京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

嵯峨菊

2008年10月31日 04時16分28秒 | 和菓子


嵯峨菊といえば大覚寺かな。
この和菓子は、まり咲やから嵯峨菊という名前はちょっとへんなんやけど
きれいやから許してしまいますね。
ほんとの嵯峨菊は



こんな咲き方ね。
嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まり、
糸のように細い花弁は、打上花火のような感じなのね。
11月1日から「嵯峨菊展」をやらはるそうです。


総本家駿河屋「嵯峨菊」


煉切、白こしあん


京都鶴屋鶴壽庵「おみなえし」
私は写真に撮ってないな「女郎花(おみなえし)」
「女郎花」すーさんの記事を観てください。


外郎、黒こしあん
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カレー&オムライス♪

2008年10月30日 05時14分56秒 | 
先週の土曜日の話。
いつものように大阪行きでした。
ランチは、どうしても時間がなく、大阪梅田阪急三番街のインデアンね。
時間のないときはここにかぎります。
座ってささっとでてきます。
いつもの「大・玉・ピクルス」ねっ!



ほかのお客さんを観察していた。ちょっとびっくりした。
デートなんだろうな。男女がほほえましくレギュラーサイズを食べていた。
二人とも半分ぐらい残して立ち去ったにはびっくり。
普通なら女性の分も食べるよな・・・もったいない。
そんなに量があるわけでもないのに。
そういう人たちが多すぎる。

隣のオッサンはレギュラー、玉子だった。
「ご飯を少なめに」と言っていた。
私の食べている量の4分の1ぐらいだった。
どうなっているんや!
メタボが恐いのかな・・・それならカレーなんか食べなければいいのに。
まあ、残すより最初から少なめに注文するのはまだましやけどね。
地球はこれから寒冷化に向かい※(温暖化じゃないですよ)農作物が不作になり、深刻な食料難になる。
食料は感謝して残さず食べないとね。
※太陽黒点とマウンダー極小期というのがキーワード



さて、この日はディナーも大阪でいただきました。
いつもなら北極星でオムライスをテイクアウトして家族のお土産とするのですが。
この日はお店に早くついてしまった。
テイクアウトの出来上がりを待つ間、出来たてのオムライスを食べる。
午後5時から限定の鮭としめじのオムライスを注文。



この日はセットにした。
セットって、オムライスの上に海老フライが3尾、みそ汁がつきます。
いつもは家で家族全員で食べるのですが、抜け駆けもいいものです。
やっぱり出来たては美味しい~♪



私的にはオムライスの形が気に入らんかも。
丸っこすぎる。黄金比の木の葉型にしてほしいな。
表面の状態も色っぽくない。
ご飯状態はOK。
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秋の彩

2008年10月29日 04時19分47秒 | 和菓子

亀屋良長「山柿」

今年の紅葉はどうやろ・・・。
よく京都以外の人から訊かれます。
「意外と気温が高いからまた同じように11月下旬なんと違うかな」と答えます。
それも本当はわからんけど。
人間の思うように自然は動かんものです。株式相場だってそうやね。
ちょうどいい景気なんてないもの。
日本人はまだ幸せなんかもしれへんね。


煉切、柿あん

「吾唯足知(われただたるをしる)」という蹲(つくばい)が竜安寺にありましたね。
その通り。
解説には「足るを知る者は貧しいといえども心は富んでいる、足るを知らぬ者は富めりといえども心は貧しい」とある。欲望を自制し、分をわきまえることの大切さを説いたはる。
これは禅の格言。



古今東西の賢人も同じようなことを言うたはる。
老子は「禍は足るを知らざるより大なるは無い(最大の災厄は足るを知らぬ心に起因している)」
「足るを知るの足るは恒に足る(足るを知るとはあるがままの現実に常に満足すること)」
「足るを知る者は富む」と言うたはるし、アリストテレスは「幸福はみずから足れりとする人のものである」と言っている。
また他の賢人も「まことの豊かさは物資の潤沢さからのものではなく、心の豊かさからのものである」と言っている。
人は不平不満を言いやすい。だからこそ、それを戒める言葉も多いんやろな。
不平不満を言うても、なんにも変らへん。
自分のできることをニコニコしてひたすらやってたらよろしおす。


千本玉寿軒「栗きんとん」

昔からいわれているのに、現代人は教訓を全然活かしていないかも。
貧乏なんは仕方ないけど、心ぐらい豊かに生きたいものやね。


栗きんとん、黒こしあん

写真と内容が全然違いました。
まあ、ええやん。
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耐震補強?

2008年10月28日 03時38分32秒 | 社寺


ここは、錦市場の東端にある錦天満宮の鳥居。
なんかで見やはったことがるんじゃないかな。
錦天満宮は、長保5年(1003)菅原道真さんのお父さんの菅原是善の旧邸「菅原院」を源融の旧邸・六条河原院の跡地に移築して「歓喜寺」が創建され、その鎮守社として天満天神を祀って創建されたのに始まりなんやそうです。
それを天正15年(1587)に豊臣秀吉さんが都市計画でお寺ごと錦小路東端のこの場所に移転させはったそうです。
明治になって神仏分離で歓喜寺は東山五条に移り、神社だけになったそうです。
いつも通っているけど調べてびっくり、結構古いんだ。



この鳥居が不思議でしょ。
建物にめり込んでいるんです。



なんでこんな風になったんやろね。
これぞ究極の耐震補強かも。
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サバ?鯖!

2008年10月27日 04時25分36秒 | 
「サバ?」はフランス語で「元気?調子はどう?」「サ」のフォントが出えへんがな・・・。
→応えは「サバ」
大阪でいうと「儲かりまっか?」→応えは「ボチボチでんなぁ」
京都でいうと「どうえ?」→応えは「へぇ、おおきに(おかげさんで・・・)」
おぼえておいたら便利と違うかな。



ということで今日は「鯖」。(笑)
ここは、上賀茂神社の西側、神馬堂の北の並びの「今井食堂」。
鯖煮が美味しい店なん。



メニューが貼ってある。
ラストオーダーが午後3時というのがすごい!
この日は、N画伯さんといっしょやった。
おすすめ定食とさば煮定食を注文。



これがおすすめ定食。



ええやん!



これは、さば煮定食。



いい顔しているでしょ。



食べたら骨まで柔らかい。
これは食べる価値ありますよ。

さば煮を食べてこんなに幸せな気分になるのはすごい。
「サバ?」→「鯖↑♪」やね。
隣のキムチ屋さんもちょっと気になる。
「今井食堂」地図
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そろそろ菊の出番

2008年10月26日 07時13分25秒 | 和菓子


「きく」は漢名の「菊」を音読みしたものなんだそうです。
漢字は、散らばった米を一ヶ所に集めるという意味で、菊の花弁を米に見立てた。
そう思うと「菊」という漢字の中に「米」がある。
ちょっと面白い。


紫野源水「菊の香」

日本には平安時代に中国から渡来した。
日本で改良されたそうです。
中国では、四君子(竹、梅、菊、蘭)の一つ。
水墨画の画材によく使われる。


薯蕷製、小豆こしあん

菊に因んだ和菓子もいっぱいではじめました。
こういう上用饅頭(薯蕷饅頭)が一番職人の腕の見せ所と母方の祖父が二つに割って見ていたのを思い出す。もっと訊いておいたらよかったな。



菊は、11月3日の文化の日ぐらいから見ごろになる。
また政府のおばかさんたちが、大型連休なんてのを考えているそうです。
なんでそういう風に考えるんだろうな。
それより堂々と有給休暇をとれる法律をつくった方がいいのに。
学校もそれに対応してね。
家族が普通の日に旅行したりする方がいいと思う。


千本玉寿軒「小菊」
焼き印がかわいい。


上用、黒こしあん
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弘法さん

2008年10月25日 05時45分58秒 | 社寺


日にち的にいうと昨日の記事の続きやね。
毎日ぶらぶらしているみたいに思わはるやろな・・・。
そんなことないん。たまたま。
ここは、東寺(教王護国寺)。
毎月21日は、弘法さんの縁日ね。
たくさんの露店がでます。
ここは朝早く行かんと人が多なります。



とりあえず南門のところでお餅をゲット。
この日は棒餅の切れ端はもう売れてた。残念。



影の軍団やないですよ。
空海さん(お大師さん)ね。



まだ人数が少ない時間帯。
でもこれぐらいなんです。





法要があるのかな。
黄色い袈裟が印象的。



とても凛とした雰囲気ですね。



これは、東寺内でできる「四国八十八ヶ所巡り」。
忙しい人はここでお参りしやはったらいいんと違うかな。
一ヶ所ずつお参りします。
そして各々のお砂を踏むんです。
まあ小一時間かかるやろな。
さい銭箱も八十八ある・・・。



目的のものもゲットしたし撤収!
だんだん人が増えてきた。
昼前になったら身動きとれなくなります。



これは、門前にある東寺餅。
焼き餅を売ったはります。
これを見ていたら食べたくなりました。
これは焼き立てが一番。



慌ててカブったらいけません。
熱~餡がでて泣いてしまいます。(笑)
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二十日ゑびす

2008年10月24日 05時44分31秒 | 社寺


建仁寺禅居庵摩利支天堂のお向かいさんの京都ゑびす神社では、
同じ日に「二十日ゑびす(ゑびす講)」をやったはりました。



これは、京都ゑびす神社独自の行事らしい。
一月の「十日ゑびす祭」が海にお帰りになるなら、
十月の「二十日ゑびす」江戸時代京都の商売人が江戸に行っていて
この十月二十日の日の縁日に京都に帰り、ゑびすさんに感謝したのがはじまりなんだそうです。
この日に古い商家では、小判形のはんぺいとおねぎ(笹に見立てた)のたいたんを食べます。



そやけど結構ひっそりと行事をやったはりました。



生間流式包丁(いかまりゅうしきほうちょう)を奉納したはりました。
生間流式包丁は、貞観(じょうがん)元年(859)に確立されたらしい。
貞観というたら『貞観政要』を思い出します。
「創業と守成といずれが難き」といわれる部分が有名ね。
国をつくるのは簡単やけど、守って盛り上げるのは難しいもんです。
創業の志というものは、生もんやさかい鮮度管理が大切やね。



この生間流式包丁は、清和(せいわ)天皇さんの時、藤原中納言政朝卿が勅命を奉じられて定めはった。
宮中で、大礼儀式の時や華やかな宴、また餐膳(さんぜん)の前には必ずこの儀式が行われいました。
五魚(ごぎょう)・三鳥(さんちょう)の式包丁が伝わり、魚はコイ、鳥はツル(そんなんいま食べたら怒られるエ)を最高の品とし、烏帽子狩衣(えぼうしかりぎぬ)の姿で俎板(まないた)に向かって魚・鳥に、いっさい手を触れずに包丁と真魚箸(まなばし)とだけで料理を進めます。

京男かてその気になったら、料理に手を触れずに食べることができるかも。
ちょっとお行儀が悪いけどね。
京女に食べさせてもらうというのも有りか。
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ハムの気持ちがちょっとわかった

2008年10月23日 04時49分58秒 | 社寺


昨日の建仁寺禅居庵摩利支天堂「採燈大護摩供」の続き。
いよいよ護摩供養がはじまりました。
四方と上下にカラフルな矢を射ます。
他の場所と違ごて大人し目に射たハリました。危ないものね。



刀でも気合いで魔を祓ろたはりました。



鉞(まさかり)でも、入念に魔を祓います。
なんか最近このあたりの段取りが少しずつ憶えてしまいました。



さて、点火。
緊張の瞬間です。



もくもくと煙がでてきました。



煙が龍のように空に上って行きます。



↑偉いおじさんが一瞬で姿が消えた!







やっと炎があがりました。
結構煙が多くて服を燻されてしまいました。
これで穢れがとれたかも。
すばらしい行事を参加させていただきました。
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飾りがちょっと端午の節句と七夕風

2008年10月22日 04時55分29秒 | 社寺


20日の日に偶然、建仁寺禅居庵摩利支天堂の前を通りかかりました。
なんだかわからない状態で境内に入る。
ここはイノシシがお使いで境内いたるところにイノシシさんがいてはります。
見ると「御開帳大祭」とあります。
「採燈大護摩供」の時間に間に合いそう。



これって端午の節句みたい。



風になびいていました。



これは七夕みたいですね。



これは四方に飾ってありました。
各々の方向の守りみたいです。
色がとてもきれいでした。
空も青空で気持ちいい。



さてそろそろ大護摩供養が始まります。
山伏さんたちが勢ぞろい。



聖護院門跡から手伝いたいとの申し出に、偽装と違うかどうか。
このおじさんが問いただしたハリました。
結構長い時間の問答でした。
由来がよくわかりました。
因みに聖護院門跡は実家の隣の町内なんです。
さて、はじまります。
続きはまた明日。
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秋桜

2008年10月21日 04時52分09秒 | 和菓子


コスモスもキク科だから今ごろ咲く。
一重や八重があり、やせた土地でもよく咲く。
もともと原産地はメキシコの高原地帯で18世紀にスペインに行き、明治20年ぐらいに日本に来た。
河川敷や休耕田なんかにいっぱい咲いているのをみます。
外来種なのであまり積極的に植栽するのは在来の自然植生にストレスをあたえるようで
ちょっと問題みたいなんです。
難しいですね。観光資源とエコロジー。
そえから、昨今、なんでも「エコ」とつければ商売になるといっぱいつけているのは、
どうもうさん臭い感じがして好きになれない。
「エゴ」に聞こえてしまうのは「ヘンコ」なんやろか・・・。



千本玉寿軒「秋桜」



きんとん、黒粒あん



二條若狭屋「初紅葉」
上にのっているのは紅しょうがじゃないし。
紅葉を表現しているのね。(笑)



きんとん(山芋)、黒粒あん
山芋入りのきんとんは美味しゅうございました。
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祈りの形

2008年10月20日 04時36分24秒 | 社寺
ここは上賀茂神社境内。
上賀茂神社いかみがもじんじゃ)の正式な名前は賀茂別雷神社(かもわけいかづちのかみ)名前のとおり雷(いかづち)の神さん。賀茂別雷大神さんをお祀りしています。
厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。



ここは、以前紹介した第一摂社の片山御子神社。
ここを参ってから本殿にお参りするのが参拝の順序なんだそうです。
最近は、紫式部がお参りしたということで脚光を浴びています。



五色の鈴の緒がかわいい。
絵馬には「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに たちやぬれまし」という紫式部の歌が記されている。



最初、ハートやと思ったけど、葵の葉なんだそうです。
平安時代、葵は「あふひ」と表記し、「会う日」と通じることから、男女の逢瀬(なんかなつかしい響き)にかけてつかわれる。
恋の成就はバッチリね。



きれいなでしょ。
名前を知っていますか?



「祓(はら)え串」



修祓(しゅばつ)=お祓いする時の道具の事を祓具という。
祓え串は、木の棒に紙垂(しで)=和紙などに切れ目を入れ、折り目を付けて数十枚重ねたものや、麻紐を垂らしたものがあります。
塵はらい(はたき)それ自体が、汚れるように大麻自体も罪穢れを付着させる。
昔のお掃除の時のはたきも同じような発想やね。
最近、はたきを使わんようになりましたね。箒も。
神さんとの関係が薄くなったからかな・・・。



ここも杉苔がきれいでした。





藤袴もありました。



遥拝所・・・ここから伊勢神宮を遥拝する場所なんだ。
妙に感心してしまいました。
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枯れ尾花

2008年10月19日 06時34分39秒 | 和菓子
ススキはイネ科の植物。
薄(すすき)という漢字で書きます。
また萱(かや)とか尾花(おばな)ともよばれる。
尾花というのは動物の尾っぽに似ているからなんやろな。



「幽霊の正体見たり枯れ尾花」というのもありますね。
恐い恐いと思っているとそう見える。
このフレーズは俳句で、それも芭蕉の句というのをしったはりました?
いまの株価の乱高下を見ていると欲と恐怖や不安・・・ともに実体がない・・・がそうさせているように思う。
実体のないものに血道をあげないで、地に足をつけた生活をしたいものですね。

ススキの「スス」は、葉がまっすぐに、すくすく立つことを表わし、
「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと言われているそうです。
花言葉は、「心が通じる」なんだそうです。
へ~でしょ。



萱と茅萱は別物?
漢字は同じような茅萱(ちがや)とはちょっと違う。
茅萱は端午の節句の時、粽(茅巻き)をつくる時に使う。
また6月末の茅の輪くぐりの時に茅の輪をつくるのにつかう。



紫野源水「すすき野」



求肥製、白小豆こしあん
求肥製ということでとっても柔らかい。
しかも白小豆でつくった白あんが上品。
こなしと二重になっているのもすごい。
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香杯

2008年10月18日 03時43分52秒 | モノ


昨日の記事の補足。
上賀茂神社の「立砂」をみて感心したのは
自分でこういう作業をしているからなんです。



これは、香杯。
真ん中に灰を立砂のように盛ります。
円錐に盛るのですが、結構難しい。
灰の量とかもバランスがあるしね。
この作業は神経を使いますね。
灰押(はいおさえ、はいおし)の押さえ加減も大事だし。
別に香道をしている訳じゃないですが。
羽箒(はぼうき)を使って灰の掃除も大変。
急いでいる時は無理な作業です。



これはお出かけの時のセット。
黒柿の線香入れがお気に入り。
刺し子で線香入れもつくってもらいました。
お墓参りなんかもこれね。



塗香(ずこう)なんかも持っていく場合がある。
これはちょっと珍しい容れ物。
ガラスの小さなビンです。
塗香はスパイスみたいな香り。
沈香、 白檀、丁子、桂皮等生薬の貴重な香木をベースにしてつくってある。
別に宗教のプロじゃないけどね。気分の問題。
「身・口・意」を清めるんですよ。
左手に少量受け、右手の中指を人さし指につけ、
ちょっと口に含み、次に両手をすり合わせ、その後両手を胸に当て塗ります。
気分が清まるから不思議。

もう少ししたら練香の季節か。
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エジプトの風景じゃないですよ

2008年10月17日 04時06分54秒 | 社寺


これはピラミッドではありません。
立砂(盛砂)といいます。



上賀茂神社の細殿の前にある。
他の神社やお寺でみかけますね。



この円錐に盛った砂に神を降臨させる。
この日はなかったけど、普通立砂の天辺に松葉が挿されていて、
これが正月に神を招く「門松」の原型となったという説があります。
この「立砂」は「山」と同時に「水」という意味もある。
石と砂で自然を表現する「枯山水」において、「立砂」は水を表します。
「水源」は主に山中にあるので、山を築くことは「水の源」を作ることでもあるわけです。
神を招き降ろす「依代(よりしろ)」であり、また穢れを洗い流す「水」の源なんです。

そやけど、これはうまく盛ってある。
明日の記事でお香用に灰を盛りますがなかなかうまく行かないもの。
盛らはる時に見てみたいな。



これも変わっているでしょ。
車折神社「清めの社」の立砂(?)。
これは砂というより石ね。半永久的に使えるけど・・・。



しかも1つだし。
この社は家相、地相、方位の守護神をお祀してあるようです。
道祖神に見えるのは私だけかな・・・。
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