ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

明けましておめでとう御座います。

2017年12月24日 | NOTES

 冬至が過ぎて今日はクリスマスイブ。今週は曇りの日が続いていたので太陽を見るのは久し振りだ。この12月は忙しい毎日が続いていたがこの辺で区切りを打って2週間程自身と家族の為にバケーションを取る事にした。暫くニューヨークから離れる為の準備を行ってきた。旅支度というのは忘れ物が無いように旅行かばんやクルマに荷物をパッキングするだけではなく、立つ鳥後を濁さず様で自身が出かける為に残された現状への対応や指導など、不在の為の対応対策こそが準備の大きな要なのである。クルマにおけるオーバーランドの旅行においても装備や計画と同時に学習や下準備なども含めて旅に対する対応も準備の一部で、その比率は80対20の法則が適応されるのかも知れない。今年はこれが最後のブログ日記です、今年も有難う御座いました。好いお正月をお過ごし下さい。

 

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ウインター ランドクルージング

2017年12月21日 | ロクマル日記

 この冬に新しいウインタージャケットを購入した。フード付きのジャケットでこれが意外と暖かくとても気に入っている。12月のニューヨーク郊外の冷たい外気の中をロクマルの運転席の窓を開けて寒気を感じながら運転する事が楽しい。これは新しいジャケットの御陰だ。すれ違う車はどれも窓を閉め切っている。それもあって、窓を開けて街をクルージングする時はとても贅沢に思えたりもする。晴れた寒い冬の日の日中や雪が積もった眩しい冬の日こ窓を開けて走る姿勢には余裕を感じるのである。空気は乾燥しフロントパネルの噴出しからは暖かい空気が吹き付けてはいるが、冬に窓を開けて走る姿はランドクルーザーで冬という季節を楽しんでいる姿勢なのである。

 

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ディフェンダーはヨンマルに続く。

2017年12月18日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 ランドローバーディフェンダーの生産が終了してから2年を迎えようとしている。現在も英国のランドローバーの月刊誌の中心はディフェンダーである事から生産終了後もデフェンダーの人気は衰える事なく継続している。写真は LANDROVER MONTHLY 誌が発行した最新の別冊誌 DEFENDER WORKSHOP 。表紙の写真が伝えている事の意味はディフェンダー はつつけるクルマですよ、という事だ。ディフェンダーの生産が終了してから新しいディフェンダーが出るのこうのの混沌とした期間があった。そして今、ディフェンダーには行くべき道が見えて来た様である。それはランクル40が辿っている道をディフェンダーも行くという事だ。嘗て SOR のマープスペクター氏が古いランドクルーザーに対してこう語っていた。メーカーによって支えられなくてもファンによって支えられて生きて行く希少な車。つまり途切れる事のないエンスー達によって消滅する事の無い存在であるという事だ。ランクル40に続け!、それが今後のデイフェンダーの行くべき運命なのである。

 

 

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Nissan NV 2500

2017年12月17日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 今週も仕事で常夏のフロリダ州のマイアミに滞在していました。今年の後半はマイアミに行く機会が増え氷点下のニューヨークを抜け出す機会に恵まれましたが暖かいマイアミからニューヨークに帰って来た時の寒さに対する対応が肉体的よりも精神的に必要となります。マイアミ周辺は避寒地であり、この季節になるとハリーケーンはオフシーズンとなる事もありホテルも飛行機の料金も変動的ですが高騰します。

 

 今回は空港でフルサイズカーゴバンである Nissan NV2500 をレントして活用しました。このNV2500はミシシッピー州のカントン工場のラインで組み立てられたアメリカ製のワゴンです。今回、このフルサイズNV2500を運転し活用する事によってアメリカの市場にある全てのフルサイズバンを運転してみた事になりました。

 

 NV1500の大きな特徴はこの形にあります。フルサイズピックアップトラックとフルサイズカーゴバンが結婚して生まれた様な形であり、運転している感覚は大型ピックアップトラックに近いものがあります。他ブランドのフルサイズカーゴは運転席の下に前輪がくるフォワードコントロール設計である事に比べて、このNV1500は座席の位置が中心に近い事からカーゴバンと呼ぶよりも本当はフルサイズツーリングワゴンとカテゴライズするのが好いのかも知れない。

 

 観音開きのバックドアは180度まで左右のドアが開くのでローディングダックへのアクセスにも好い。長さ3メートル、幅175センチのカーゴスペースはオーナーの意向でキャンパーの製作やモーターサイクルや自転車等の搭乗も可能。カーゴのスペースには様々な可能性が埋蔵している。

 

 運転座席からはフロントエッジの先が確認出来る。アメリカの広いフリーウェイを飛ばすのには好い設計で安心感がある。しかし、フロント近周りの視(死)界は混雑した街中の小道や駐車場では不利であり、特に気を使う事になるので決してカジュアルなクルマではない。4L、V6エンジン、AT コラムシフトの走りは快適である。

 

  近年の安全対策を考慮した極太なフロントピラーと大型のバックミラーはその存在が大きな死界になっている。駐車場では機敏な動きなどは禁物である。慣れれば好いのかもしれないが、もしもミラーが障害物等に当って吹き飛んだらアウト、もう安全走行は出来ない。他社のフルサイズバンと比べてカップホールダーが少ないのも気になった。NV2500 は大陸的なフルサイズカーゴワゴンで中が広々としている、一人ぼっちで大陸を運転するにはちと寂しい、というかもったいない感じがした。

 

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ガレージ

2017年12月12日 | ロクマル日記

 ガレージ(車庫)を失ってから久しい。しかし、ガレージを諦めている訳ではない。以前は隣町に2つのガレージを契約してランドクルザー60の保管は勿論、簡単なメインテナンス等を行っていた。ガレージを諦めた理由は年を重ねる度に上昇する貸料と周辺の住人に気を使って自由なアクセスが出来なかった事による。それ以後、条件に会ったガレージを不定期的に探していたが目に留まる場所は無かった。街の周辺で条件の好いガレージを得るという選択以外に、2時間程ドライブした山の湖畔に小さなキャビンとその脇にランクル用のガレージを持つという選択も無かった訳ではない。今の自分にとってガレージを保有する事は理想である。ガレージは作業が規制された場所ではなくて、自由に機械と取り組む事も出来る作業場的な空間であれば最高ではある。

 我がアパートのガレージの改装工事が始まった。ガレージか完成する暁にはオーナーと交渉するつもりでいる。ランドクルーザーとの生活ではガレージが有無にはこだわる事は無い。しかし、それは事実であるが強がりでもある。ランドクルーザーは家族の一員なのでランクルの為の部屋があると嬉しいのだ。今までは外ばかりを観てのガレージ検索であったが、足元にガレージが出来ちゃうとなると棚から牡丹餅、吉報は寝て待つ的である。まだガレージを契約した訳ではなく狸の皮算用な思考ではあるが、この世の中で運良く?生きて行く為には希望事は取り合えず頭の中の引き出しに入れておいて、毎日の仕事なり家事を確実にこなしていく真摯な姿勢が大事である。そして、時が来ると必要な物は引き付けられて来る様になっているのかも知れない。ただし、今回の機会は僕自身の運ではなくてランクル達の日頃の貢献と働きが事態を変えて行く趨勢となっている様子。ランドクルーザー達の日頃の働きに感謝して止まない。クルマ一台程のガレージは狭いものだが、一つのガレージを得る事の心の領域とは広大なものなのである。

 

 

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雪道ではマントラを唱えよ!

2017年12月10日 | ASAP and AFAN

 先週末のニューヨーク地域はこの冬初めての雪に見舞われた。路面は白く覆われ降雪量は10センチ程である。ランクルの窓に付いた雪を叩き落とし視界を確保し、ゆっくりとアクセルを踏むこんな雪の日はランドクルーザーに乗っている事の有り難さを感じるのである。機械は古いが車内には暖房が効き前後のワイパーは窓に付く雪を拭き続ける。路上は積雪で滑りやすい状態なので全ての車がノロノロ運転だ、このペースは我がランクルの領域スピードであり、雪道をコンカード(征服)している気分だ。アクセルもシフトも、そして、ブレーキも雪道バージョン操作であり、頭の中に繰り返し響いてくるマントラは、As slow as possible, As first as necessary  である。コーナーで、坂道で、他車と狭い道ですれ違う瞬間瞬間、頭の中だけではなくて口に出して As slow as possible, As first as necessary と唱えている自分。このマントラを唱える事は雪道での安全運転の為に大いなる効果があると感じている。

 

 

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冬至に至る長い夜

2017年12月08日 | 日記

 ボストンから西に車で一時間半程走った静かな町に滞在しています。夕方の4時を回ると辺りは急に暗くなり寒く長い夜が始まる。北国の冬が長いのは日照時間が短くなる事は勿論だが、日が暮れてから何もする事が無い、行く所も無い、というのが本音なのではあるまいか。我々旅人は夕方に一時間程食事に出かけますが、そこから長い夜が始まります。夕食の後に町のスーパーマーケットに散歩を兼ねて寄って来ました。マーケットの中ではリカー(酒)のコーナーが特に充実しており沢山のディスカウント品に出くわした。その中でもビールはアンセルアダムスボストンビーアーを始めニューイングランド地方の地ビール、プライベートラベルが沢山並んでおり、値段もお手頃。長い夜にビールを楽しもうと思いました。

 

 バーモント州のプライベートラベルのビールを買って我々はホテルに帰って来ました。長い夜を過ごすための友です。異地に行ったらその土地のものを味わうという姿勢です。しかし、残念ながらこの土地特有の食べ物などは無く酒のつまみとして持ち帰ったのはバッファローウィングという鳥の手羽先の揚げ物。このボトルをグビグビやりながらチキンをかじる。ビールもつまみもなかなかいけるが、日本的に鍋料理に熱燗が恋しくなるものだ。

 

 テレビを付けると映画ゴッドファーザーをやっていた。舞台は南国キューバ、暑さが恋しい。外は氷点下、部屋のヒーターの温度を上げる。生きる人間にとって最大の資源は時間である。いつも時間があったら人生の企画作りをしようと思っていたりするのだが、いざ、時間があると時間を潰す為に計画的では無い行動をとってしまう。冬至に至る長い夜の期間は夜が長くなり時間が増えた様に感じてしまう、つまり人は時間という概念に騙されてしまっているのだ。それを冬眠期間というのであろう。明日の朝になったら吹雪がやって来るという予報。今夜は明日の移動に備えてそろそろ寝る事にする。

 

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落葉樹の隙間に潜むランドローバー

2017年12月03日 | 日記

 昨夜は時計が夜の10時を回ってから自転車の掃除と微調整を初めてしまい寝るのが遅くなってしまった。掃除はチェーンの隙間一つ一つを綿棒を使って丁寧に掃除し細部に至るまで綺麗にした。最後はハンドルやシート、ブレーキなどの微調整を行い走行環境に適切なセッティングを行った。自転車でより速く走ろうと意識したら機械の持つパフォーマンスが充分に発揮出来る様に日頃のメインテナンスは大切な行程なのである。一度事を始めるとしっかりと最後までやってしまいたいという気持ちの上での事だが、時間を忘れて作業に没頭した。手は黒い油粕で真っ黒になり時計を見ると夜中の一時を回っていた。

 

 今朝は昨晩整備した自転車を駆って冷える12月の青空の下を駆けに出かけた。落葉が進んだ冬の郊外の景色の中を快適に飛ばしていると一台のランドローバー(クラッシック)が目に留まった。夏の間は広葉樹に囲まれてその存在を隠していた車両が落葉によって見えるのであった。傍には希少なデーィゼルのゲレンデワーゲン、そしてその奥には初代のディスカバリーがある。ここには、もの好きな奴が潜んでいると知った。車両は不動車ではなくて実用的に使用されているようであった。街で観掛ける事がほとんど無くなってしまったクラッシックやデスコが冬の間はここを通る度に見えると思うと、自転車で走る楽しみがまた一つ増えたという事なのである。

 

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Jeep Wrangler JL

2017年12月02日 | NEW CARS

Jeep Wrangler が新しくなりました。新しいラングラーの名前はWrangler JL (Expedition Potal より)

 

1. The Jeep JL retains a body-on-frame design and solid front and rear axles

サスペンションが独立懸架式になる事が懸念されていましたが、往来のSolid Axles が維持されました。

2. There will be three motor options, and yes, one is a diesel

JKには無かった3LのV6ディーゼルエンジンが追加されます。

3. Approach, departure, break over, and total ground clearance have improved

アプローチ、デパーチャー、ランプブレイクアングルが更に改善されました。

4. The windshield still folds down

JKに比べてフロントガラスが容易に前に倒れる様にデザインされました。

5. The JL is bigger than the JK

車体が大きくなり積み込み容積が増えました。

6. It still comes in manual

6速のマニュアルが準備されています。

What else is new?(その他)

ウインチ用バンパーが準備されています。

専用ルーフラックが用意されています。

ドアにはアルミが使用されて重量が軽くなりました。

サハラ、ルビコンにはLEDランプが常備となります。

タッチパネルや電動開閉ソフトトップ等...。

 

 以上、掻い摘んだスペックです。これを見る限りジープらしさとラングラーファンの期待とを維持しながら現代を取り入れた仕様である。アメリカらしいオフロード(ロッククローイング)を意識している事もあり、新しいJLの誕生によってアメリカのオフロード界は更に熱が上がりそうな気配がある。

 

 

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MIAMI CAFE CUBANO 2

2017年12月02日 | OVERLAND CAFE

 

 今週も仕事でフロリダのマイアミに行っていました。滞在中はニューヨーク以上にスケジュールに追われます。楽しみと言えば冬でも25度を越す温暖な暖かい気候と仕事を終えた後の毎日の夕食です。夕食については朝から仕事仲間と今晩は何を食べるかについて必ず話題にします。マイアミは中南米アメリカ、そしてカリブ海と北米のハブである事もありラテン系の食事が豊富です。しかし、好いレストランを知るという事はトライアンドエラーの結果です。仕事が終わった後で食堂を探し廻る時間の掛かる行為を省き何時ものレストランに直行します。

 

 以前ここで紹介したキューバンレストランは僕のお気に入りの一つです。人気のレストランという事もあり駐車場が一杯になっている事が多いのが唯一の欠点です。店の中はスペイン語圏。そういった中で怪しいチャイニーズの顔をしたおやじが怪しくハチャメチャなスペイン語でセニョリータ達に語りかけます、その会話がまた楽しいので、また来たい!という動機になっているのも事実です。

 

 コメ、マメ、ニク、は中南米料理の定番です。ドレッシングはオリーブ油、酢、塩、胡椒、が定着しています。そして、何を注文しても必ずタマネギが付いてきます。どちらかと言うと味は濃い目です。

 

 フロリダ周辺の海で採れたマヒマヒという魚のグリルドです。この料理を食べながら話題はマイアミでの魚釣りでした。ヘミングウェイの小説老人と海とか、マイアミの橋桁からは1メートルのスズキが釣れるが、それを釣り上げるにはMaid in Japan のロッドが必要だとか、マイアミで釣れる魚は大きいのでファイトが凄いとかです。何時かマイアミ沖の海上でデカイマヒマヒを揚げたい!などとオーパの世界に触れました。

 

 こちらの習慣で食事の後は甘いエスプレッソコーヒー(クバーノショット)で締めくくります。コーヒーをを運んで来たセニョーラを捕まえて、なんで?スマイルフェースなんだ、次回はテ.アーモでハートにしてくれと注文しました。ちなみにセニョーラは50代位の太ったおばちゃんです。

 来週も再びマイアミに行きます。そして同じレストランに足を運ぶ事でしょう。(食事が目的ではありません、仕事です?)寒いニューヨークでも飛行機の機内でもキューバの食事が恋しくてたまらない。こういう現象をどうやって表現したらいいのかと思った。僕はこれを第何番目か知らないが、故郷かも知れないと思った。懐かしいあの故里(キューバの食事)。故郷という言葉を軽々しく間違って使うな!と叱責されるかも知れないが、こうやって人生において人々は複数の故郷を積み重ねて行く事になる。

 

メシに支配された男の言い訳...。

 

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