酔芙蓉のお寺に行ってきました。
ここ大乗寺は山科にあります。
三条通沿いの御陵(みささぎ)駅から歩いていきました。
この御陵駅は昔は、京阪電気鉄道が地上を走っていたのですが、いまは地下鉄になっています。
昔の方が風情があったように思います。
京阪京津線の乗り入れの接続駅で、地下2層が西行き(蹴上駅方面)、地下3層が東行き(山科駅方面)のホームとなっている。ちなみに京都方面に帰る時、3層待っていてなんで蹴上方面の電車が来ないのかと思っていたら、行く方向で階が違うと気がついた。来る時に気がつかなかったんですよ・・・。
地上に出ると「これが京都?」というような雰囲気が面白い。
大石道を山の方に上がっていく。大石道は、赤穂義士大石内蔵助を祀った大石神社から名前が来ているらしい。このあたりに大石さんが住んだはったらしいのです。昔はさぞやすごい山の中だったかもしれません。ここから徒歩で祗園の「一力亭」あたりまで遊びに行ったはったんやね。
さて、この大乗寺、廃寺になりそうだったのをいまの住職が平成4年に自分で参道から造ったそうです。現在は、法華宗の大本山本能寺の末寺。酔芙蓉の苗木を百本寄贈を受け、それをご住職が挿し木で千三百本ぐらいにまでされた。
たぶんこれから有名になって行くお寺かもしれませんね。
10月の中旬ぐらいまで酔芙蓉は咲くんだそうです。
ここは、車で行くことはできません。地下鉄の東西線で行くのがいいでしょう。
さて肝心の酔芙蓉。
酔芙蓉というのは八重なんですね。行った時は昼からだったからみんなピンクでできあがっていました。(笑)
↑この写真は、路渡カッパさんから送ってもらいました。朝はこんな色なんだそうです。路渡カッパさん、ありがとうございます。
↑これは、前の日に咲いた花だと思います。このぐらいの赤になるようですね。
朝早く行くともっと白っぽいんだろうな。
夕方はもっと赤くなってくるようです。
秋(といってもまだ夏の気温ですが)の花が少ない時期に見頃の酔芙蓉はいいですよ。
※行く時、虫よけを持って行くといいですよ。蚊の猛攻を受けます。私は虫よけと虫刺されを持って行ってよかったです。
※ここの入山は無料です。入り口にお志の箱があります。このお寺は檀家さんや墓地がないそうです。できるだけお志を入れるようにしましょうね。
大乗寺地図