![]() ★休日の朝。 目覚めると、かすかな雨音。 近所の小学校3校は本日、運動会……どうするのかな? コーヒー豆をミルでゴリゴリ。 音無しにしたTV(美の壺・鳥居)の字幕に「鳥居の向こうは違う空気感」。 おお(^_^)v、これはいい。 僕の日常・時空間に、あちこち(あんまり多すぎてもアカンけど……)観念的、気概的「鳥居」を設置するというのも、いい。 ★千早神社の「鳥居」をくぐった瞬間の、「あれ? 空気が違う」という感覚。 「ああ、これまで僕は、僕に合わない空気の質の中で生きて来たんだ。これが本来、僕が吸うべき空気かぁ~」という同質感。 やや濃い空気感だった。 ――こんなふうに、これまでに経験した「鳥居の向こうは違う空気感」をひとつひとつ思い返していく。 ★僕の人生をねじ曲げたのがソフトボール。 ソフトボールに出会わなかったら、まったく異なった人生を過ごしていたことだろう。 そんな僕が、仕事の関係で、しばらく(十数年)ソフトボールから遠ざかっていて、ある日、ホンマにホンマにひさしぶりにソフトボール競技会場に踏み込んだ時の空気感! 肩の凝りが瞬間的に消滅する感覚 ★それから、それから、なんといっても、JR八戸線(下り)・有家駅。 ドアが開く。 プラットホームに降り立つ。 ドアが閉まる。 気動車が唸りをあげる。 ボーーーーッと煙を噴き、有家浜沿いに遠ざかっていくのを見送る……そのときの有家駅の空気感。 これまでの長かった闇から闇の彷徨が終わる感覚。 ★午前6時&6時30分、近所の小学校ののろしが次々に上がった。 ――グランドの状況は? 中止と判断する状況ではない。 天気の状況は? 中止と判断する状況ではない。 予報は? 中止と判断する状況ではない。 で、「開会宣言!」という経験が僕にある。 1つ1つは「やれる」。 が、総合的には「中止」だったのに。 本日はどうかな? ★「鳥居の向こうは」のつづき――医師からオヤジの余命を宣告された時、足が勝手に環状線に向かい、乗らなくてもいい電車に乗った。 森ノ宮で下車。 気がついたら、近鉄バファローズの応援席(日生球場)にいた。 チャッチャッチャ、チャッチャッチャ、ヒット、ヒット、またヒット。 カラダが緩み、怒濤の涙が流れた。 ★画像=僕が、今、こうやってキーボードを打っている、部屋の隅の、L字型に並べた、色あせたソファーの曲がり角(開かれた孤独空間)の、壁際の魂の書架。 部屋全体のバランスを考え、あちこち、いじくっているうちに、アクティブ・スピーカーの置き場がなくなり、こんなふうに書架の中に入ってしまった。 ★関連記事 ・「指針メモ」――大袈裟&イメージ化。嘘つき接写。オチ&批判封印。怒濤の片々を川上未映子のように図太く ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |
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