◆前回か、前々回のBlog〈大阪急行・無人駅線〉に「無人駅まで自分を乗せてきた気動車(キハ48)が、わたしを降ろしたあと、轟音を立て、排気煙を上げ、ユルユルと遠ざかっていく――その遠ざかっていく速度と同じ速度で、自分が魂の内側に向かって走り出す」というようなことを書いた。 この画像は、気動車が(鮫方面に)遠ざかり、姿を消してしまったあとの無人駅・白銀駅の空間だ。 ◆この空間と、わたしの魂の内側とは、いったい、どんな関係になっているのだろうか? (1)この空間の中に、わたしの魂の内側があるのか? すなわち、白銀駅空間>わたしの魂の内側なのか? (2)あるいは、反対に、白銀駅空間<わたしの魂の内側か? (3)あるいは、白銀駅空間=わたしの魂の内側か? (4)いやいや、そうではなく、まったくの別空間、すなわち、白銀駅空間≠わたしの魂の内側か? あるいは、この(4)との関連で、(5)「両空間が一部重なりあっている(融合)」とか、(6)「両空間の端と端が接している」とか……いろいろに考えられる。 もちろん、(7)「無人駅によって異なる」、あるいは「そのときの精神状況によって異なる」ということも考えられる。 ◆シャッターを押した瞬間は、(3)「白銀駅空間=わたしの魂の内側」だと感じた。 それでいいのだと思うが、画像を見つめていると、(3)か(2)か(6)かと、限りなくブレつづける^^;。 さっき、のぞいた某「鉄ちゃん」ブログの主が、プロフィールに自身のことを「筋金入りの乗り鉄」と書いていた。 わたしの場合は、「筋金入りの(無人)駅鉄」と書くには、まだまだ修業が足りない^^;。 ◆上記の「無人駅空間とわたしの魂の内側との関係」について、補足。 「修業が足りない」と書いたのは、昨日、朝、NHK・TV「ホリデーインタビュー」〈だからボクは母をかいた~政治学者・姜尚中さん~〉(番組解説=在日2世の政治学者、姜尚中さんが、自分の母を主人公に実話を元にした初めての小説を発表した。小説を通して見えてきたものとは何か。姜尚中さんが、ふるさと熊本で語る)――を観たことと関係があるかもしれない。 ま、「観る」といっても、朝食の準備をしながらの視聴だった。 昨夜の天ぷらをレンジで温める。 お湯を沸かしてインスタントみそ汁を作る。 電気釜のご飯をよそる。 わたしには結構、たいへんな作業だ。 また、その朝食を取り、その日のスケジュールを(ちょっとイライラ)チェックながらの視聴だった。 さらには、姜尚中氏の心のヒダを手探りしつつ言葉を発する姿勢に好感を持ながらも、大東亜戦争史観では相容れない立場の人物だという強い認識がわたしの根底にあって、わたしが一方的にブロッキングする厚い壁を隔てての視聴だった。 だから、番組中の映像も言葉も、すべて、わたしの外側を流れていった。 しかし、唯一の例外。 魂の内側に焼き付いた場面がある。 それは、ローカル線(たぶん熊本電気鉄道菊池線)の、どこかの駅で、姜尚中氏が、インタビューするアナウンサーといっしょにベンチに腰かけて談笑している場面だった。 そこを観たわたしは、わたしは「(無人)駅鉄」であるかもしれないけれど、こんなふうに駅で、駅そのものではなく、駅から派生する身辺の瑣末、あるいは、駅にまつわる人生の片々について思考し、語る経験が不足している……と感じた。(ま、これも番組の趣意からは外れているから、畢竟、外側に存在しつづけていることに変わりはないのだけれど^^;) くりかえす。 わたしには、駅で、駅そのものではなく、駅から派生する身辺の瑣末、あるいは、駅にまつわる人生の片々について思考し、語る経験が、圧倒的に不足している。(反面、バス経験は豊か^^;) 補足、以上。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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賠償問題については際限もない問題ですので――だから「負けたら50年、黙ってろ」というのかもしれませんね――(もう、その「50年」もとっくに過ぎたというのに)わたし自身、この問題に関しては、まだまだ「黙って」避けて(逃げて)いるところがあります。
姜尚中氏については、この問題に関してわたしとは反対の立場の人という認識くらいで、くわしくはわかりません。機会があるのであれば、姜尚中氏の主張には真摯に耳は傾けるつもりですが……。