職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

さすが元PTA総務委員!!

2008-03-12 20:52:14 | Weblog
◆きのうにつづき、きょうも本校の学校評議員の方においでいただいた。
 きょうは、坂下さん、伊藤さんのお二人だ。

 きのうは紹介しなかったが、八並さんは、本校区を構成する3つの地域=岬台地区・白銀台地区・大久保地区のうち、岬台地区の住民という立場で評議員を務めていただいている。
 加えて、教育行政全般にくわしい市教育委員会OBという立場でもある。

 笹本さんは、大久保地区の住民、加えて幼児の教育にくわしい保育園経営者という立場で評議員を務めていただいている。

 きょうのお二人については、坂下さんは大久保地区の住民、伊藤さんは白銀台地区の住民という立場で評議員をお引き受けいただいているが、お2人にはもうひとつあって、実は、お二人とも本校PTAのOB(正しくはOG)で、かつ、お二人とも総務委員長の経験者だ。

 PTA総務委員長というのは複数いるPTA副会長の筆頭で、総務委員会(PTA会長・副会長、各実行委員長、各学年委員長等)のまとめ役である。
 だから、PTAのことは、なんでも経験している、なんでも知っているという存在なのだ。
 本日は、こういうご経歴の方ならではの、ご意見・ご助言をいただくことができた。
 心より感謝申しあげる。

◆きょうも、学校評議員の方からいただいた主なご意見を列挙する。

(1)学校部活動については、当然のことだが、活動の種類を今以上に充実することは困難だし、また、現状では、特に文化系の部活動の活動内容(合唱・美術・科学・IT)が限られている。
 こういう状況で、「全員強制加入制」をつづけることには問題があると思う。
 学校外の社会教育活動とのコーディネート機能を向上させつつ、「全員強制加入制」から「任意加入制」に切りかえるべきだ。

(2)PTA活動を学校経営のひとつの柱ととらえていることに賛意を示したい。
 PTA役員と一般会員との関係、あるいはPTAリーダーからリーダーへの継承の問題等、困難点がたくさんあるし、また、どこの学校でも苦労しているようだ。
 特にPTA役員については、負担感・不安感が大きいと思うが、体験的に、その人にほんの少し「やる気」があれば、だれでもなんとかなるものだと思う。がんばってほしい。

(3)授業については、先生方もいっしょうけんめい、生徒たちもいっしょうけんめいで、自分たちはこんないっしょうけんめいやっただろうか?とふりかえりながら、感動して参観した。
 先生方の指示・発問・説明もメリハリがあり、すばらしい。
 生徒たちの学ぶ姿勢、また髪型・服装などもきちんとしている。

(4)掲示物が「豊だ」という印象を受けた。
 ただし、生徒たちのカバンやサブバックなどの収納場所についてはたいへん窮屈で、改善が必要だ。

(5)表面的にはみえないが、苦しんでいる生徒、あるいは親……などを見つける努力、そして、その苦しみを受けとめる体制づくりにいっそうの努力をしてほしい。
 すこやかみなみネットが、こういう機能を果たせるように、さらに充実することを期待したい。

(6)学校外部評価の説明の中で、保護者の授業評価について、「5=とてもそう思う」が「4=そう思う」を上回るようでないとホンモノとはいえないという話があったが、保護者としては、他と比べることができないから、「とてもそう思う」に○をつけようとしても、「いや『とても』ほどではないかな?」……と思い、「とてもそう思う」に○をつけることを躊躇してしまうのではないか。(「学校評議員の主な意見」以上)

◆なお、日程、内容、提示資料などは次のとおりである。

 10:30~11:00 校長の説明&質疑
 11:00~11:30 授業参観
 11:30~12:00 話し合い

 わたしから提示した資料は、
(1)学校内部評価資料
(2)学校外部評価資料(すこやかみなみネット通信2月号)
(3)保護者による授業評価資料(すこやかみなみネット通信12月号)
(4)すこやかみなみネット地域情報交換会資料
(5)すこやかみなみネットOB会設立に関する資料
(6)生徒による授業評価など学校目標達成状況に関する資料
(7)平成20年度マニフェストに関する資料

◆きょうは、午前中、主任会、学校評議員との話し合い、昼、後期入試のための面接練習、午後、文書収受&通信表点検、放課後、後期入試のための面接練習……いっぱいいっぱいの日程だ。

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