京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

枡上用

2006年01月31日 07時30分47秒 | 


上用(じょうよう)とは、薄皮のおまんじゅうのことです。
もうすぐ節分ですね。この上用まんじゅうは、昨日のお雑煮の中村軒のものです。
豆まきの枡(ます)がデザインされています。



切ると中に白小豆を紅染めした粒あんが入っています。
この白小豆ってすごく貴重なものらしいですよ。
お店の説明書きによると、枡上用の特徴は、備中(岡山)産の白小豆の粒餡を紅染めし餡の品の良い甘さなんだそうです。
白小豆は天候の影響を受けやすく栽培が難しく不作の年も多い貴重な小豆。?こころしていただかないといけません。

節分の日をもって冬は終わり春の到来。??
いま、1月31日の朝ですが、どこかでとてもいい声で鳥が鳴いています。
もうすぐ春なんですね。
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お雑煮

2006年01月30日 07時51分35秒 | 


昨日は、旧暦のお正月ということでお雑煮を紹介します。
京都で元旦に食べるお雑煮は白みそと決まっています。おだしは、仏さんに供えるのでコブでとります。中にいれるものは、人さんの頭(かしら)になるようにと、大きい頭いもを一人にひとつ丸のまま、子孫の繁栄するようにとこいももいれます。大地に根を張る願いを込めて、お雑煮大根の輪切りをいれます。お餅は丸餅をそのままいれます。みんな角のないもんばっかり。この一年人さんと争わず、何事も丸うおさめて暮らすように、とのいましめなんです。

  ●▲■

さて、自分でつくるというより他のお雑煮を食べるということで、桂の中村軒に行ってきました。



ここは桂離宮の南にあります。古くからあるお店です。
といっても創業が明治16年(1883年)なんでものすごく古いというほどではないかもしれませんね。
でも品質の良いお饅頭を維持しています。それはすごいことなんです。

さて、お雑煮です。



この日は、空いていました。普通の日だからです。
ゆっくり座れました。



庭を見ながら待っているとお雑煮がきました。



小さな紙がかかっているので見ると花がつおの説明でした。



フタを開け、「かつをぶし」をのせて、さあいただきます。



お餅がやわらかく、すごくのびました。たまりません。



エビいもも入っています。頭いもじゃないけど、それはしかたないですね。
白みそは、「山利」の白みそを使っているそうです。
山利の白みそは、三千家(裏千家、表千家、武者小路家)ご用達の白みそなんだそうです。
なにはともあれ満足なお雑煮でした。
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初天神(骨董篇)

2006年01月29日 09時29分17秒 | 風景


昨日に引き続き初天神風景です。写真は天満宮で売っていた梅の形のロウソク。残念ながら梅の香りはしません。

初弘法にくらべ、初天神は、見やすい印象がありました。人も弘法さんにくらべると少ないし、お店が並んでいる境内もわかりやすい。それに足下がほこりっぽくないのがよかったですね。お寺と神社の差なんかもしれませんね。



↑これは根付がずらっと並んでいます。もっとゆっくりみたかったな。



↑わかりますか。われたお皿の破片が売っているのです。こんなのを買う人おるんやろか・・・。



↑袋に古着を詰め放題なんですって。すごい人でした。大きい袋が3000円で中袋が1500円。



↑なかなか味わい深いお面が三つ並んでいるのが絵になるな。めんこなんかも売っている。



↑着物の帯やなんかもこういう風に山積みになっています。見ているとなんとなく悲しくなります。



↑りっぱなお重なんかも売っています。



↑真ん中のやぐら状のものわかりますか?昔これで寝たことがあります。布団の中に入れて寝るコタツなんです。炭団(たどん)を入れて使っていたのです。いまから考えると危ないものですね。



↑下駄のベースだけ売ってました。不思議なものですね。

もう少しゆっくり見ると面白いものがいっぱい発見できるかもしれませんね。



今日は、旧暦のお正月なんですよ。
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初天神(食べ物篇)

2006年01月28日 06時04分29秒 | 


↑は、天神さんに因んで梅の花の形をした上用饅頭。昨日のお茶菓子です。

昨日に引き続き、北野天満宮の初天神の話題。
1月10日に子供に食べさせたすじ煮込みの店があった。



お昼に何か食べないとと思っていたので食べることにしました。あの時は食べていなかったのです。
一味をのせてさて食べると美味しい。ネギがたっぷりのっているのが好きなんです。



スジもさることながら、コンニャクが美味しかった。



これを食べ終わって、すぐにこれまた、初弘法で食べようかどうか迷っていた竹の皮で中華ちまき風に包んだおこわを食べる。鶏、山菜、肉(だったと思う)の山菜を食べた。蒸したてを食べる。



ちょっと味が薄いけどいま食べたスジ煮込みとでバランスがとれた。

で、天満宮が終わって京都駅方面に直行し、打ち合わせをし(この時にいただいたのが昨日のくろあんなんですよ)、家に帰る時に夕食がわりに、伊勢丹の地下でおにぎりを買う。



注文を聞いてから作ってくれる。これまた竹の皮に包んでくれる。



早く夕食を食べないと次の打ち合わせが待っている。
でもあまりお腹が減ってなくて結局、子供に食べられたけど。
なんともジャンクな一日の食事でした。
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初天神(風景篇)

2006年01月27日 08時49分38秒 | 風景


1月25日(水)は、北野天満宮の初天神。
例によって急に見に行きました。



この間、初弘法だったので天気が心配だったのですが、なんとか大丈夫でした。

なぜかって?
京都には、こんな言い伝えがあるんです。
「雨降り天神、日和(ひより)弘法」
天神様の縁日(25日)に雨が降れば、弘法様の縁日(21日)は天気になる。
京都の天気状況は、5日間ぐらいで替るといういい伝えのよう。
別に弘法さんと天神さんの仲が悪いということではないようです。
今年の初天神と初弘法は、大丈夫でした。



さて、行った時間がお昼前なので老男老女でいっぱいでした。話しをそれとなく聞いていると天神さんの縁日が一番効き目(?)があるそうです。何に効くんやろね。受験でもないやろし。孫の受験やろか・・・。きっと天神さん(菅原道真さん)の誕生日と命日が25日とダブルなのでポイント加算が4倍ぐらいになるからかな・・・縁日。
まあ、細かい詮索はええでしょう。
取り合えずこの日は、朝からご飯を食べてなかったので腹ごしらえ。それは明日にでも紹介します。

本殿に行く前に人だかりがしているお寺があったので見にいきました。





↑どうやらお善哉の無料接待のようです。フーン。





↑いつもの大黒さんも大忙し。
この大黒さんの口(穴が二つあるので、どうしても鼻に見えてしまう)に石を入れて、落ちなかったらその石を財布に入れて置くと金持ちになるという言い伝えの大黒さん。この石がなかなか止まらんようですよ。






なんや本殿の前に行列が出来ているやん。「行列の出来る神社」というのはここのことかいな。



こま犬さんもいささかあきれ顔。こま犬ハンその頭に乗せているのは何やねん。相方はないのんやけど・・・・。



梅のつぼみは、まだ固い。早よ咲かへんかな~。
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甘酒は偉い!

2006年01月26日 08時08分15秒 | 


先日の初弘法に行った時、東寺の有料の境内にも行きました。
そこで一服。さすがにこの中は人がいない。
茶店で甘酒をいただきました。
ほら、京都では、絶対にこのような形なんですよ。
お粥と麹でつくるのです。さらっとして、甘いのです。
甘味は麹菌がお粥を餌にして糖化発酵してできたブドウ糖の甘味です。
甘酒というのは、本来、夏に飲むものだったみたいです。夏バテ対策の栄養ドリンク。ジャパニーズヨーグルトと呼ばれているそうです。
麹菌が繁殖するときに、ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなど、すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、それが甘酒に溶出されているんですって。だから、酒粕でつくるよりも麹とお粥で作る方がいいのではないでしょうか。
風邪気味で食欲がない時に、暖かい甘酒にショウガのおろしたのをたっぷり入れて飲むといいかもしれませんよ。
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初天神

2006年01月25日 06時07分32秒 | 風景


今日1月25日は、「初天神」。北野天満宮で行われます。
天神さんは、菅原道真さんのことです。
菅原道真さんの誕生日6月25日、亡くなった2月25日に因み毎月25日は縁日となっています。
終日境内周辺に露店が所狭しと立ち並び、毎月、参拝者の人波が絶えない。
特に1月25日は、初天神(12月25日は終い天神)と呼ばれ、新春一番の天神さんの日として、京阪神はもとより全国の人々に親しまれ、毎年多数の参拝者で賑わっています。
「初天神」の時は、露店も例月以上に多く植木・骨董・古着・衣料品などを商う店が新春の縁日の賑わいをみせる。
一方、1月未は国公立・私立の大学・高校・中学校等の入試を直前に控え、真剣な受験生・父兄等の参拝も多く、合格祈祷を受けたり、絵馬に願い事を託す真摯な姿がたくさん見られます。
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焼きギンナン

2006年01月24日 06時07分39秒 | 


初弘法で買った焼き銀杏(ぎんなん)です。
なんとも美しい色ですね。食べるとモチモチとした触感がとてもいい。





屋台のと家でつくるのと味が違うのはきっと炭火のせいだからでしょう。
銀杏の主成分はタンパク質・脂質・糖質で、?他にもビタミンA・B1・C、カルシウム、リン、鉄などを含んでいるそうですよ。?咳を鎮める、タンを取る効果があり(喉に良さそう!)、?またすりつぶしたものは皮膚病、腫れ物にも効果があるそうです。?しかし食べ過ぎると、?嘔吐、呼吸困難を引き起こす事もあるそうなので、食べ過ぎに注意。
特に小さい子供は食中毒になるので注意が必要なんだそうです。
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雪うさぎ

2006年01月23日 07時26分18秒 | 


朝起きると屋根にうっすらと雪が積もっています。
思わず「オオサムヤノ」と言ってしまいました。
さて、今日ご紹介するお菓子は、中村軒の「雪うさぎ」。
うさぎの形の上用まんじゅうなんです。



独特の風味がある手亡豆(てぼまめ)といういんげんまめの一種を粒あんにして上用生地で包んだもの。
姿がなんともいえずかわいいですね。今ごろの季節にぴったり。
ちょっと食べるのがかわいそうですが、熱~いお茶と食べると心も身体も温かくなりそう。
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カゼ予防

2006年01月22日 07時46分28秒 | その他


まわりでカゼの人がやたら多い。しかも長引いている人が多い。
医者もあんまりあてにならないみたいね。
そこで、京のカゼの民間療法をご紹介します。
ただし、インフルエンザや症状が重い時は、医者に行く方がずっと早く治ります。

・ネギ
効果/白い部分は惣白(そうはく)と言われて、カゼに効果がある漢方なんです。発汗作用があり、血行をよくして身体を温め、疲労回復の効果がある。緑色の部分は、βカロテンやビタミンCが豊富。
→調理法/白い部分を小口切りにし、味噌と一緒にお湯に入れて飲む。発汗、保湿効果のあるショウガや殺菌作用のあるニンニクのすりおろしたものを入れると効果が期待できる。

・大根
効果/炎症を抑え、せき止め、殺菌効果がある。
→調理法/皮ごと1センチ角に切り、深めの容器に入れてハチミツを大根がヒタヒタにあんるまで入れ、1~2日漬ける。
上澄み液をお湯に溶かして、のどが痛む時やせきが出る時に飲む。

・梅/真っ黒に焼いた黒焼には、せき止め、解熱効果がある。

・葛/発汗・解熱作用があり、カゼの引き始めに効果あり。

※写真は、昨日初弘法で飲んだ甘酒。甘酒もきっとカゼに有効だと思います。
ショウガやビタミン、ミネラルが豊富だから。それに温まる。
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京都名物?オムライス&カツカレー

2006年01月21日 07時41分36秒 | 
一昨日(17日)遠方より友が来(きた)る。
久しぶりなので、いろいろおしゃべりしていました。
ちょっとお昼を過ぎてから昼食に行こうということになり、
京都市役所の西側の道沿いのモーリスビル1階にある「アローン」へ行く。



ここの名物のオムライスを頼む。
ジャーン!!



直径は20センチはありますよ。ご飯にして2合はある。
これで値段が580円、リンゴ風味のソースがかかっています。
カツカレーも注文。
ジャーン!!



ここのカツカレーは、やわらかいビーフカツがのっています。
ビーフカツがのっているのが珍しいですね。普通カツカレーといえば豚カツが普通ですからね。
写真で見るとそうでもなさそうですが、ご飯の量が半端じゃない。
ビーフカツカレーは800円。
みなさん、ちょっとびっくりしませんか?
二人で半分ずつ味を楽しみました。
印象的だったのは、おじいさんが一人で座ってこのオムライスを注文し、完食し、コーヒーを飲んで帰れたことです。
感激しますよ。そういうのを見ると。
この日は、夕食を抜いたのは言うまでもありません。
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骨正月

2006年01月20日 07時29分02秒 | 


今日20日は、骨正月。
正月に骨休みをするからそういうんじゃないですよ。
二十日正月(はつかしょうがつ)のことを「骨正月(ほねしょうがつ)」といっております。
これは、お正月行事の最終日にあたります。この日に、お正月料理の残りをすべて食べてしまいます。
昔は(いま、してはるとこ少ないやろなあ)、年末お正月の準備にブリや鮭を一尾まるごと買い荒縄で縛って、はしり(台所)に吊るしておき、少しずつ切り取り料理したものでした。20日ぐらいになるとさすがにそれが骨だけになるのです。
「しまつ」を信条とする京都人は、その骨を使って最後の料理をこの日にするのです。
ひょっとして、昔から歳時記の献立で決まっているようなふりをして、家の人に食べさせたのかもしれません。
これは、京女の陰謀(ちえ)かもしれませんね。
真偽のほどはわかりませんが、残ったブリの骨や鮭の頭などと、この時期ころに出る新酒粕で、粕汁(かすじる)をつくったり、ブリ大根をつくったりします。
大寒の頃(1月20日ごろ)、底冷えのピークの京都は、すごく寒い。
そんな20日の夜、一家でフーフーと、アツアツのお料理をいただきます。
他のお正月料理にくらべると、しみったれた感じのおかずやけど、それがかえって「お正月がもう終わりなんやなあ」とけじめをつけてくれるのかもしれませんね。
いま風に言うたら、コラーゲンと琥珀酸がいっぱいの「美肌メニュー」ということになりますね。
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枡上用

2006年01月19日 07時42分28秒 | 


上用(じょうよう)とは、薄皮のおまんじゅうのことです。
もうすぐ節分ですね。この上用まんじゅうは、中村軒のものです。
豆まきの枡(ます)がデザインされています。



切ると中に白小豆を紅染めした粒あんが入っています。
この白小豆ってすごく貴重なものらしいですよ。
もうすぐ春なんですね。
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うぐいす餅

2006年01月18日 07時22分03秒 | 


まだ春には早いけど、こういう「うぐいす餅」を見ていると季節を先取りした感じがしませんか。
季節は確実に春に向かっているですね。写真ではよく見えないけど、きな粉の下は緑色のよもぎ餅なんです。
中身は粒あん。一口食べると春の香りがします。
昨日の梅は、見た目の春だけど、このうぐいす餅は味で春を感じます。
京都のおまんじゅう屋さんを覗くと売っていると思います。
ひと足先に春を感じてください。
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春まだかな

2006年01月17日 07時46分26秒 | 


ちょっと寒さが緩んできていますね。
でも週末近くになるとまた寒波が来る見たいなことをテレビの天気予報でいうたはった。
沖繩では、もう桜が咲いているのだそうです。うらやましい。
でも沖繩には桜の前に梅の花や香りを楽しむということはないみたいやね。
お菓子でちょっと先を楽しんでみましょう。
お一ついかが?
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