職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★パイロット・水性ボールペン直液式Vコーン「メモ」バンザイ!(プロ教師塾シリーズ・職員室通信)

2014-05-02 10:10:46 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
★パイロット・水性ボールペン直液式Vコーン「メモ」バンザイ!
2014
05.02

s-1280001

★昨日、「僕のメモの取り方には、粗く、3種類ある」として――
 A=胸ポケットに入れた、ハガキ大の硬質用紙(2つ折り)に書く。
 B=スマホから自分のPCにMAILを打つ。
 C=Keyboardで直接、PCに打ち込む。
 そして、メモ量を比較すると、B>C>Aである……とコメントした。

 コメントしてから、近時の僕の絶不調の原因が「B>C>A」にあるのではないか……と思いついた。
 「絶不調」の症状をアトランダムに並べると――
 ひらめかない。
 たとえ、ひらめいても、それがババババ~ンと次のひらめきを呼び起こさない。
 ひらめきが、即、行動にむすびつかない。
 ホンネが書けていない……というか「ホンネ」を見失っているのかも?(僕の場合、B&Cはホンネに向かない。)
 メモが楽しくない。

 結論をいうと、メモの取り方を、以前のように「A>C>B」にもどそうと思う。
 メモは、やっぱり、A(胸ポケットに入れた、ハガキ大の硬質用紙(2つ折り)に書く)だ。

 利点――
 頭に強く刻まれる。
 編集がかんたん。
 重要→赤ペン。
 処理済み→取り消し線を引く。
 「これは!」と思った事項、うまく処理できない事項……等は、ハサミでチョキチョキ切り抜き、A4用紙に並べる(ノリづけも可)。
 一種のブレスト。
 もちろん、これらをKeyboardでPCに打ち込んでもいい。

★メモのとき、僕は〈パイロット・水性ボールペン直液式VコーンLVE-10EF〉(レッド&ブルー)を使っている。
 これまでいろいろなペンを使ったが、今のところ、これがベスト。

 いい点――
 ・なめらかに書ける。
 ・濃く書ける。
 ・筆圧がいらない。
 ・最後の一滴まで使える。

 欠点――
 ・寝転んで(長い時間)書けない(直液式の弱点。)
 ・濡れるとにじむ。
 だから、風呂では使えない。

 画像=そのVコーンLVE-10EF。
 乱氏から、ずっと昔、プレゼントされた。
 まだこんなに残っている。
 見つめていると、心が豊かになってくる。
 Vコーン、バンザイ!

★「4月のメモ」のつづき――

○№5=子どもを、もっと、もっともっと知的に育てる。
 判断力が未熟で、現在、成長過程にある子どもたちが、いっぱい集まっているのが学校だ。
 だから、いつ、なにが起こっても不思議ではない。
 このことを、以前「学校には地雷が埋まっている。学校は地雷原だ」と発言し、「子どもを地雷にたとえるとは……」とひんしゅくをかってしまったことがある。
 ま、毎日、毎日、それくらいピリピリした気持ちで教育に携わっているということだ。
 当然、危機管理の原則をふまえ、教職員個人個人として、また組織として、予知・予防・観察を徹底する。
 しかし、これだけでは不十分。
 いたちごっこだ。
 子どもの側を、もっと、もっともっと知的に育てる。
 「知的で楽しい授業」を追究するだけで十分なのか?

○№6=生徒の歩き方が猫背。
 手先をウェアーにいれる生徒もいる。
 もっとスマートに歩かせたい。
 「知的で楽しい授業」を追究するだけで、スマートにあるけるようになるのか?

○№7=「スマート」といえば、僕が最初に担任した学級の「学級目標」が――
 スマートで
 目先が利いて
 きちょうめん
 負けじ魂

○№8=「親に迷惑をかけた」「店に迷惑をかけた」「チームに迷惑をかけた」……はよく聞くが、「学校に迷惑をかけた」「センセイに迷惑をかけた」というのは、最近、ほとんど聞かない。
 「学校の教育独占体制」「学校の教育丸抱え体制」と反比例。
 指導方法の見直し。
 愛校心の教育。

○№9=校内の表通り(メインストリート)=玄関→中央階段→職員室前→廊下→2F南校舎&北校舎。
 校内の裏通り=玄関→廊下→廊下→南校舎&北校舎→裏階段→2F&3F。
 生徒には表通りの使用を推奨。
 しかし、南校舎の場合、職員室前から3Fに昇る階段がない。
 校舎の欠陥か?
 というか、校舎設計に教育思想が欠けている。

○№10=窓の開閉ルール――開けるときは真ん中に。
 「ルール」を、すぐれた「教育思想」に。
 空き教室時の整理整頓、戸締まりも同じ。
 体育館・音楽室が常に、隅々、整理整頓されている。
 「常に」というのと、「隅々」というのが、スゴイ。
 こういうことが、学校の安定と品格につながる。

○№11=清掃開始・終了時のあいさつ徹底。
 中学時代のすべてを忘れても、「清掃のあいさつ」は覚えている……という教育。
 僕の教育の原型。

○№12=教職員の基本的な行動の仕方。
 服務規程。
 凡事徹底。
 〈例〉時間厳守・師弟同行・定時定点等々。
 学年等、分掌ごとの徹底。
 組織の停滞&緩みの背後には、必ず「バカ者同士が仲良くやっている」空気が存在する。
 バカ者同士にならない。

○№13=情報伝達。
 担当者→主任→教頭→校長……いわゆる「報・連・相」は大事だが、同時に、主任側の取材力も大事。
 報告で得た情報、そして、取材で得た情報を整理して、対策を立てる。
 これまでの経験からいうと、主任側の「取材力」が弱いと、学校は腐食する。
 いわゆる「報・連・相」は大事だ。
 でも、僕は、主任側の足による「取材力」のほうを格段に重視する。
 この「主任側」に「教頭・校長」も含まれる。

○№14=教員の机上のマル秘データが危ない。

○№15=「(自分から)あいさつしよう」「(自分から)道を譲ろう」等、原理原則の指導の徹底。
 そんなにいくつもあるわけではない。
 ぜんぶ書き出して、5つくらいにまとめられないか?
 本校得意の「5原則」創出。

○№16=部活動等の大会参加は、これ以上、(絶対に)増やさない。
 チャンスがあれば減らす。
 
○№16=授業研究150回のカウント方法。
 ①教科部会内の研究授業
 ②○○Tの授業を観る会
 ③保護者参観日の授業(保護者評価実施)
 ④模擬授業
 保護者参観日の年間授業数=32
 それぞれの目標数値算出。

○№17=「生徒による授業評価票」を見直すのか? 見直さないのか?
 観点&文言の検討。
 5段階評価か4段階評価かの検討。
 5月いっぱい検証して決定。

○№18=本校の「授業力向上の5原則」
 №1=授業の目標、ねらいを明確にする。
 №2=指示・発問は全員に、短く限定して述べる。
 №3=達成状況を確認して授業を進める。
 №4=1人1人のがんばりに気づき、認める。
 №5=全員に50分間の学習活動を保証する。
 「狭義の学力向上」との関連。
 「広義の学力向上」との関連。

○№19=HPで5/1、5/2と、「4月のメモ」特集を組んでいる。
 HPは、こういう「メモ」が、即、活きるスタイルに変更。

○№20=今年の僕の業務は「授業力向上の5原則」に特化。
 当然、他にもひかれるものはある。
 しかし、キョロキョロやっていると、なにも変えられない。
 なにも得られない。

○№21=(断片)
 ・HPをもっと訥々「語る」スタイルに。
 ・音読と合唱の学校
 ・読書の学校
 ・「職員室通信」に教科企画書特集。
 ・新しい思索路(道)の創出――画像をいっぱい撮ること、道の音をICコーダに録音すること。(特集「4月のメモ」以上)


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