京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

絵狐?

2011年01月31日 04時34分33秒 | 社寺


ここは伏見稲荷大社の千本鳥居をぬけたところにある奥社奉拝所。
絵馬・・・これは絵馬じゃなくて絵狐じゃないかな・・・。
我が家の長女ならうまく顔を描くだろうな。



みんあ思い思いの顔を描いている。
伏見稲荷大社としては、いかつくないかわいい感じの絵馬ですね。
いまのシーズンは受験とかがあるから、若い子が描くのかも。
でもお稲荷さんで受験というのはチト不思議な気持ちがする。





この奥社奉拝所は、伏見稲荷大社の歴史をつたえる書物には1499年に登場するそうでかなり古くからあるようです。





これだけ絵馬がならぶと面白いですね。
みんなの願いが叶うように。

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異界へのトンネル

2011年01月30日 06時59分53秒 | 社寺


伏見稲荷大社でこの千本鳥居は外せませんね。
歩いても歩いても鳥居があります。



ここの鳥居は「明神鳥居」という種類かな。
鳥居にも色んな形で名前がついているんですよ。







そういえば、ロブ・マーシャル監督作『SAYURI』では、少女時代のさゆりが渡辺謙演じる会長に出会った直後のシーンで登場。
登りきった所がお寺だったかも。不思議なカットでした。
映画の設定では、八坂神社らしい・・・??
不思議な映画だったな。
そんな映画を観るんだといわれそう。







この千本鳥居を通るのは、あまり好きではないかも。
クラッとする感覚といやな気を感じるのです。
鳥居がたくさんある風景は人間の感覚をおかしくさせるのかな。
鳥居の間隔がつまっている箇所は閉所に閉じ込められた感じもするしね。
向こうから怪しい人が来たらちょっと怖いかも。
人の少ない時は特に不気味ですね。


↑おひとついかが?





少なくともここで、立ちションはできないだろうな。

●おまけ

千本鳥居で不思議な感覚を持つのは、フラクタルな構造のせいかもしれない。
フラクタルとは、図形の部分と全体が自己相似になっているものなどをいう。
こういう三角形の繰り返しを三次元的につくったらどうだろうな。
神さんへの門になるかも・・・。ちょっと龍神か弁財天系の神さんっぽいけど。

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久しぶりかも伏見稲荷大社

2011年01月29日 04時57分43秒 | 社寺


久しぶりに伏見稲荷大社に行く。
先週の話しだから、人も少なくなっている。
こうでなくてはね。
お正月はすごい人だったらしい。
もちろんそんな時期に行かないですが。





この写真を撮ったぐらいの人なら、お願いも聞いていただけるかも。
ちょっとお寺が続いているからとても華やかな感じがします。





鳥居のところで色を塗っている人を目撃。
常にこの朱を塗っておられるのですね。
だからいつもきれいなんだ。
大変だろうな・・・。



雀の焼き鳥も気になったけど、食べなかった。
昔ほど、食べる人は多くないかも。
雀そのものも少なくなったようだし。
あれは、輸入の雀らしい。



今日から伏見稲荷大社の写真が続きます。
この日は、ひさりぶりに山のほうに登っていったのです。
結構ハードな工程でした。
いっぱい写真を撮ったので順次ご紹介していきます。





普通は伏見稲荷大社に行っても山の方にはいかないと思います。
今日の写真の範囲ぐらいだろうしね。

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日本じゃないみたい

2011年01月28日 05時34分18秒 | 洛外


今日は、昨日の続き的写真。
大阪市立東洋陶磁美術館がら中之島周辺を歩く。
こうやって後から写真を見ると日本じゃないみたいな錯覚をおぼえる。
このライオンさんは、北浜の橋のところにいてはりました。
北浜の歴史を見てきたんだろうな。





これは、中央公会堂。
中に入ったことはないけど、堂々としていますね。





こうやって見ると大阪じゃない感じがします。
なかなか素敵な散策コースですね。



この鳥居が不思議だった。
突然鳥居だけがあるんです。
他に神社らしい建物はなかった。
向こうの建物が天満警察署なんです。
警察署が本殿かな・・・。
大阪天満宮はちょっと離れているしな・・・。



この建物もビックリでした。
お寺なんですよ。
地下が墓地になっている・・・なんてことはないか。
ローマじゃないんだから。



帰りの天満橋近辺で見つけたお店。
次回はゆっくり店内を見ようっと。
でも高いんだろうな・・・円高なのにチーズが高い!
ついでにパンもだ。
日本は基本的な食料品が高いですよね。
消費税も食料品は撤廃して欲しい。

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あたたかいストライプ

2011年01月27日 03時44分01秒 | 風景


「ルーシー・リー展」に行きました。
ポスターを見てどうしても行きたかった。
行きたいとなるとすぐに行くようにしています。
いつ行けなくなるかもしれないしね。
去年の脳出血以来そう思うようになった。
明日はどうなるかわからないし・・・。
陶芸の作品を見に行くのは珍しい。
京女のご学友の個展ぐらいだ。
京女は陶芸専攻なねすよ。
あまりいまの生活には役にたってないけど。
お琴も三味線もだけど。(笑)
あんまい書いていたら、三味線の撥で首を切られたり、三味線の糸で首をしめらられたりするかも・・・。知っている人いるかな・・・。



作品については、ご存じの方も多いだろうな。
だから私の個人的な感想を書いておきます。





一言でいうと「欲しいな~」です。
あのカップでお茶を飲んだら快適だろうな。
あの器に料理を持ったらいいだろうな。
こお皿には、お漬物がいいとか。
妄想がよぎります。



触ってみたいな・・・。
暖かい感じするんだろうな。
イメージはドンドン膨らみます。



ルーシーさんの人柄なんでしょうか。
とてもナチュラルで優しい感じがします。
色づかいがとてもいい。
ストライプがいい。



自然と都会の融合したような魅力かな。



ボタンもよかったな。
作品を見ながら値札を探している自分いるのが恥ずかしい。

関西のひとは。是非見に行くといいですよ。
大阪中之島の大阪市立東洋陶磁美術館で
2010年12月11日~2011年2月13日まで開催しています。

この後、
三重県パラミタミュージアム/2011年2月26日~4月17日
山口県立萩美術館・浦上記念館/2011年4月29日~6月26日

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冬のうまぎってどうなのよ

2011年01月26日 05時29分49秒 | 洛外

↑鰻佃煮

先週出張の時、鰻をごちそうになりました。
冬の土用だからそれもいいかも。


↑白焼き

土用(どよう)とは、五行に由来する歴の雑節。
1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間をいいます。
冬の土用は、今年でいうと1月17日から2月3日まで。
だから節分というのですよ。
節分が終わったら春となります。
実際にはそうじゃないけど。
だから節分の前の日にいろいろな行事をするのです。


↑生姜で食べるのが美味しい

土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。
だからいま鳥インフルエンザで鶏を埋めたはるのですが、あれはあまりよくないことなのかも。そうも言ってはおられないとは思いますが。


↑白菜漬物

冬の鰻も元気をくれそうなきがしますね。


↑うざく

やっぱりまだ体調が戻っていないのだろうか?
なんとなくかわいい食欲。

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ムカデが可愛い?

2011年01月25日 05時58分00秒 | 社寺・和菓子


東福寺から歩いて帰ったのですが、同じ道では芸がない。
違うルートで帰る。



するとこんな表示が目に飛び込んできた。
「面白い」
このムカデの文様がかわいい。
そう思わないですか?



我が家では、私だけか・・・。
なんか効きそう!
なにに??



勝林寺は、臨済宗東福寺の塔頭寺院で、室町時代末期の天文19年(1550年)に東福寺の第二百五世住持高岳令松によって創建された。
本堂は近衛家の大玄関を移して建立。東福寺の鬼門に位置し、本尊として仏法と北方の守護神として知られる毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。
本尊である毘沙門天立像は平安時代の作。
禅宗のお寺ってこういういろんあ神さんや仏さんをお祀りしていますね。
弁財天、吉祥天、毘沙門天、大黒天、摩利支天、ギターを弾かない布袋さん、叱枳尼天、稲荷・・・中国から輸入された禅だからかな・・・。



秋に非公開の毘沙門天ファミリー?が公開されるそうです。
要チェックです。


↑長久堂「夢袋」


↑外郎こなし、備中白あん

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次回はいつ雪が降るかな・・・

2011年01月24日 05時19分57秒 | 社寺

↑愛染堂、八角形の朱がきれい

京都はいまが一番寒い時期かな。
節分をすぎると寒さが緩んでくる。
異常気象といいながらも、普通に進んでいるように思う。
たとえ異常であっても人間は馴れるかも。
人間はもっと自分の能力に自信をもった方がいいかも。
マスコミに振り回されない方がいい。
寒い、不景気、政治がダメ・・・政治に期待する方が間違っているけどな。
自分でできることを確実に実行していけばいいように思う。
口をあけて待っていても誰も食べ物を入れてくれないしね。


↑最勝金剛院への道


↑方丈


↑庫裡

寒かったら寒いを楽しみ、暑かったら暑いを楽しむ。
自分にとって都合の悪いことだって、考え方を変えれば案外そうでもないし。
そんなふうに思える今日この頃。


↑禅堂、日本で最古で最大規模の禅の修行場、もとりん現役です


↑東司、雪で隠れきれない雪隠です

東福寺の境内とかを歩いていると。
フトそういう考えにわいてくる。
きっと修行されている坊さんたちの集合的無意識が境内に蓄積されているのかも。
それを感じているのかもしれませんね。
ならこういう風に人のいない時に歩くのもいいことかもしれないな。


↑経蔵


↑通天橋


↑通天橋

雪の包まれた禅宗のお寺はいいものですね。



次回は写真をとらずにゆっくり味わいたい。

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寒話及第・・・寒い話も心が温かかったらOKやん!

2011年01月23日 06時47分59秒 | 


タイトルが雰囲気でしょ。
自分でちょっとうけました。
正しくは「閑話休題」ね。



雪景色もいいけど、自分で飽きてしまうんです。
まだ写真はあるけど、今日はちょっとお休み。



今日は、1月23日だ。
「一二三(ひふみ)の日」だ。
リハビリで初期でひたすら書いていたなのがひふみ祝詞。



「ひふみ よいむなや こともちろらね
 しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか ゆゐつわぬ
 うおえ にさりへて のますあせゑほれけ」



最初の「ひふみよいむなやこともちろ」が「一二三四五六七八九十百千万」なんです。なんだか不思議でしょ。



たんあんる語呂合わせかもしれませんが、ちょっと面白い。
別になにも特別なことはしないけど。



全然関係ないないけど、先日満月がきれいでしたね。
おもわず月見うどんを食べてしまいました。
暖まりました。(笑)



なんか写真と全然関係なかったな。
写真は、ケララの850円のランチでした。
これってお得な感じがしませんか?
お腹も膨れるし。

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至福の時・・・

2011年01月22日 05時50分13秒 | 社寺


まだ東福寺の雪景色。
いささか飽きてきましたね。
人間とは贅沢なものです。
美味しい料理も飽きてくるようなものです。



今日の写真も行く前から頭の中で見えていたした。
あたまのイメージをカメラをつかい記録する作業。
当然その状態だと何も考えなくてもいい。
ただカメラを向けてシャッターを切るだけ。
今回はとてもうまくいきました。
いいとかわるいとかは別にして、イメージ通り。



唯一違ったのは、池が凍り過ぎていたことかな。
みごとに凍っていました。
もうすこし控えめに凍ってくれたらよかったのに。
このお庭は、あまり日が当たらないからかな。



ここが開山堂です。
お寺の説明を引用しておきます。
通天橋を渡って至る、別名常楽庵。もとの建物は1819(文政2)年に焼失し、1823年(同6年)、一条忠良によって再建されました。屋上に閣を持つ類例を見ない開山堂で、正面柱間八間、内部は禅式瓦敷(四半敷)、祀堂は床高で開山国師像を安置します。上層伝衣閣は正面三間、内部左右いっぱいに壇を設け、中央に阿弥陀、右に薬師、左に布袋像を祀ります。前方天井は格子天井で、この縁から見る庭園は、四辺の眺望を借景にして格別です。





この開山堂からむかって左側にあるのが普門院。
これも説明を引用します。
開山堂の西に位置する寝殿造風の建物で、開山国師常住の方丈とつたわります。内部は三室に仕切られ、その襖絵は花鳥草花・唐人物を主題とし七十四面(重要文化財、桃山-江戸)からなる、画流各派の競作が残されています(現在は収蔵庫に収納)。





開山堂もだけど、中が見えないから貴重さがわかりません。
開山堂の前にある庭が面白い。
左右で全然違う。
手に枯山水の庭が開けます。
枯山水は約百坪(330平方メートル)の平庭式で市松の砂紋をつけ、鶴島、亀島を象った石組を配して蓬莢山水をあらわし、対面の池庭は築山風、池中に亀島をつくり、枯滝を設けます。
禅院式と武家書院式とを調和させた江戸中期の代表的な名園とされています。





こうして雪のお化粧があるといつもと全然違った顔にみえますね。
座ってしばらく見とれてしまいました。
至福の時でした。

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通天橋からの雪景色

2011年01月21日 04時35分44秒 | 社寺・和菓子


ここは、東福寺の通天橋通天橋 仏殿から開山堂(常楽庵)に至る渓谷(洗玉澗、せんぎょくかん)に架けられた橋廊。
紅葉の時は、観光客でギッシリのポイント。
この人がいない状態は天国。お寺だから極楽か。





円爾(えんに、1202?1280)さんが東福寺を作ったのですが
その時、時の権力者に「櫻の木があると、見物客がたくさんくるので修行の妨げになる。だから櫻の木を全部切って欲しい」と頼まはったそうです。
その時は、紅葉のことは想定してなかったんだろうな。







この雪の通天橋からの眺めは素晴しい。
静寂と雪景色がなんとも素晴しい。
向こうに見えるのが臥雲橋です。
私の好みとしては臥雲橋から通天橋を眺めるのが好きかも。
この通天橋からだと、通天橋が見えないですから。





しばらくボーッと眺めておりました。


↑二條若狭屋「寒牡丹」


↑煉切、こしあん

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雪の三門

2011年01月20日 05時24分17秒 | 風景・和菓子


昨日の記事の続き。
さて東福寺の境内に入ってきました。
まず三門です。
この三門は、日本の三大門(法隆寺南大門、東福寺三門、知恩院三門)のひとつ。
知恩院の三門もすごいけど、ここは禅宗の厳しさみたいなものを感じます。



※三門は空門・無相門・無願門の三境地を経て仏国土に至る門、
三解脱門(さんげだつもん)を表すとされる。
・空とは、一切を空と悟ること。空ってエネルギーのことかな・・・。
・無相とは、人間の言葉をはなれ、心でおしはかることのできないことをいう。
・無願とは、事象に介入したり思い入れを強くすると苦しみとなってしまうので、思い入れを捨てる必要があることをいう。



三門には扉を設けないものがあるが、これは一切衆生が仏門に入る事を拒まない仏の大慈悲心を表しています。



この時は、さすがに池の表面が凍っていました。



西の方は晴れてきて、太陽があたってきれいでした。
しかも人がいない!
荘厳な風景です。
今年はこの三門の一般公開に行ってみようっと。



フト見ると梅だろうな。
すこし早いけど咲いていました。
来月は梅の花だ。


↑長久堂「初天神」


↑こなし、こしあん

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ソロソロ大寒やね

2011年01月19日 05時42分36秒 | 風景・和菓子

↑ベランダからの撮影、この時点では雪が降っていた

20日は大寒。
一年で一番寒い時。
大寒の朝の水は1年間腐らないつたえられている。
醸造関係では、仕込みのために大切な日なんだそうです。


↑これぐらいの雪がかわいい

この大寒から宝瓶宮(みずがめ座)の始まる。
これから一番京男が元気になる時期かな。
ここのところの寒さも私にとってはいい気持ちなんです。
私の快適な気温が10~ー10度ぐらいなんですよ。
手だけは凍えますが。
手の冷たいのは、洋菓子や寿司をつくるときには大事な資質かも。



さて今日からしばらく1月17日に雪が降った日の写真が続きます。
この日は太陽が昇ると1、2時間でとけてしまった。
だから東福寺の方にむかって歩く。
坂を下りるわけですが、アイスバーン状態になっていてとても危険だったな。
よちよちと東大路に降りていった。



智積院でもうっすらと雪が積もりいい感じ。


↑虚無僧の基地やね。虚無僧ってしっていますか?小さい時は隠密だと思っていたな。

雪を踏みしめながら東福寺に向かう。





東福寺の雪は、まだみていないから楽しみでした。
いつも清水寺ではあきてしまいますから。


↑二條若狹屋「卯の春」


↑煉切り、黒こしあん

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印度式炊き込みご飯

2011年01月18日 05時51分08秒 | 

↑BIRIYANI ビリヤニ

昨日の続きです。
これを食べたかったのです。
金曜日のしかも15食限定のライス料理。
いわゆるビリヤニといわれるもの。
食べられそうでなかなかメニューになりと思います。
普通インド料理のビリヤニとあるのは、プラオという場合が多い。



ビリヤニとプラオとはどう違うのか?
記事をみていただいているほとんどの人は区別がつかないかも。
プラオとは、主食的なもの。カレーといっしょに食べるライス。
だからあまり手が込んでないし、淡泊なのです。
生米を洗って油で炒め、スパイスやブイヨンをいれて炊きあげます。
カレーソースと食べたりします。
普通のインド料理は、プラオを炒めたりした。
焼きめし状態のものがでてきます。



それに対してビリヤニは、主菜的なんです。
米と具を別々に調理します。
ビリヤニは米と具を別に調理し、米が炊き上がる前に合わせて作る。
米は炊き上がる前にお湯をきります。
そして、ヨーグルトやスパイスを豊富に使った具材を合わせて、もう一度炊きます。
手間のかかるライス料理なんです。
少量でつくるのは難しい。
だから普通レストランではメニューに載っていない。
載っていても焼き飯的なものなんです。



ここの限定ビリヤニは、ご飯から違う。
実は私、こういう外米(インディカ種)が好きなんですよ。
1993年の米騒動の時、みんなからタイ米が集まった。
嬉しかったな・・・。

フワッとして、やわらかく、サラッとしている。
美味しいですよ。
大きな鶏が入っていました。
ココナッツソースや辛いソースをかけると最高です。
これは癖になりますね。


↑RAS GULA  ラサ・グラ
カッサージチーズボールのシロップづけ団子

さてこらはデザート。
これは想像はつくけど初体験だった。
パクッと口にいれたどたん、砂糖水が口に広がります。
一瞬にして目が点になったな。



スポンジ状のチーズに飽和状態に近い糖度の砂糖水が染みこんでいる。
半端な甘さじゃないのです。
でも辛い料理の後には絶大な効果を発揮する。
食感はスポンジだったな。(笑)



マサラチャイですっきりしました。


マドラスキッチン地図

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今日だよな・・・

2011年01月17日 05時17分24秒 | 洛外
あれから16年も経つんだ。
1995年1月17日5時46分。
阪神淡路大震災、この記事をアップしているような時間。


↑丸玉食堂

当時、取引先が神戸の元町にあった。
前の日は、祝日だったけど会議があり昼から神戸に行っていた。
いつもなら会議がおわって一緒にお食事でもとなった。
でもあの日にかぎって「帰ります」と言った。


↑豚生腸(こぶくろ・・・といっても歌は歌いません)

元町から三ノ宮へ歩いた。
夕食はまだだから高架下で食べるなんですが食欲が無かった。
電車に乗るとき書店によってなんか本を買うのですが、それもしなかった。
疲れてるんだと思った。
その時の三ノ宮の風景がガラスのブロック越しにみているような
空間が割れている感じがした。
とりあえず阪急に乗り京都に帰った。
家に帰ると重苦しい感じはなくなっていた。
でもすぐに寝た。
夜明け前の5時半ぐらいに目が覚める。
神戸で感じたあの重苦しさを感じた。
なだろう・・・・。
寝床で夢うつつで寝ていた。
そして5時46分に揺れ出した。
揺れながら地面下の方に意識で探った。
ここは震源地でないと確認。
そしてまた寝た。
6時半ぐらいに起きてテレビを見てビックリした。


↑豚舌(豚のタン)

取引先に連絡したが電話が通じない。
この状態が3日続いた。
その時、制作物がったから止めるかどうか判断しなくてはいけないから心配だった。
数百万の費用がパーになるからだ。
あの三日間は辛かったな。
四日目に連絡がつき、相手の会社は無事だったとのこと。
一週間立ったときに、神戸に行く。
最初片道4時間かかった。
ディーバックに風邪薬やドリンク剤を詰め込んで。
あの時じゃないかな。はじめて携帯電話を手に入れたのは。
三ノ宮の痛ましい風景にショックをうけたな。
帰りに大阪経由になるのですが、梅田はいつもの風景なのがなんとも不思議だった。


↑豚脚(足のにこみ)

後に写真の丸玉食堂が営業しはじめた時、お店の人(たぶん家族だと思う)の人数を数え、無事だったのでちょっと涙ぐんだのを思い出す。
地震の前ってああいう感じ方をするのだと思いました。
つまり12時間前には兆候が出ている。
貴重な体験でした。

※今日は昨日の続きでしたが、特別にこの記事をいれます。この時の私の体験なんて対したものでないけど自分の中で記憶を風化させないために書きました。

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