職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

自分が精魂込めて築こうとした学社連携・融合都市八戸が崩壊しかけているというのに、黙って、事務的に決裁

2006-11-08 10:45:06 | Weblog



■すこやかみなみネット副主任Tが校長室にやってきた。
 すこ副T「これ、どうしましょう?」
 これというのは、11/28に開催される八戸市学社連携・融合事業担当教員等連絡会のことだ。

◇場所 八戸市総合教育センター大研修室
◇目的 学社連携・融合の推進を図るため、プログラム開発状況を各種団体の事例発表を通じて検証する。
◇次第
 ①開会
 ②教育長あいさつ
 ③事例発表
 ・島守小学校=地域との連携
 ・駒沢幼稚園=地域との連携
 ・東公民館=東地域子ども教室
 ④質疑応答
 ⑤閉会

 すこ副T「はっきりいってメニューに魅力がありません。」
 わたし「同感です。文書を決裁したとき、わたしもショックを受けていました。」
 すこ副T「このメニューからは、八戸市の教育のこういう状態をこのようにしたいという理念もストラテジーも感じられません。」

■すこ副Tは、大切なところを突いている。
 指摘は、その通りだと思う。
 弁解になるが(弁解……というのは、わたしが市教委の前任者だったから……)、以前はこうではなかった。

1.教育長あいさつ
2.青森県学社融合事業の推進法策と現状について
  ①県生涯学習課主任指導主事 石田一成
  ②県生涯学習課指導主事 中嶋 豊
3.八戸市・名川町学社連携・融合事業の推進方策と現状
  ①八戸市総合教育センター指導主事 留目 守
  ②名川町社会教育課社会教育主事 中村貞雄
  ③八戸市教育委員会社会教育課主事 伊藤桂子
4.学社融合推進モデル校実践発表
  ①八戸市立新井田小学校
  ②八戸市立吹上小学校
  ③八戸市立白山台小学校
  ④八戸市立白銀南小学校
  ⑤名川町立名久井小学校
  ⑥名川町立剣吉小学校
  ⑦八戸市立東中学校
  ⑧名川町立名久井第一中学校
  (文書発表校=八戸市立柏崎小、小中野小、白銀小、下長小、町畑小、種差小、番屋小、中居林小、根城小、江南小、明治小、第一中、根城中学校)
5.青少年団体の活動状況と今後の方針
  ①八戸童話会
  ②八戸市子ども会育成連合会
  ③ガールスカウト青森県第4団
  ④八戸海洋少年団
  ⑤ボーイスカウト八戸地区協議会
6.質疑応答、情報交換


 これは今、手元にある13年度の次第で、学社連携・融合連絡会がスタートして2年目のものだ。
 まだまだ手さぐりの状態で、次第をみてもヒヨヒヨとしている。
 しかし、これが土台になって14年度、15年度とホンモノの学社連携・融合会議へと展開していくのだ。




■わたしは今年度の案内文をみて、あまりにやせ細り、比喩ではなく泣いてしまった。
 市教委がこれでは八戸は、もう、どうしようもない、♪おっとこ~の人生、ひとりたび、ひと~りた~び~♪と……ふてくされ、あきれていた。
 しかし、すこ副Tは、怒っている。
 やせたメニューに対して、学社連携・融合都市八戸が壊れると怒ってくれる人がいる。
 うれしいことだ。
 うれしいことだが、しかし、すこ副Tひとりが怒ったところで、真っ暗闇の状態が変わるわけではない。

■わたし「わかりました。参加を見合わせましょう。会議の内容がこれではあなたに出席しなさいという職務命令は出せませんから」
 すこ副T「はい、わかりました」

 自分が精魂込めて築こうとした学社連携・融合都市八戸が崩壊しかけているというのに、黙って、事務的に決裁している自分が、いちばん問題なのだ。




■湯船に浸かって自分をバラバラにしよう、そのうえで、もしエネルギーがうまれるなら、ネット通信にも書いたように「山小屋暮らし」と「砂利道」と「戦争詩」と「智恵子抄」……を組み合わせたところの「魂の置き場所」から再出発しよう……と、近所の銭湯〈森の風〉にいく。

 9月末に温泉を掘り当てたらしく、長根公園温泉と名前が変わっていた。
 「長らくご迷惑をおかけしました」という店主のあいさつ分の隣に張られた「成分分析表」をみると、温泉の定義、ぎりぎりセーフ。
 近所に温泉が湧いたと思うと、スゴク豊かな気持ちになる。

■画像は、不審者対処法訓練。

[2006年11月08日(水)]

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