京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

お酒がいっぱい・・・松尾大社

2010年04月30日 05時03分35秒 | 社寺


ここが松尾大社の本殿。
大山咋神(おおやまくいのかみ、おほやまくひのかみ)と中津島姫命さんをお祀りしている。中津島姫命は市杵島姫命の別名とされる説もある。
あまり馴染みのない神様たちかも。
本殿の屋根が「松尾造り」なんだそうです。





舞台かな・・・なかなか立派です。



今回は、樽うらないはしておりません。
なんか大人げないしね。





お酒好きの人には、うれしい風景ですね。



おしゃもじの絵馬が面白い。
広島の厳島神社と同じかな。
厳島神社は、市杵島姫命さんをお祀りしているしね。
市杵島姫命さんは神仏習合的には弁才天さんらしい。
このおしゃもじは実は琵琶の形がしゃもじに似ているかららしい。
面白い話でしょ。





ここの狛犬には角がないですね。
でも年期がはいっています。





燈籠の足の部分を支えている邪気かな。
こういう存在が妙に愛おしい。
けなげですね。



この「おついたち(亀楽粥)」行きたいけど・・・ちょっとこの時間にここは辛いか。
お近くの人は、行くといいかも。
より美しく健康になれるかも・・・。

松尾大社地図

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亀と山吹・・・松尾大社

2010年04月29日 05時50分15秒 | 社寺・和菓子


昨日の続き。
山吹といえば、太田道灌(おおたどうかん)のエピソードが有名。
太田道灌は、江戸築城の武将。
松尾大社とは全然関係ないけどね。







エピソードはこんなことです。
道灌が父を尋ねて越生の地(埼玉県越生町)に来た。突然のにわか雨に降られはった。農家で蓑(みの)を貸してもらおうと立ち寄った。その時、娘が出てきやはって、一輪の山吹の花を差し出した。道灌さんは、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たしかった。仕方なく花を頭に差して帰らはった。ちょっとむかつかはったけど。後でこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、山間(やまあい)の茅葺きの家であり貧しく蓑(実の)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後、道灌は歌道に励んだという。
娘さんなあ、そうならそうとはっきりいうた方がよかったかもよ。
下手したら、その場でお手討ちになる可能性もあるし。
・・・その花が八重の山吹なんです。







落語で「道灌」というのもありますね。
隠居のところへ遊びにやってきた八五郎が、この太田道灌の山吹伝説の絵をみて
隠居に上の内容を説明してもらわはった。
八五郎は「うちにもよく雨具を借りにくる奴がいるが、ひとつその歌で追っ払ってやろう」と思いつき、その歌「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」を隠居にカナで書いてもらって家へと帰ってきた。とたんにうまいこと雨が降り出したと思ったら、さっそく友だちが飛び込んできた。
「もう雨具を借りにきやがった」と喜んだものの、しっかり雨具は持っており「提灯を貸してほしい」とのことだった。これには八五郎も拍子抜け。
しかし「雨具を貸してくださいといやァ提灯を貸してやらァ」と頑張った。しょうがないので「雨具を貸してくれ」と友だちがいったのをきっかけに、八五郎が「お恥ずかしい」と隠居に書いてもらった和歌を差し出した。それを見た友だちが「ナナヘヤエハナハサケドモヤマブシノ、ミソヒトダルトナベトカマシキ」とシドロモドロ、なんのことやらわからない。「なんだい、こりゃァ。都々逸か?」「都々逸ゥ?おめえ、よっぽど歌道が暗ェなァ」「だから提灯借りにきた」お後がよろしいようで。


↑これは、結構珍しいかも白い一重の山吹。
ひっそりと咲いていました。





亀と鯉は松尾大社のお使いと言われている。
社務所の前庭に亀と鯉の松尾大社のお使いの象徴が置かれている。
下のトカゲはご愛嬌。
でもどうみてもスッポンなんやけど・・・鍋にしたらお酒に合いそう。(笑)
鯉の洗いもつけて・・・。


↑京都鶴屋鶴壽庵「八重山吹」


↑きんとん、粒あん

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松尾大社といえば・・・お酒と山吹

2010年04月28日 05時39分09秒 | 社寺・和菓子


京都でたくさん山吹が見ることができるので有名なのが松尾大社。
松尾大社は、古い神社。



大宝元年(701)に現在の場所に造営。
神職は、代々秦氏が務めた。それは明治初期に神職の世襲が禁止されるまで続いたそうです。



この秦氏は、酒造の技術を日本に伝えたことから、中世以降、松尾神は酒造の神としても信仰された。
どちらかというと秦氏の氏神的な性格の神社かもしれません。
大山咋神をお祀りしているから、梅宮大社と同じような時期に創建かな。
というか梅宮大社も同じ系列の神社かも。



そろそろ山吹が見ごろらしいということでお天気の時に一走り。
京男は、東山の斜面に住んでいるからちょうど京都を東から西の端までいくことになる。
普通の日とはいえ、結構車が混んでおります。





門をくぐると小さなせせらぎがあり、そこに山吹がある。
八重が圧倒的に多い。



一重の山吹の大きいこと。
今年は枝が少ないそうで、その分、花が大きい。
京男の紅葉のような手を比べてもわかるでしょ。




↑亀屋良長「沢の山吹」


↑外郎、白こしあん

記事は明日に続きます。
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枯木に花

2010年04月27日 05時36分31秒 | 風景・和菓子


桜と同じ時期に咲くミツバツツジも枯木に花状態。
ツツジの仲間では、一番早く咲くのかな。
木の本数は、桜より少ないけど、ずっとずっと目立っています。



びっくりするぐらい鮮やかなピンクなんですが、
写真に撮るとそうでもない。
人間の目で見ているように写真で表現しようとするとむつかしいな。



そろそろ霧島ツツジもきれいに咲いてきているかも。
ソメイヨシノもそうだけど、花が終わってから葉っぱがでてくる。
だからかな、花がとても目立つ。





小さい頃、よく生け垣のツツジの蜜を吸っていたっけ。
でもね。
ツツジの仲間でもレンゲツツジ(蓮華躑躅)みたいに致死性の毒を持つ種もあるそうです。
いまの子供たちは、花の蜜を吸うとかあまりしないだろうけど、
きいつけたらんとあかんね。




↑二條若狭屋「深山のつつじ」


↑外郎、白こしあん

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思い出のZIPPOを復活させる!?

2010年04月26日 05時47分13秒 | モノ
このステンレスのライターは、大学時代に友人からもらった。
ずっと壊れもせずにいまだに使っていた。
タバコ用には、使ったことがなかったけど。
オイルの匂いがタバコに着くのを嫌ったからかも。



室内用のお香に火をつけたり、お墓でロウソクに火をつける時にいまでも重宝している。
写真には写ってないけど、色んなところに傷がある。
傷のひとつひとつが思い出だ。
革巻のZIPPOは、現在現役のもの。
最初はヌメ革状態だったけど、貫録が出てきた。
こういう使えば使うほどよくなるものはいい。
マークの意味がわかるのはおそらくBPノスタルジックカーショーさんぐらいかな。



使い捨てのガスライターは便利だけど、やはりこれがいい。
純銀無垢のダンヒルもよかったけど。
このオイルライターはコンビニで手に入るオイルで使えるのが便利。
同じくカイロもそうだ。



さて、具体的に何をどうしたのかというと、ZIPPOのライターの着火の仕組みを交換し、フリスクのケースにしてしまうということだ。



古いZIPPOの中身を抜き出し、徹底的に磨いた。
ヤニのようなものがいっぱい。



でもこうやって使えるようになった。
なんだかうれしい。
同じものをこのZIPPOをくれた友人に誕生日が近いから送ります。
電話で聞いたら、まだもっているらしい。
まだタバコをすっているらしいので、これを機会にやめるかな・・・。
京女に見せて説明した。
でもあまり興味を示さなかった。
女性は、あまりこういうのに興味を示さないんだろうな。
tab-dockはここで手に入ります。
以前ZIPPOのライターを使い機嫌よくタバコを吸っていたが、
医者や周りに脅され、また経済的理由で泣く泣くやめた男子諸氏、
彼女や北の政所に隠れ、埋蔵金を使って手に入れてみてはいかがであろうか!

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花薬欄

2010年04月25日 05時35分58秒 | 風景・和菓子
「花薬欄(かやくらん)」というのは、はじめて聞いた言葉という人がほとんどだろうな。
斯(か)く言う京男も知りませんでした。
この言葉は、天龍寺に行った時いただいた禅語のしおりに書いてありました。
フト読んで妙に気に入りました。



みなさんにおすそ分けの意味で書き写します。
「煩悩妄想がすっかりなくなった美しい清浄な悟りの本体とはどんなものでしょうか」。
雲門禅師が答えて曰く、「花薬欄(かやくらん)」。
花薬欄とは何の事でしょうか。・・・中略・・・どんな花でもいい、何も、牡丹や芍薬でなくとも、
小さい名もない雑草の花でもいい、色々な花が咲き乱れる花畑と解す方がより禅的です。
「清浄仏」、そこに美しい花がいっぱい咲いているではないか。
じっくり見なさい、花それぞれが、その色を誇る事もなく、花を競う事もなく、ありのままの姿を呈して、
仏の真面目を発揮しているではないか、それ以外に何の清浄法身があろうかというわけです。
《原典・碧巌録/引用・細川景一著『枯木再び花を生ず』(禅文化研究所)より》



※『碧巌録(へきがんろく)』は、中国の仏教書。臨済宗において尊重される公案集。
公案とは、禅宗において、修行者が悟りを開くための課題として与えられる問題のこと。



人は、自分がなんの花なのか知らないで生きている場合がほとんど。
だからとりあえず、目立つ花である桜を目標にしています。
4月の一番いい時に、いっせいに咲こうとする。
でももし、あなたがヒマワリだったらどうでしょう?
ヒマワリなのに桜と同じように咲こうとする。
絶対咲かないとはいわんけど、かなり無理をしないと咲かないだろうな。



また、他の人と競争して自分が一番というのをめざす。
勝ったら勝ったでもっともっとと目標を定めてまい進する。
結果的に宇宙のリズムから外れてしまい、最後は不具合が起こる。
いまの世界に起こっている不具合的現象は、自分の何の花か知らないことが原因かも。




↑長久堂「花笠をどり」

人類全体が道端で咲いている名も知らない小さい花を
見習わないといけないかもしれへんね。
雑草の花は、環境の変化に強いように思う。
踏まれても抜かれてもまた生えてきて小さな花を咲かす。
宇宙のリズムに逆らっていないから、本来の生命(いのち)が顕れているからだろうな。


↑こなし、備中白あん

さて、自分は何の花やろ?
桜の花?木瓜の花?優曇華の花?
※優曇華(うどんげ)の花とは、架空の植物といわれています。三千年に一度花を開き、そのときに如来が現れるとされる。
「優曇華の花待ち得たる心地して深山桜に目こそ移らねと聞え給へば」源氏物語

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美しすぎて食べるのに勇気がいる!

2010年04月24日 05時30分05秒 | 和菓子
これは、有平糖(ありへいとう)でつくった桜。
美しいでしょ。飴というには美しすぎる。
由緒があるんですよ。
有平糖は、日本に初めて輸入された南蛮菓子の一つ。
ポルトガル語のALFELOA(アルフェロア)が訛ったものらしい。


↑紫野源水「有平糖」

時代は、1549年フランシスコ・ザビエルにより日本へ伝来したという説もある。
文書的記録に残っているのは1550年にポルトガルの貿易船が平戸に来航し、平戸領主の松浦隆信に菓子を献上したのが最初。同じような時期にキリスト教宣教師が布教のために同じく金平糖などで信者を獲得しようと配布していたらしい。
甘いもので信者を獲得ね。やるな。
このザビエル、イエズス会の創立メンバーの一人で、イグナティウス・デ・ロヨラにつぐナンバー・ツーです。ザビエルとロヨラが2人で相談して、ヨーロッパとアフリカと新大陸はロヨラが、インド以東アジアはザビエルが布教するというふうに協定していたそうです。目的は布教だけじゃなく色々ありました。
説明は、本ブログと関係なくなるからこのあたりでやめておきます。



この南蛮菓子とともに砂糖が日本に入ってきた。
それまでは、甘茶の時に書いたアマチャズルやアマズランを煮詰めて使っていた。
蜂蜜はあっただろうな。麦芽糖は1600年中頃かららしい。
最初にこのアメちゃんを食べハッタ人はびっくりしただろうな。
急激に血糖値があがって倒れたかも。(笑)



主な南蛮菓子/カステラ、金平糖、有平糖、飴、ムチ、ロウソク、ボーロ、カルメ焼き、ビスケット、パン、カスドース、タルト、鶏卵素麺(苦手なやつや)、砂糖漬け(文旦漬)等々。ちょっと違う資料が混じってしまいました。すんません。
日本に入ってきた当初は、きっとドロップのようなものだっただろうな。
それを日本人は、こういう工芸的なものにつくりあげた。
日本人のすごいところですね。
お茶席で使われる場合は、噛む音がしないように、砂糖の配合が多くしてあるそうです。すごい配慮ですね。パリパリ音がしたらちょっと興ざめだものね。



なかなかうやうやしくパッケージされていました。
それなりの値段がいたします。
かばんにいれておいて「ハイ、アメちゃん」とは行かないだろうな。



いつまでも食べずに眺めていたい美麗なお菓子です。

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櫻もち

2010年04月23日 04時21分57秒 | 甘味・喫茶・その他


桜の時期に嵐山に行くのはなんか恥ずかしい。
京都の名前のしれた場所はみんなそうだけど。
でもせっかくいったんだから櫻もちを食べてみました。
このあたりでは、「琴きき茶屋」と「鶴屋寿」が定番。
ともに桜の葉っぱサンドタイプの桜もち。
葉っぱも食べられて美味しい。

関西人、特に京都人は、関東タイプのロールタイプを桜もちと思っていないだろうな。
もっとも京都市内で売っているのは、一枚の塩漬けにピンク色の道明寺餅を挟んだタイプですが。
さすがに最近ないけど、小さい頃食べたのはプラスチック製の葉っぱだった時もあったな。あれはいややった。
昔はプラスチックの方が高級かつ衛生的と思われていた時期もある。

そういえば、当家の京女、葉っぱを食べないんです。
曰く「香りが移ればそれでいいじゃない」
確かに黒文字でそっと白い道明寺を食べるのは上品でええけどね。



今回の琴きき茶屋の方は、百貨店等で出店していないから
嵐山に行く時、食べる。
ネットでは買えますが、そこまでするほどでもない。
ここのは、桜の葉の塩漬けで白い道明寺もちをサンドイッチ状態になっている。
餡は入っていないんです。
昔の桜もちというのはこういう感じだったかもしれませんね。
その横にある餡のかたまりは、道明寺もちをこし餡で包んである。
道明寺でつくった「赤福」状態ね。



この二つの餅がいいバランスなんです。
お茶は、番茶とかの方が合うかも。
人が多いので写真を撮り、そそくさと撤収しました。
ちなみに、この櫻もちは、年中あります。


琴きき茶屋地図

ゆっくり食べるなら、鶴屋寿の方がいいかな。

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当然、人気観光スポットは人が多い

2010年04月22日 04時16分19秒 | 社寺・和菓子


私のブログを見ていると観光の人が少ないように見えるでしょ。
実は違います。多いのです。



ただ観光客が少ないであろう時間帯。
例えば拝観受付前や受付直後や
昼食時など、人の反対の行動をとります。
観光する人は、特にツアーの人たちは、
案外普通のリズムで行動予定を立てておられる。
その逆をするのが快適に過ごすコツ。



だから、最初は、人が少ないのですが、10時過ぎると人がドンドン増えてきます。
増えた頃に撤収すればいいんです。
だからいつも駆け足状態。



大体こういう画像が欲しいとイメージしているから、早いのかな。
それにしても、実際は、こんなに人がいるんです。
人気のスポットおそるべしですね。



ランチ時でも観光地で食事は最悪ですね。
それとグルメのムック本なんかも要チェック。
載っているところへはいかない。テレビに出たところとかもです。
ロクな目にあわないですから。
予約ができるところで予約しておく方がお客様をご案内する時などは必須。
少々高くついても仕方ないですね。



こうやって色んなところに行くと京都はすごい街だと思う。
題材に事欠かない。



しかも馴れてくるといままでなら見過ごしているような点も見えてくる。
最近この見過ごしていたものが見えるのが面白いんです。
旅行している人を観察するのも面白いかもしれませんね。


↑嘯月(しょうげつ)「御室の里」


↑こなし、こしあん

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花筏と亀

2010年04月21日 05時12分48秒 | 社寺・和菓子


昨日の清水寺の桜の続きです。
境内を歩くと出口近辺に池がある。
このシーズンはなんでこんなに濁っているのかわからんな。
温泉の素でもいれたハルのかな・・・。



天気がいいので亀が日向ぼっこをしていた。
みんなに写真を撮られても平気。
カメラ馴れしとるんと違うかな。



頭に「盲亀の浮木」という言葉が浮かんだ。
盲亀の浮木っていうのは、100年に一度海面に浮かび上がってくるという盲目の亀が、たまたま海上を漂う流木に出会って、その木の穴に入り込む、という仏教の寓話(ぐうわ)に基づいたお話で、珍しいことのたとえ。
優曇華(うどんげ)の花というのもそうやね。
優曇華という3000年に一度咲くという、インドの想像上の花のこと。
ようするに、両方とも意味は千載一遇(せんざいいちぐう)と同じ意味で、とても珍しい良いことにたまたま巡り合うという意味なんです。
まあ、この亀さんはそんなエライ亀さんと違うと思うけど。





こうやって観光写真のような構図をみるとちょっと恥ずかしいな。







この日は、ほんとに雲一つない天気でとても気持ちよかった。
もう少しゆっくりしたかったけど、次の「歌の中山、清閑寺」にも行きたかったので、裏門から引き上げました。


↑亀屋良長「弥生の空」


↑外郎、白こしあん

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清水寺の桜・・・決定版

2010年04月20日 05時18分19秒 | 社寺・和菓子


なんて書くと大層やね。
京男が清水寺に行くのは、人の少ない早朝が多い。
4月5日の記事にしたのは早朝の清水寺。
どうも光線の具合が悪いので気に入ってなかった。







そこで4月8日、仁和寺、広隆寺、蚕ノ社に行った帰り、清水寺へ直行。
目的は、灌仏会だった。
花御堂(はなみどう)の写真を無事撮り、
昼食時ということもあったので、人が比較的すくなかった。





そこで桜を再度撮影した。
この8日は、ベストな天気。
満開は少し過ぎていたけど(今年は早かったね)きれいに撮れたと思う。
おすそ分けします。







もちろん、いま行っても桜は咲いていませんよ。
でもいまからしばらく、新芽のシーズンで緑がきれいだろうな。
これからの季節が好き。
生命(いのち)に満ちあふれているもの。


↑本家玉壽軒「若菜摘み」


↑団子生地、黒粒あん

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平野神社の桜は、花山天皇がはじまりだった!

2010年04月19日 04時33分07秒 | 社寺・和菓子


さて、この平野神社に行ったのは、ちょっと前の話。
だからもう散っていると思います。
ここも桜が有名で桜の時期はすごい人出。





この平野神社、もともとは平城京にあったそうです。
794年に奈良から京都へ都が遷った時、いっしょに引っ越してきはやった。
この間のNHKで放送していた『大仏開眼』の時代が752年あたりの話だからかなり生々しい。





祭神は、
・今木神(第一殿)/染織・手芸・衣の神
 ※今木神の今木は今来のことで、渡来人を意味する。
・久度神(第二殿) /竈(かまど)・台所・食事の神
 ※おくどさんというのは、久度神からきているのかも。
・古開神(第三殿)/斉火の神
・比売神(第四殿)/不明。光仁天皇の妃高野新笠とする説もある。



この四柱の神さんたちはあまり馴染みのない神さんたちです。
神紋が桜。





ここの桜は、平安時代中ごろに花山天皇によって境内に数千本の桜が植えられたのがはじまりなんだそうです。
この花山天皇は、政治はもうひとつだったけど、絵画・建築・和歌など多岐にわたる芸術的才能はとてもあったらしい。
法皇になってから、観音巡礼が西国三十三箇所を中興されたとして、一昨年ぐらいから西国三十三箇所のお寺で「一千年御遠忌」をしたはります。
清水寺でもやったはった。
その花山天皇さんです。





この日は曇っていたので桜があまりきれいでなかったけど、いつもの枝垂れ桜以外は満開だった。


↑長久堂「花蓬来」


↑雪平、赤こしあん
雪平(せっぺい)とは、求肥に卵白と白餡を入れたもの。

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緑の桜?御衣黄も花ざかり

2010年04月18日 04時35分26秒 | 風景・和菓子


これも御室仁和寺の話。
御室のお多福桜が咲く時期には、御衣黄(ぎょいこう)や黄桜も咲きます。
御衣黄は、緑色の花を咲かせる桜。
この緑色は葉緑体によるもの。







同じく葉緑体をもつ鬱金(うこん)桜も若干緑色がかかるがその量が少ない。
この御衣黄、江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われている。
由来は、貴族の衣服の萌黄(もえぎ)色に近いため、そういう名前になったそうです。









この御衣黄、蕾の時はかなりピンクがかっている。
花がひらくにつれて緑に近くなる。
最盛期を過ぎると赤みを帯びてくるそうです。
不思議な桜です。
仁和寺に三本ほどあります。
最近でこそ名前が知れてきて認知されたけど、数年前はみなさん知らないで見過ごしていた。




↑本家玉壽軒「水の綾」


↑村雨製、羊かん(小豆入)
村雨(むらさめ)とは、米の粉と餡(あん)をまぜて、蒸したものを、一般的に村雨餡ともいいます。ほろほろとした形をしていますが、口あたりは優しく、蒸しパンを上品にしたような、ムッチリシットリした、餡の風味の濃い味わいが特徴。

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お多福桜さんは、ポンポンみたい

2010年04月17日 04時36分51秒 | 社寺


昨日の続き。
今日の分は、お多福桜のアップね。
この御室のお多福桜は、八重桜の仲間。





とても豪華な感じに咲きます。
遅咲きだから、小さな葉っぱもでいる。
それがアクセントになっているかな。





人がかなり近くを歩いているのに、弱っていない。
円山公園あたりのソメイヨシノとえらい違いやね。



タイトルのポンポンというんは、お腹のことやあらへん。
フランス語のpompon、玉房(たま・ぶさ)からきている。
玉房とは先を丸くした房(ふさ)のこと。
房とは花や実が実り垂れている様子。
帽子についていたりする丸いのをポンポンといいます。
子供がお風呂あがりに、つけるのもポンポンというな。
京都だけかな・・・。
京男は、ようボンボンと呼ばれていたっけ。



たくさん丸く咲いているから、たくましく見えるのかな。
こうやって手の上にのせることもできます。
そおっと乗せてみました。





最後に「花より団子」の人へ。
よろしおあがりやす。
お餅家さんでよく売っている花見団子と桜餅。

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お多福桜・・・御室仁和寺

2010年04月16日 04時42分59秒 | 社寺


京都の桜の最後を飾るのが御室仁和寺の桜。
通称「お多福桜」。



なんでそんな名前になったか?
お多福さんは、昔のタイプ美人さん。
この間、デパ地下の販売店さんで昔のタイプの美人さんがいたな。
服装を天平時代や平安時代にしたらすばらしいだろうなと京女と話していた。


↑千本釈迦堂「おかめ」さん


↑伏見稲荷大社、初午の「しるしの杉」御符(しるし)
 この面は、おかめでもお多福でもないそうです。
 (伏見稲荷大社の社務所に電話したんですよ)
 稲荷山南山麓の大亀谷→おおかめ→おかめとなったんと違うやろな・・・。
 ひょっとこして、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、伏見稲荷大社では、女神ということになっているので、本人のお姿かも。伏見稲荷大社はキツネを祀っているんじゃないですからね。ほとんどの人は知らないで参詣している。





閑話休題
昔のタイプの美人さんは、顔の輪郭が甕(かめ)で、ほっぺとおでこが出ていて
お鼻がつつましやか。
前にコケても鼻を打たない。
この鼻が低いということと、花の咲く位置が低いということで
「お多福桜」という名前になった。





行った日は、4月14日で天気的にはベストでしかも満開状態だった。
空の広がりをたのしめました。





この仁和寺の桜は、とても不思議な桜、
八重咲きタイプの桜なんですが、生えている地面の岩盤が固くて、深く根が張れない。だから樹高が低くなるんです。
樹高が低い分、がっしりとした感じでとても豊かに咲きます。
京都では、この桜が一番遅く咲きます。





花が目と鼻の先にくるのはおそらくここか、わが家のベランダぐらいかな。
香りがするのです。
それがなんと桜餅の匂いなんです。
よくアロマで桜の香りというのと全然違う。
なんでやろ。あれは桜をイメージした香りということなんやろな。

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