職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★チャッチャッチャ、チャッチャッチャ、ヒット、ヒット、またヒット。日生球場スタンド。怒濤の涙が流れた

2011-05-22 14:15:30 | Weblog

 

2011
05.22
「鳥居の向こうは違う空気感」。これはいい。日常・時空間に「鳥居」を設置してみよう


★休日の朝。
 目覚めると、かすかな雨音。
 近所の小学校3校は本日、運動会……どうするのかな?
 コーヒー豆をミルでゴリゴリ。
 音無しにしたTV(美の壺・鳥居)の字幕に「鳥居の向こうは違う空気感」。
 おお(^_^)v、これはいい。
 僕の日常・時空間に、あちこち(あんまり多すぎてもアカンけど……)観念的、気概的「鳥居」を設置するというのも、いい。

★千早神社の「鳥居」をくぐった瞬間の、「あれ? 空気が違う」という感覚。
 「ああ、これまで僕は、僕に合わない空気の質の中で生きて来たんだ。これが本来、僕が吸うべき空気かぁ~」という同質感。
 やや濃い空気感だった。

 ――こんなふうに、これまでに経験した「鳥居の向こうは違う空気感」をひとつひとつ思い返していく。

★僕の人生をねじ曲げたのがソフトボール。
 ソフトボールに出会わなかったら、まったく異なった人生を過ごしていたことだろう。
 そんな僕が、仕事の関係で、しばらく(十数年)ソフトボールから遠ざかっていて、ある日、ホンマにホンマにひさしぶりにソフトボール競技会場に踏み込んだ時の空気感!
 肩の凝りが瞬間的に消滅する感覚

★それから、それから、なんといっても、JR八戸線(下り)・有家駅。
 ドアが開く。
 プラットホームに降り立つ。
 ドアが閉まる。
 気動車が唸りをあげる。
 ボーーーーッと煙を噴き、有家浜沿いに遠ざかっていくのを見送る……そのときの有家駅の空気感。
 これまでの長かった闇から闇の彷徨が終わる感覚。

★午前6時&6時30分、近所の小学校ののろしが次々に上がった。
 ――グランドの状況は?
 中止と判断する状況ではない。
 天気の状況は?
 中止と判断する状況ではない。
 予報は?
 中止と判断する状況ではない。
 で、「開会宣言!」という経験が僕にある。
 1つ1つは「やれる」。
 が、総合的には「中止」だったのに。
 本日はどうかな?

★「鳥居の向こうは」のつづき――医師からオヤジの余命を宣告された時、足が勝手に環状線に向かい、乗らなくてもいい電車に乗った。
 森ノ宮で下車。
 気がついたら、近鉄バファローズの応援席(日生球場)にいた。
 チャッチャッチャ、チャッチャッチャ、ヒット、ヒット、またヒット。
 カラダが緩み、怒濤の涙が流れた。

★画像=僕が、今、こうやってキーボードを打っている、部屋の隅の、L字型に並べた、色あせたソファーの曲がり角(開かれた孤独空間)の、壁際の魂の書架。
 部屋全体のバランスを考え、あちこち、いじくっているうちに、アクティブ・スピーカーの置き場がなくなり、こんなふうに書架の中に入ってしまった。


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