京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

玉子サンド

2019年04月30日 06時32分21秒 | 


ひさしぶちにAmazonに行った。
私的に「Amazonに行く」とは、サンドイッチを食べに行くということ。
元通販の書店(いまでは何でも売っている)の実店舗(おそらくないと思う)に行くということではない。


↑アマゾン「玉子サンド」

散髪に行った後、遅い昼食を食べるためだった。
このアマゾンもオープン当初から行っている。
最初は、打合せとして。
サンドイッチ云々は、最近かもね。


↑これで1,000円でした。コストパフォーマンスがいいと思う。

私は、2階が好きかも。
住所は、鞘町通り沿いなんだ。
昔、住んでいた住所と同じや。
懐かしい。子供たちの幼稚園や小学校もありました。
いまは、もうないけど。


↑珈琲は、こういう分厚いカップで飲むのが美味しいと思う。

昔ながらの喫茶店がやっぱり好き。
外国から来た、セルフのお店はどうも好きになれない。
コーヒーも昔ながらのお店の方が美味しいように思う。
カフェなんて名前がついたらお終いやね。
日本にカフェは似合わない。
外に座って通行する人を眺めながら、排気ガスを吸いながら使い捨てカップから珈琲を飲むなんていややね。値段が安いかというとそうでもないし。
ファッション?使い捨ての紙コップを持って飲みながら歩くのがファッション?
使い捨ての紙コップなんてゴミがでるからだめですよ。
ストローより使い捨てのカップの蓋って気にならないのかな?



なんて考えながら玉子サンドを食べていた。
でも・・・全部食べたら多かった。
晩ご飯、あまり食べられなかった。
やっぱり、ハーフにしといたらよかったかも・・・。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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藤色

2019年04月29日 06時43分37秒 | 風景・和菓子


もう藤の季節なんですね。
そう思っていると散髪屋さんに行くまでの児童公園で藤の花が咲いていた。
どうってことのない公園でも藤の花があるだけで艶やかに感じる。



この藤色は、難しい色ですね。
藤色の生菓子は、撮影の時に困る色だ。
ちょっと間違うと美味しくなさそうに見える。
ちょっと撮影の時の光が違うと、上品になったり、下品になったりする。



紫色で思い出したことがある。
私の大先生たちが紫色のスーツを着ていた。
昔は、そんなのが流行ったのかな?
靴下も同色。
ネクタイが黄色、シャツが薄いピンク。
最初見た時、素人さんには見えなかったな。


↑鶴屋吉信「藤宴」

吉本新喜劇に出てくるチンピラ?
それとも演歌か歌手?
そういえば歌手でこの藤色の学生服を着ていた人がいる。
まあ、いちおう高貴な色なんですが・・・。
大先生は、いま普通の服装です。


↑上用、こしあん
なんか上用饅頭が食べたくなってきた。

和菓子
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洋食ランチ

2019年04月28日 05時35分41秒 | 
先週の父親との外食。
父に「何か食べたいものは?」と聞くと「お好み焼き」とのこと。
あの日は、結構暑い日だった。
「こんな日にお好み焼きがいいの?」と京男。


↑スマート珈琲店「ポタージュスープ」父用。

私が食べたくなかった。
本当は、精進料理なんかがいいんだけど・・・。
粉もんとは少々暑くるしい。
考えただけでだめだった。


↑父親発注「ハンバーグと海老フライ」ライスで。私はお皿に乗ったライスはあまり好きじゃない。乾燥してパサパサになるじゃないですか。なぜ炊く時に少量のバターをいれたおかないのか。コストなんだろうか。

「久しくスマート珈琲のランチを食べてないね。いかが?」
と言うと、父は飛びついてきた。
好きなハンバーグや海老フライが食べられるからね。
子供やね。最近、子供でもそんなベタなモノは食べないかも。


↑「ハンバーグとチキングリル(トマトソース)」パンで。

会うのは、京都駅八条口⇔京大病院を循環するバスに乗ってもらい、河原町御池のバス亭で私が待つというもの。
バス亭まで一人で歩き、乗るというもの。
バスにも乗れないといけません。
食べ物で釣るとうまく乗って来た。成功。


↑デザート「ホットケーキ」

外食なんていうけど、本当はそういう運動の訓練もしてもらうのが目的。
食べてから四条河原町ぐらいまで歩いて行くのも訓練。


↑ホットケーキの間にバターを挟み溶かして塗る

スマート珈琲の2階は、私も久しぶりだった。
ただ問題は、急な階段ね。
ゆっくり一緒に登りました。
食べるモノのためならできるのです。(笑)


↑シロップをつけていただきます。パンケーキよりこの方がやっぱりいい。

メニューは、日替わりのオカズ以外は諳んじているので、迷いません。
父親は、ハンバーグと海老フライというお子様的選択。
私もハンバーグにしてしまった。それとチキングリル。
それと父親には、スープを注文。
彼はスープが好きなんです。
音を立てて美味しそうにすすってくれました。頭を割ったろか!と思うのですが、もう言っても無駄なのでやめた。回りのお客さん、すんませんでした。
私と違って、マナーを学ぶという人生でなかったようです。悲しいね。


↑帰りの階段はスリリングね。松葉杖なら泣いてしまうだろう。

食後は、ホットケーキを注文してあげた。
ここは、1枚とかで注文できないのが残念です。
サービスの女性は「持ち帰りもできますよ」と言ってくれたけど、こんなもの持って帰って温めなおしても美味しくないので、二人で食べた。
なんでこんなモノが好きなんだろう?
理解できない京男でありました。

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新緑2

2019年04月27日 06時44分25秒 | 風景・和菓子


写真は、昨日の続き。
この日、晴れていなかったけど、妙に空気がシットリしていたように感じる。
こんな時の写真が美しく観じた。







春の乾燥した感じでなく、心地良い湿度のある空気。
植物の若葉から発する生気のようなものの影響なのか。
香りも微かに新緑の香り。
それが過ぎると青臭くなってくる。
生気も濃くなるとそうなるのかも。







人影もなく、静かな感じがいい。
どうも最近の京都市内は、猥雑で空気が悪いように思う。
きっと本日からはじまる連休は、そうなって行くんだろう。
いやだいやだ。


↑本家玉寿軒「たけのこ」


↑上用、黒こしあん

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新緑

2019年04月26日 06時03分40秒 | 風景・和菓子


外にでると新緑ちょっと前の香りがする。
これから新緑に向かって様々な植物の葉がでてくる。
その匂いなんでしょう。
山の匂いなんです。
都心では、気付かない匂いなんだろうな。
元気がもらえるように感じる。
京女も同じようなことを言っていた。



この香り、自分の細胞ひとつひとつが励起するように思う。
何がどうということではないけど。
でも人によってはこれが悪い方に働くのかな?



週末から連休が始まる。
私にとっては関係ないけど、会社勤めの方にとっては、家族サービスという別の労働が待ち構えているのかな。
新入社員の方々は、馴れない内の連休は厳しいかも。
「木の芽時」の悪い影響が出てきたりするのかも。
学生生活と実社会とは、かなり違いますからね。



私はどうだった?
私でも人並みにサラリーマンみたいなことをしていた。
新人だったこともあるのです。
大きい会社じゃないから、研修なんかなかった。
初日は、夕方5時で帰っていいとなりました。
次の日、夜中の2時だった。
以来、二十歳代はそのまま。
なにもでなかったしね。仕事を覚えるための修行みたいなものだったかも。
あの時代の経験貯金みたいなモノでいまも生きている。
家に8時間も居なかったかもね。



いまとなっては懐かしいことなのかも。
もう1回やれといわれたらいややけど・・・。


↑本家玉寿軒「新緑」


↑こなし、粒あん

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雑草

2019年04月25日 06時14分16秒 | 風景


バス亭でバスが来るのを待っている時、雑草を見るのが好きなんです。
雑草って凄い生命力です。
抜いても抜いても生えてくる。
水なんか無くても元気。



人間が育てている植物は、水をやり忘れるとすぐにだめになる。
育てている人間の弱さが移るのかな?



ちょっと隙間があれば生え、コンクリートを突き破って出て来たりする。
人類が滅んでもこういう植物は増え、数百年もたったら人間がいた痕跡もなくなるだろう。
人間なんて弱いものです。
弱いくせに自然に対して威張っている。
それをあざ笑うように、気温の乱高下したり、大風や大雨がある。



ちょっと前までの日本人も自然を敬い、山でも手入れしたきた。
いまでは、それもやってない。
いつかエライ事になるだろう。



いまの人間、昔に比べてひ弱になりました。
除菌と言って空気を洗浄したりする。
有益な菌だっているだろうに。
人間の体内も最近だらけなのにね。
その癖、腸内細菌云々という。
本気でそう思っているのかな?
商売で言っているのかな?



我々も雑草のように生きた方がいいのでは。
見ながら、そんなことを観じました。

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好みが似てきている

2019年04月24日 06時29分21秒 | 

↑はとや食堂、ご飯と汁物を選択しておかずを選ぶ形式が懐かしい。昔の私は、こういうパターンは食べなかった。

本日の写真は、はとや食堂。
実家に行く前のランチによく行きます。
昔ならこういうメニューは食べなかった。
でも最近、こういうのでもいいとなっている。



京男&京女は、結構長いつき合いです。
4人の子供が立派になりましたからね。
それぐらいの年月を共に暮らすと好みも似てくる。
しかも、食べたくなるタイミングもシンクロします。
面白いです。



はとや食堂でおかずを選ぶのですが、同じようなモノを選択する。
違うモノを選べばいいけど、じゃまくさいから同じままになることが多い。



実家の父親は、こういうおかずを選んで食べる方式が好きそうなんだけど、来たがりません。なんでやろ。
ここなら朝、6時から営業しているから、朝ご飯を食べにいけるのに。
私なら散歩がてら行くけどな。
お店のご夫婦と仲良くなって、いろいろ作ってもらってもいいしね。
私なら絶対そうするけどな。



ラーメンだってわざわざ京大病院の食堂で食べたりする。
病院が好きなんやろか?
私は嫌いやけどな・・・病院。

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新緑へ

2019年04月23日 06時33分02秒 | 風景

↑ベランダ桜は、花がすっかりなくなり、若葉が茂ってきました。

京都市内の桜は、大体終わり5月の連休前の静けさが来た状態かな・・・と思っていた。
でも実際は、違うのです。
この隙間に修学旅行が入っている。
最近は、タクシーを利用して京都市内を回ることが多いのだそうです。
だからなのか、水分の多い買い物をしてタクシーで帰ろうとしたら、タクシーがいないのです。修学旅行のチャーターが多いからなんだろう。



昨日は、いつもの業者さんのところに作業をしてもらいに行った。
「休みは?」と聞くと「10連休なんです」とのこと。
やっぱりね。
まあ、今日作業した分でなんとかなると思うけど。



私は、連休中ひたすら制作と原稿書き。
父親関係は、どうやらすべて休みはないようなので、放って置いても大丈夫。
雑用はなんとか免除されそうだし。

ただ写真が枯渇しているかも。
そのために外出はいややなぁ・・・。



食べ物の写真は、先週末の大阪のホテル。
時間がなくてホテルでランチ。
これは、いいかも。



写真のモノにライスかパン。
食後の飲物がついてくる。
しかも人がすくなく、静かだった。
最近困るのです。
静かな場所がない。



京都市内でも静かな場所は、墓地ぐらい。
後は、騒々しい。
京都市内は、市内全体がテーマパーク化して来ている。
みんな飲みのもや食べ物、スマホ片手に徘徊している。
自分の進む方向に注意をしていない人が多すぎる。
急に立ち止まったり、歩みがカメのようになったりする人も多い。
静かな大人の街はどこへ行ったのか?

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上に乗っているのは?

2019年04月22日 05時51分33秒 | 
本日の写真は、先週父親と外食をした時のもの。
いつものように「なにが食べたい?」と父親に聞いた。
「永正亭」とのこと。


↑永正亭「カレー丼」京男発注

「天とじ別れ」を食べたかったみたいです。
庶民的な選択でしょ。
私も逆らう理由もないので了承。
「ただ、行く時間を考えないと待たないと行けない」と京男。
「そんなことはない」と父親。
まったく世間の事情を知らないピューアーな父親です。


↑「天とじ別れ」小サイズ、父親発注。

案の定、都合の悪い時間にきました。
指定した時間を守らないのです。
というか時間の逆算ができないのかも。
そういう時間のシビアな見積をしたことがないのでしょうね。
幸せな会社勤めだったのでしょう。
親が創業した会社で兄弟みな幹部状態でしたから、しかも無借金経営で経理担当。
営業をしたこともないからでしょう。
幸せな人です。


↑手前の「素蕎麦」小サイズ、父親発注。これどうみても父親の方がたくさん食べている。最近、負けている京男。

私は、規模は吹けば飛ぶような事務所の創業者。
何もない状態から一人でなんでもしてきた。
営業、経理、企画、制作・・・とね。
時間の使い方が全然違う。
これは仕方ないことなんですよ。
それを父は理解していない。
だから、対介護・・・実はゴーストライターで介護の本も書いているのです。
なんてこともわかっていない。


↑月ヶ瀬「さくらあんみつ」これがタイトルの由来。これが来た時、父親は、一番上に乗っているのはなんや?」と質問。「チェリー」とわざとボケてやった。意地悪ですね。「違う次のやつのことや!」と父親。「赤エンドウマメ」とまたボケたった。「違う!真ん中のやつ!」しかたなく「さくら餡」と答えた。父親はアイスクリームだと思ったらしい。「そんなの見たらわかるやんか」と京男。ボケてかえすなんて作業はできません。だまやなぁ・・・我が家の家族ならぜったいボケてくれるのに。婿殿はどうかな?

食べ物、食品衛生に詳しいのは、調理師学校に行き、栄養学、調理一般、食品保管についての専門的な教育を受けているのを知らない。
父親は、学費を出してくれただけで、なにを学んだは知らないのです。



デザイン作業、コピーライティング作業についてわかっていない。
デザイナーって横尾忠則?のような仕事か?とトンチンカンなことをいいます。
横尾忠則は、デザイナーではなくイラストレーターの業務をしていたのではないかな?いまは、画家としてやっておられると思います。
父親は、なんで知っているのだろう?父親の会社と関係あった?わからない。テレビで観たのかな?


↑「磯辺巻き」なんで磯辺巻きの中にワサビをいれるかなぁ。しかもかなりきつめにワサビが効いていたし。外国人観光客の影響?訳がわからん。

まだ、まだ専門分野はありますよ。
ゴーストライターをしておりました。
しかも、装丁デザインもしていた。

父親がまだ知らない世界だってありますよ。
まだ、気付いていないけど・・・。

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仁和寺の門

2019年04月21日 06時01分56秒 | 社寺
本日は、仁和寺の門。
「二王門」と「中門」があります。


↑二王門仁王(吽形)

まず「二王門」。
お寺によっては「仁王門」と書くところがあります。
仁和寺は、二王なんですね。


↑仁王(阿形)

なかなか迫力があります。
これぐらいの大きさのモノが動き出したら怖いだろうな。
大魔神もこれぐらいの大きさと違ごたかな?
ゴジラのように、もっと大きくなったら案外怖くない。
これぐらいのサイズがどこまでもついてきたらちょっと怖い。


↑仁王(吽形)

ここの話じゃないと思うけど、こんな話があります。
泥棒がお寺に入った。
この泥棒、力もちだったようで賽銭箱を抱えてよたよた歩いて、入った裏の方から出ていけばいいものを、表の門から出て行こうとした。
もとろん門には、写真のような仁王さんが立っておられる。
「野郎っ!俺がいるのを、なんと思ているじゃ!」と大きな手で泥棒の襟首を捕まえて、持ち上げた。そして高い所で手を離した。
べちゃ!と落ちて四つん這いになった。
上から仁王さんが大きな足で踏んづけた。
汚い話ですけど、泥棒、お腹が突っ張ってまいりまして、大きいやつを一発、ブゥゥーっと、いっぱつ。
「クッカッカッカククカッカ、くせぇぇものぉぉ」
泥棒「へへっへっへへ、におうか」

こちらは、中門。


↑多聞天(たもんてん)


↑持国天(じこくてん)

裏側には、狛犬がいました。









これらが仁和寺を守っておられる。
こうやって野外に置いてあるのはすごいと思う。
手入れはしなくていいのかな?

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仁和寺風景

2019年04月20日 04時28分12秒 | 社寺

↑鐘楼、ソメイヨシノの時はいい撮影スポットやのに・・・。

仁和寺に桜を撮りに行った時の写真が残っております。
本日の写真を見ると、気が抜けている感じがする。
きっと次の予定に意識が向いていたのでしょう。
じっくり撮ってない感がある。



この日、天気はよかったけど、風が強く、晴れたり曇ったりしていた。
こういう時、花の撮影は辛いですね。
よう考えたら、桜の時期ってみなそうなのかも。


↑金堂



そういえば、しっかりピントを合わせようと思て、手動モードにして、ずっと撮ってたら途中で手動なのを忘れてしもて、その後の写真がピンボケだった。
他の設定は、スイッチをオフにしたら消えるのに、手動モードは消えへんのはおかしいと思う。なんて自分でぼやいて、自分で何いうてるんやとクスッと笑ったりしていた。それが結構おもろうて・・・・。



この場所で人がぎょうさん並んでいた。
これが桜の側に行く行列なのかな?と思い並んでいた。
途中でちょっと高い見はらしのいい所に登るための行列とわかる。





順番が来て上がったら、お天道様が雲に入った。
見てもそんなに眺めも良うない。
しょうもな。



なんでこんなへんてこな場所に台を設置したんや!
時間を損してしもたがな。
待っている間、2008年春、床几を借りて桜の側で団子を食べられた時のことを思い出した。あの頃はよかったな。

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ほんにあんたは、鼻(花)が低い

2019年04月19日 06時13分01秒 | 風景・和菓子


仁和寺の桜風景の最後です。
今年は、久しぶりに普通の咲き方になったかも。
入学式に桜が満開みたいな・・・。





昨年は、早う咲いて調子が狂いました。
でも今年はお行儀のいい咲き方だった。
だからと言って来年もお行儀良いとはかぎらない。
自然ですからね。
人の思うようになってくれない。





京都の桜の状態は、昨年台風の被害を受けたので傷跡が残っている。
それもダンダン癒えてくるでしょう。
ただ、お寺や神社の営業事情で酷使されているように見える。
京都の社寺は、本来の宗教的な役割より、遊山中心になっているように思う。
それはそれで仕方ないことですが、ライトアップで疲れた桜はドンドン弱っていく。
京都のいうブランドイメージと大道具、小道具で綺麗に見せている。





私も本来、桜なんかあまり興味がなかったけど、ブログをやり出したおかげで14年ぐらい追いかけて来た。
14年前は、言いたくないけど、今と違ってよかった。
桜でもそうでした。
この仁和寺の桜だって、いまより楽しめた。
観光客も少なかったしね。
名店だってまだたくさんあった。
なんか愚痴っぽくなります。


↑総本家駿河屋「御室の桜」

でも昔と違う点もある。
カメラワークがいい。
というかカメラ本体が良くなっただけかも・・・。
いいや違う!・・・と言いたい。
どう思わはります?


↑煉切、白あん

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御室仁和寺五重塔

2019年04月18日 04時34分03秒 | 社寺

↑仁和寺五重塔

京都の桜風景で得しているのは、社寺の建物との組み合わせがいいということですね。
それと仁和寺は、ツツジがあるのも特徴かな。
桜の開花も京都市内で一番最後に桜が開花するというのも得をしている。



「御室」というのは、地名なんです。
「オムロン」という会社がありますね。血圧計なんかでお世話になっている人も多い。創業地が御室なんです。




↑散った花びらが綺麗に感じた

父親の兄弟姉妹が12人いるのです。
だから皆が京都市内で生まれ育った。
父親と母親、両実家が京都西陣なんです。
祖父が会社を作り、その時、兄弟が京都に呼び戻された。
父親は、大学が関東だったから当然関東で就職が決まっていた。
こういうケースは、よくあったそうです。
私の知る先生も同じように学生の時にお父さんが亡くなり、社長を継いだという例もある。以来ずっと社長業だったそうです。


↑工事をしたはりました

兄弟が多くて各々が所帯を持つ、しかも同じ会社所属なんです。
従兄弟も会社に入っていた。
そうなると独立し、住んでいる場所で呼ぶのです。
「御室」「龍安寺」「聖護院」「百万遍」「北野」「黒門」という風にね。
住んでいる場所でなんとなく位が決まるような感じもあります。
中には「府庁前」なんてものあります。
まあ、「御所」は居ませんでした。
「祇園」や「四条河原町」「三条河原」なんてのはなかった。繁華街は住むには適さない場所ですからね。
三条河原でデート・・・カップルで座っていて怖ないのかなぁ・・・。
同じように「化野(あだしの)」「鳥辺野(とりべの)」なんかもそうやね。なんでて?昔から有名な墓地、葬送の地なんです。



ついでに「千本通」というのがありますね。船岡山西麓の葬送地への道に千本の卒塔婆を建て供養したのを通り名とした、または、『日蔵夢記』で、日蔵が地獄へおちた醍醐天皇と出会い「自分を地獄の責め苦から救い出すために千本の卒塔婆を立ててほしい」と、訴えられたので卒塔婆千本立てたことに由来するのだそうです。



各々の家庭に子供が生まれます。
京男はきっと「聖護院のぼうず」と呼ばれていたのかな?
「ぼうず」とは、子供のことをそういう呼び方をする場合がある。
京女のお父さんが義兄を呼ぶとき「ぼうず」と呼んでいた。
法事の時、おっさん(和尚さん)が居る時、長男に用事があったのでしょう「ぼうす、そこにいった」と言ったらしい。
その時のおっさんの顔が微妙だったとか。(笑)



なんか写真の説明にもなってない内容でした。
すんまへんなぁ。

和菓子
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わたしゃお多福 御室の桜

2019年04月17日 05時19分50秒 | 社寺・和菓子

↑仁和寺

京都市内の桜は、御室の桜でお終い。
さすがは京都でしょ。
桜も咲く時期が違い、各々名所になっているのです。
誰が考えたのでしょう?





御室仁和寺の桜は、別名「おたふく桜」といいます。
「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても 人が好く」
最近の女性を見ていると減りましたね「おたふくさん」。
顎も細くなったし・・・。あまり硬いモノを食べなくなったからかな?
女芸人さんを見ているとおたふく顔ですよね。



昔は、「おたふく」は「お多福」に繋がり、目出度いものの象徴だったのでしょう。
いまの女性は、昔なら貧乏神のパターンですからね。
和田竜さんの『村上海賊の娘』の主人公、景(きょう)は、醜女として登場します。読んで行くと現代風の女性なんです。昔の価値観だと醜女で、嫁ぎ先がない状態。
実は全然違う。





御室の桜をなぜ「おたふく桜」というのか?
ようするに「花(鼻)が低い」からなんです。
側に行くとすぐ側で花が咲いている。
しかもクマリン・・・桜餅の香りがするのです。



御室仁和寺の地盤がいわだらけで木の根が地下に伸びられないから、背が伸びないのです。そういう風に品種改良したらのかも。
昔、中国で女性にしていた「纏足」のような状態。
木にとっては随分可哀想ですね。


↑亀屋良長「御室」

これから数日、御室仁和寺の桜を撮影して来たのでご紹介します。


↑煉切、黒こしあん

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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ソメイヨシノから八重系へ

2019年04月16日 05時24分56秒 | 風景・和菓子


京都市内のソメイヨシノは大体お終いになった。
一昨日、マンションから出たら桜の花びらの敷物が出来上がっていた。
濡れていて花弁なので気をつけないと転んでしまう。
「花転び」なんて「風流やぁ〜」なんていえませんからね。
些細なことでエライ事に発展する。



昨日は、仁和寺方面に桜を見に行く。
いくらなんでもそう人は居ないと思ったけど、高齢者がいっぱいおられた。
昔のお嬢さんは、桜が好きなのかな?
彼女たちは、一人で行動しませんね。
大抵、3〜4人で移動する。



元気で姦しい。
時々オジイもいます。
彼らは花を観てもそれほど感動しないようです。
それがいけない。
もっと楽しんだ方がいいと思う。
服装もオジイは、ねずみ色で地味。
もう少し、陽気な服装にしたらいいのに。



父親の服装も地味だけど、ダンダン派手にしてもらっている。
陽気な色彩だと気分が軽くなると思うな。


↑長久堂「ひとひら」
花弁の形なんだそうです。お尻ではありません。念のため。


↑こなし、備中白こし

和菓子
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