にまでですが...同じ国の中でも環境が違うと価値観も違っているという事です。

 

ランクル60、80を愛する僕はニューヨークでは貧乏人の域へ、

ロサンゼルスでは一般大衆という事かな。(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SOR のあなたの知らない世界...

2011年09月22日 | 北米ランクルビジネス

それはある暑い夏の日の午後...の事であった。

何も知らない僕はSORのバックヤードを見学していた。

これらの話はノンフィクション(実話)です。

 

 SORの敷地でサンフランシスコから来た二人のおっさんと話をしていた。彼らは祖国にあるランクルヨンマルの部品を探しに来ていた。

...

ところで、国はどこですか?

エクアだよ、知ってる?

もちろん、行った事はないけど...知っているよ、友達がいるから。

...そういえば昨年ここを訪れた時に立ち話したお客さんもエクア出身だったな。(思い出した)

 

SORの敷地内で作業をしているカルロス君(だったかな?)

どこから来たんだい?

エクアだ。

おおーっ!

 

そうこうしている内に別のロクマルに乗ったお客さんがやってきました。

 このロクマル自分で仕上げたんだぜ...買った時はエンジンははずされて後ろにのっかってたんだ、後はペイントジョブだけだ。

いつ塗るんだい?

実は明日なんだーよー!(キラキラ、良く聞いてくれた...)

おおーっそれは楽しみだなあ。

...

ところで、どこから来たの?

エクア

!!!

ランドクルーザーとSORそしてエクアドルの関係はいったいなんなんだ!

...

夏の午後のミステリーだな。(笑)

 

 カルロス君の説明によるとこれが次期マーブ氏の愛車になるディーゼルエンジン搭載のロクマル、カナダから取り寄せたようだ...そしてボディーを持ち上げてフレームの修理。

 

錆びたフレームの一部を切り離し、錆の無い物との交換。

 

 ここは社内修理工場、外から修理の依頼はない、やっていない。即ちスペクター氏の専用ガレージと言う事かな。

 

えっ、これゴミ?

ロクマルのドアだけどこれ捨てるの?

だって錆びているから...、

モッタイナイと思うけど...口を出すのは止めておこう。

...

ところでカルロス君、

なんじゃいこりは、 君のくるまか?

ダットラ

そうだよ、何か?

いえ、何も。(個人的には好きだ)

世界最大のランクルパーツショップでダットサンが...

まあ、許されます。(笑)

...更に、

真ん中に白く書かれた文字が見えますか?

D A T S U N と。

世界最大のランクル部品専門店で使用しているフォークリフトがダットサンとは...。

これがSORの真夏のミステリーなのだ?

... 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SOR ロクマル

2011年09月21日 | 北米ランクルビジネス

ランドクルーザー60系(ロクマル)

三角窓にオーバルミラー、そして後ろのスライド窓が実にいい。

アメリカには存在しないモデル。

ロクマルは窓を全開にして走ると実に気持ちがいい乗り物なのだ。

 

 お客さんのロクマル。SORにはこうやってランクルに乗ってランクル部品を買いにくる人も多い。同じロクマル乗りとの会話が楽しめるのもSORの魅力かも。

 

80年代、ロクマルが階段を登っている大胆な広告。

僕もやってみたい!(笑)

 

 ランクルFJ62部品取りか?と最初思ったけれど、どーもこの状態で売れたように感じる、それは定かではないが...、屋根のサイド、フロントピラーの裏、リアのタイヤハウスの周辺、即ちロクマルの弱点である錆びやすい箇所に錆がない。板金修理を施すより乗せ変えるという技か?このボディーシェルを取り出すのも一苦労だったであろう...。

 

これらも部品取り車?シルバーの色はやれているが錆はない。

中西部の車は走行距離こそ多いが錆の少ない外観の車が多い。

 

 オーストラリアから持ってきたロクマルのフロント部、中はディーゼルエンジンが収まっている。ガソリンからディーゼルへ乗せ変え。ディーゼルの方が燃費が良い事もあり、ロクマルディーゼルは静かな人気。

 

よく使い込まれたロクマル。

...

もう少し近くで観て見ると、

もちろん艶などはありません。

 洗うな!という警告です。

まさか新車の時からか?(笑)、そうなると表彰物だな。

 製造が終って20年以上の歳月が過ぎたランクルロクマル、1980年代のアメリカにおいては日本製の自動車はジャパンパッシングの渦に...、車は物でしかないが静かにそこにあるロクマルを観るとそういった背景が浮かんでくる。

少し前の日本車には、なんかこう、がんばっている日本を特に感じる。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SOR ヨンマル

2011年09月20日 | 北米ランクルビジネス

 生産が終ってから30年近い歳月が過ぎた、それでもまだ根強い人気を保つランクル40。現在の車と比べると硬派でラフでうるさく乗り心地さえ快適ではない、しかし意外と現在のSUVに乗った事のある人が求める車がヨンマルであったりする。しかも放置されて錆びた不動車さえ高額で取引され、更にに手を加えて生命を吹き込み再び路上に戻ってくる。

 それこそがヨンマルの魅力なのかもしれない。

 そしてその流れの継続に大きく貢献しているのがSORであるのは間違いない。

 もっと言えば、その流れを作ったのがSORかもしれない。

 

 

ヨンマルは買う車ではなく自分で作る車に昇格したのだ。

そしてその材料を効率良く集め、提供する場所がSOR。

 

 オーナーのマーブ氏はランクルの魅力にはまってしまい、気がついたら最大のランクルパーツ専門店になっていた。

 

そしてマーブ氏は世界的ランクルのコレクターとも呼ばれている。

そしてこれらの見学料は...

ただだ。

 

45系 ピックアップ

 

45系 トルーピィー

 

 毎日誰かがここに買い付けにやってくる。広い敷地を歩いて目当てのパーツを見つけ出しお金を払って持ち帰る。その時の顔はどんな顔か...。

 ヨンマルが全盛期の頃にはこんな未来は考えられなかったであろう。しかも日本ではなくアメリカで...それは環境的な違いは勿論あるが日本人よりもアメリカ人の方がランクルの存在価値をより深く認識していた結果なのかもしれない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SOR オールド スクール

2011年09月19日 | 北米ランクルビジネス

希少なランドクルーザーFJ25 オリジナル

...だけど昨年の11月に訪れた時から動かされていないような...気がしないでもない。???

せめてエンジンは定期的に始動させて下さい、

もしも、それが難しいようであれば...僕に譲ってほしい。

これで北米を一周しますから...なんてね。(冗)

 

こちらも珍しいモデル、60年代半ばのFJ45のショート。ボディの状況は45年程の歳月が経っているにもかかわらずしっかりと原型を留めている。

 

トヨタジープと呼ばれた半世紀前のトヨタBJ

驚いたのは運転席のハンドルと座席の間の狭さと、フロントウインドウ下部の開閉機能。

そしてオリジナルなペイントの具合がとても良い。

これピックアップだったんだなー、今まで気が付かなかった。

 

当時、学生運動などの鎮圧のために活躍したと考えられる50系。

バットで叩かれた痕は...なさそうだ。

 

くず鉄(ゴミ)か宝物か?

 

60年代半ばのFJオールドスクール。

  SOR, ここを訪れて感じるのは南カリフォルニアの乾燥した気候の恩恵とオーナーのマーブ スペクター氏(当日は不在)の親日感情である。

 おもしろい事にスペクターオフロードの隣には大きなくず鉄屋が隣接している。実際に僕が始めてここを訪れた時は、へぇーっ、スペクター氏はくず鉄のリサイクル業もやっているのか?と思った。いや、くず鉄事業の一環としてランクル事業をやってると思った。

 

隣のくず鉄屋の敷地の中から...

しばらくこの敷地の中を彷徨う、...ちゃんとサインもあるしなあ~

ほんとに解らなかった、

...

どちらの敷地にもクズ鉄が山になっているので...。(笑) 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海を渡った赤いBJ

2011年09月18日 | 北米ランクルビジネス

こちらへどうぞ...

行ってみるとそこには...日本?

赤いヨンマル消防車使用が...

 

赤い50系が...

 

そして赤いロクマルが...あります。

一体ここはどこなのでしょうか?

 

おっと!これは

赤いPX-10

 

 Specter Off Road Inc. (SOR) への寄り道です。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

COAST RANGE

2011年09月17日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 スピード違反は空からチケットを切りまっせ...。

のサイン、お気をつけあそばせ!

(怖)

 

 カリフォルニア州のコースト(海岸)と言っても全く海は見えないのだけれども...広いアメリカ大陸から見ればこのカリフォルニア州は海に沿った地域なのである。感覚的には日本は島国だと言われるが住んでいる国民にはほとんどその意識はない、そんな感覚かな。

 このアメリカ大陸を大昔の人々はタートルアイランド(亀の島)と呼んだ。日本列島は龍、すなわち龍と亀、何か関係がありそうだけど...今はわからない。

 

 カリフォルニア州の農業はコロラド以東の農業とは違う、違いは何かというとコロラド以東は大きなな機械を使っての大規模農業が多い事に対して、カリフォルニアではメキシコ人などの季節労働者の手作業の姿をよく目にする、畑の作業に従事する為に乗り付けたバスやバン、作業の後に男衆が繰り出す食堂や酒場の存在の数がそれを物語っている。カリフォルニア州にとってそういった働き手は生産性を保つ為の重要な存在であると感じた。

 

 北カリフォルニアの乾燥した空気の中、フリーウェイ101号線をのんびりと流す。

ここでの季節感は草原の草の色が薄緑か褐色か...しかない。

 

これから40マイルは過酷な埃地帯...

それは

道路工事です。

 働く人々、働く重機、小浜大統領はこの国の失業率を下げる為に公共事業を拡大しようと計画している...が、既にこの国では3000万人がフードクーポンで国から食べさせてもらっている深刻な状況。ましてこのカリフォルニア州の経済は深刻な財政赤字。この国の財政を潤す為に戦争を仕組む事だけは絶対に止めて頂きたい...と、こんな光景を見ながら勝手に思ってしまう。

 いつも余計な事を思うのは...僕の癖か?

 

 仕事が出来る、仕事がある、働ける、収入がある、という事は幸せな事なのだ。

 旅をしていると仕事が恋しくなる...貧乏性だな。

 

こちらも働いている光景...その実体は無人の機械である。

 ルート46号線からベーカーズフィールド(焼け野原...の意)に向かうと、こういった石油採掘機が無言で首を動かしている。その様は血の通わないロボットの様でもある。ロボット達は少々疲れ気味に見えたけど...。閑散とした風景と無言の機械に生命は感じない。

 

 ガスステーションの中で見かけた1.5リッターのマグカップ...でかすぎ、だよね。

 

お昼休憩です。

 

 お昼の食事はいつもこんな感じ。ハンバーガーとイモフライ。

大人は続くと飽きるが子供はそうではない、

むしろ喜んでやがる...こういう食事こそが旨い食事だと思っていないか?

これはアメリカの炊き出し文化。

 

 カリフォルニア州の州花であるカリフォルニアポピーのオレンジの花が乾燥した大地を癒す。この花の明るい色彩がここ西海岸コーストレンジの文化に影響したのかな?

 人間が造る地上の物は歳月と共に全て変わりつつあるが...このオレンジ色に染める小さな花畑の光景はその幾何倍もの時間この土地を飾ってきた。

これらの花に敬礼を感じる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太平洋の向こう岸

2011年09月16日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 サンフランシスコでは宿泊場所に困った、土曜日の夜という事もあり宿はどこもいっぱい。一晩の宿を探すのに2時間を費やした。

街から離れた郊外で宿を見つける...時間は夜の12時を過ぎていた。

zzzz-

 

日曜日の午前、綺麗なFJ62が走っていた。

 

 サンフランシスコ湾の南の町ヘイワード市とサンマテオ市を結ぶサンマテオブリッジは7マイル(10キロ)の長さで水面のすぐ上を走る。水の上を走っているようでとても気持ちがいい。

 本日は太平洋に面した港町モントレーまで寄り道ぶらぶらゆっくりドライブです。

 

立ち寄った店で怪しいラベルのワインを見つけた。

...

車内でとうもろこしで作ったトルティアチップスをパクつく。

んんー なななかいけるぞ。

気が付くと、車内はゴミだらけに...。

 

 野菜果物の直売所では安くてついつい買いすぎる。

 スイカ一個なんと100円、10個ぐらい買いたかったが、スペースが...。

 20ドル(1500円)以上買ったのでスモモ一袋だだであげる、だって。

さすが太っぱら!

 イチゴの味もむちゃくちゃ旨い!

 ここに永住しようか?と思った、まじで...。

ここはワトソンビルという静かな農村地帯です。

 

モントレーにやって来ました、太平洋の青い海がとても眩しい。

 

海岸に車を止めて、この青い海の遥か向こうにある日本を想う。

ここから想う日本は太陽の沈む彼方にある...もう直ぐ日本には陽が昇るな。

...

それにしても太平洋の水はとても冷たかった。

 

今日は早めに宿を取って...フルーツザンマイ。

地産地消ですな。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする