職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

校舎に教師の語りがもどってきた 

2006-08-24 13:54:46 | Weblog

06.08.24 校舎に教師の語りがもどってきた

始業式の開始にあたり、教務主任の志塚Tが「気をつけ」と静かに号令をかけた。
 生徒たちといっしょに自分も気をつけの姿勢で、日の丸と校章旗をみつめていると、頭のなかにシンとした空間がひろがっていった。
 瞬間的に、まったく同じ気分の場面に打たれた。
 ずっと過去の8/15、信貴山の七福食堂の裏手、雑草の生い茂った小高い丘、その木陰で油蝉の声を聴きながら、眼下に透きとおる王寺の町を眺めているときの気分だ……。

■式場内の暑さを予測し、式辞を短くしていた。
 通常、1600字。
 それを800字にしようと思ったが、これはムリ。
 なんとか1000字に収める。
 次はその前半部分。

8月も、もう24日。
 いよいよ夏も終わりです。
 暑かった今年の「自分の夏」が、今、去っていこうとしています。
 その去っていこうとしている、あなたの夏に、題をつけるとすれば、あなたはなんとつけるでしょうか?

ある人が「去りゆく夏の後ろ姿に、白い帽子にWの文字が浮かぶ……」といっていました。
 駒大苫小牧VS.早実というのは、今年の日本の夏の1つの象徴でしょうか?
 「靖国神社」という題もいいかもしれません。

では、あなたの夏はどうか?
 わたし(小高)は、去りゆく自分の夏の後ろ姿に、なんと題をつけるかというと、「魂の置き場所」とつけます。
 魂がふわふわ、ふわふわしていればダメでしょう。
 魂を、しっかりと置くべき場所に据えないと、いい仕事はできません。

そこで、わたしは、7/21~8/15まで、自分の魂を置く場所をさがしていました。
 ぎりぎり最終の8/15に、やっとみつけることができて、喜んでいます。
(ほんとうは、ここで、「校長先生、それはどんな場所ですか?」とか「校長先生、どうして7/21~なんですか?」とか質問してほしいのですが、きょうは時間がないので別な機会にします。)
 もう一度、去っていく2006年のあなたの夏に題をつけるとすれば、どんな題をつけますか?
 (後半、省略)

■帰りの会のあと、校庭で、9/2に開かれる体育祭の結団式があった。
 次が冒頭のわたしのあいさつ。

昨年度までのみなみ中の歴史を守りつつ、それを1ミリでも超えようと努力することを期待します。
 この超えようとする努力が、次々に受け継がれて、みなみ中の歴史と伝統になります。

特に、次の4点において努力を期待したい。
 ①スピード。徒競走などの競技はもちろん、移動、集合のスピードも含みます。スピードで昨年を超える。
 ②パワー。力いっぱいやりましょう。パワーで昨年を超える。
 ③団結。軍の団結、学校全体の団結。団結で昨年を超える。
 ④規律とマナー。スマートで洗練された体育祭にしたい。規律とマナーで昨年を超える。
 念のために①スピード ②パワー ③団結 ④規律とマナーです。
 各軍の奮闘努力に期待します。

■いよいよ新学期だ。
 わたしの感情に即して語るなら、校舎に教師の「語り」が戻ってきた。生徒の「学ぶ姿」(挙手する生徒、ノートをとる生徒、発言する生徒、歓声をあげる生徒、一斉音読する生徒……)が戻ってきた。
 教師の「語り」と生徒の「学ぶ姿」とが校舎に充満し、校舎から見る風景も、きのうとは違ってみえる。

■画像は体育祭の結団式。


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