↑真っ暗だったので撮った画像が粗いな
この話題も建仁寺。
この茶席は建仁寺にある「東陽坊(とうようぼう)」
パンフレットの説明の引き写しをします。
草庵式二帖台目席。天正十五年(1587)に豊臣秀吉が催した北野大茶会で、利休の高弟・真如堂東陽坊長盛が担当した副席と伝えられています。二帖台目席で最も規範的な茶室とされ、茶室の西側には当時名物「建仁寺垣」が設けられています。
そうなんだ。
こういう空間が家にあったらいいな。
密談をするにはぴったりだし。(笑)
建仁寺の開山は栄西禅師。このひとが中国から茶種を持ち帰って日本で栽培することを奨励しやはった。そして喫茶の法も普及したことから「茶祖」と呼ばれている。
そういえば、この栄西禅師の弟子に明恵上人が、京都の栂尾高山寺の庭に茶の種を蒔いて、その時にお茶の効用を十箇条にまとめはった「茶十徳」というのがあります。
1.諸天加護
お茶は強く根をはり、一年中緑を保ちます。その生命力があなたを守ります。
2.無病息災
お茶は養生の仏薬ともいわれ、毎日を元気に暮らすことができます。
3.父母孝養
お茶の深い味わいは素直な心を芽生えさせ、父母への感謝の心を育てます。
4.朋友和合
一服のお茶が楽しい語らいを生み、家族の団らんや友愛の場をかもします。
5.悪魔降伏
お茶の香気は疲労を解消し、心の迷いまでも払拭します。
6.正心修身
「茶道」として生きている風習は、精神修養の効果があります。
7.睡眠自除
お茶は、神経を活発にさせ、頭脳と血液の循環を増進します。
8.煩悩消滅
お茶の深い味わいは、わずらわしい世事の疲れを忘れさせます。
9.五臓調和
お茶に含まれるたくさんの保健成分が体全体のバランス維持に役立ちます。
10.臨終不乱
お茶は、心の平静を保ち、天寿を全うできます。
なんか茶業界の宣伝文句っぽいですね。
明恵さん、ちょっと無理してつくらハッタ感じやね。
茶十徳を知っている茶業界がペットボトル入りのお茶とかだしているのがとても不思議。
大体濁らないお茶なんてどうも気持ちが悪い。
昔から宵越しのお茶はカラダによくないといっていなかったっけ。
「茶十徳」に外れているように思うな。
そうかペットボトルのお茶をお茶だと思うからそう思うんだ。
あれは、お茶フレーバーの別の飲物なのかも。
それから、ペットボトルをラッパ飲みをする上品なご婦人をよく見かけます。
あれはやめてほしいものです。
教育上よろしくない。
マイカップを持参願えないでしょうか。