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京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

うずまきが気になる

2022年05月20日 04時46分54秒 | その他

↑麻布かりんと「渦巻きかりんと」

先日、デパ地下で見かけ買ったのが「渦巻きかりんと」。
形状と味が懐かしい。
なぜか渦巻きに反応する。
エネルギーを感じるからかな?



これは、関東の会社みたいですね。
小さい時、こんなの食べたのかな?
駄菓子屋にあった?
私は、駄菓子屋でものを買って食べては行けないと母親にいわれて育った。もちろん紙芝居屋も禁止でした。ピン菓子の実演も興味あったけど、禁止だった。
こんなを書くといいとこの子みたいだけど、そんなことはないです。



母親は、和菓子屋の娘なので、甘いものを食べさされ育った。実家では、一人羊羹なら一本食べていた。祖父は、御飯に砂糖をかけて食べていた・・・。だから嫌いだったようです。


↑「かれいんと」みょうに懐かしい味がする。小さい時は食べたおぼえはないけど・・・。

私が小さい時に家にあったお菓子は下記のようなものです。
京都でいうと「蕎麦ぼうろ」
蕎麦でつくった「松葉」
泉屋のクッキー
西村の「衛生ボーロ」
こんなものだったかも。後は「お嫁さんのおまん」や「手作りおはぎ」。
「お嫁さんのおまん」地方によってはビックリされる名称かも。
結婚して、挨拶回りに新婦さんが持参する上用饅頭。上用なのは子餅状態の上用。私は小さい時、甘い物が好きでなかったので食べられなかった。大きなおはぎも恐怖でした。手作りおはぎは、子供の握り拳ぐらいの大きさ。御飯が苦手は子供にとって恐怖だった。鯖寿司なんかもそうだ。鯖寿司の鯖の皮の柄が苦手。大人になって食べられるようになったけど、胸が焼ける。
また「蕎麦ぼうろ」や「泉屋のクッキー」は、法事の引き出物でいつもありました。泉屋のクッキーでアンゼリカが乗っているのが苦手だった。
高校ぐらいになり、輸入のバタークッキーを食べるようになった時、クッキーの美味しいのに驚いた。
そういえば最近、クッキーやビスケットを食べていないなぁ・・・。
昔は、嫌いだった州浜を食べるようになった。昔たべた団子の形をした州浜は、苦手でした。


↑スパイシーマサラ「ハンバーグカレー」

いまの子供は、フライドポテトを食べているけど、私の小さい時はなかった。あれは、マクドナルドが日本に上陸してからのもの。最近、マクドナルドは行ったことがない。あの独特の油の匂いが嫌いなんです。身体に悪そうだし・・・。
子供が小さい時は、家でようフレンチフライをつくっていましたね。
ピザも食べなくなった。日本にピザが入ってきた頃は食べていたけど。でも満腹感がないから、食べなくなったかも。お好み焼の方が良かったかも。


↑こういうのが嬉しい。最近の若者はラッキョウなんて食べないのかな?

そういえばパスタを外食的に食べてないかも。
パスタは家でつくるものなんです。
焼きうどんのようなものにお金を払いたくないのかも。

本日は、訳のわからない内容でしたね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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シイタケ、食べられますか?

2020年01月29日 05時08分31秒 | その他
最近、初対面の方と食事をしたりすることが多い。
だいたい私がお店の注文を仕切ることが多いのです。
その時、アレルギーや好き嫌いはチェックする。
苦手なモノを無理矢理食べるなんて不快以外の何物でもないですから。


↑鳳泉「カシワシイタケ」

我が家の次女もシイタケがだめなんです。
おそらくアレルギーではないだろうけど、味と形?が嫌いらしい。
結婚している彼は、なんとシイタケが嫌いなんです。彼の場合は、出汁もだめなんです。シイタケ嫌いが仲良くなったきっかけなんだろうか?
それなら凄いことやね。


↑鳳泉「エビカシワメン」

先日も鳳泉で食事をすることになり、注文する時「キノコは嫌いですか?」と聞きました。キクラゲやシイタケが主役の料理を注文しようと思ったからです。
予感は当たりました。「シイタケが食べられない」とのこと。
さらに聞くと、娘婿のように出汁もだめではないらしい。
キクラゲは、大丈夫だった。




↑シイタケ巻き寿司、嫌いな人にとって悪夢の食べ物やね。

次女の場合、キノコ全般が食べられません。
マツタケもだめなんだそうです。
トリュフは食べられるそうです。
キクラゲも食べます。
きっとキクラゲやトリュフは、キノコだと思っていないのでしょうね。


↑京男のボルサリーノのベレー帽、雰囲気がシイタケかも。私が被っているからといっても硫黄の匂いはしません。

そういえば日本のフランス料理で使うトリュフが中国産が多いらしいという話を聞いた。香りだって自由につくれますからね。
トリュフを食べて、「これはフランスのペリゴール産」なんてわかる人は少ないでしょう。黒トリュフは加熱すると香りが立ち、白トリュフは生でいい香りがするらしい。私もようわかりません。
「トリュフ=高い」というイメージでありがたがっているだけでしょうね。
元ホテルマンの義兄に聞くと「フランス、ペリゴール産の本物は、部屋に一つ置いただけで部屋中トリュフの香りがする」と言っていました。


↑鳳泉「ピータン」次女の好物。彼女は、イカの塩からなんかも小さい時から好物だった。京女系の酒飲みのDNAを引き継いでいるのかな?

私も小さい時は、シイタケを食べなかった。
甘辛く煮た巻き寿司に入っているシイタケは食べなかった。
巻き寿司で食べたのは、卵だけ。
私の場合は、あの食感と甘味がいやだった。よっとしてあの独特の香りもかも。


↑龍鳳「カラシ入りソバ」この状態でも次女は食べる。

あの香りが嫌という人が多いですね。
シイタケというのは変な菌類で、硫黄を吸収するそうです。それが独特の香りになっている。あの成分は、レンチオニンというそうです。


↑こういう状態に取り出します。もちろん京男が食べる。

でも次女は、ピータンは好物で食べるのです。
あれも独特の香りですよね。
訳がわからない。

不思議なもので、いまの京男にとってシイタケ・・特に干し椎茸は料理になくてはならないものになっている。
そういえば、干し貝柱やスルメなんかもよく使う。いい出汁がでますよね。

以上シイタケを巡る話でした。

和菓子
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足の裏からデトックス?

2019年06月12日 05時44分58秒 | その他


本日の記事は、昨日体験したGOD-CLEANER・GOLDという「足の裏から30分で身体の汚れが足の裏からミルミル・・・」という機械のテストをしてみませんかという岡田先生からのお勧めでやってみました。
私の場合は、「心も身体も綺麗だから必要ないよ」と言っていたのですが・・・。
以下はその写真です。お見苦しいので見ない方がいいかも。


↑「京都初!」というのに引っ掛かりました。

なにぶん、資料もしっかり読めないので掲載しておきます。
名前は、なんだろう?予約を取る時、どう言ったらいいのかな?
「あの足のブクブク、ドロドロ」とか「顔は綺麗だけど足はドロドロシステム」とか「御手洗君!」とか・・・なんか分かりやすい名前が必要なんと違うかな?


↑このようなバケツ状のものに裸の足を入れ(安心してください、パンツは脱がなくてもいいですよ)ぬるま湯をいれます。


↑真ん中のが電極なんだそうです


↑お塩を少々。味塩ではないらしい。


↑スイッチを入れ、ほどなくしてお湯の色が汚くなってきます。


↑太股は動かないようにベルトで固定。動くと電流がうまく流れないのだそうです。電流といってもビリビリはしません。


↑30分ほどするとこんなになります。人によって出る色や量が違うらしい。京男のような心も身体も綺麗な人間でもこれぐらいの出汁がでます。浮いている黒いのはなんだろう?胡椒なんかな?そうかピリッと辛い京男印のスパイスねっ!


↑終わったので、アクを足の上に乗せてみました。こんなモノが足の裏から出たんだそうです。不思議です。足がスッキリしたような気持ちがしますね。ちょっと面白いかも。「百聞は一見に如かず、百見は、一体験に如かず」体験して見るといいですよ。京都市内だけですけど。
次回の父親の鍼灸日に体験させてやろう!きっと父親はビックリするだろうな。

予約が必要みたいなので、電話で問い合わせてください。
岡田高鍼灸治療所 ANNEX 美和健康館へどうぞ。



さて、無事治療が終わりスキップをしながらイオンモールへ。
うどんを食べてみました。
でもなんとなく、さきほどの治療を思い出して・・・でも美味しくいただきました。

和菓子
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クモが嫌いな人は見ないでください

2018年06月08日 04時59分12秒 | その他


※注意/クモが嫌いな人は、三枚目からクモの写真があるのでこの記事は見ないようにしてください。


↑この写真を見て、アシダカグモの卵を思い出した。場所は、京都駅正面の場所。スイカの種(修学旅行生を私はそう命名。同じように黒っぽい制服を着ている様を表現)が先生から説明を受けていた。こういうどころに直接座るのね。無能で偉そうな先生が説明していた。説明後、京都の街に散っていくんだろうなぁ。その様を「蜘蛛の子を散らす」と表現するのでしょう。

昨日の午前中、玄関にアシダカグモ(脚高蜘蛛)が出現。
これが京女が発見したのなら大騒ぎになる。
彼女は、クモが嫌いらしい。
でもタラバガニは触ったり食べたりします。
クモもタラバガニも全て節足動物門に属します。
家に陸生のタラバガニがいたらちょっと怖いかも・・・。



京女と違い、私はこういうのは平気。
アシダカグモは、益虫ですからね。
ダニやゴキブリ、小さなネズミなんかも補食するらしい。
臆病な正確で、人間がいたら素早く隠れてしまいます。


↑手を近づけても逃げない

今回は、私の「気配」を消す実験をしてみました。
こういうクモは、人間が近づくと逃げるのが当然。
それは、人の気配と感じるからです。
クモは、8つの単眼があります。図形認識能力は殆どない。
でも光の感知に長けている。しかも脳に素早く伝達される。
手足に生えている毛で空気の動きを察知しているかも。
それと気配のようなものにも反応する。


↑これで急に捕まえたら簡単に捕まえられる

今回は、私の「気配」を発しないようにして近づいた。
カメラもかなり近づけた。
結果は、ほとんど動かなかった。すくなくとも逃げなかった。
この状態で突然、私がクモを捕まえたら簡単に捕まえられる。
気配がなく、殺気もない相手には無防備になる。
春先、子犬でも実験していた。とても簡単に捕まえられた。


↑私の机のところにも出現

「気配」は、小さい時からそのようでした。
隠れん坊で、隠れていて、見付からないのです。
みんなが飽きて帰ろうとするから仕方なく出ていた。
なんでしょうね。
でも困ることがある。雑踏の中で、人がぶつかって来るのです。
だから気配を出さないといけないのです。これが疲れるのです。
脳波もそうです。私の場合、β波があまりでない。話していてもでない。
これは簡易な脳波計をつけて実験していたので間違いない。
なにも考えていなくて、口先だけでしゃべっている?
不思議。


↑窓をあけると外に出て行きました

この後、私の机のところに小さいのが出現。
雄なのかな?
窓を開けるとでていきました。

和菓子
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↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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魔目

2018年01月27日 07時08分27秒 | その他
日本はいま寒波列島になっている。
私の住む京都市も寒いのは寒い。
でも昔の一戸建てと違い、マンション暮らしは気楽なもの。
昨晩でも暖房をしなくても12度もある。
この室温だと指先は凍えない。



実家は一戸建てだから寒かった。
暖房は、掘り炬燵と火鉢だけでした。
ダウンジェケットもフリースも極暖もない。
子供は、大抵霜焼けだった。
霜焼けなんてしらないでしょ。
私、幼稚園ぐらいの時、水遊びが好きで冬でも水遊びに夢中だった。
結果、手の甲に霜焼け、いまでもその時の傷跡が残っている。


↑お正月に食べる黒豆を炒ったもの。この黒い皮あポリフェノールを含んでいるそうです。

今日の写真は豆。
後一週間で節分ですね。
節分は、冬から春、春から夏、夏から秋、秋から冬の4回ある。
その内、一番重要な節分が立春前の節分。
この節分が終われば「春」になります。
冬から春というのが、普通の人にとっては、素晴らしいと感じますよね。
梅や桃、桜が順番に咲いて華やかになる。
夜明けも早くなる。ウキウキした気分になる。


↑黒豆と言えば丹波黒豆、これに限ります。

だからこそ、節分というのが一番、変動が激しいのかも。
昔の人は、鬼や疫鬼が暴れ回ると考えた。
豆まきは重要な厄払いと考えた。
大豆で鬼をやっつけたのは、鞍馬の毘沙門天なんだそうです。
毘沙門天が鬼の目を打てと命じられた・・・という由来があるらしい。
豆→魔目で考えた。



鬼や福は、人の心の中にあるのでしょうね。
どんな人でも「縁」に出会えば「鬼」にも「福」にもなる。
日頃から心を清め、自分が「鬼の縁」を発しないようにしましょう。
「いい縁に恵まれない」と嘆く人がいる。
いい縁の人や状況に出会えないなら、自分の中のいい縁を伸ばすことです。
人間の中は、鬼と福と日和見の3種ある。
できるだけ、清め福を多くしたらいいのです。
上級的には、鬼も福も包み込む大きな「福」に気付くこと。
そうなったら鬼や福に惑わされない状態になる。
鬼は外と言っている間は、だめですね。


↑これは、ぎぼしで買った「礒豆」。塩味がついていてビックリするぐらい美味しいのです。年の数を軽く超えてしまいます。

昨年の私は、算命学でいうと60年に1回の「天剋地中」なんだそうです。
私の中の「鬼」と「福」がぶつかり合うような状態なのかな。それが原因で健康や運命が影響あるとのこと。
それが後一週間で終わる。そう教えてもらったおかげで節分になるのが楽しみに感じていました。
なんか嬉しい状態が今です。


↑ぎぼし「礒豆」、年中売っているそうです。

本日の写真は、豆です。黒豆や大豆を炒り豆にしたもの。
昨年の師走あたりから炒り豆の美味しく感じます。
「お白湯」を飲むようになったからかも。
お白湯も面白いですね。無味じゃないのです。味覚的に無味なのにね。
「無味を愉しみ、無事を喜ぶ」

節分の時、豆を撒きますよね。
でも、私は炒り豆を食べます。
そして白湯を飲む。
お腹の中でお豆腐ができるかも。(笑)

和菓子
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↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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新装改本

2018年01月19日 05時32分45秒 | その他

↑書店で見つけたら、真ん中の所へ移動させましょう!

なんかパチンコ屋みたいやね・・・。
実は、拙著『和菓子』が新装になって発売なんです。
私にも「本が売ってない!」「中古しかない!」と問い合わせがありました。
「今、増刷している最中なので、もう暫くお待ちください」と言ってました。
やっと22日ぐらいから書店の店頭に並ぶ予定。


↑腰巻を外した・・・きゃぁ〜ん

本当は、中の写真を入れ替えたかったけど、そうもできませんでした。
この種の本で、増刷とか新装版は珍しいことなのかも。
これも皆様のおかげと感謝しております。



もう少しすると中国語版もでます。
それと電子版も出る予定とのこと。
電子版は、いまとかなり構成が変わるでしょう。
これで四六時中本を持ち歩けるようになります。
どうしても甘い写真を持って歩きたい、生菓子マニアの人にお勧め。
乞うご期待!


↑ナイフで二つに切ろうかと思いましたが、意味がないのでやめました。

なんか自分の専門外で本が一人歩きするのも変な感じです。
本業?の本じゃないのがどうも落ち着かない。
今年ぐらいから本業関係も書かないといけないな。
もっとも「何が本業?」と聞かれても・・・困るけど。(笑)


↑千本玉寿軒「雪間の緑」


↑黒糖風味のきんとんがしっとりして、とても美味しい。いまぐらいの時期の季節がよく表現されていますね。


↑黒糖きんとん、白こしあん

和菓子
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河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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要は改善すればいい

2017年03月31日 05時25分20秒 | その他

↑歯茎の腫れに有効なツボ、赤い○の部分です。押すと痛いポイントがあります。

先日、鍼灸治療と歯科医院をはしごした。
歯茎あたりが痛いというのでなく、圧力みたいなものを感じていたのです。
それがとても不快だった。
この時期、体調が不安定になる時期なのかな?
鍼灸治療の時、気流測定をするのです。
数字で経絡の状態がでます。
目と鼻、胃に反応がでた。
ひどくないけど、人並みに花粉症なのかな・・・。


↑ここなら自分で鍼ができますが、お灸でもいいと思います。

鍼灸の岡田先生が歯茎に関して自分で対処したことを聞きました。
歯茎が腫れ、歯がグラグラになったそうです。
歯が自分で抜けそうな感じがしたほどだったそうです。
その時、休日で歯科医院が休みだった。
自分で何とかしないといけないと必死に調べたそうです。
そこで分かったのが、歯茎が腫れる原因を東洋医学では「手の陽明大腸経」の滞りが原因なのがわかった。
鍼灸のツボでいうと、私の左の腕の赤い○の場所あたりがツボなんだそうです。
確かに、手で押すと痛いのです。
ここを自分で鍼をしたのだそうです。すると症状が治まってきのだそうです。


↑こうやって自分で治療するのです。背中はちょっと無理だけど。

その話しを聞き「ならやって、夕方歯科医院にアポはとっているけど、鍼灸で治るならそれも面白いからとやってもらう。
このツボを押さえると確かに痛いのです。ぶつけたとかではないのです。疲れたとかでもない。経絡で歯茎あたりに繋がるのがウッスラと感じました。
それと歯茎あたりも鍼をうってもらいました。
「もうこれで治ると思う」と岡田先生。
確かに、効いているのですよ。
まあ、この日の夕方歯科医院には行きましたが、本当に症状が治まっていました。
他にすることがないので、歯を少々削ってもらいました。
歯が磨り減って角が尖ってきて、口の中の肉を噛み、口内炎がしょっちゅう起こるのです。口内炎って鬱陶しいでしょ。これも解決。
歯茎も消毒薬をいれてもらった。
いま、現在、歯茎は治まった。


↑2017年3月30日午前8時。ベランダ桜。今年はちょっと開花が遅れています。

鍼灸治療で済むことも多いですね。
過去に整形外科で治らなかった「腱鞘炎」「バネ指」「ガングリオン」なんかも治しました。整形外科では手術しか方法がないのにね。
「魚の目」なんかも鍼灸で簡単にとれますよ。皮膚科だと削るぐらいしかやらないですからね。鍼灸ならお灸で温め、芯を取ります。魚の目は、芯を取らないと再発します。西洋医学が必ずしも有効とは限りません。
西洋医学は、部分を実に細かく見るけど、身体全体を見ていないことがあります。西洋、東洋のいいところをうまく活用したらいいのかも。それと一番大切なのは「意識・念い」です。意識が身体に及ぼす影響は想像以上に大きい。
なら意識をどう対処して行くか?
それもこれからの課題でしょうね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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そんたく?

2017年03月30日 05時30分35秒 | その他


少し前、テレビから「ざいむしょうは、ほうれいにのっとりこくゆうちをてきせつなかかくでばいきゃくしているとしんらいしている。そんたくのはたらくよちはまったくなかった」というのが聞こえてきた。
「そんたくのはたらくよち」?「そんたく?」となりました。
どうやら「忖度(そんたく)が働く余地」ということらしい。



どうもエライおかたのいわはる言葉は難しい。
難しくすることで国民を煙にまいたはるのかな?
それとも私だけ、わからへんにゃろか。



どうやら官僚さんたちでは、普通に使っている言葉なのかも。
そうか京男の受けた教育の範囲内では出て来ない言葉やね。
意味を調べてみると「他人の心をおしはかる」という意味。
官僚の人達は、上司の意向を具体的な言葉でなく、考えを察して、必要な準備をしておく。でも具体的なアクションは起こさない。でもGoがでたらすぐに仕事を早く処理する。そうか。そんなことは当たり前にやっていることやね。
やっているけど、「忖度(そんたく)」という言葉はしらなかった。
もっと簡単に言えばいいのにね。



頭がいいのかわるいのか判断できませんね。
まあ、すくなくとも記憶力はいい。話していて巧みに話題をそらせたりする。
そして「自分は悪くない」と堂々と言う。
結局だれが犯人かわからない状態にしてしまいますね。
戦後、日本の復興に必要だった官僚制度だけど、もう必要でない組織なのかも。
AIで置き換えてもいい商売かもね。AIの方が私情が入らないからいいかも。



昨日、あるエライ方と久しぶりにお話しして盛り上がった。
その時、忖度について閃いた。
忖度って、「他人の心をおしはかる」ですよね。
他人というのは、人間ということ。
人間同士で忖度なんてするのが間違いかも。
これからの時代は、天というか宇宙の意志をおしはかって生きた方がいいのではないかな?そう思いました。
国を営むのでも、会社を営むのも、天の心をおしはかって、企画と同時に動いていい時代になったかも。天の意にかなう生き方が必要な時代になってきているのかも。
そういう内容を話し、その方と盛り上がりました。
コツは「考えないで観じること」
「感じる」ではないですよ。
「観じる」です。
そして、動く。
「感動」でなく「観動」。

以上、会話のメモみたいなものでした。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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朝方の夢

2015年02月03日 05時36分30秒 | その他
ここ二週間ぐらい朝が起きられない。
耳鼻科から処方された睡眠前にのむ薬の影響だと思う。
それとも昼間、昨年の数字を記録するという私にとって重労働をしている疲れなのかも。数字だけを記帳していけばいいのですが、私の場合、その時の画像というか追体験が一々リアルに甦るのでとても疲れるのです。すぐに机の前から逃げてしまいます。そうなると歩くので身体を酷使する。いずれにしても消耗の時期。
昨年の3月ぐらいの数字の記録に接すると入院・手術の記憶が全身的に思い出すのです。右脳が活性化するんは、便利なのですが、こういう時は困ります。これは体験しないとわからないでしょうね。



昨日の朝方、リアルな夢をみました。今日はその内容を書いておきます。
目覚めて、書き留めました。
食事もチャンとしたり、味もチャンと覚えております。
味付の夢は、私の特技なんですよ。



以下は夢です。
結構大きなお寺に行った。そこの貫主とは若い頃、その貫主が僧籍に入る前、友人だった。その友人が悩んで自害を考えた時、諭して止めさせた仲だった。
その友人が貫主をしているお寺に久しぶりに行った。
当然、友人の貫主は大変喜んでくれた。
あれからの人生を語ってくれた。
貫主は、書斎机の上にある布巾の下から天目茶碗をとりだし、茶入れから抹茶を入れて、象印のポットからお湯をいれ、茶筅で二、三回お茶を点てた。
別の部屋から「チン!」と音がした。(今、思うに台所で京女が朝の飲み物を作っている音だったと思う)
薄茶(味は私好みの丸久小山園の「雲鶴」でした)と同時に、ちょっとだけ電子レンジで温めた「阿闍梨餅」がでてきた。(この電子レンジのチンの音の時、京女が飲み物を作っていたのでしょうね)
さらに、懐かしい話しが続く。



食事時になり、たくさんいるお寺の小僧たちに食事の支度をするように指示をだした。
置くの方で典座は大忙しの気配がする。そこまでしなくていいのに・・・。
(たぶん、京女が自分の朝食の用意をしている音だろうな)



ほどなく食事となった。
食事は、なぜか庭になる。
太陽光線の状態がいい席に座る。
(なぜなら、撮影をするからである。夢でそこまでしなくてもいいのにね)
料理は、普茶料理でなく、天龍寺の「篩月」に似ていた。



春の日差しがとても気持よく食べようとした。
その時、お寺の小僧が意味なくウロウロした。
その小僧、私の大徳寺麩の入った器に当たり割ってしまった。
その器、客人用のものらしくいかにも高そうな焼き物だった。
(この時、京女が会社に行くためドアを開け閉めしたんだろうな)
「危ない!ジットしてろ!」と大喝一声。
その場が凍り付いた。
本当は、そのガキをドツイタロカと思た。
そんなことをしたら、わやになる。



一息置いて「怪我はないか?」とイイカッコ言ってしまった。
これは、どこやらの説法で聞いた話やけど・・・・。
周りの人たちは、「よう言ってくださった」とその場がなごんだ。



その後、水菓子まで味わって食べさせてもらった。
そこで目が覚めた。
時間を見ると午前7時だった。
中途半端に食べた夢ならすぐに寝直すのですが、水菓子も食べたことだし起床しました。



以上が昨日の朝方の夢でした。
今朝の朝食は抜きでした。(笑)
カメラを見たけど当然料理は写っていませんでした。
結構リアルな夢を見るでしょ。一晩中仕事をしている夢だってみます。
当然、朝、起きたら出来てないけど。思い出してこうやって書くときはありますけどね。

※本日の写真は、過去のモノです。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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昔、むかし・・・

2014年09月17日 03時53分52秒 | その他

↑アクションの時代

実家に行く度に整理を手伝わされる。
ホコリで喉がおかしくなりそうになります。


↑1日15時間ぐらい働いていた時代。会社でヒヨドリを放し飼いにしていたのはこの時代だ。席はここではないけど。

父親が「お前の写真が出て来た」と紙袋を渡された。
昔の写真を見だしたらだめですね。
でも怖いもの見たさもあるしみてしまう。


↑フォーク時代

結構、笑う写真が多い。
当時は、結構マジだったのがとても可愛い。
すべて二十歳代の写真。


↑マドロス(古!)の時代

写真は、退色していたので復元をしたら、余計古さが強調された。
総天然色という感じねっ!


↑刑事ドラマ風時代。バーバリのトレンチコートがまだ新しい!

その袋の中の写真を長男が見て、ため息をついた。
「どうした?」というと若い頃の京男の写真が自分に似ている写真があったらしい。
複雑な気持ちなんだろうな・・・。
「心配するな。大丈夫。お父さんのようにカッコ良くなるから」と慰めた。


↑カニ食べ放題時代。二杯分の殻が出た。カニをあれほど食べたのは初めてだった。カニはたくさん食べないと味が分からないと思いましたね。

横で京女が鼻で笑った。
そんな態度はよくないよ。京女さん。
結納の時の写真もほら出て来た。
いまの方がずっと美人になったよ。
よかったね。
いい人と出会えて。
ブツブツいわない!素直に喜びましょう!


↑カニを食べ過ぎてカニに変身した!

あの時代に戻りたくない。
いまが一番いい。
そう思う京男だった。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

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蚊→蝙蝠→スープ問題

2014年09月06日 05時12分50秒 | その他
昨日の記事のコメントのご返事で書こうと思ったけど、記述が長くなるので単独の記事として書いておきます。


↑『華味三昧――中国料理の文化と歴史』講談社刊(1981)より。実家にある京男の書庫には、この手の本がいっぱいあります。昔、良い本がいっぱい出版せれていました。食に関する民俗学的考察に興味を持っていた時代の資料。

中国の四川料理に「蚊の目玉のスープ」というのが出てくるのですが、これは都市伝説的なものなんだろうか・・・それとも本当にあるのだろうか?
結論は、あるような、ないようなということです。

蚊の目玉の採取法は、蝙蝠が蚊を餌として食べる。消化できない蚊の目玉の部分を蝙蝠の糞から取り出し、スープにする。
目玉だけ消化できないというのは、ちょっと不自然でありそうにない。
もっと調べるとどうやら小エビの目玉を使ったスープらしい。
ここまでの話しだと「ない」という結論になります。


↑このイラスト蚊じゃないかもね(笑)

ところが蝙蝠という観点から見るとあり得るのです。
西洋で、蝙蝠というと吸血する不吉な象徴として扱われている。それに対して中国では、「蝙蝠」という語の発音が「福が偏り来る」という意味の「偏福」 に通じるため、幸運の象徴とされている。
清の時代に編まれた『本草備要』という漢方の本の中に「夜明砂」というのが出てくる。簡単にいうと蝙蝠の糞なんです。
それが薬になると記されている。
殆どの蝙蝠は夜に飛びます。つまり「目」がいい「夜盲症に効果がある」になったらしい。ならなにも糞から蚊の目玉をとって食べるより、蝙蝠の目玉をスープとして使えばいいのに・・・。
話しは、それますが1989年ぐらいに、漢方薬の専門家の本を作るため、色々取材したことがあります。一番びっくりしたのが10歳までの男の子の尿に薬効があるという話しでした。そういう趣味の世界じゃなく漢方の世界の話しなんです。
この卵「童子蛋」は同市で数百年も続く伝統食で、男子の尿でゆでた卵の殻にひびを入れ、
さらに煮込んで1日がかりで作られる。特に10歳以下の男子の尿が好まれるという。あの時、我が家の男の子がいたので妙にリアルだった。
糖尿病の人の尿ならデザートになるのかな・・・(変なことを書いてすんません)


↑『華味三昧――中国料理の文化と歴史』講談社刊より

話しを蝙蝠の糞の話しに戻します。
「夜明砂」を使ったスープがあるのです。
名前は「夜明谷精湯」作り方は、
・材料 夜明砂6グラム、羊の肝臓50グラム、谷精草6グラム、刻みネギ5つかみ、塩、コンソメスープ適量、味の素1グラム
・作り方 羊の肝臓を刻んでおく。鍋を火にかけ、スープ、夜明砂、谷精草を入れ、10数分煮込み、薬剤を取り去る。スープに羊の肝臓、ネギ、塩を入れ、十分煮込む。味の素で味を調える。
よかったらお作りください。(笑)

普通に考えたら、蝙蝠の糞はサーズの感染源になる可能性があるから、お勧めはしません。自己責任ということでお作りください。

以上昨日の補足でした。

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すごい生物がいるもんだ!

2014年01月25日 05時18分58秒 | その他
地球上には、不思議な生物がいるもんだと思った記事が二つある。
一つ目がナマケモノ。
ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明
この記事を見てやはりナマケモノは凄いと思った。



落語で「不精代参」に出てくる親子の話を思い出す。
こんな話。
親子で寝ていて、
息子「おとつぁん、神棚のお灯明を消すのを忘れた。消した方がいいやろか?」
父親「消さなあかんと思たら、消さんかい」
息子「わて消すのじゃまくさい」
父親「おれかてじゃまくさい」
息子「ほっとこか」
父親「ほっとけほっとけ」
中略
結局、二人は火事で焼け死ぬ。



当然ながら地獄行き。
地獄で閻魔大王の前に引き出され、顔もあげるのがじゃまくさいのであげない。閻魔さん、呆れて「人間に生まれ変わるのはあいならん。畜生道に落とす。ただし今は、先代の十三回忌なので特別の温情で生まれ変わる動物を選べる」と言う。
親子がじゃまくさがって言わないので、閻魔さんが動物を提示。
馬→牛→犬→猫
親子が猫で反応。
ただし、条件付毛並みは汚れがめだたないように真っ黒で(鼻のところに御飯粒のような白い模様付、なぜなら鼠が寄ってきて近づいてくるので)お願いします。
この落語では、ミツユビナマケモノは想定外だったかも。



京男が小学校の時、卒業作文集かなんか作っていて、アンケートをあった。
「動物に生まれ変わるなら、何に生まれ変わる?」というのがあった。
「ミツユビナマケモノ」と書いたら、先生に怒られた。
心の狭い教師だったなぁ~。



その後、目出度く成人(聖人にはなってまだやね)して、テレビの動物のドキュメンタリーをやっていた。
そこで、ミツユビナマケモノが登場した。
池に落ちても、代謝が遅いので死なない!ゆっくり水の底を歩いて陸にあがった!
やっぱりすごい。さらに子作りのシーンになった。その時の素早い動きにビックリした。やっぱりやる時にはやるんだ!と妙に感動しましたね。(笑)



二つ目がめっぽう寒さに強いヤツの話。
ネット上で「東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見



これは凄いと思った。
-196℃はちょっと寒すぎです。
これは、将来研究課題になるでしょうね。
生理的メカニズムがわかったら、SFで出てくる人工冬眠も夢じゃない。



別の話で化石の中で冬眠?しているヤツもいるらしい。
もしそんなヤツがいるなら、隕石に含まれて宇宙から先祖が来たというのもあるかもしれない。
どこまでが物質で生命なんだろう?
いま大活躍しているウイルス(ヴィールス、ウィルス、virus)も変な存在ですね。
細胞を持たないから非生物とされることもあるらしい。
でも生命の形態といえばそうだし。
幽霊と違って実際、科学で検出できる存在だし、いないとはいえない。



生命ってなんだろうね。

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なんの木型だろう?

2013年06月21日 04時52分06秒 | その他
昨日は、どうしても午前中に外出しなければならなかった。
雨をなんとかしなければ濡れます。
もちろん傘もさせない。
でも大丈夫、今迄そういう状態でも濡れたことはないのですよ。
タクシーを呼ぶ。
帽子だけはゴアテックスの帽子があったので被る。
電話が鳴り、駐車場に到着しましたと運転手。
外にでるとやっぱり降っていない。
うまく目的地で用事をして、タクシーでトンボ帰り。
ランチはいただきましたけど。
うまく雨が止まるものですね。



さて、今日の写真は、木型の写真。
地方に行った時、コレクションしている人のものを撮影しました。
お菓子の型だろうか・・・。
凹凸の型を組み合わせて使うのかな?





こういう木型を作る職人さんが最近少なくなってきているようです。
和菓子をつくる場合、木型をよく使いますからね。
お店の宝物のような型もたくさんあるのでしょう。
昔、母方の祖父母の家にたくさん木型があったそうです。
でも処分してしまったらしい。
私は木型まで考えなかった。
祖父の馬革でつくった大小ボストンバックはもらいました。
それはいまでも実家にあると思います。
学生の時に随分つかった。





この木型はなにに使われていたのでしょうね。
凹凸で1セットみたいだけど・・・。
この木型は結構大きかったし。
そういえば、昔のお菓子はいまと違って、大きなものが多かった。
お菓子の博物館でみた菱餅の大きさにビックリしたことがあります。
神様に供えたものだから、大きいのかな。
小さかったら、遠目にみてさまにならないしね。

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ムラサキの花は白?

2013年05月30日 05時20分53秒 | その他
今週の月曜日に神戸に行く。
映画「紫」を観るため。
coxさんのブログで知りました。
上映館を調べると京都での上映は終わっていた。
この手の映画は、逃がすとやっかいなのです。
神戸では、5月31日まで上映している。
なら、行ける時にいくしかない。
元町映画館に電話した。
「映画『紫』の27日(月)の上映時間は?」と聞く「11時です」と答が返ってきた。11時に元町の映画館・・・・。結構難易度が高い。
地元の人に問い合わせると「元町駅から歩いて10分ぐらい」とのこと。
ということは、私の足では20分ぐらいかな。



結果的にチャンと付いたら上映が13時10分とのこと。
電話していたのに・・・日曜日の上映時間と勘違いしていたのね。もう・・・。
まあ、昼食をゆっくり食べるということか。
久しぶりの焼き豚も購入し、東急ハンズにも行けた。
結局、すごい距離を歩いてしまいました。

映画「紫」 予告編


映画「紫」は、色彩を見ているだけで満足してしまいます。
吉岡さんが「昔の人に挑戦している。いまなんだから出来ると思っていたけど出来ない」と語っておられる。昔の人の自然に対する感性の鋭さは、すごいものがある。
でも昔の人に教えてもらう訳にはいかない。
「稽古(けいこ)」という言葉があります。
『古事記』の序文に出てくるのです。古(いにしえ)を稽(かむが)へて、今に照らすは「温故知新」というような意味です。
書くのは簡単だけど、失われた技術を現在に復元していくのは至難の技。
試行錯誤の日々なんでしょうね。
このドキュメンタリー映画は、観ているだけで癒されます。
志村ふくみさんとは、違う感覚ですね。男女の差かもしれません。
それを比べるのも面白かったですね。
御縁があれば観てください。


↑映画館で買ったコースター

肝心なことを書いていない。
失礼しました。
ムラサキの花が白いのに感動しました。
ムラサキツユクサみたいに花が紫色だと悲しいかな思っていた。
ムラサキの根を紫根(しこん)といい、乾燥して砕き、微温湯で抽出して灰汁で媒染して染色する。この紫根は、漢方薬としても珍重された。抗炎症薬として、口内炎・舌炎の治療に使用される。江戸時代には染められた絹を鉢巻にして、病気平癒の為に頭に巻く風習が生まれた(病鉢巻)。
面白いですね。


↑手元にある紅絹の糠袋。これを主治医に渡したら次回の手術の時、うまく縫ってくれるかな・・・。

私は、映画を観ていて「紅絹(もみ)」を思い出した。
紅絹は平絹の生地にウコンの根で黄色く下染めして、もんだ紅花の汁で上染めをする。ちょっと昔の京都では、仲秋の名月の月明かりを頼りに、紅絹の小裂で糠袋を縫うと裁縫上手になるのだそうです。紅絹とは着物の裏などに使う紅花染めの絹。

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カロリー完全オフの和菓子登場!?

2013年01月27日 06時44分13秒 | その他


本日の記事を書き直しました。
昨日大阪から帰ってきて疲れた状態で記事を書いていたのです。
自分の本ということで、かなり遠慮していた感じですね。
どうでもいい中華丼の写真をいれたりして・・・。
朝、自分で見てビックリしました。
「あんたさん、何を遠慮している!アホと違う。この本を自分だけで作った訳じゃない。出版社の方、デザイナー、印刷のスタッフに対して失礼だろ!」と自分の眞我の方からクレームが入りました。
なので作った思いを書いておきます。


↑これが出版した本です。『和菓子』中村肇著(河出書房新社)

この本は、ブログをはじめてから7年分のエッセンスの一部です。
和菓子や風景の写真は、まだまだあります。
この本を見ていると一つ一つのページが懐かしい。
できるだけ丁寧に写真を撮ったつもりです。


↑結構分厚いんです。持った感じがドッシリした。

生菓子を撮る時に決めていたことがあります。
1.自然光で撮ること
この自然光は、刻々と変わります。朝は青っぽく、午後は赤っぽい。
なかなかうまく撮らせてくれません。
しかも生菓子の場合、乾燥してくると色がドンドン褪せてくる。
いかに素早くここに帰り、撮影するのかです。

2.和菓子を切った写真も撮る
生菓子は、あまり馴染みがないお菓子です。
お茶席など密かに食されることが多い。
だから外人的な目線なんです。
「中は、どうなっているの?」と素朴な好奇心を持ちました。
だからカットして撮影しています。
着る場合、失敗は許されない。高い生菓子を複数買えないですから。
だからいまだに気合いで薄刃のフィレナイフできります。
切られる生菓子も気付かないぐらいの速度で。
ピアノ線や糸で切ればいいというご意見もいただいたのですが、いまだに一刀流に拘っていますね。
1カットの写真の背後には、30カットぐらいの写真があるのですよ。
たくさん撮影するとグッタリします。
お店の方にとっては、カットした写真を出されるのは不快でしょうね。
でも素人からするととても興味があることなんですよ。外国の方からすると特にそうです。



Q:なぜ、生菓子や和菓子なのか?
A:日本には四季があり、それを表現している生菓子や和菓子は素晴しい。その素晴らしさを知って欲しかった。日本人の感性はこんなに素晴しい。
特に京都の生菓子の場合、具象的な表現とネーミングがいい。それが京都の菓子職人の心意気で、それを表現するために技を日々切磋琢磨しておられる。それをすこしでも知ってほしい。
グローバル化云々といわれる。海外で「あなたは日本人なのですか?日本の良さはなんですか?」と質問されて、答えられないようでは国際人として恥ずかしい。「日本はこんなに素晴しい文化をもっている」と胸を張って言って欲しいのです。
この本は、それが言いたいのです。お金儲けだけの国になって欲しくないのです。
日本の良さっていっぱいあります。

Q:なぜ英語並記なのですか?
A:この本は当初、海外で出版する予定だったのです。日本人よりきっと日本の美を感じてくれるだろうしね。海外出版に関しては、御縁があれば出したいと思います。日本にはこんなに素晴らし感性があるんだ!と知らせたい。外交下手で経済だけが日本じゃないですしね。ちょっと悔しいですから。


↑宝船と共に船出します~

さきほど、出版社の方とお話ししました。
もう書店の店頭に並んでいるそうです。京都では、京都本のコーナーに置いてあったそうです。もう完売している書店もあったそうです。あまり安くないから置いてある部数が少ないのもありますけど。書店で平積みしてあったら思わず手に取りたくなるデザインだと思います。
「京都本」コーナーか京都市内の書店では、なぜか京都本コーナーがあるのです。京都の人でも京都本に興味あるのかな・・・。まあ美術書よりは近づきやすいですね。
最悪なのはグルメ本と勘違いされることです。昨今のグルメ本は嫌いです。もちろんテレビのグルメ番組もあまり好きになれません。芸人が「うまい!」と言っても信用できないですから。B級グルメやゴミ箱料理、行列云々も好きになれない。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

この本ができたのは、このブログを見に来てくださっている皆様のおかげでもあります。
あらためて御礼申し上げます。
Amazonのリンクを暫く貼って置くことにします。
できればAmazonの書評を書いてくださると嬉しいです。

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