職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

君たちを君たちの内側から応援しつづける

2008-03-12 20:55:07 | Weblog
◆〈卒業生を送る会 あいさつ〉

 まず、わたしの感情の中心部分にある気持ちに即して2点。
 1つは、3年前、君たちが入学してきたとき、どうしてもこの人たちといっしょに卒業まで過ごしたい、そして、卒業式の時、その後ろ姿を見送りたい、見送るのは自分だ……と思いました。こういうことをよく今田先生とも話しました。神様がこのわたしの願いを聞いてくれたんだと思っています。
 2つ目は、この3年間、わたしにもピンチがあって、君たちが1年の終わり頃、ちょうど今頃、もうやっていけないかもしれない……という状態がしばらくつづいて、苦しんでいたとき、君たちのわたしをみる視線、たとえば1年1組だと、小林君が先頭でしたね、その視線に支えられてわたしはがんばろうと思いました。
 君たちに人生のエネルギーをもらった。
 ほんとうに感謝しています。
 ありがとう。

◆わたしは、よい学校のひとつの条件として、先輩たちのものをしっかりと受け継いで、それを自分たちでさらによいものにして後輩たちに伝えていく、こういう伝達がしっかりと、くっきりとしているのがよい学校だと思います。
 たとえば、きょうの3年の合唱がそうです。
 感動した。
 よいものを伝えたと思います。
 強く印象に残っているものだと、体育祭。
 あの体育祭は、これまでの歴史の中で最高点の体育祭だったと思います。
 今、みなさんは、これはちゃんとやれた……というものも、あるだろうし、これはできなかった、残念だ、もうしわけない……というものもあると思う。
 苦労しながら、自分たちが拓いた3年間のページを人生の宝物として大切にしてほしいし、これからのみなみ中もそれを大切に受け継いでいきたい。
 3年間、ほんとうによくがんばりました。

◆最後になるが、きょうの1学年の呼びかけ・詩の朗読・合唱・応援エール、2学年の呼びかけ・パネルの人文字・合唱……は、君たちの魂の内側に溶け込み、これから先も、君たちを君たちの内側から応援しつづけるだろう。
 みなみ中はいつまでも君たちを応援する。
 君たちも、いつまでもいつまでもみなみを応援してほしい。
 君たちが、これから先、ピンチに負けず、一歩一歩、未来に前進してくれることを祈ってあいさつとします。

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