↑塩芳軒「花見だんご」
ピンク(外郎、白餡)、緑(こなし)、小豆色(餡玉)
さすがに塩芳軒の「花見だんご」は違う。
値段も1本420円だけど。
ここ数日は少し寒いけど、確実に桜の開花に近づいている。
いまぐらいの時期になると京都のお餅屋さんの店頭には「花見団子」が出てくる。
昔からあこがれのアイテムね。
どうもこの形状と色に子どもは弱いようです。
みたらし団子とは由来が違うようですね。
みたらし団子は、下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)の際、氏子の家庭で作られたのがはじまりのようです。だから本来のみたらし団子は、五つの団子が串にさしてある。
しかも一個だけ離してある。人の五体を表わしているんです。
だから、みたらし団子は神前に供えて食べるもの。しかも夏のもの。
それにくらべて「花見団子」は、紅白の縁起物の色に、邪気を祓う緑を加えたもんなんだそうです。そして穀物の神様が宿るという桜の下で味わい、パワーをもらう」という意味。
それから「みたらし団子」は、年中食べられるようになった。
「花見団子」は、これから一カ月ぐらいしか食べられない。
貴重といえば貴重。
「まあどちらでも団子がいいや」とおっしゃる「花より団子派」の方もかなりおられるかな?
※今日の団子は、鳴海餅本店で買いました。
※本日(31日)午前7時30分のわが家のベランダから見える桜