京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

おかえりやす♪

2013年05月31日 04時18分14秒 | モノ


修理をお願いしていた革のディバッグが帰ってきた。
3月4日からの入院です。
この革のディバックは、PowerBook2400c/180クッション付きのPC専用スペースがあります。
このPowerBook2400cは、Appleとしては珍しく日本IBMのThinkPad 535を製造したところが製造しました。1997年のことでした。価格が438,000円!だった。開発名が「Comet」コメットサーンなんです。
当時、一部の人から熱狂的な支持がありました。
でも熱対策やクリックボタンがダメになるという問題を抱えていた。
結局翌1998年に製造中止となりました。


↑PowerBook2400c。クリックボタンが特徴的。ここに革を貼ったりしたな・・・。


↑今回は、キャンバス紐が腐ってきました。

このPowerBook2400c/180は、私が唯一分解できたPCです。
というのもキーボードがすぐにダメになった。
予備の英文キーボードを2台ぐらい在庫していた。
OSがMac OS 8、メモリが80MB!。
いまのMacBook Airと雲泥の差です。


↑きれいに治りました



そんな高価なPCを持って歩くわけですから、当然バッグもお金をかけた。
それがこのディバッグ。
当時、かなりの金額だったように思う。
最高の革で作ってあります。
野球のグラブ用の革を使ってあるのだそうです。
だから丈夫!
適切な手入れをしたらいまでも現役。
ただ今回の様にキャンバスの紐みたいな部分は腐ってきます。
PCは、早々に引退しましたが、このバッグはいまだに現役。
MacBook Airも入りますから。
いいものはやっぱりいい。
修繕して使えますから。
私は、そういうモノが好き。
自分の身体も同じように修理しながら、長く大切に使いたいものです。


↑ハンドルカバーを付けてもらいました


↑これがあるだけで、かなり楽

国立商店の遠藤さん、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。
修理で送って恥ずかしくない使い方をしますね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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ムラサキの花は白?

2013年05月30日 05時20分53秒 | その他
今週の月曜日に神戸に行く。
映画「紫」を観るため。
coxさんのブログで知りました。
上映館を調べると京都での上映は終わっていた。
この手の映画は、逃がすとやっかいなのです。
神戸では、5月31日まで上映している。
なら、行ける時にいくしかない。
元町映画館に電話した。
「映画『紫』の27日(月)の上映時間は?」と聞く「11時です」と答が返ってきた。11時に元町の映画館・・・・。結構難易度が高い。
地元の人に問い合わせると「元町駅から歩いて10分ぐらい」とのこと。
ということは、私の足では20分ぐらいかな。



結果的にチャンと付いたら上映が13時10分とのこと。
電話していたのに・・・日曜日の上映時間と勘違いしていたのね。もう・・・。
まあ、昼食をゆっくり食べるということか。
久しぶりの焼き豚も購入し、東急ハンズにも行けた。
結局、すごい距離を歩いてしまいました。

映画「紫」 予告編


映画「紫」は、色彩を見ているだけで満足してしまいます。
吉岡さんが「昔の人に挑戦している。いまなんだから出来ると思っていたけど出来ない」と語っておられる。昔の人の自然に対する感性の鋭さは、すごいものがある。
でも昔の人に教えてもらう訳にはいかない。
「稽古(けいこ)」という言葉があります。
『古事記』の序文に出てくるのです。古(いにしえ)を稽(かむが)へて、今に照らすは「温故知新」というような意味です。
書くのは簡単だけど、失われた技術を現在に復元していくのは至難の技。
試行錯誤の日々なんでしょうね。
このドキュメンタリー映画は、観ているだけで癒されます。
志村ふくみさんとは、違う感覚ですね。男女の差かもしれません。
それを比べるのも面白かったですね。
御縁があれば観てください。


↑映画館で買ったコースター

肝心なことを書いていない。
失礼しました。
ムラサキの花が白いのに感動しました。
ムラサキツユクサみたいに花が紫色だと悲しいかな思っていた。
ムラサキの根を紫根(しこん)といい、乾燥して砕き、微温湯で抽出して灰汁で媒染して染色する。この紫根は、漢方薬としても珍重された。抗炎症薬として、口内炎・舌炎の治療に使用される。江戸時代には染められた絹を鉢巻にして、病気平癒の為に頭に巻く風習が生まれた(病鉢巻)。
面白いですね。


↑手元にある紅絹の糠袋。これを主治医に渡したら次回の手術の時、うまく縫ってくれるかな・・・。

私は、映画を観ていて「紅絹(もみ)」を思い出した。
紅絹は平絹の生地にウコンの根で黄色く下染めして、もんだ紅花の汁で上染めをする。ちょっと昔の京都では、仲秋の名月の月明かりを頼りに、紅絹の小裂で糠袋を縫うと裁縫上手になるのだそうです。紅絹とは着物の裏などに使う紅花染めの絹。

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佳人

2013年05月29日 05時10分51秒 | 和菓子


昨日は、いささか画像がグロテスクだったかも。
私にとっては満足した料理なんですけど・・・。
本日の記事は、昨日の穴埋めです。


↑長久堂「花佳人」




↑薯蕷羹、小倉あん、備中あん

生菓子の名前「花佳人」の「佳人」というのは、今となっては絶滅危惧種に近くなってきたように思います。
「大和撫子」とおなじかな。
テレビを観ても、出てこないように思います。
なんだろう・・・。
「精神性」みたいなものかな・・・。男性も女性もスタイルは良くなった。
動く姿を観ると心が出てくる。
綺麗に化粧しても、ちょっとした仕草や表情、言葉に心が出てくる。
いまの視聴者は、自分と同じようなレベルを求めているのだろうか。
昔の映画を観ていると俳優さんの圧倒的な存在感にビックリする。
また、私生活は知られていない。
いまは、なんでもオープンにする。
楽屋の裏話なんか聞きたくないのに。
もっとニュートラルな方が、役作りの上で大切だと思うけどなぁ・・・。


↑長久堂「花の立ち姿」




↑こなし、こしあん

「佳人(美人)薄命」なんて言葉もある。
現代は、皆さま長生きするようになりましたよねぇ・・・。
でもそれは現時点での話で、あと数十年経ったら、みな短命になっていくかもしれません。おそらく日本では、人口が急激に少なくなるでしょう。
政府としては「困る」でしょう。
それなら人口が少なくても回っていける仕組みを考えたらいいように思いますね。
江戸時代の人口ぐらいになったら、エネルギーや食料、住居なんかも楽になるように思いますけど。
システムをそのままにしておこうとするから、大変なんだと思います。
そろそろ発想の転換を全地球的に考えていかないとだめでしょうね。

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腸が強くなるかなぁ・・・

2013年05月28日 05時39分33秒 | 洛外・食

↑山側の入り口


↑海側(海は見えませんけど)の入り口。帰りはこちらから出ました。

昨日は、神戸遠征でした。
急に映画を観ることになり、朝早くから行きました。
神戸は、久しぶり(おそらく3年)なんです。


↑豚肉腸詰(台湾式ハム)

よく考えたら、エレベーターやエスカレーターの位置をチェックしないで行ってしまいました。
心が以前のように歩こうとするのです。
これには、困りました。
東急ハンズに行った時、ちょっと泣きましたね。
階段が多いんですよ。
しかも、文字がよく読めないから目的のモノを探すのが一苦労。
結局、昨日歩数計でいうと13,000歩になっていました。
ちょっと歩き過ぎました。


↑豚生腸(こぶくろ)。コブクロと行っても歌は歌いません。

しかも、荷物をディバッグに入れていくのですよ。
まあ、ほとんど食料品ですけど。(笑)


↑豚大腸(大腸のにこみ)

ランチは、懐かしの丸玉食堂です。
あまりお腹が減っていないので、少なめに注文。
いつもなら今日のメニューに豚足と青菜炒が加わると思います。
これらをお茶で食べていくのですよ。
酒飲みからするとナンチュウコトスルンジャとなるでしょうね。
隣の方のお客さんは、初心者らしく、老麺などを食べておれれた。
私の方をジッと見たはったな・・・。
嬉しそうに食べているものな。
みなさん、案外普通のものを食べたはりますね。
冒険しなくちゃ!
まあ、好きずきですけど。


↑肉粽(チマキ)

やっぱり美味しいなぁ~。
ここなら、五月蠅い元女子会崩れ集団もこないし、静かにいただけます。
こういうものを食べていると身体の調(腸)子がいい。
豚タンも食べたかったなぁ~。
なんで日本は、牛タンしか出てこないのかな?
牛タンだと思って食べているけど、案外豚タンだったりしてね。
ありそうやもん。このご時世では。
それから鹿腱の煮込みが食べたい。豚腱でもいいけど。
妄想が拡がっていく~~。
このあたりで止めて起きます。
御馳走様でした。

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満月の 夜に鳴いたよ ホトトギス

2013年05月27日 04時12分54秒 | 風景・和菓子


一昨日の夜9時ぐらいに、ホトトギスの鳴く声を聞いた。
折しも満月だった。
ホトトギスにメールをしました。
京男「ホトさん、鳴くのはもっと深夜じゃないの?どうなっているねん」
ホトさん「月が綺麗だったから・・・」
京男「なるほどね」



◎ほととぎすを詠める句
誰が詠んだでしょうか?
京男作もありますよ。どれでしょうか?

1.「なかぬなら 殺してしまへ 時鳥」

2.「鳴かずとも なかして見せふ 杜鵑」

3.「なかぬなら 鳴まで待よ 郭公」

4.「鳴け聞こう 我が領分の ホトトギス」

5.「鳴かぬなら メスと違うか ホトトギス」

6.「鳴かぬなら 返品しよう ほととぎす」

7.「鳴かぬから 値引きをしてね ホトトギス」

8.「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」

9.「満月の 夜に鳴いたよ ホトトギス」

10.「わが子でも 人にたくして ホトトギス」
お父さん、お母さん、自分の子供ぐらい自分で育てようね!

ホトトギスの異称で「杜宇」「蜀魂」「不如帰」がある。これは、中国の伝説からきているらしい。古代の古蜀国の帝王だった杜宇は、ある事情で故郷を離れたが、さまよううちにその魂が変化してホトトギスになった。そのため、ホトトギスは今も「不如帰(帰るにしかず)」と鳴いているというのです。
江戸時代ぐらいに「トイレ」に入っている時(昔は厠は外にあることが多かった)ホトトギスの鳴き声を聞くと不吉だといわれた。


↑紫野源水「一声(いっせい)」
お店のメモがありました。
「一声は、月が啼いたか ほととぎす」


↑羽二重、白こしあん、大徳寺納豆入

※解答、1.織田信長 2.豊臣秀吉 3.徳川家康 4.加藤清正
5.京男 6.ディスカウントのおっさん 7.京男 8.織田信成 
9.京男 10.京男
1~4は、後世の創作らしい。

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理髪店にて

2013年05月26日 06時51分06秒 | 社寺
先週、理髪店に行った。
別に特別なことではない。
二週間に一度の作業。


↑理髪店に歩いて行くときは、ここを通ります。豊国神社。

他の人に「頻繁に行き過ぎじゃないの?」とよく言われる。
でも二週間経つとモサッとなるのがイヤなんです。
別に人に会うからとかじゃなく、自分で嫌なんです。
三ヶ月入院した時は、気も狂わんばかりの状態だった。
別に「やつし」じゃない。
自分自身の志気の問題。


↑太閤さんをお祀りしている神社

おそらく、ショートカットにしているからなんだろうな。
肩まで伸ばしていた時は、一年に一度ぐらいだった。
経済的には長髪の方がいい。
でもシャンプーがたくさん必要になったり、ドライヤーがいったりする。
いっそスキンヘッドならいいかと思ったことがある。
でも毎日頭を剃らなくてはいけないのがわかり断念。


↑火事対策かな・・・鯉なのに?鯉はやがて龍になります。(笑)

二週間に一度は不経済といわれることもある。
でも美容院に行っていた時期がある。
確かにカットはうまかった。
でも頭は洗ってもらえないし、髭も剃ってもらえない。鼻毛や耳毛まで手入れしてくれる。
しかも!!理容院は美容院の半値だった。
つまり一ヶ月に二回行ける計算だ。
そんな訳で二週間に一度いきます。
最近は、往復タクシーという豪華さです。(涙)


↑絵馬が千成瓢箪。「絵瓢箪」というのがよいのか。

先週定例の理髪店でカットしてもらっている時、面白いことがあった。
外から数人の外人が写真を撮ったり、覗きこんだりしていた。
一瞬、マフィアの暗殺部隊かと身構えた。
突然、一人がドアをあけ、なにかを言っていた。
どうやら値段を聞いているらしい。
(「1 million yen!」と京男が囁いていた)
お店のおじさんが値段を言っていた。
それから20分後に白人男性が入って来た。
杖を手に取り身構えた!・・・そんなことはないか。(笑)
どうやらカットして欲しいらしい。
イスに案内されてきた。
お店のおじさんは、髪型の写真が載っている本を見せていた。
私が小さいがよくとおる声で「サムライ ヘア」「Hairstyle of the samurai」「フランシスコ・ザビエル カット」とブツブツ囁いていた。


↑理髪店へ

言葉は通じないけど、なんとなくカットしてもらい、洗髪、ひげ剃り、按摩までしたもらって無事満足して、出て行きました。
すごいと思いました。外国に言って、言葉も満足に通じないのに、散髪屋に入るのは凄い。なにされるかわからないのにね。
京男みたいな店主なら、エライ国際問題に発展するかもね。

思ったことは「日本っていい国だな。とても親切だもの」カミソリで首をかき切られたりしないもの。
手榴弾を投げ込まれたりもしない。

結構、こういう白人系の観光客が来るらしい。
面白いですね。

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すごいなぁ~

2013年05月25日 05時13分56秒 | 風景


これは、西本願寺の門の彫刻です。
さりげないところに、こういう彫刻がいっぱいあります。
これを作った人の技を感じます。
だからといってどこかにサインがあるわけじゃない。
名も知れぬアルチザンたちの仕事でしょうね。



いまのゼネコンに発注してもこういう門が作れるのだろうか・・・。
それがカバーをされずにあるのが、よくよく考えるとすごいことだと思います。
それが文化財になっていたりするのです。



木造だから火事になれば大変なことになるでしょうね。
だから龍のモチーフで火事にならないように昔の人は念じたのでしょう。



板も痛んでくるからこういう風にホッチキスで留めてある。
昔ってどうしていたのかな・・・。
そっくり取り替えていたのだろうか。
いまは、木材が不足気味だから簡単には修理できないのかもしれませんね。



西本願寺から歩いてヨドバシカメラに行った。
その途中、懐かしいお店の跡を見た。
懐かしいなぁ~~。
このお店、三十数年前、おじいさんとおばあさんが実際にケーキを売っていた。
何回か買ったことがあります。
値段は結構高かったように思う。
昔のバタークリームを使ったケーキだったように思う。
当時、私はフランス料理のデザート用のタルトを作ったり、ウィーン菓子、ドイツ菓子を研究していました。まだサラリーマンで結婚前の話です。
「そんな仕事?」といわれそうだけど、プロッポイ趣味(?)の世界でした。
そんな状態だったから、ここのダダ甘いケーキはちょっと・・・でしたね。

追記
昨晩、夕食の時、京女にこのお店のことを聞きました。
知っていました。ケーキ屋さんに働いていた時(送り混んだのは私ですけど)に調べに行ったそうです。
ということは、結婚する直前に買いに行っているということか。
ケーキを買うと箱に入れ、包装紙をかけ、紐をかけてくれるのだそうです。私は、そこまでは憶えていなかった。そして車が見えなくなるまで外で見送ってくれたのだそうです。ケーキの味は私の印象と同じで、甘すぎるということだった。
ひょっとしてデートの時、話していたかも・・・・。

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銀杏の緑が輝いている

2013年05月24日 05時35分49秒 | 社寺・和菓子


これは、西本願寺の大銀杏。
黄葉のシーズンにしか見に来ない。
こういう緑が綺麗な時期もいいものですね。



銀杏は、桜と違って土壌を気にしない植物なのかな。
こういう玉砂利のところでも元気だ。
しかも、こんなに大きくなる。





そういえば昔、漢方薬の仕事をしていたことがある。
イチョウの葉が漢方薬的に有効だと言っていた。
・認知症の改善
・記憶改善
・脳機能障害の改善
・末梢循環障害の改善
具体的には、確かイチョウの葉のエキスを使っていたと思う。
ただし、義母や義兄のようにワルファリンなどの抗血栓剤と併用はだめだそうです。
いろいろ調べてみると面白いですね。


↑長久堂「碧噴井(あおふけい)」
タイトルが難しいかも。「噴井」という言葉は、夏の季語。水の絶えず勢いよく噴き出している井戸というような意味。それが「碧(みどり)」つまり緑色となる。


↑きんとん、粒あん

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太鼓楼

2013年05月23日 05時34分31秒 | 社寺・和菓子


昨日とうとうクーラーのスイッチを入れてしまった。
昼から室温が29度になってきた。
外の温度は32度らしい!
雅満にも限界がある。
省エネ・・・うんこさんくらえ(くそくらえ)です。
スイッチをいれて数分すると頭がスッキリしてきた。
もちろんブラインドはおろしている。
お寺の屋根の輻射熱はすごい。
はやく冬にならないかな・・・。





さてタイトルの話題に入ります。
昨日の西本願寺の続き。
ここは、「太鼓楼」といいます。
なんか太鼓焼みたいな名前や。
太鼓焼といういいかたは、大阪や滋賀方面のいいかたみたいです。



太鼓楼の中には、あんこじゃなく、太鼓があるそうです。
江戸時代に時報を告げる合図に「ドンドン」と叩いたようです。
幕末西本願寺に新撰組の屯所があったそうです。
やりたい放題、狼藉を働いたらしい。新撰組がつけた刀傷なんてのもあるようですね。お寺側としては、困るので京都駅の側の現リーガロイヤルホテルのあたりに新屯所を作り移ってもらったらしい。
京都では、新撰組はあまり好かれていなかった。いまもそうかも。
それが証拠に時代祭の時、NHK大河ドラマで人気の時でも行列にいれなかったぐらいです。
曾おじいさんの時、商売をしていて店を無茶苦茶にされたとか、借金を踏み倒されたとか伝わっている家系もありますからね。京都人はそういうことに根を持つしね。
でも表だって言ったりしない。それも京都人らしい。





そういえば東本願寺もそうだけど、本堂にあがったことがないな。
靴を抜いてあがる作業を考えると億劫になってしまいます。
つくりが立派すぎるからかな・・・。
それと境内が広すぎます。
砂利もちょっと苦手だし。


↑鶴屋吉信「てっせん」


↑麩焼、粒あん

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大きなお寺には龍がいる

2013年05月22日 04時56分55秒 | 社寺

↑空が夏ですね

月曜日、所用があり行きはタクシーで移動。
用事が終わり歩いている内にタクシーに乗りそびれた。
最終的に京都駅前まで歩いて行ってしまった。
あまり長距離はいけないのに。
しかも、夏日だった。
今年の天気はどうなっているんだ?
この間、蝉から電話がかかってきた。
「コウオトコ、ミーンミン、ミンミンセミギョウザ、ミーンミン」
「京男さん、そろそろ地上に出てもいいんやろか?」と。
きっと勘違いして出てくる慌て者がいるでしょうね。
シロアリなんかも羽アリとなって集団ででてきたりするのも今頃ですね。
前の家の時、すごい数の羽アリがでてきて京女がパニックになったことがありました。古い地域の古い家は大変です。


↑何がない場所に龍がいっぱい

五条大宮から京都駅まで歩いたのです。
当然、西本願寺の横を通ります。
ちょっとだけ入って撮影してみました。


↑立派に作ってありますね

よく見ると龍のモチーフが多くあるように思います。
装飾というより大きな建物を火災から守る意味があるのでしょうね。
大きなお寺を見ていると信仰の力はすごいと思います。



これだけの建物をつくるのは、並大抵の労力じゃなかったでしょう。
信仰の力は凄い。



いまの日本には、そういう「力」が欠けているように思います。
だかれどうも中途半端。
でも「力」は、マイナスの方向に集積する場合もあるから、あまいない方がいいのかな・・・でもこれからの時代は「信じる力」がいるのかも。

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なんで緑色ですねん?

2013年05月21日 05時01分36秒 | 風景・和菓子


うぇぇ~~。
クモさん、緑色でっか。
アスパラガスみたい。
クモ曰く「センスのわからん奴っちゃのう、イタリア製のオーダーメイドのコーディネートや」「目に優しい緑やろ」



デスクワークをしていて、気配を感じた。
見回して見ると網戸のところに緑色のファッションのクモが居た。
思わず頭の中で上記のようなフレーズが出て来た。
自分でうけて、顔が半笑いになってしまった。
この内容は、関西の人でないとわからないだろうな・・・。
ローカルなネタですんません。
※YouTubeで「中條健一 」で検索すると動画が見ることができます。



また一昨日雨が降って来た時、鴉が恨めしげに鳴いていた。
よく聞くと「カーカー、ガァグガァ~、グガァァ~」
翻訳すると「よう雨が降りよる、商売あがったりやぁ~、お腹へったぁ~」
雨降りの鳥ってどう暮らしているんだろう?


↑長久堂「ほっと一休み」


↑こなし、こしあん
ちなみに、カップの中はコーヒー味ではありません。(笑)

本日の写真は、お菓子以外はあまり好きでない人が多いかも。
京女なんかクモを見ただけで逃げていきますね。
ズワイガニとかタカアシガニとあまり変わらない形状だと思うけどなぁ・・・・。
クモかカニ、どちらを食べたいかといわれたら、カニを取りますが。
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なるほど、わかる気もする

2013年05月20日 04時27分59秒 | 和菓子


両親や同じような年代の人に上生菓子を持っていくのですが、喜んでくれるけど、反応が鈍い時がある。
よくよく聞いて見るとあんこが食べたいらしい。
上生菓子もあんこでしょ?


↑長久堂「皐月つつじ」


↑薯蕷煉切、きんとん、粒あん

上生菓子では、落ち着かないのだそうです。
どうしても薄茶か煎茶でないと合わない。
確かに番茶やほうじ茶では、ちょっとバランスが悪い気もする。


↑仙太郎「ご存じ最中」

器だってそれなりのものでないとね。
手で食べるのも食べにくい。
黒文字で食べないとお菓子に悪い。
なるほどね。


↑年寄り(特に糖尿)憧れの粒あん

私が食べる時は、もう2つに切っているからそこまで気を遣わない。
「なら何がいいの?」と両親に聞くと「仙太郎の最中」か「御座候」という答え。
虎屋の「夜の梅」と言わないところがかわいい。(笑)
私なら言いかねない。
やっぱり美味しいものね。
たくさんは入れないけど。
ちょっと濃いめの煎茶でいただくと嬉しくなります。


↑粒あんがたっぷり!

ならいつもそれでいいかと言うとそうでもないのです。
「もう最中は当分いらない」となる。
難しいものですね。
いくら好きでも飽きてくる。
権兵衛のおうどんが好きといってもいつもなら「もういらない」と言う。
さすが私の親だけある。
私のあと2~30年も経つと同じになるのかな・・・。
絶対なると京女。
えぇぇ~~。

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何気ないけど美しい

2013年05月19日 05時56分00秒 | いらんこといい


バスに乗ろうとバス停で立っていた。
最近、行きはバスが多い。
経費節減ね。
でもバスに乗るのは一苦労。
始発じゃないから人が多い場合があるんです。
席がないと立つことになる。
「席を譲って貰えないの?」とおっしゃるでしょ。
乗ったバスを見渡して、全員老人ならどうします。
そういうことが結構あるのですよ。
高齢化社会になってきたと感じる瞬間です。
親切なおばあさんが席を譲っていただいたりします。
なんか申し訳なくて・・・。



東大路を走る市バスは、いま修学旅行の中高生でいっぱい。
来るバスを見て乗るのをあきらめることが多いですね。
唯一202番だけが乗れる。(ローカルなネタやね)
実家や耳鼻科に行く時はこのバスなんです。
女房の実家の時もそうだ。
ほかのバスは観光の人が多くて乗れませんね。
京都市は「敬老乗車証」を発行しているけど、70歳を越えてあのようなバスに乗るのは無理ですよ。荷物や手押し車、杖などを持っている老人にバスに乗れというのは危険だと思う。こんなことは自分がこんな状態にならないとわからなかったことです。
私が京都市の福祉担当なら70歳以上の老人には敬老タクシーチケットを配るな。
月に2万円ぐらいなら週2回ぐらい往復できるやろな。
1回1,200×2、週2回4,800円、4週で19,200円ぐらい。
タクシー会社にも協力してもらって、家に福祉タクシーとして迎えにきてくれたり、いっしょに買い物をしてくれればいいと思います。
そういう知恵を出し合い、そういうことに予算を使った方がいいかも。道路を補修するのも大事だとは思うけど。
バスに乗ったら全員老人というのを見るとショックですよ。
こういうのは体験しないとわからない。市町村の職員はバスや電車で通勤しなさい。自家用車なんか使いなさんな。


↑本の表紙に使いたいような写真

話しがちょっと重くなりました。
気分を変えます。
ある時、永正亭の「特田舎天ぷら付き、温」を食べたくなった。
食べたくなると暴走しだします。
そんなことってないですか?


↑なぜ魅力的に見えるのかな・・・

注文して来たらとても美しく見えた。
記念撮影をしました。
今、見てもきれい。
もちろん食べて美味しかった。
冷たいのじゃなく温かいのが最近好き。
理由はわかりません。

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杖のカーボン化?

2013年05月18日 04時49分04秒 | モノ

↑いつもの病院のギブス室で打合せ。入ったのは初めてなんです。いつもは隣の部屋なんです。こうやって自分の手を見ていると血の気が全然ないなぁ。

一昨日、ロフストランドクラッチ杖をオーダーしてきた。
やっとカーボンファイバー(炭素繊維)で作ってくれるところとコンタクトできました。
カーボンファイバーは、いま流行の素材です。
チタンやアルミニウムより軽く、鉄より10倍ぐらい強度をもっています。
200度ぐらいの耐熱性があります。まあ、そんな熱い場所に杖をついて行かないと思います。多分。
ただ加工する時、型や高度な技術力が必要なんだそうです。
もう具体的にかなりの分野で使われ初めていますね。
欠点は、色が付けられないことかも。


↑今回、石突きは小さくします。いまのは重い。

まあ、コストがかかるものですから、具体的にサンプル品を見せてもらいました。
確かに軽い!
私のように結構距離を歩く人間は、1グラムでも軽い方がいいと最近体感しています。
でないと手に負担がかかります。
昨年は、重さで指がバネ指になりましたからね。


↑無駄なものがないでしょ。力強い印象を受けました。完成したら写真をしっかり撮りますね。

このロフストランドクラッチ杖は、手を延長した感じが強いんです。
後ろから人に蹴られたりすると、前進に電気が走るほどビクッとします。
石突きのところまで神経が延長している感じがしています。
だからできるだけ繊細な動きが拾える方がいいのです。
こんなこと体験してみないとわかりませんよね。


↑トップの金属パーツがアルミなのがちょっと寂しい。チタンの削りだしにして欲しかったなぁ。

このカーボンファイバー製の杖は、力強さがとてもあります。
安心感がいまの杖よりある。
オーダーなので長さを調節する機構がないのです。
余分なパーツが付いていない。
一本の材料で作ってある安心感。
ネジで緩んだりしない安心感かな。


↑カーボンとチタンで作ってあるナイフの刃先。真ん中の層になっているのがわかりますか?カーボン繊維を重ねてあるのです。

いろいろ、私の希望もありましたので、お伝えしました。
カーボンとチタンを接着する技法はできないのか聞いて見たけど、わからない様子だった。
そうだろうなぁ・・・。


↑チタンだけでは、ものは切れません。だからタングステンカーバイドの粉を焼き付けてあるのです。それで刃先がノコギリ状になっているのです。これなら錆びる心配はありません。

カーボンとチタンの接着は、きっと「メタルロック」のような接着剤でくっつけるのかも。Amazonあたりで検索するとでてきます。出て来ても、殆どの人は必要ないだろうけど。(笑)
戦闘ヘリ(例えばAH-64)のメインローターは、金属とカーボンの複合材でできているそうです。強さと軽さが実現するそうです。
接着材で接着していたら笑いますね。このナイフも接着剤で止めてあると思う。

今日は硬派な感じの記事ですね。京都や和菓子との接点がまったくないし。
すんません。業務日誌だと思ってくださいませ。
なにはともあれ、来月第1週ぐらいにはできあがってくるでしょう。
石突きも大きさを測ってもらったので、カバーを調達できます。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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お釈迦さんは扁平足?

2013年05月17日 05時35分18秒 | 社寺・和菓子


昨日は久しぶりに智積院の境内を通って病院方面に行く。
花は少ない時期なので殺風景かな。
緑も新緑から深緑へ移行する時期。
そういえば、家を通り抜ける風が青くさい匂いがしている。



智積院の仏足石が妙に気になった。
仏足石とは、お釈迦さんの足跡を石に刻んだもの。
古代インドでは、像を造らなかったのだそうです。
だからこういう仏足石とか菩提樹を信仰の対象にしていたそうです。



仏足石の特徴
◆足下安平立相(そくげあんびょうりゅうそう)
足が大きく平らで、土踏まずがないという特徴がある。より古い形式では何も模様がかかれていないことが多い。

◆足下二輪相(そくげにりんそう)
足のほぼ中央に二重の輪が画かれ、そこから放射状に線が画かれる。

◆長指相(ちょうしそう)
仏陀は手の指も足の指も長かったとされ、足跡の指も長く画かれる。

◆手足指網相(しゅそくしまんそう)
指と指の間に水かきのような網があったとされている。仏足石では、魚の絵で網を表している。



なんで仏足石が気になったかというと、お釈迦さんが立っているように感じたからなんです。
なんか不思議な感じでした。
仏像があるより、自分の頭の中で観じる方が信仰の対象としてはいいのかもしれませんね。
妙に納得してしまいました。


↑亀屋良長「早苗」


↑上用、黒こしあん

和菓子
中村 肇
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