今日は大晦日。
信じられない早さで12月が終わった。
昨日、夜、子供たちがそれぞれの友人たちのところへ行った。
夫婦二人で食事となった。
「せっかくだからディナーに行こう!」となったけど、夜は油っこいものは食べたくない。ということは大黒屋あたりでそばかうどんとなります。
家からタクシーでいくんですよ。そば屋にいくのに。
↑にしんそば
こんな年末に大黒屋は珍しい。
京女の父親は、いつも大晦日に大黒屋で天ざるでお酒を飲んでいたらしい。
お酒が飲めたらそうするだろうな・・・・
↑程よい味と柔らかさでした
年越しそばのかわりにと、私はニシンそばを、京女はたぬきうどんを注文。
木の葉丼は、半分こねっ!
食べながら「なんで大晦日にそばを食べるのか」ということを話していた。
やっぱりうどんじゃないのね。
↑つるつるかめかめ
調べてみました。
『蕎麦辞典』から抜粋してみると次のようになります。
1.鎌倉時代に博多の承天寺で年を越せない貧しい人に、そば餅を振る舞ったところ翌年から運が向いてきたことから年越しそばがはじまった。
2.室町時代に増淵民部という長者が、大晦日に無事息災を祝って「世の中にめでたいものは蕎麦の種花咲みのりみかどおさまる」と歌いそばがきを食べたのが年越しそばの始まり。
3.そばが細長いので、長く細く生きられるように願って年越しに蕎麦を食べた。
そばは、切れやすいので一年のいやなことは切り捨てたいと願って年越しに蕎麦を食べた
4.金細工師が散らかった金粉を集めるのに、そば粉を使ったので、そばは金を集める縁起物だとい言って年越しに蕎麦を食べた。
5.そばは健康に良いという説が流行ったから年越しに蕎麦を食べた。
6.ソバという植物は、風で倒れてもすぐ起き上がるので、そのたくましさにあやかったから年越しに蕎麦を食べるようになった。
他にもありますが、だいたいこんな感じです。
というおとは大晦日にどうしてもなければいけないものではないかも。
↑たぬきうどん
それより今日しなければいけない大事な神道の行事があります。
それは「大祓(おおはらえ)」です。
大祓は、6月末と12月末の2回ある。
特に12月末の大祓は、大晦日に歳徳神を各家庭にお迎えする時、穢れた身体でお迎えするわけにいかないでしょ。
だから神社で半年分の穢れを祓ってもらわないといけない。
神社もあまり大祓のことをアナウンスしない。
初詣の方がお賽銭がたくさん集まるからかな・・・・。
なんか趣旨が違うように思う。
↑やっぱり木の葉丼
もう一度いいます。
あなたの家に歳徳神が来るのです。
それを家に定着させればその家は1年安泰なんです。
歳徳神が来る方角が「恵方」となります。
歳徳神は、女神さんなんですよ。知らないでしょ。
例年の恵方は北北西(北微西)です。
↑夜にくるのは珍しいかも。しかもお正月準備が終わっているし
その歳徳神をお迎えするために、門松、注連縄、鏡餅があるのです。
そして大晦日の夜は、歳徳神がこられるのだから、寝てはいけないのです。失礼でしょ。神様が家にくるのに。
だから初夢は2日の夜に見るのを初夢というのですよ。
家に歳徳神が定着するのに3日間ぐらいかかるのです。
雨戸をしめて、ひっそりとして三が日をすごすのです。
だから三が日は他所の家に挨拶に行ったり、初詣に行ったりしてはいけないのです。
お節料理も三が日、外に出なくていいように保存食なんです。
お節を祝う三種は、京都でいうと「ごまめ(田作)」「かずのこ(数の子)」「たたきごんぼ(牛蒡)」があればいいのです。それがらいなら作れるでしょ。
それを守るだけでいいのです。なんとかホテルのお節料理はいらないのですよ。
もういいかげんオリジナルにもどした方がいいかもね。
年賀状なんかもだんだん意味がわからなくなってきた。年賀ハガキの横流し問題もあるしね。
お正月をいっそのこと旧暦にしてしまった方がいいかも。
そうそう成人式も15日にもどした方がいいですよ。
なんか熱くなってきた。(笑)
皆、訳がわからなくてただ商業主義に踊らされているんだもの。
それも景気を助けているといえばそうだけどね。
※付録
京男の家に門松(葉杖)を立ててみました。どうやって撮ったのか?でしょ。(笑)
Twitter→@kyo_otoko
信じられない早さで12月が終わった。
昨日、夜、子供たちがそれぞれの友人たちのところへ行った。
夫婦二人で食事となった。
「せっかくだからディナーに行こう!」となったけど、夜は油っこいものは食べたくない。ということは大黒屋あたりでそばかうどんとなります。
家からタクシーでいくんですよ。そば屋にいくのに。
↑にしんそば
こんな年末に大黒屋は珍しい。
京女の父親は、いつも大晦日に大黒屋で天ざるでお酒を飲んでいたらしい。
お酒が飲めたらそうするだろうな・・・・
↑程よい味と柔らかさでした
年越しそばのかわりにと、私はニシンそばを、京女はたぬきうどんを注文。
木の葉丼は、半分こねっ!
食べながら「なんで大晦日にそばを食べるのか」ということを話していた。
やっぱりうどんじゃないのね。
↑つるつるかめかめ
調べてみました。
『蕎麦辞典』から抜粋してみると次のようになります。
1.鎌倉時代に博多の承天寺で年を越せない貧しい人に、そば餅を振る舞ったところ翌年から運が向いてきたことから年越しそばがはじまった。
2.室町時代に増淵民部という長者が、大晦日に無事息災を祝って「世の中にめでたいものは蕎麦の種花咲みのりみかどおさまる」と歌いそばがきを食べたのが年越しそばの始まり。
3.そばが細長いので、長く細く生きられるように願って年越しに蕎麦を食べた。
そばは、切れやすいので一年のいやなことは切り捨てたいと願って年越しに蕎麦を食べた
4.金細工師が散らかった金粉を集めるのに、そば粉を使ったので、そばは金を集める縁起物だとい言って年越しに蕎麦を食べた。
5.そばは健康に良いという説が流行ったから年越しに蕎麦を食べた。
6.ソバという植物は、風で倒れてもすぐ起き上がるので、そのたくましさにあやかったから年越しに蕎麦を食べるようになった。
他にもありますが、だいたいこんな感じです。
というおとは大晦日にどうしてもなければいけないものではないかも。
↑たぬきうどん
それより今日しなければいけない大事な神道の行事があります。
それは「大祓(おおはらえ)」です。
大祓は、6月末と12月末の2回ある。
特に12月末の大祓は、大晦日に歳徳神を各家庭にお迎えする時、穢れた身体でお迎えするわけにいかないでしょ。
だから神社で半年分の穢れを祓ってもらわないといけない。
神社もあまり大祓のことをアナウンスしない。
初詣の方がお賽銭がたくさん集まるからかな・・・・。
なんか趣旨が違うように思う。
↑やっぱり木の葉丼
もう一度いいます。
あなたの家に歳徳神が来るのです。
それを家に定着させればその家は1年安泰なんです。
歳徳神が来る方角が「恵方」となります。
歳徳神は、女神さんなんですよ。知らないでしょ。
例年の恵方は北北西(北微西)です。
↑夜にくるのは珍しいかも。しかもお正月準備が終わっているし
その歳徳神をお迎えするために、門松、注連縄、鏡餅があるのです。
そして大晦日の夜は、歳徳神がこられるのだから、寝てはいけないのです。失礼でしょ。神様が家にくるのに。
だから初夢は2日の夜に見るのを初夢というのですよ。
家に歳徳神が定着するのに3日間ぐらいかかるのです。
雨戸をしめて、ひっそりとして三が日をすごすのです。
だから三が日は他所の家に挨拶に行ったり、初詣に行ったりしてはいけないのです。
お節料理も三が日、外に出なくていいように保存食なんです。
お節を祝う三種は、京都でいうと「ごまめ(田作)」「かずのこ(数の子)」「たたきごんぼ(牛蒡)」があればいいのです。それがらいなら作れるでしょ。
それを守るだけでいいのです。なんとかホテルのお節料理はいらないのですよ。
もういいかげんオリジナルにもどした方がいいかもね。
年賀状なんかもだんだん意味がわからなくなってきた。年賀ハガキの横流し問題もあるしね。
お正月をいっそのこと旧暦にしてしまった方がいいかも。
そうそう成人式も15日にもどした方がいいですよ。
なんか熱くなってきた。(笑)
皆、訳がわからなくてただ商業主義に踊らされているんだもの。
それも景気を助けているといえばそうだけどね。
※付録
京男の家に門松(葉杖)を立ててみました。どうやって撮ったのか?でしょ。(笑)
蕎麦の事典 (講談社学術文庫) | |
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