ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 11

2015年10月28日 | OVERLANDERS

Chapter 11

Driving on snow and ice

* ビデオの初頭では10章までと記しておきながら11章まであるのは、ランドローバーらしいと笑って捉えておこう。

 レンジローバーは他車よりも雪道に適応出来るが、雪道では四駆でもスリップするのは当たり前の事なので、コーナーに入る時にはゆっくりと入る、ブレーキでタイヤをロックさせないようにする。登り坂では高いギアを選択し、アクセルを吹かしてハンドルをシャープに切る事が無いように。下り坂では低いギアを選択しなるべくブレーキを使わない様に、ブレーキを使う時はポンピングブレーキで対応する。フラットスノーの走りは楽しい! 正しい道を正しいスピードで走ってこそ雪道を楽しむ事が出来る。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 10

2015年10月28日 | OVERLANDERS

Chapter 10

Driving over rocky terrain

 岩場の走り方であるが、このビデオで解説している岩場とはカボチャやスイカサイズの石がごろごろしている河原の様な岩場での事である。そこでは蛇のように這うようにコースを選びながらゆっくりと進む。ビデオでは3台のローバーが連ねて走行するので、それも蛇がくねる様相である。足回りの装備は重くならない様に。スイカ大の石に突然乗り上げても超えられるために、走行スピードはジェントリースロー(やさしくゆっくり)に保つ事。

...

 話はそれるが...、今まで、1章から10章までその題目に相応しいキャメトロの写真をウエブから拾ってそれぞれ貼り付けてみた。そうしてみて気付いたのは、キャメトロでは岩場を走る機会があまり無かったのではないだろうか、という結論だ。ジャングルに関連する、泥、水、茂みでの経験は豊富にあるのだがロックを走破しているディフェンダーやディスカバリーの写真が無いのである。結論を急ぐ訳ではないが、英国圏のランドローバーを中心としたオフローダー達にとって岩場での走行経験は限定的で、アメリカのラングラーを中心としたロッククローラー達に先頭を譲っている。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 9

2015年10月26日 | OVERLANDERS

Chapter 9

Driving up and down steep slopes.

 (ビデオの中で解説しているヒルクライムはショートヒルではない)スロープはは2nd か3rd ギアで勢いを付けて登りきる。あと少し、というところまで来てタイヤがスリップし始め思い通りに進まなくなり止まってしまう事がよくあるものだ。そういう時は一度下までバックで下る事になる。その時にギアがニュートラルであると、ブレーキ操作でクルマはコントロールを失ってしまう。したがってバックで後方に下る時には必ずギアをバックギアに入れてエンジンブレーキを使いながら下って行く。

 先の見えないスロープを登り切った時は、坂の頂上の向こう側の状況を知るために、坂の頂上付近でクルマを停めて一度クルマから降りて、歩いて先方の行方を確認する事。坂の下りはローギアでブレーキは使わないで下り切る、ブレーキを使うとスリップを起こす可能性がある。

 坂の上部での U ターンなどクルマの方向を変える事は特に危険である。しかし、その様にしざるを得ない時にはギアをローギアに入れて素早く曲がり切る、そして、そのままローギアでブレーキを使わないで下りきる事。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 8

2015年10月26日 | OVERLANDERS

Chapter 8

Driving in sand

 平らな場所では四輪駆動で問題なく走行する事が出来るが、少し登り坂になったりするとタイヤは滑り出し、やがて深い溝を作ってしまう。砂地での走行の前にまずタイヤの接地面積を増やすために各タイヤの空気を抜き空気圧を落とす事。ビデオではランドローバーの空気圧を15LB/Inch に落としている。

砂地でスタックを避ける為にはスピードは遅すぎてもダメである。

砂地での走行はAs first as necessary! です。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 7

2015年10月25日 | OVERLANDERS

Chapter 7

Crossing water / Wading

 川を渡ったり水場を移動する場合には、前持って車体のエンジン周りの防水の準備をしておく必要がある。ディーゼルエンジンのランドローバーの場合はタイミングチェーンハウス、フライフォイールハウス、クラッチハウス等に泥水が侵入しない様に防水対策を施し、タイミングベルトの張りがしっかりと締まっているかを確認しておく必要がある。また、水深の目安はヘッドライト位までとし、エアフィルターやイグニッション等の電気パーツは濡らしてはいけない。

 小川を渡る時は真横に横切ろうとするのではなくて、水の流れに対して45度の角度で流れの方向に従って川に侵入し川からの出口のルートを想定しておく事。水の底の地形には特に注意を払う、その為にはゆっくりと進む事。またブレーキが濡れるとブレーキの制止能力は失われる事も知っておくべき事。

 

トラックというのは例え浸水しても整備に対する知識があれば始動させる事が出来ます。

 

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 6

2015年10月25日 | OVERLANDERS

Chapter 6

Winching

 ウインチケーブルワークを正しく使用する為には対象物に対して真直ぐに。対象物が車体(被牽引車)の場合はフレームに繋がる適切な場所に掛ける。ウインチの作動時、もしもケーブルが切断した時などは怪我をする事があるのでケーブルから離れる事。スナッチブロック(滑車)を使用すると一本掛けの2倍の牽引力で引く事が出来る。更に力が必要な時にはウインチを引く車両自身が動いてしまうので、牽引車の安定と安全を考慮する。車両の場合(被牽引車)はウインチの牽引と同時に引かれる方向にギアを入れてゆっくりとアクセルを踏み、ウインチの牽引力と同時にエンジンの力を加担させる。

 ウインチワークが終了したら、次の緊急時にウインチを直ぐに使用出来るように、その都度ワイヤーを綺麗に巻きもどしておく。ウインチの使用時は終始ヘビーデューティーグローブを着用する事。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 5

2015年10月24日 | OVERLANDERS

Chapter 5

Driving very close to the vehicle turnover point.

 砂、泥、氷雪の滑りやすい道や場所などで対向車とすれ違ったり、狭い路地を通り抜ける時などは、可能な限りゆっくり運転していたとしても、意図せずに車体がすべる(スリップする)事によって対象物に対してニアミス、あるいは接触してしまう事。時に対象物への接触を避けようとして手足を動かしたとしても意図に反して接触してしまう事もある。では、実際にそういう状況(スタック)に遭遇した時にはどうしたらいいのかという事だ。結論から述べると、その様な状況ではウインチを使うしかないのである。

 しかし、それではアドバイスにならない。それは結果に対する対応である。この件に対するキャメルトロフィーのアドバイスは、その様な状況にならない為にその場所を走る直前に最低Towice(2回)は考えろ、予測しろ、シュミレーションしろ、である。即ちその様な状況になる事を予測する事によって状況を避けるのがテクニックという事である。

 

 狭く滑りやすい場所は特に状況を常にシュミレーションしながら走る。

クルマの一番高い所が一番よく揺れ(ふられ)ます。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 4

2015年10月24日 | OVERLANDERS

Capter 4

Driving over humps and ditches.

 こぶ、モーグル、ショートヒル等は As slow as possible and as fast as necessary のメリハリのある走りと、現場に接近する角度が大切である。ここでは対象場を乗り越えるのに正しい角度のアプローチとは斜めに接近するとしている。アプローチ角度というのは対象場によって全て異なる、可能な限りゆっくりと接近し、前輪に手ごたえを感じた時にアクセルを吹かす。その走破時に4つのタイヤの内3つのタイヤは地のトラクションを捉えている事。

 正面からゆっくりとアクセスして車体の先方の下部が地面と接触するようならば、そこはこれでは超えられませんよ。というサインである。そういう時は少し下がって今度は角度を変えてアクセスすると超えられる可能性が高まるというアドバイスである。その乗り越える事が出来たアクセスアングルが、結果、正しい接近角度ですよ。という結果好ければ角度良しという事である。

 ゆっくりとアプローチして、グイッ!と超える。トライアンドエラーを常に繰り返すのは進歩が無い。ある程度経験によって感覚を掴むしかないかな。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 3

2015年10月21日 | OVERLANDERS

Chapter 3

Driving in mud 

 泥道では気持ちスピードを上げて駆け抜ける。深さにもよりますが、なるべく先行車の轍に従って走るのがよいです。タイヤはしばしばスライドを繰り返しますので、それに対応する走りをする事。轍の窪みにタイヤがはまると、運転手の意図とは関係なくクルマは左右に振れてしまうので注意が必要です。気持ちスピードを上げて一定のスピードで走りぬける事を奨励しているのは、タイヤに付着する泥を振り落とすセルフクリーニング効果を得ながらタイヤのトラクションを維持した走りをする為です。更に泥の難所を走破する時にはにタイヤの空気圧を下げてトラクションを高める事も考慮しておきたい。

 

泥道、泥濘ではAs farst as necssary で・。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 2

2015年10月21日 | OVERLANDERS

Chapter 2

Driving through bushes and over obstacles

 ブッシュ。腰の高さを超える程の草地や低い低木の茂る先の見えない茂みを進む時には、クルマと自然を共に傷付けない為に、必ず事前にクルマを止めてクルマから降り、進むべき方向を自分の足で歩いて確認してから進行する事。深いブッシュの前方には何があるか分からない。やもえず低木を押し倒して前進する時などは自然を傷める事を最小限にする為に、なるべくゆっりと(As slow as possible)走行する事。

 目の前に石などがありそれをクルマでまたぐと決めた時には、まずスピードを落としクルマと自然を傷めない事を意識する。その時に、その対象物を自分の運転するクルマでまたぐ事が出来るかどうかを判断する。そして、またぐと決めたなら、障害物が自分の駆る四駆の下のディフレンシャルケースのふくらみに当たらない様に乗り越える事。(ランドローバーの場合はディフレンシャルのふくらみは中心よりも右側に位置しています)自分の駆るクルマのデフレンシャルのふくらみの位置を把握しておく事がクルマと自然を傷付けない為に大切な事です。

 

 茂みを歩く事を考慮した適切な靴を履く事も大切ですね。

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 1

2015年10月20日 | OVERLANDERS

 

Chapter 1

 As slow as possible and as fast as necessary.

 難所に入る前にギアはローレンジに入れセンターデフロックをオン(差動固定)にする。格ペダルはセンスティブ(やさしく)に踏むことを心掛ける。不必要にブレーキを踏んだり、ブレーキの静止時と変速の時以外はクラッチを不必要に踏まない事。アクセルはAs slow as possible and as fast as necessary に。難所に入ってからギアをローレンジに入れるのではなくて、入る前に入れておく事。アクセルをゆっくりと踏んで進みますが、必要に応じて踏むべき所では踏まなければならない。その感覚が大切である。そういったアクセルワークはある程度の経験によって身に付くものなのであろう。躊躇しながらペダルを踏むような走りをしない。

 ハンドルの操作のやり方を気を付けて観て欲しい。適正な姿勢でシートに座りハンドルは両手で、そして左右の腕の動かし方は( )です。ハンドルへの手の掛け方ですが( )を左右それぞれ上から下へ、下から上へと滑らせるように動かし、左右共に12時と30分の点(上と下)が左右の手の進入不可ポイントとなります。このハンドル操作のやり方も意識しなければ出来ないかもしれませんね。

 

As slow as possible

As first as necessary.

 

 四駆での走行で必ず出てくるキーワードです。常に自分に言聞かせましょう。

 

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング & スキル テクニック

2015年10月19日 | OVERLANDERS

 キャメルトロフィーのスポンサーであったランドローバーが、地味ではあるがオフロードドライブの基本について解説したビデオがある。このビデオは10のチャプターから構成されており、それぞれのチャプターでポイントを押さえての解説がされている。現在の車環境では日常生活でオフロードを走る機会はほとんど無い。また、高性能なSUVの存在はオフロードを走る機会があっても人のテクニックを要求しない。そして人もテクノロジーを満載した機械に走りをゆだねてしまっている。そういった今であるからこそオフロードを走るという事の基本を学ぶ必要があると感じている。高性能なSUV を駆るにおいても、大切な事は装置の使い方を知っている事ではなくて走りの基本を理解している事だと思う。即ちベーシック(基本) オフロード ドライビング テクニックは新旧を問わず四輪駆動車を愛する人々の国際的な分母なのだ。

 

Camel trophy basic off-road driving techniques and skills training. 

 僕はこのビデオの説明を噛み砕いて理解して行きたいと思っている。説明されている事は当たり前な事かも知れない。しかし、では、オフロードドライビングテクニックを説明してくれって他人に問われると、その説明には戸惑うものだ。また、いざっ、ていう時には基本を知っているという事が何よりも頼もしい事でもある。キャメルトロフィーという名詞が付けられた基本的運転技術を学ぶ機会というのは今後の実践時に役立つ内容であると思っている。

 

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ワシントン砦の戦い

2015年10月17日 | NEW YORK

 今週の月曜日(10月12日)はアメリカの祝日コロンバスデイであった。穏やかに晴れ渡った休日は家の中で過ごすには勿体ないと思い、いつもジョギングで走りぬける一つのコース、ジョージワシントンブリッジ(GWB)周辺の道を今日はカメラを持って歩いてみる事にした。僕が定めたこのコースの特徴は重いもの(戦争の歴史)を感じ、軽いもの(美しい自然)を実感出来る濃縮されたコースである。季節は日を重ねる毎に秋の色彩に染まっていく。この地の持つ波動に自らも染まっていくと、季節の変化というダイナミックな地球の活動を肌で体感する事が出来る。

 

今日は走りぬけるのではなくて、

私と一緒に歩きましょう。

僕は舗装された道を走るよりも土の道を走るのが好きです。

 

ハドソン河、対岸はマンハッタンです。

マンハッタンは水の上に浮く水上都市です。

大都会の摩天楼は水上の蜃気楼。

 

ニューヨークという大都市の周辺にも数々の美しい自然が存在します。

以前は自然に恵まれた大きな入り江だったのです。

 

秋の色に染まりかける広葉樹。

夏はブロッコリーの様にもこもこと茂っていたのだが...

青々しさ、若さとは有限なものなのだなぁ。

 

 コロンバスディとは?

 1492年に、北アメリカ大陸に、クリストファー・コロンブスが到着したことを祝う。この日は、ネバダ州、ハワイ州、カリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州、サウスダコタ州を除くアメリカ合衆国のほとんどの州で休日となる。(但し、一部の州または市では、同じ10月第2月曜を別の祝日として休日にしている場合もある)。Wikiより、

 

この土地には巨石(堆積岩)が多い。

巨石は無言で過去を記憶している。

この岩の元に腰掛けて思いをめぐらしてきた、ネイティブアメリカンやヨーロッパからの殖民達の声を覚えている。

 

ジョージワシントンブリッジの真下にやって来ました。

世界最大の交通量を誇る橋です。

 

橋には大きな星条旗が掲げてあります。

これは祝日の様相です。

この橋を見上げると、凱旋門のようにも思われます。

 

 2007年10月7日、AIMスポークスマンであるスー族のラッセル・ミーンズは、コロラド州デンバーの「コロンブス・デー」に、デンバー市庁前で以下のようにスピーチを行っている。

「コロンブス・デーを祝うことは、インディアンに対して過去に行われた圧迫と残忍な暴力による恐ろしい征服を許容することに他なりません。もちろん、マヤ族やアステカ族などのさまざまのインディアンの中には、恐ろしい人身御供と食人を行っていたとの批判もあるでしょう。シオニストは、大統領予備選挙や中学校などで共感を生むために、第二次世界大戦でのホロコートがより重要であり、プロパガンダとして機能しなければならないと主張しますが、それはインディアンに対する大量殺戮が 今まで人類史で見られた中で、最大のものであるという事実を汲んでいません。Wiki より、

 

ジョージワシントンブリッジを下から見つめるピラミッドの頭。

引き潮時には3メートル程姿を現します。

 ハドソン川(Hudson River)は、アメリカ合衆国の主にニューヨーク州を流れ、大西洋に注ぐ川である。河口付近ではニューヨーク州とニュージャージー州との境界になっている。ヨーロッパ人で最初にこの川を発見したのはイタリア人のジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーで、1524年のことである。名前は1609年にこの川の探検を行ったヘンリー・ハドソンに由来する。Wikiより、

 ヨーロッパ人が発見する以前は、この川はイロコイ族によってMuh-he-kun-ne-tuk (Great Mohegan) 、レナペ族によってMuhheakantuck(二又に流れる川)と呼ばれていた。Wikiより、

 

僕はジョギングコースに登り坂、階段を組み込んでいます。

100m程の標高差を駆け上がるとロッキーバルボアの気分になります。

 

道は石段、まるで日本の神社の様な感じです。

 

石段の周りはジャングルのように植物が特に密集しています。

このコースの中でもこの辺りは特別な雰囲気。

 

植物の密度から強い生命力を感じます。

日本ではパワースポットなどと呼ぶのでしょうね。

 

階段の途中には石を引き締めたトンネルがあります。

このトンネルは黄泉の国(死)へ続くトンネルです。

暗いトンネルの向こうにも石段は続きます。

 

トンネルを抜けると、更にもう一つのトンネルをくぐります。

こちらのトンネルは黄泉の世界(死の世界)から光の世界(生の世界)に続きます。

死から再生へ、母親の子宮を抜けるようです。

ピラミッドを築いた先史時代の人間達もこうやって騒いでいたのかも知れません。

 

トンネルを抜けると青白いお化けがいます。

アメリカのお化けは分かり易いですね。

このトンネルのマスター(守護神)でしょうか?

Engle(イングル)君と名付けましょう。

畏怖を感じながら、いつもの挨拶をする。

うっーす!

...そろそろハローウィンですなぁ、君も忙しくなるねぇ。

 

石の階段は更に続きます。

生まれた人間は階段を登っていくのです。

時々躓きながら...

息を切らせ、石を踏みしめます。

 

目の前の木々を眺め、季節の変化を楽しみながら進みます。

体はきついが気持ちいいものです。

 

そういえば、こんな花火があるよね...

頂上付近では登頂を花火で祝福してくれます。

 

登り切るとこんな景色が展開します。

橋の向こう側はワシントンハイツという地域です。

 ハドソン河という名前は1609年東インド会社によってこの地方に送られたヘンリーハドソンから来ている。

 当時、アメリカ大陸の全容は未知であり、アジアに通じる北西航路があると信じられていたため、東インド会社が探検隊を送ったものである。ハドソンはハドソン川をさかのぼり、流域一帯をオランダ領ニューネーデルラント(ニーウネーデルラント)と宣言した。ハドソン川の名はハドソンの名にちなむものである。その後、オランダ西インド会社の管轄に移され、ビーバーなどの毛皮が取れるハドソン川流域の植民が行われた。 ハドソン川の探検で、彼はモヒカン族やワッピンガー族など多くのアメリカ先住民と交易を行い、貝殻、ビーズ、そしてビーバーやカワウソの良質の毛皮を得た。オランダはこの航海をきっかけに毛皮交易を始め、この地域への権利を主張するようになる。こうしてニューネーデルラントが誕生し、1625年、ハドソン川河口の島マンハッタンに首都ニューアムステルダム(後のニューヨーク)が建設される。Wikiより、

 

植物がおおい茂る森の道を進みます。

気持ちがいいです。

 

時々、野生の鹿や七面鳥と遭遇します。

 

星条旗を見ると戦いを感じるのは自分だけなのだろうか?

この地を占領する戦いを、嘗て北米植民地戦争と呼んだ。

17世紀から18世紀にかけて北米大陸における欧州国家間抗争、戦争が繰り広げられた。

 1664年、英軍が侵攻してきたためオランダ総督ストイフェサントは無抵抗で降伏した。第二次英蘭戦争(1665年 - 1667年)を終結させたブレダの和約でニューアムステルダムを含むニューネーデルラントはイングランドに割譲され、チャールズ2世はこれを弟のヨーク公(後のジェームズ2世)に与えたので、ニューアムステルダムはニューヨークと改称された。これがニューヨークの起源である。その後、第三次英蘭戦争英語版(1672年 - 1674年)中の1673年にオランダが一時奪回し、ニューオラニエと改称されたが、1674年のウェストミンスター和約でイギリスに再度引き渡され、ニューヨークに再改称された。Wikiより、

 

燃える様に赤く染まった葉。

色は人間の心に影響を与える。

季節と気温の変化は強制的に人の情緒に影響を与える。

 

森を抜けると高層ビルに遭遇します。

 Fort Lee (リー将軍の要塞)という町です。

実際に要塞の後があります。それは南北戦争という戦いです。

 

天空の城ラピュタを思わせる様な人口物。

 豚の鼻か?

 

森に散らばる自然のものとも、

人工物ともいえない怪しい石達が、

あちこちに散らばっています。

 

  こうして巨石の声を聴いてみると、この地が栄えたのは交易による港としてだけではなく。太古の巨石文明からの遺産で、栄えるべきして栄えた土地なのかも知れない。と、する証拠もない仮説が浮かび上がってきた。この地の歴史は白人が入植した以後の歴史のみが語られるのみで、遥かに長いネイティブアメリカンの歴史は封印されたままだ。

 

さて、ジョージワシントンブリッジ(GWB)を渡ります。

鉄の凱旋門の様ですね。

嘗て、この橋の両サイドを巡って戦争が繰り広げられました。

 ワシントン砦の戦い(英: Battle of Fort Washington)は、アメリカ独立戦争のニューヨーク・ニュージャージー方面作戦中に行われた戦闘である。1776年11月16日に、現在ではニューヨーク市マンハッタン島のワシントンハイツにあったワシントン砦に対し、イギリス軍が総攻撃をかけて砦の大陸軍守備隊全軍を降伏させた。Wikiより、

 ニューヨーク・ニュージャージー方面作戦(英: New York and New Jersey campaign)は、アメリカ独立戦争中の1776年から1777年の冬にかけて、ニューヨーク市とニュージャージーの支配を巡って、ウィリアム・ハウ将軍指揮するイギリス軍とジョージ・ワシントン将軍指揮する大陸軍の間で行われた一連の戦闘である。ハウはワシントン軍をニューヨーク市から追い出すことに成功したが、ニュージャージーまで手を伸ばし過ぎたがために、1777年1月にはニューヨーク市近くに幾つかの前進基地を保持するだけで、活動できる作戦シーズンを終わらせることになった。イギリス軍は戦争の残り期間ニューヨーク市を保持し、他の標的に対する遠征軍の基地として使い続けた。Wikiより、

 

交通量が多く、よく揺れます。

 

橋の途中にかかげられた自殺防止のサイン。

手すりに手を掛けて下を覗くと背筋がぞっとします。

 

橋の錆が気になります。

それはランクルのラダーフレームの錆びに似ています。

 

橋の端は右側通行です。

 

GWBは80号線の終焉、95号線が始まります。

この橋を西にずーっと行くとカリフォルニアのサンフランシスコです。

東にずーっと行くとマサチューセッツのボストンに続きます。

 

丘の上から橋を眺めます。

 

今日はGWB橋を、縦と横に廻って来ました。

 この橋の上を走って往復すると3キロ程の距離になります。

 

さて、今日はここまでです。

GWBの横のヒストリックパークで少し休憩中。

 思いを巡らすのは楽しい事だと思った。この地の歴史を振り返り、足を踏み込むその場所から見える光景に昔の光景を重ねてみる。アメリカの文明は多くの人はヨーロッパの国々から人々が渡来して発展して来たと理解している。しかし、太古において自然豊かなこの地は幻のアトランティス文明圏に属していたのではないかと妄想したりもした。

 

レクサスが迎えにやって来ました。

一緒にくっついてきたお化けのイングル君達に別れを告げて 、

妄想の世界から現実の世界に戻って行きます。

 

ニューヨークの秋は更に深まっていきます。

 

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いつまでも旨い酒を飲もうっていう事の意

2015年10月12日 | 日記

 人生のゴール(地点)というものは実は存在しないのだ、という理解が確立しつつある。ゴールというのは一つの目標であり、それは中継点に過ぎない。それはつまり目標やゴールを点として理解するのではなくて方向、或いは線として理解する道の事なのである。ナンとか道とか道を究めるという事は継続という事を意味している。

 

 旨い酒を飲む。という概念は飲む酒の味やブランド等の点(個)の存在も勿論あるが、それを線で理解すると酒という存在そのものに囚われない、液体というよりも立体的で、その存在は人間に活力を与える天地のしずくともなる。酒を飲む為には酒を購入するする為の金銭が必要だ、その金銭を手に入れる為には働きたいという意欲とそれに伴う継続的な収入が必要となる。そして、一人で飲むのもいいが時には友達と飲みたい。気を許して本音で話が出来る友の存在がほしい。そして、話題が必要だ。豊かな話題を得る為には何かをやろうと思う夢を語るのではなくて、そのために既に体を動かして何かを始めている事が大事である。その他にもいろいろあるとは思うが、総合的に理解すると、旨い酒を飲み続けたいという事の意味は、人間性、人間関係、経済力、などに恵まれる為に努力を継続し続ける姿勢の事なのだ。

 

 長~い登り坂、誰もが苦しいです。

 長~い上り坂を超えると一瞬のダウンヒル、そして、その先には再び長くきつい登り坂が待っている。この線こそがゴールであり目標なのかも知れない。まさに道(TAO) というのは人生そのものです。これを楽しむ事が出来たら健康というものは楽しみの付属となる。生きているという事は既にゴールの中に存在するようなものだ、生まれてきた事自体がゴールなのかも知れないが、そこはやはり走り続ける必要がある。心と体を持つ人間を器械に例えると酒は潤滑油のように捉えるのがいいのかも知れない、足らなくてはギシギシ音をたて多すぎるとベタベタになる。潤滑油なんてどうでもいいや!と思うかも知れないが、いい潤滑油を注すと機械の動きに違いを感じるようになるかもね。

 

今日も道を走る事に乾杯!  

 

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HONDA CR250M

2015年10月06日 | 日記

 

 スティーブマックイーンが駆るHonda CR250M。このビデオはホンダが製作したビデオである事は間違いなく、最後にテロップで日本語が出てくるのでホンダのモトクロスバイクの日本向け宣伝であったのだろう。それにしてもこのビデオは観ていて気持ちがいい。舞台はアメリカ中西部のグランドサークルの周辺かな、広大な自然に対して人間の造ったシンプルで小さな道具(バイク)、低重心で風を感じながら...、砂埃、刻まれるトレッド。ヘリコプターからの撮影はパリダカのステージの様でもある。このビデオを観て、僕が乗り物に求める観点を形容してくれているな。と感じるのは、人が小さな道具を駆って自然を征服(Conquest)する様を描いているからである。

 

...マックイーンのバイクの腕はなかなかのものです。

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