京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

そんなのが出没するの?

2019年10月22日 03時07分37秒 | 風景


秋になって来ていますね。
でもまだ台風が・・・。
今年は、天変地異が多くなると思っていました。
温暖化の影響なんだろうか?
「天道と人道」のバランスは、難しいですね。
「天道と人道」は、二宮尊徳さんが言った言葉。
そろそろ、国をあげて考えた方がいいのかも。




↑豊国神社の裏が見えます。

これは、先週散髪に行った時の写真。
散髪に行くにも坂を降りて行かないといけません。
そろそろ歩いても汗をかかなくなったので、徒歩で移動。
夏場は、バスかタクシーで行くのです。
夏場、歩いている時は汗はあまり出ませんが、止まるとドッと出て来ます。
散髪って当然細かい毛まみれになりますね。
そえが汗まみれだと「結構毛だらけ」状態になる。
散髪屋さんも私も嫌なんです。
それが今ぐらいの気温から歩いていめます。







通り道に「大仏殿跡」を通ります。
京都に大仏があったのを案外しられていませんね。
豊臣秀吉が「奈良に負けないぐらいの大仏を京の都に建てたる」と言い出した。
最初、奈良から持ってくるという案もあったらしい。
実際に実行するのがすごい。
結局、造った大仏は、慶長伏見地震(1596年)で倒壊、次に夢のお告げといい、善光寺如来を移動させた。でも秀吉が病気になる。それで善光寺に戻した。きっと祟りだといわれたんでしょうね。
その後、秀吉が亡くなってから大仏復興を計画するけどだめでした。「国家安康」「君臣豊楽」事件で結局、豊臣家は滅亡してしまいます。



「大仏殿跡」を見ると寂しくなりますね。
フト看板を見ると「セアカゴケグモに注意!」というのがあった。
この当たりにも出没するようですね。
その内、ヒアリ、マメハンミョウ、サソリ、カミツキガメ※とか、ガラガラヘビ、ドクマムシサンダユウ・・・も出現するようになるかも。
怖いですねぇ。
※マメハンミョウってご存知ですか?時代劇で毒を使って暗殺するのが出て来ます。「斑猫の粉」というのが出て来ます。猛毒らしいのです。斑猫(はんみょう)って、山を歩いていると虫が道案内するようにするカラフルな虫がいるでしょう。あの虫のことです。江戸時代初期に中国から渡来した「本草綱目」が原典に出てくるのです。
だから大奥あたりで、斑猫の粉を使って暗殺するというのがあったのでしょうね。
でも本来の「斑猫の粉」の正体はその成虫の乾燥粉末です。中国産のそれはキオビゲンセイという種類で、 乾燥した成虫体に25%ものカンタリジンを含有しています。カンタリジンの用途は毒薬ばかりでなく、 おできのウミ出しの刺激発砲剤に多用されているほか、少量を内服(大変危険ですが)すれば催淫や利尿、 躁鬱病、性病、知覚麻痺などに効果があるとされています。
だから日本の斑猫は無毒なんです。でもマメハンミョウという名前は似ているけど、姿形は違う虫が存在します。その虫には含まれているそうです。
だから、「本草綱目」を見て、斑猫の粉を造って毒殺を試みた場合、有効でなかったとでしょうね。有毒の昆虫が結構いるというのも怖いことですね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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