職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

そういう文体を駆使するのは悲しすぎるから、土壇場の土壇場のタイムリミットまで

2008-10-16 21:24:45 | Weblog

◆来週、本校に市教委の定期訪問がある。
 来校の目的は、いろいろあるが、そのうちの1つに「人材育成・教員評価制度を踏まえ、〈学校目標等〉への取組状況を把握するため……」云々とある。
 冒頭、わたしが10分間程度、説明する場が設定されている。

 本校は3学期制だが、前期・後期と分けるとすれば、ちょうど半分が終わり、あとの半分がスタートするところだ。
 改めるべきは改め、力強いスタートを切るための絶好の機会なので、午前中、少し時間を割いて、(1)学校目標達成のための経営の重点 (2)数値目標 (3)重点取組 (4)取組詳細 (5)市教委来校時点での評価……と、A4紙5枚にまとめる。
 もちろん、その内容はここにはアップできないが、次の表をご覧いただきたい。

 左側が経営の重点に関わる項目だ。
 右側が数値目標に従った5段階評価だ。
 左と右の間に「数量的分析の視点」がはさまっているが、これは部外秘なのでカットしてある。
 「これがオール5になれば、とんでもなく、すばらしい学校になりますよ。日本一の学校ですよ」と、あちこちで言っているのだが、現時点では、まだまだ凸凹があって、平均すると評価「3」というところだ。

 いつか、半分冗談で、「今、わたしは、ひょっとして、現任校のマニフェスト実現を断念するという手続きを経たうえで、その後の思考を記述しようとしているのだろうか? そして、そのための文体を求めているのだろうか?」と書いたことがあるが、そういう文体を駆使するのは悲しすぎるから、土壇場の土壇場のタイムリミットまで「マニフェスト」実現に向けて格闘し、その「悪戦苦闘」ぶりを記述していこう。
 そのための「文体」を追い求めたい。


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