ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Welcome to the Jungle

2015年05月19日 | TOYOTA TRAIL

 カナイマ国立公園(Canaima National Park)は南米のベネズエラに位置しユネスコの世界遺産に認定されている。公園内には世界最高の高さを誇る有名な Salto Angel (天使の滝)が存在し、その高さは979メートルと約一キロに及ぶ。

 

 

Salto Angel

 TLCAが発行する最新号のToyota Trail にはこのギニアのジャングルをベネズエラの首都Caracas からParaguaの町まで600マイル(960キロ)の距離を 1980 FJ40, 2005 FZJ71, 2007 FZJ71 の3台のランドクルーザーで走破した記録が紹介されている。そこはサバンナとジャングルの世界が展開する。

 

Canaima Lagoon

 ランドクルーザーでジャングルを走破するというのは連続的な水と泥の格闘であり、故障あり、掛橋あり、リカバリーあり、湿気、虫など多くの課題と付き合うという事である。

 

 

 

TLCA のホームページに乗っている編集されたその時の動画です。

ランドクルーザーとはどういうクルマであるのか、あるべきなのか、を示唆するような走りです。

 

実は...我々はランクルを間違って使っていないだろうか? 

本当はランクルをまだ知らないんじゃないだろうか?

 なんて思わされる。

 

...考え過ぎか?

 

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2016 Toyota Tacoma

2015年05月18日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 タコマや4ランナーという車種はトヨタ4WDの中でナンバー2というイメージがあった。タコマの上にはタンドラが君臨し、4ランナーの上にはランドクルーザーが存在しているみたいな感じで...。しかし、現在はランドクルーザーが買えないから4ランナーで我慢みたいな感覚は通用しなくなった。タコマ(ハイラックス)もタンドラも4ラナーもランドクルーザーもそれぞれ信頼のおける車種としてその位置を固めつつある。

 

 2016年の新型タコマ(4th gen)が出てきた。1st gen (初代)タコマは現行の3rd gen タコマと比べると小型であった。代を重ねる度に車体が大きくなったのはアメリカ大陸での実用性を考慮し追求してきた結果なのであろう。ハイラックスのアメリカ大陸使用車がタコマなのである。

 

 

2016 Toyota Tacoma

 

 

今も人気の高い初代タコマ(1995-2004)はハイラックスにまだ近かったと考えてもいいのだろう。

タコマは既にランドクルーザーに代わって多くのエクスぺデッションに活用されている。

 さて、2016年型新型タコマは初代タコマを超える事ができるであろうか?

 

 

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TACOMAがHILUXだった時代

2015年05月13日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 2015年の現在においても1980年代のSR5を観るとトキメキがある。既存のトヨタの小型トラックTACOMAと比べるというのは申し訳ないが、80年代のトヨタトラックには、いいねぇ!と感じさせる何かがある。

 

 

 これは先週までebayの市場に出ていた1983年型の4代目トヨタピックアップトラックSR5である。米市場においてトヨタのスモールトラックにTACOMAの名称が付いたのは1995年以降なので、これはHILUXと呼ぶのであろう。

 

この車体の走行距離は40500マイルと少なく、車体には錆などはない。

また、このディケールのデザインは今見ても実にカッコいい。

その良さは80年代よりも今の時代の方が客観的な評価が出来るというものです。

いいね!

 

このディケールのセットは現在もアメリカでは新しい物が手に入ります。

即ち、人気だという事です。

 

この車高が高過ぎず低すぎずのバランス感覚は、

肉食系の恐竜が前進する容姿を感じさせます。

 

1974年から94年までの20年に渡って生産された。22Rエンジン。

 

シンプルなのがいいですね。

 

こちらは80年代の後半から90年代の初頭の5代目SR5です。

1988-1994

これもディケールが、いいねぇ!

 

1980年代にロサンゼルスの空港から出た時の街の風景の中に、

ピックアックの荷台に乗っていた多くの人々を観て、

いいね!いいね!

って思った。

のを今もよく覚えている。

 

今はその昔の、いいねぇ!がなくなってしまった。

1980年代というのはいい時代だったのかも知れない。

 その、いいねぇ!というのは性能や機能がいいねぇ!と言うのとはちと違う。

...

 

そういった思い出を回想させてくれるのがこの時代のトラックなのだ。

荷台に乗るというのは、確かに危険な行為である。

僕もトラックの荷台に乗ってサンフランシスコのベイブリッジを渡った事がある。

今思うと、あれは最高に気持ちが良かったなぁ。

いい時代だった、豊かな時代だったのかも知れない。

 

...それは、アメリカでHILUXが走っていた時代。

 

 ところで、HILUXと言えば英国のTOP GEAR だが、

彼らのHILUXに対する評価が興味深い。

 

以下、wikiより

 

自動車番組『トップ・ギア』における扱いと本車の耐久性

 BBCの自動車番組トップ・ギアで、ハイラックスの耐久実験が行われたことがある。この企画は放送時点の13年前に生産された4代目ハイラックスのイギリス向け仕様車両を中古で購入し、海水に車体を5時間沈め、解体用の鉄球で衝撃を与え、ビルの屋上にハイラックスを置き爆破解体工事を行うなど、かなり手荒な方法で破壊が試みられたが、車は基本的な工具のみで修理をしただけで、自走してスタジオに到着した。このハイラックスは司会のジェレミー・クラークソンの提案で、以後収録スタジオに展示されることとなった。またSeries08 Episode3の別な企画では水陸両用車「Toybota」のベースに使用。また、7代目ハイラックスをベースにした改造車で北磁極に到達した。さらに、このチャレンジで使用された撮影クルー用の車両が、ジェームズ・メイがエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山に接近するチャレンジにも使用された。この時は、飛んでくる高熱の噴石から車体を守るため、ルーフ上にトタン板を載せ、タイヤの冷却装置を追加されている。大規模な噴火を起こす前のロケで、番組中でも噴火によりヨーロッパの航空網に多大な影響を及ぼしたことが触れられている。これはSeries15 Episode1で放送された。また、この時の写真はトヨタのプレゼンテーション資料にも使われている。

 以上のように耐久力や汎用性について評価は高いが、ジェレミーは自身の自動車コラム記事「Jeremy's Review」において、近年のハイラックスやランドクルーザーがコストカットや過剰な電子装備によって、耐久力に疑問符が付いていることを指摘している。北極撮影のため車体改造を担当した現地業者の話として、かつてはほぼ無改造で極地の走行ができたが、現行モデルでは多数の補強が必要になっているという。

 

80年代のタコマが、いいねぇ!と感じているのは、

こういった遠因があるからだと思う。

 

 

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Expedition Trophy

2015年05月09日 | EXPEDITION

 現在、世界各地で行われている4x4のイベントの中で最も過酷であると言われているのが、ユーラシアの北部全域(ロシア)を舞台とした(横断する) エクスペデッション  トロフィー (Expedition Trophy) である。

Expedition Trophy (ロシア語)

 

コースと概略(ロシア語)

 このイベントの知名度が知れ渡っていないのは、モータースポーツの盛んな英語圏や仏語圏で主催されたイベントでは無くて、ロシア圏で開催されているイベントであるからではないだろうか。

 

 考えてみれば、ロシアの広大な台地は豊富な地下資源が豊富に眠っているという事は承知されているが、その大地の活用は近い未来において4x4を活用する企画により更に魅力的な地域となる可能性を秘めている。

 

 おそらく、その辺のポイントを西側の人間も感じている様子で、Expedition Trophy のロシア語のホームページの中にはリチャードブランソン(英国バージングループ代表)が出てくる。これは西側に対する影響力拡大の意図がある事を感じる。

 

 2005年に初めてこのイベントが開催された様子だが、毎年開催されている訳ではない。2007年、2009年、11年、そして昨年の2014年は開催されていない。資本や人員、或いは安全性などの課題があるのであろう。

 

 広大なロシアを西から東へ(from: Murmansk to: Vladiostok) へ16日間掛けて9950マイル(15000キロ)の距離を走ります。

 

 出発地点の緯度は北極圏を300キロ北上したMurmansk という村。西はフィンランドとノルウェーが隣接しています。しかも季節は極寒の2月半ばである。出発地点に到着する事さえ一つの課題かも知れない。

 

 真冬のシベリアを横断して極東の軍港の街ウラジオストックを目指します。そこは日本の対岸ですね。

 

 人、四駆、技術、資本、感動、などというキーワードが絡んできます。チームは6人で2台の四駆を駆ります。途中コースが大きく分かれる区間が2つあります。

 

 チームの中には必ず女性が一人参加します。

その女性も男達に混ざって車両を前に進ませます。

 

 

リカバリーテクニックや装備、そして体力、更に精神力も必要です。

 

凍て付いたバイカル湖を横断します。

スケートリンクの上を走っているという感じでしょうか。

 

バイカル湖では流氷が溶けて再び凍るを繰り返しており、

透明な氷の下には美しい氷の模様が敷き詰められています。

 バイカル湖は透明度が高いですね、まるでガラスの様です。

 

 通過する道は各所が傷んでおり、特に小さな橋などは通過する為に時には土方仕事なども必要とします。

 

途中圧雪で凍て付いた線路の上なんかも走ります。

場所によっては道を作って行くという感じか?

過酷なスノーアタックの連続。

 リカバリーには氷を切り裂く為にチェンソーも活用します。

 

途中には車両の整備も必要です。

サポート用の伴走カミオン(トラック)はおそらく無しです。

チームメンバーにはメカに対する経験と知識も要求されます。

 

世の中には困難な事をあえて企画して楽しむ気概があるのですね。

こういったチャレンジ、アドベンチャーが有るという事は、

人は何かを通じて充実感を得たい生き物だからです。

...その為に4x4が存在するのです。

 

シベリア横断鉄道と白い大陸横断を横断するランドクルーザー

...そしてヘリコプター

 

これらの写真は全てExpedition Trpphy のホームページより、

 

考えてみると、このラリーは国境は超えないが、

こういったイベントの意義というのは国境を越えています。

 

 

四駆という媒介体(車)の可能性はまだまだ大きいと感じます。

 

 ロシアはこれからですね...(楽)

 

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Toyota Landcruiser FJ60 TRD

2015年05月07日 | ロクマル日記

 

Toyota Landcruiser FJ60 TRD

というモデルはありませんが、

 

...実はあるのです。

 

...

 

TRD とは、

Toyota Rust(錆)Development

錆が繁殖し続ける我がロクマルの事です。

 

...

 

流石、TRD、

...実に速い!

 

失礼しました。

 

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Toyota 4Runner ・ Tacoma TRD-PRO

2015年05月06日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 アメリカ市場ではランドクルーザーはもはや必要ない。ランドクルーザーが必要な理由はこじつけになってしまう。オフロード走行は勿論、荷物を運ぶにしても適しているのがTOYOTA TRD-PRO シリーズ。これからのアメリカ市場にますます浸透の意を見せている様に感じる。

 

TOYOTA 4RUNNER TRD-PRO

 

個性的な顔をしています。

今までの4X4には無かった顔ですね。

個人的には凝ったデザインは苦手ではあります。

 

この辺りも意見の分かれる所です。

 

FJ55からの流れでしょうか?

リアウインドウが下に下がって全開します。

4 RUNNER の特徴です。

 

ゴチャゴチャした多様機能をよくまとめているなとは思う。

高級感さえ感じてしまう。

 

ただ、電子制御は苦手である。

車を走らせようとする意思が先々までダイレクトに伝わるのが好きだ。

 

こちらは、TOYOTA TACOMA TRD-PRO

 

この4ドアにはマニュアル仕様はなかったような...?

 

この辺りが TRD らしさでしょうか、

TACOMA と 4RUNNERのアブゾバーの位置は、

似て異なります。

 

タンドラとは異なる操縦感覚を備えています。

現在、もしランクル60を新しく製造したらきっとこんな感覚になるのであろう、

という感想。

 

TRD-PRO は一等車という感覚で、

全てを備えた高級車感覚がある。

 

...(

 

やはり、ランドクルーザーは不要か...?

 

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Toyota Tundra TRD-PRO

2015年05月03日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 

 北米ではFJクルーザーの販売が終了した。FJクルーザーの終了と共にトヨタトラックのTRD-PRO 仕様にスポットが当てられる様になった。まずはTundra TRD-PRO 、往来のメッキグリルと異なるフロントグリルのブラックなデザインが特徴的である。グリルの中央にはTOYOTAの文字ロゴとなっている。

 

 リアのキャリアーのサイドにはTRD PROのプレスが入っており、差別化を感じる。

 

新型(3代目)TUNDRA は2代目よりも全体的な見切りが良くなっている感じがした。

大陸的なコクピットは時速75マイル(120km/h)で長時間巡航するに適している。

大型ピックアップはまさに、アメリカングランドツリースモである。

 

バケツが一つ入りそうなセンターコンソール。

流石アメ車(Maid in Texas) です。

 

こちらはTRD-PRO BAJA 仕様車です。

 

ベースはオリジナルですが、各所に過酷なBAJAを走破する為に手が加えられています。

 

ガソリンタンク。

 

リアのスペアタイヤの横に設けられた給油口です。

 

泥で汚れていると TOYOTA の文字が力強く感じます。

 

過酷なレースの証が左のボディの横にあります。

 

外装ドアの真ん中が上下に真っ二つに切れています。

 

こういった事態の経験から考慮して、

給油口は内側にあるのでしょうね。

 

埃が堆積したコクピット内。

ロールバーが走っています。

 

TOYOTA TUNDRA TRD-PRO

...( 

 

アメリカではFJの時代は終わったのだろうか...?

 

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