職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

本校の学校評議員、八並さん、笹本さん、お二人が来校された

2008-03-10 21:12:08 | Weblog


◆きょうは、本校の学校評議員、八並さん、笹本さん、お二人が来校された。
 本校では、評議員が一堂に会する、いわゆる「評議員会?」は設定していない。
 すべての学校行事および学社連携・融合事業についてご案内を申しあげ、評議員の方々には都合のよいときにご参会いただき、ご意見を伺うシステムだ。

 今回は、きょう、あすと2日間、10:30~12:00、13:30~15:00、計4回の授業参観および協議の場を設定し、各評議員の方に都合のよい時間を選択していただいた。

 わたしからの説明の際、こちらから提示した資料は、
(1)学校内部評価資料
(2)学校外部評価資料(すこやかみなみネット通信2月号)
(3)保護者による授業評価資料(すこやかみなみネット通信12月号)
(4)すこやかみなみネット地域情報交換会資料
(5)すこやかみなみネットOB会設立に関する資料
(6)生徒による授業評価など学校目標達成状況に関する資料
(7)平成20年度マニフェストに関する資料

◆学校評議員の方からいただいた主なご意見を列挙する。

(1)経営上、当然、目標とか、ねらいどころとか、目安とか、目算とかがあるのだが、本校では、多角的に評価軸を設定し、いろいろな評価場面を設定し、その評価が経営に生かされるように工夫されている。
 こういう評価は、もちろんすべてが数値化できるとは思わないが、教育活動の充実、組織の活性化、教職員の資質の向上に有効である。
 ただし、評価が達成目標の20%、30%で評価が低い段階と、70%、80%と高い段階では、経営の仕方というか力点が異なってくると思う。

(2)部活動の全員加入制(全員強制加入制)は改めるべきだと考える。
 学校側は、おそらく全員加入制を解除すると、非行に走る生徒が増えると考えていると思うし、その考えもわらかないわけではないが、そのことよりも、全員に加入を強制して、生徒の活動の幅を狭めていること、家庭生活や地域活動に影響を与えていること等のマイナス面のほうが大きい。
 青少年の課外活動は、学校部活動も選択のひとつ、地域における青少年団体活動、民間教育団体の活動も選択のひとつ……という幅広い構えで臨んでほしい。
 八戸市内の全中学校で全員加入制を採用していて、1校だけの改善・改革はむずかしいかもしれない。
 市教育委員会がはっきりとした考えを打ち出す時期がきていると思う。

(3)学校部活動全員加入制とも関連するが、学校部活動はレギュラーとレギュラーに選ばれなかった生徒の問題、競技性を追求する生徒と、レクリエーションとしての活動を求める生徒との問題等、多くの問題を内包している。
 また、指導および管理責任を、教員が一心に背負った格好になっているが、これも問題だ。
 従来から言われつづけている社会教育への移行も含めて抜本的な改善策を打ち出す必要がある。
 ただし、これは1校の改善・改革のレベルを超えている。

(4)すこやかみなみネットの実践は高く評価したい。
 学校・家庭・地域が連携するシステムづくりは、根がはってホンモノ、そのホンモノになるのに相当時間がかかるものだが、すこやかみなみネットは新たに人と人のつながりをつくりだし、徐々にその根をはりつつある。
 PTA活動は地域活動への入り口だ。
 そのPTAがすこやかみなみネットの中核に位置して実働部隊として活躍するという発想がスゴイと思う。

◆学校評議員お2人との熱い話し合いだった。
 八並さん、ありがとう。
 笹本さん、ありがとう。
 あすは別の評議員の方においでいただくことになっている。

◆流氷 投稿者:小春のパパ 投稿日:2008/03/02(Sun) 13:33 No.304 2月18日。海上自衛隊第二航空群のP3Cに乗せてもらい、流氷を見て来ました。(知床半島近辺)「明るい未来」が見えますか?(*^^)v

★わたしは、あなたたちとの悲しい悲しい別れから、1、2年たった頃、P-3Cが配備される前のP-2J対潜哨戒機で青森県を一周したことがあります。

 離陸して、一中上空を通過するとき、思わず額を窓にくっつけましたよ。

★「未来」……という語に、なぜかわたしは妙な反応をしました。
 3つの未来。
 ひとつは、AかBかを選択した結果、至る未来。
 ふたつめは、AとBとを止揚(アウフヘーベン)した結果、至る未来。
 みっつめは、AかBかの選択をずるずる保留していて、その結果、至る未来。

 あなたの「未来」という単語を目にし、上記のようなことを、あなたに向かって、ぶつぶつつぶやいている自分の、その心の底が自分でもよくわかりまへん。

★きょう、はなむけ号(折りたたみ自転車の名前)、今年の初乗り。
 画像はそのときのパチリ。

◆再び、小春のパパからのカキコミ 2008/03/09(Sun) 08:06 No.309

 へこたれない「強い心」を持つために、絶えず念頭におく意識は「文武両道」であります。勝つな、負けるな。(*^_^*)

 小春のパパの「へこたれない『強い心』を持つために」という句と、わたしの「3つの未来」との関係が、わかるようでわからないが、でも、結局、以心伝心でわかってしまう。
 しかし、念のためにもう少し「思考」してから返信しようと思っている。
 こういう念のための「思考」は楽しい。

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