京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

辛子豆腐

2005年07月31日 06時59分18秒 | 
辛子豆腐は、どうやら京都独特の豆腐のようです。写真を見ていただくとわかりますが、お椀状のもめん豆腐の真ん中に、海苔で包まれた辛子が入っています。そしてドーム状のテッペンに青のりが飾りでのっています。他の地方では見かけないタイプの豆腐です。お豆腐屋さんでもいつもおいていないのです。とても手間のかかる豆腐なのだそうです。
食べ方は、二つに割って中の辛子をとり出し、醤油に溶かしてお豆腐を食べるのです。それなら辛子をお醤油に溶かして、木綿豆腐を食べればいいのです。でも雰囲気がでないのです。味覚的には同じなんやけど……。
味だけ味わいたい方はお試しください。暑い夏に最適なメニューになります。
親しいお豆腐屋さんに真夏いった時、冷たい木綿豆腐をその場で少し端っこを切って、食べさせてもらいました。「暑い時は、これが一番や」とおじさん。確かに瞬間的にスッとしました。
すばらしい。

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪いのみたらし団子!?

2005年07月30日 07時07分42秒 | 
31日まで下鴨神社(加茂御祖神社)で 「御手洗祭(みたらいまつり)」をやっています。蒸し暑い時に、冷たい水に足を浸すのはとてもすがすがしい気持ちになりますね。
その後やはり「みたらし団子」でしょう。そう思い食べにいきました。
結局「花より団子」やね。気持ちはすがすがしくなったけど、お腹はモヤモヤの3時ですから。

「みたらし団子」は、伝承によると後醍醐天皇が下鴨神社の境内にある御手洗池で水をすくったところ、最初に泡がひとつ浮き、やや間を置いて4つの泡が浮き上がったところから、その泡を団子に見立てて作ったという話があります。もうひとつ別の話では、みたらし団子は人間の頭と手足をかたどったもので、これを神前に備えてお祈りをし、それを家に持ち帰って醤油をつけて火にあぶって食べ、厄除けにしたとも言われています。

この話しを知っているので、この写真の状態でみたらし団子が出てきてちょっとゾーッとしました。ちょうど三人で食べにいったので、一人は額、一人は左目に突き刺さっている……。もちろんわたしは無傷ですが \(^-^)/



お店の人はお客さんが食べやすいようにとの配慮でしょうが、知らはらへんのかな……由来を。
食べやすくするもんを付けるならせめて、つまようじ(たこ焼きやないんやし)ではなく、黒文字(くろもじ)を団子に突き刺すのではなく、横に添えておいてほしかったな。ちょっと恐い写真でした。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京名物「のークッキー」現る!?

2005年07月29日 05時40分29秒 | 
昨日、長女がゴソゴソ台所で何か作っていた。お菓子の匂いがしてきたので見てみると机の上になんと!「のークッキー」があるではないか!?
なーんちゃって。
写真を見るとわかりますが、私にとってはとても面白かったのです。沖縄の「ぎぼまんじゅう(のー饅頭)」とても似ていると思ってしまいました。このクッキーのチョコの替わりにストロベリージャムかグランベリージャムを生地にまぜたら「のー饅頭」に近くなるかな……。
沖縄の方ならわかりますよね。



クッキーが大きくて、というより皿が小さいのか。撮影までしていたのが面白い。
スケッチブックに写真を貼ってレシピ帳をつくるのだそうです。思わず私のスケッチブックをみせてあげました。

※ぎぼまんじゅう(のー饅頭)/那覇市儀保(ぎぼ)にあります。本来「ぎぼまんじゅう」という名前なのですが、お饅頭に赤く「の」と書いてあり、「のー饅頭」という名前で通っているかも。月桃(げっとう)の葉に包んでくれるので月桃の葉の香りが饅頭に移り独特の美味しさです。この「の」っていう字は、「のし」の「の」のことかもしれませんね。首里城方面に観光される方は、行って見るといいですよ。
もうひとつ沖縄に山城(やまぐすく)まんじゅうというのがあります。これは、薄皮の京都の麦饅頭に似ています。こちらは月桃では包みませんが。
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土用丑の日

2005年07月28日 05時42分52秒 | 
京都ではあんまり盛り上がりがないように思う。京名物のうなぎと言ったら「お茶漬鰻」と「鰻巻」かな。「お茶漬鰻」は、京都人が手土産によく使います。縄手通三条下がったとこの「かね庄」さんのものがいいですね。ふっくら御飯の上に盛り、その上に三つ葉や岩塩、ワサビをのせ熱いお茶をかけていただきます。「鰻巻」は近所のおかず屋さんで買います。別に家で作ってもええんやけど、お客様が来る時は、よほどのことがない限り外に買いにいきます。鰻が入っているのでとても「ハレ」の感じがした。もちろん子供は大好物。そやけどめったに食べられへんかった。



京都の鰻のお勧めは、祇園松乃鰻寮(まつのまんりょう)。ここは岩倉にも店があります。私は個人的には岩倉の方がいいな。ここの「うなぎ会席」はお腹一杯に鰻を食べたい時にどうぞ。
祇園「う」のう桶は桶に鰻がびっしり。きっとお茶屋さんで食べるといいんでしょうね。お茶屋さんで食べる松花堂に入った洋食や中華は子供のとき好きやったな……。(昔の光景と味が目の前に広がりボーゼンとなっている京男であった)
この二軒は江戸風の焼き方です。
三十三間堂の向かい側の「わらじや」は、「うぞうすい」で有名。白焼きをしたうなぎにごぼう、にんじんの野菜、お餅と御飯を入れたぞうすいは逸品。夏バテになってしもたら、「うぞうすい」がお勧めかも。
新京極六角東入ルの「かねよ」は、京風の焼き方のお店。きんし丼がお勧め。御飯が隠れる大きさの出汁巻が鰻の上にのっています。クラシックな雰囲気で食べる鰻は最高ですね。気軽に食べられるランチもいいかもしれません。飛騨高山は、京都の文化をずっと見てきたみたいで、高山でいただく鰻は、京都風の焼き方ですね。



でも……やっぱり鰻は、名古屋方面の方がいいと思う。櫃(ひつ)まぶしがいいな。最近石焼き櫃まぶし(?)という面白い食べ方が出てきた。名古屋方面に仕事に行く時の楽しみです。
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・たぬきうどん

2005年07月27日 07時20分59秒 | 
昨日は、台風の影響で雨。長女とランチ。近くのやぐ羅(おんな坂※を登りきった所にある東店)に行きました。お昼は、結構満員でした。観光客でもない人たち、営業マンや初老のアベック(?)さんたちが多い。私はここのにしんそばが好きです。出汁もしっかりしている。ニシンも自家製なので味は保証付。さて、ここで長女は「たぬきうどん」を食べました。「たぬきうどん」と注文して写真のような状態が出てくるのは京都だけなんです。京都人が地方に行って麺(面)食らうのがたぬきうどん。京都人は、甘く炊いたお揚げさんを刻んだものを餡かけにして、おろしショウガをのせて食べるのです。寒い寒い冬の逸品。もちろん暑い時分に食べるのもOKやね。京都に来られたらぜひうどん屋さんに入って「たぬきうどんをください」と注文して見てください。きっと病みつきになりますよ。でも各々の里に帰ったらないけどね。
そうそうこの「やぐ羅」東京の湯島天満宮前にも店があるのです。たぬきうどんは知らんけど、にしんそばは食べられる。昔、東京に行って東京の人にここにつれて行ってもらったことがある。にしんそばを食べながら「なんで京都人が東京に来てわざわざ、京名物にしんそばを食べなあかんねん」と思いながらいただいた思い出があります。



※おんな坂/たぶん「何それ?」と京都以外のお人から質問がきそうですね。おんな坂というのは、本当に坂なのです。東大路七条から東の方に上って行く坂があります。これを指します。登って行くと京都女子中学・高校、大学があるのです。登下校の時は女の子がゾロゾロ登って行くので「おんな坂」と称します。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アワビではありませんよ!

2005年07月26日 05時52分14秒 | 
京都の夏は、ものすごく暑い。昨日は普通のカッコ(シャツ+長パンツ、私にとってはフォーマルに近い?)で京都を歩くともう地獄の釜の中を歩いている感じというとオーバーかな。それにキャップ(関東風の変な発音をしないとあかんみたい)は、セット(?)が乱れるから被れへん。そない言うたらオーバーか。私の実物を知っている人はそう言うやろな。



こんな沖縄よりももっともっと暑い京都で過ごす時、こんな立派なマンゴーをこういう風に切って一人でスプーンで掬って食べる朝というのが理想やね。一口食べるともう気持ちは南国。京都の暑さを吹き飛ばしてくれる。昔は、マッカ(マクワ瓜のこと)しか食べたことなかった人間としては、完熟マンゴーというのはショックな存在。沖縄のマンゴーってこの間テレビで観ていたら、完熟すると自分で落ちてくるみたいね。地面に落ちないようにアミで受けてありました。それを出荷するという恐ろしく手間のかかる作業みたいです。しかも沖縄でビニールハウスに入っているのです。雨に濡れるとダメになるようなのです。だから今年は雨が多かったおかげで不作だったのだそうです。今年は庭でならなかった!!庭でマンゴーやパッションが出来るというおんは京都からすると「すごいやん!」なんエ。



「女王さまとお言い!」というセリフが聞こえて来そう。
「マンゴーさん」あんたさんはくだものの女王と呼ばれているけど、本当にそう思うわ。
ちなみに王さまといわれているドリアンはまだ食べたことない……。美味しいそうやけど、臭いらしいし、どうしても食べたい感じやないもんね。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酸っぱ!

2005年07月25日 07時10分16秒 | 
暦では、大暑に入りもうヘロヘロの夏バテ状態の人も多いと思います。そんな人にこんな画像をプレゼント。じっとみているとジワッと唾があふれてきます。こない人は、一度病院に行きましょう。これは、北野天満宮で大福梅の土用干しといって7月の中旬から下旬にかけて、境内で梅を塩漬けしたものを天日で干すのです。この梅は12月にお正月の時にいただく、大福茶用の梅として授与されるのです。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特田舎そば天ぷら入り

2005年07月24日 06時42分07秒 | 
昨日は、ひさしぶりに寺町四条下がったところにある「永正亭」親子三人でランチをしました。おばちゃんに子供が「大きくなったね」と言われる。そうです。子供たちが小さい頃からずっと行っているそば屋さんなのです。ここは、この近辺で働いている人のランチスポットなのです。小さな丼があったり、そばがあったり、いろいろカスタマイズができます。今回は食べていないけど「天とじ別れ」という天丼の御飯と天ぷらの卵とじを分けたメニューがいいですよ。天丼を食べた時より妙に満足してしまうのです。それと今回食べた田舎そばが夏はいいですね。私は揚げたての海老天をのせた「特田舎天ぷら入り」を注文。こういう働く人の味方のようなお店があるのはとてもすばらしいと思います。



これが「特田舎天ぷら入り」海老天が長くて写真に入らへんかった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オコシヤスとオイデヤス

2005年07月23日 05時08分34秒 | 京ことば
京都に来られてお店に入ると「オコシヤス」とか「オイデヤス」とお店の人から声がかかりますね。京都に来たんだと思う瞬間ですよね。この二つの言葉。意味が違うのをご存知ですか?京都人は無意識か意識か人によって違うけど、使い分けているのです。
「オコシヤス」という場合は、約束や心待ちにしている客に。
「オイデヤス」というのは不意の客や一見(いちげん)の客に使う。
だから、「オイデヤス」といわれれば、長居はできないと客は悟らないといけなない。そのあたりの呼吸は、難しいですね。特に個人のお家に行った時は。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰でも弱点があるね

2005年07月22日 20時48分37秒 | モノ
こんばんは。私もトラックバックを試験してみます。その車、おしゃれな色ですね。錆びてもわからへんからいいかも。今でも焼き肉食べれないの?わたしのところの方式で比較的安い肉なら脂肪分が少ないからいいかもよ。ではまた。ごきげんよう!
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火事ではありません焼き肉です!

2005年07月22日 05時28分34秒 | 
夏バテ対策なのかどうか知りませんが、久しぶりに家で焼き肉。当家では、業務用のコンロがあります。肉は、焼き肉専門のお肉屋さんで肉をタレでもんでもらいます。タレはいろいろカスタマイズできるのです。例えば、「辛口、ニンニクたくさん」とか。「辛口、明日は大事な接待やしニンニク抜き」「子供の誕生日で甘口、ニンニク入り」とか。いろいろな組み合わせを伝票に書いて指示します。これを1~1.5キロぐらい買って帰ります。この肉屋さんは、在日韓国人の方たちのご用達の店なのです。だから本格的。ついでにキムチの専門店で大根やキュウリ、ニラのキムチ、ナムル、チヂミを買って帰ります。
クーラーを止め、窓と戸を全開にして焼きます。大事な洋服は一部屋に入れてしまいます。でないといい匂いがつくのです。
焼き始めるとものすごい煙がただよいます。窓や戸から煙がモクモク。最初このマンションに越したてで焼き肉をしたは、火事と間違われてしまいました。匂いで違うと住人が気づきましたが。それぐらい勢いよく煙がでます。
これを丸い卓袱台で食べるのが当家のしきたり。大きい緑のトウガラシ状のは、京都らしく「万願寺」。スタミナ回復したのはいうまでもありません(ほんまかいな?)。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完熟間引きマンゴー

2005年07月21日 05時29分56秒 | 
昨日の続きです。沖縄からマンゴーを手配してもらいました。やっぱりマンゴーはすごい!それも沖縄のマンゴー。トロピカルって感じがします。こんなのを毎朝食べられたら幸せかも。沖縄のマンゴーは今が旬。8月上旬が限界みたいです。今年は、雨が多く不作だったようです。でも美味しかった。
それから地元の方しか食べていない「完熟間引きマンゴー」というのも送っていただきました。マンゴーは、ほっておくとたくさん出来てしまうのです。それはいいじゃんと思うは素人。たくさん出来ると大きく育たないのです。だから小さい実の内に間引くのだそうです。これを地元の人は食べるそうです。見場は小さくて傷もついているけど、味はりっぱなマンゴー。それに種が小さいので思ったより果肉が多いのです。内地にはほとんど流通しない幻のマンゴーです。夏の沖縄に行った時、市場に行くと出会えるかも。
今日もまた、京都と関係なかったですね。「ワッサイビ~ン」<m(__)m>
「ウムサン!ウイールキサン!イッペーカナサン!!」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏はゴーヤでしょう!

2005年07月20日 07時04分13秒 | 
沖縄の方からゴーヤ(苦瓜)を送ってもらいました。こういうのは、暑くなると無性に食べたくなりません?京都とゴーヤというのはあまり接点がないですね。写真をご覧ください。りっぱなゴーヤやと思いませんか。完全な無農薬で育ったそうです。この表面がなんともいえませんね。



食べ方も教えてもらいました。

・ゴーヤチャンプルー/これは豚肉と豆腐と卵で炒める。豚肉をランチョンミートの缶詰めを使うと本格的な味になりますね。スーパーで売ってる安物のうなぎの蒲焼きで作ってみると合うよ。
・天ぷら/これが案外いけるのです。衣に使う粉は、強力粉でもいいかも。しっかりかき混ぜグルテンの粘りを引き出すのがコツ。ゴーヤの個性に衣が敗けるから。(普通の天ぷらは逆やね)
・ゴーヤの肉詰め/1センチぐらいの輪切りにし下ゆでしたゴーヤに、合挽きミンチにネギ、しょうが、ニンニク、鷹の爪少々、卵とカタクリ粉と調味料で味をつけたもの詰め、カタクリを振って焼きます。とろみをつけたソースをかけて食べる。絶品!
・ゴーヤジュース/ゴーヤの表面の皮をおろし、りんごジュースを合わせ、レモン少々。もう一つの方法としてすりおろしたゴーヤをサイダーで割るというのもいいですよ。
・サラダ/ゴーヤの中味を出し、薄切りにし、砂糖を振って、洗います。それをサラダにするのです。ドレッシングは好みで。砂糖でモムのがコツ。他の料理の場合は塩なのにサラダの時は「砂糖」。
・ゴーヤカレー/ちょっと薄いカレールーにしてみました。私は、ココナツを入れてみました。
以上詳しい作り方を知りたい人は、コメントしてくださいね。

沖縄の高良さん「ニフェ~デ~ビル」。
以上京都と全然関係ない記事でした。<m(__)m>

コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

普茶料理2

2005年07月19日 05時38分33秒 | 
昨日の続き。お茶と抹茶の落雁が終わると、いよいよ料理になります。最初に澄子(すめ)と呼ばれる蘭茶(らんちゃ)が出ます。これで口を清めるのだそうです。続いて麻腐(マフ)つまり胡麻豆腐がでます。こういうものを食べていると不思議と心が落ち着くのです。食べるという行為は、とても大事なことだと思うな。本当のゼイタクとはこのようなものかもしれませんね。



次は、次は雲片(ウンペン)という八宝菜の精進版のようなものが出てきました。味が薄いかなと思い食べて見ると結構濃く味が付けてありました。口の中で歯ごたえがなんとも言えずよい。バランスがよいのか、少量で満足するのです。これは不思議。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

普茶料理1

2005年07月18日 05時39分14秒 | 
15日の続きになります。
冷やしアメでお腹が一段落して、ゆっくり三室戸寺を散策し、お昼近くなった。いったん京阪電車の三室戸駅に戻り、電車に乗りひと駅中書島よりの黄檗まで行く。萬福寺に行く前にお腹を満腹にしておこうと普茶料理(ふちゃりょうり)を食べに入る。普茶料理は、中国式の精進料理です。私は、日本の精進料理よりこの形式の方が好きやね。中国人の方が食に関してはどん欲やね。同じ精進でもすごいエネルギーを使っている。逆に言うと業が深いのかもしれへん。
普茶料理は、1661年(寛文元年)中国明の高僧隠元(いんげん)禅師により黄檗宗と共に日本に持ってきた。明風の精進料理です。名前の由来は、普(あまね)く衆に茶を供するの意と、赴(ふ)茶(茶に赴く)の意味とあり、いずれにしても禅門の茶礼(儀式法要など行事が終わった後全山の人が一堂に会し茶を喫しながら意見交換協議)の後労を犒(ねぎら)う為に作法に従って出されるご馳走ということになります。



席に着くとお茶と抹茶の落雁から始まります。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする