京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

連休前の静けさ

2017年04月30日 06時37分00秒 | 風景

↑電線と電信柱を消しました。普通に撮るとこうはなりません。京都市の観光スポットの電線地中化を進めて欲しいものです。

さて、本日は、病院に行く前に行った東福寺の新緑。
光のぐらいもよかった。
しかも、観光客が極めて少ない。
これは、とても大切なこと。




↑臥雲橋

まあ、紅葉シーズンのような猥雑な混み方はしないだろうけど、連休中は多くなるでしょう。
その前に撮って置きたかった。
今回は、通天橋からも撮りました。
残念なのは、兄貴分のカメラ(DSC-RX1R)をつれてこなかったこと。
病院の外来にカメラを2台は、ちょっと不似合いと思った訳じゃないけど、重たいのがいやだっただけ。


↑臥雲橋から通天橋を見る



予想通り、人は少なかった。
気温もちょうどいい。
しかも微風状態。
こんなに気持ちのいい気候は貴重です。
この後、病院に行くと考えるとちょっと嫌な気分になりますね。



昨晩のディナー?は、少量のチーズとフランスパンだけだった。
「ブルー・ドゥ・ブルビ・レガリス」というフランスで山羊乳でつくったブルーチーズ。京女とデパ地下で試食して購入。普段なら「ロックフォール・パピヨン・オーガニック」なんだけど、売ってなかったので青カビの雰囲気を感じて、試食した。刺激はあまりないけど、スッキリした後味が気に入った。このチーズ、水分量が多くて軟らかい、だから崩れないように回りをワックスで固めてありました。
フランスパンを買って、嬉しくなって帰りました。
こういうのがいまの自分にとって食べたいモノだったんだ。
これでワインが飲めたらなぁ・・・。でも飲めなくてよかったのかもしれません。身上をつぶす可能性がありますからね。



父親には、絶対理解できない世界だろうなぁ・・・。彼が理解するためには、三回ぐらい生まれ変わらないとだめだろう。
そう言えば先日、大先生が「健康のため、牛乳とパンは食べてはいけない!」と仰っていたなぁ・・・。何事も少量なら問題ないと思う。できるだけ変な制限をしないことです。状態に応じて、パンでも白米でも玄米でも楽しめばいいと思う。そして、いろいろなモノを少量食べればいいのと違うかな。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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新緑>病院

2017年04月29日 06時41分56秒 | 風景・和菓子


昨日は、私の病院デーだった。
三ヶ月に一度に行くのです。
いい天気の中、歩いて行った。
昨日は、智積院のお墓を通るコース。




↑UFOの着陸跡に見えますが違います。6月15日の青葉まつりの時の護摩跡。

行くコースが違うと風景が違ってくる。
ということは撮影となります。
世間では本日から連休なんだそうです。
だから人の少ない間に東福寺の新緑を撮影したい!



ちょっと後悔したのは、兄貴分のカメラ(DSC-RX1R)をつれていかなかったこと。まあ、病院に行くのが主だからカメラを首からさげて、外来で待つのもねぇ・・・。
薬局に処方箋を渡し、どうせ待たされるからパン屋さんでパンをしこたま買い。
薬局に戻って座っていたら、薬剤師のお姉さんが袋を見えた「そこのパン美味しいですよね」と声をかけられた。でも一人だけパンをあげる訳にもいかなかった。(笑)





昨日は、脳神経外科外来。次回は、祗園祭ぐらいの時期の予約。こんなことをやっていると一年が早く経ちます。
眼科は、6月か・・・。
それまでに父親の病院にも行かないといけない。
病院というのは、「病の気」が充満している場所だとハッキリわかりました。
病院って空調的にもうすこし爽やかな気を充満させた方がいいのかも。あれでは、病気の連鎖みたいなものが生じてくる感じがする。
「病の気」とは、なんだろう?
「元気の気」とどう違うんだろう?
空気の成分だけの問題ではない。
人の負の思い?人の負の思いがエネルギー化して建物というか地場として定着する?
そういうのが蓄積するといわゆる地場が悪いとなるのかな・・・。
地場が悪いとは、病院のようなネットリした生暖かい、まとわりつくような気として感じるのかも。
昨日は、智積院の墓地を歩いていたけど、墓地の方が病院よりサラッとした感じがする。よくはないけど、ネットリした生モノ感はない。
どうしたら、その嫌な気を元気にできるのか?
歩きながら考えておりました。


↑亀屋良長「山つつじ」


↑煉切、白こしあん


↑この写真は、昨日の東福寺臥雲橋から通天橋を撮影したものです。新緑がいい。この後、病院に行った。病院の中に入るとドロンと生暖かい空気が身体を包んだ。あんな所にいると病気になりますね。その差がよく分かる時期。
東福寺関係は、結構撮影したので、連休中に掲載していきます。

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街角の季節感

2017年04月28日 05時25分29秒 | 風景・和菓子


街中を歩いていると、自分にとって素晴らしい風景がある。
一番はじめの写真がそれ。
ビルとビルの真ん中に植えられた木の若葉が太陽光を受けて輝いて見えた。
思わずカメラを取り出し(こういう場合は、対象から目を離さない。でないと曇ったりする)撮った。





これは、先日の「村上重本店」の藤の植木鉢。
見事に満開になっていた。
私は、藤棚よりこちらの方が好きかも。
父親に「この藤の植木は、幾らぐらいすると思う?」と聞いた。
父親曰く「9,000円ぐらい」と答えた。
ひょっとして業界の裏を知っているのか・・・。
それとも単に物知らずなのか?





この植木鉢があるだけでお店の感じが違って見えます。
すごいものですね。


↑京都鶴屋鶴壽庵「青楓」


↑青羊皮、黒こしあん



京都市内で悲しいのは、電信柱と電線が多いことです。
この写真で見ると左上の看板が邪魔。
左下のイケズ石の替わりのミニハシゴみたいなものものがすごい。京都らしいモノです。

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タクシーにて(写真は新緑)

2017年04月27日 04時25分43秒 | 風景・和菓子


私は、タクシーに乗ることが多い。
市バスは、昔から嫌いだった。
まあ、好きという人は少ないだろうな。



私でもサラリーマン時代があった。
その時は、聖護院門跡あたりから京都大丸ぐらいの距離を歩いて通った。
バスが嫌いだったからです。
帰りは、いつも会社で深夜ラジオ「ジェットストリーム」の城達也の落ち着いた声を聴いていた。月曜から金曜の深夜0:00〜1:00の放送だった。
いつも「また会社で聴いてしまった」と思ったものです。
そうなると市バスなんかない。
余裕がある時は、歩いて家に帰った。
でも大抵は、タクシーで帰ったかな。
家に帰って、トレーニングをして・・・当時、腹筋700回、腕立て伏せ400回ぐらいはこなして、入浴。そして就寝。朝6時には起きて、歩いて会社に行った。
25分ぐらいのペースで歩いていたと思う。
労働時間は、15〜17時間ぐらいの毎日。
いまなら相当問題になるだろう。
でもうつ病にもならず、過労死もしなかった。
身体が丈夫だったのでしょう。
あの時代があるから今に到るまで、なんとかやってこられたんだと思う。
Faxはない、コピーは湿式、新聞原稿の搬入は凸版入稿、文字は写植、デザインスコープも無し。もちろんMacなんてない。



Macは、独立した時ぐらいからじゃなかったかな?
Macintosh IIci 1990年ぐらいに手に入れた。
OSがSystem 7(漢字Talk 7.1)、懐かしい。
企画書を書くのに使っておりました。
パソコン通信なんかもしていたな。インターネットはまだ無かった。
パソコン通信の世界は、今と違ってフレンドリーな世界だった。
モデムで繋ぎピィ〜ヒョロロと牧歌的に繋がっていた。
それでも嬉しかった。



すんません。
タクシーの話しに戻ります。
最近、やたらタクシーに乗る。
昔ならバイクで用事を済ませていたのに、松葉杖生活に入ってから乗れなくなった。
いまは、乗れる身体の状態になったのに、5年も乗らないと億劫なんです。
市バスに乗るけど、観光客の多さに耐えられない。



だから、タクシーを呼んで乗ります。
タクシーの運転手さんと話していると面白い時がある。
昨日は、一日雨だった。
運転手さんに「こういう時は、観光客や修学旅行生はどこに行くの?」とか「修学旅行生の生態」とか聞きます。
色んな話しが聞けて面白いです。
本が書けるぐらい。


↑本家玉壽軒「新緑」

回数が多いので、同じ運転手さんに当たる確率も増えてきた。
乗ったら「家ですね」「今日はお一人ですか?」とか話しかけられる場合が結構あります。
相性のいい会社とかもあります。
個人タクシーはできるだけさけます。高齢者のタクシーは運転が怖いことが多い。それと話題が運転手さんの独断と偏見を聞かされたりするのが不快な時が多い。自家用車使用で運転する人は楽だろうけど、後ろの席は窮屈だったりする。何かあったら会社系なら文句を会社に言えるけど、個人では言えないことが多いしね。


↑きんとん、粒あん

なんか写真と話題が全然、シンクロしていませんね。
すんませんなぁ〜。

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新緑始

2017年04月26日 05時39分27秒 | 社寺・和菓子


24日は、久しぶりに綺麗な青空だった。
ちょっとだけ下山。
空気が澄んでいて美味しい。





電話がかかってくる可能性があるので、あまり遠くにはいけない。
本当は、もうすこし歩いて見たかった。
桜と違い、青空と新緑はまだ見頃があるだろう。
あまり遠くに行くと帰るのにタクシーを使わなくなるしね。





予感は、チャンと当たりました。
智積院あたりを歩いている時に携帯が反応。
聞くとやっぱりね。
やむなく、引き返し作業をした日だった。



ほんの少しの時間だったけど、新緑が感じられた一時間。
写真は、まだ少しあります。


↑本家玉壽軒「若菜摘み」




↑団子生地、黒粒あん

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藤紫

2017年04月25日 05時37分35秒 | 風景・和菓子


ここは、4月6日の記事で紹介の「村上重本店」の植木鉢が藤に変わっていました。
植木鉢が同じだからといって、「源平のしだれ桃」が成長して藤になったわけではないと思います。
そんな便利な植木があるといいのにね。





藤の花は、まだこれから咲いて行きます。
平等院の藤なんかより、ここの藤の植木鉢の方が綺麗に感じるのはなんでやろ・・・。
平等院の藤は最初見た時、見事だと思った。
木が弱っているのかな、年々花の房がショートカットになっているのです。



それに比べて、この藤の植木はいい姿をしていると思います。
回りにあまり人もいないしね。


↑本家玉寿軒「藤浪」


↑きんとん、黒こし餡


↑二條若狭屋「藤波」


↑上用、こし餡

※ドラゴン・スープレックスが得意な往年のレスラーは「藤浪」?「藤波」?
答/藤波辰爾
※藤紫色・・・昔、大先生が藤紫色のスーツを着ていた時は、ビビった。絶対演歌歌手系か違う世界の人だと思った。シャツが薄紫色、ネクタイがオレンジだった。靴下も紫。「高次元紫」と呼んでおりました。おそらく誰もわからないと思います。いまでもお付き合いはさせていただいております。

本日は、京男らしい雰囲気ですね。
最近、生菓子を買いに行ったりできません。
なんか雑用が多い。

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大阪にて

2017年04月24日 05時23分53秒 | 洛外・食


先週は、大阪に行くことが多かった。
一昨日の土曜日も新大阪へ、いつもの会合。
いつもなら阪急電車で梅田経由で新大阪に行くのですが、この日は時間がなかったのでJR新快速で新大阪に行った。
大阪に行くには、JRが早く着きます。一番急いでいる時は、新幹線で行くと早い。その次ぎが新快速がいい。
新快速は、京阪や阪急の特急のように義理堅く、駅に停車しないから早い。ただ最近東京並に人身事故なんかが多いから、下手すると車内に閉じ込めらっるリスクはあります。新幹線なら大丈夫だろうけど。


↑ベジョータ マス「ロティサリーチキンセット」サラダはオプション

新大阪に到着。
取りあえず腹ごしらえ。
以前なら新大阪でランチなんて、あまり考えられなかった。
ところが新大阪が新しくなり、結構いいお店ができてきた。
本日の写真の店もそう。
以前にもでてきました。私好みの味なんです。


↑100円オプションのサラダ

店は「ベジョータ マス」。
地下鉄「新大阪駅」4番出口でた所にあるスペイン酒場というコンセプト。夜は居酒屋的になるらしい。午前10時から午後23時まで休み無く営業しているのがいい。
私はランチタイムしか行ったことないけど、夜は色々なメニューがありますね。
完全禁煙で一人で行っても気軽に座れるのもいい。
こういうのが京都駅にも欲しいな。あるのかな?
なんで京都駅八条口に地下街を作らなかったのか。
なんで京都駅の八条口を新大阪のように2階構造(2階はタクシー乗り場で新幹線に対応し、1階はバス、一般車両)にして、地下に地下街を作ればよかったのに・・・。
歩道を作ってバスターミナルにするなんて、すごく遅れている。
新・都ホテルから東に向かおうとしても右折できないから、遠回りして家に帰らないと行けなくなった。なんてバカなことをしているんだろう?


↑スープ、これがソパ・デ・アホならいいのになぁ・・・。

ロティサリーチキンセット、名物のローストチキンらしく、レモンを搾り、好みでパクチーとニンニクのソースをつけて食べるのです。
パクチーとニンニクは好物なので嬉しくなってつけて食べた・・・しまった!会合だった!この日は、ちょっとだけ無口になりました。


↑ご飯の盛り方がnice!

このローストチキンは、手で食べるのが美味しい。ナイフとフォークで食べてはいけないとは言いませんが美味しくないだろうな。
向こうのテーブルに中堅のキャリアウーマン風の女性が座って同じメニューを注文した。「どうして食べるのか?」と気になった。
彼女は、手で食べていた。素晴らしい!拍手!(実際にはしませんでしたけど)

量もしっかりあるのです。ジックリ脂を落としながら焼いたロースとは美味しい。
珍しく褒めております。しかもお安い!
スペイン風の料理は、私好みかもしれません。
持ち帰りもできるので、次回は持ち帰ります。


↑阪急三番街に昔からある御鷹茶屋の「三鷹そば」

帰りは、梅田に用事があった。
行きたくなかったけど、梅田のヨドバシカメラその他で手に入れたいものがありました。
夕食は、この蕎麦にしました。

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東寺にて

2017年04月23日 05時08分28秒 | 社寺

↑奥の建物が金堂

昨日の続き。
東寺で餅を買ったので、ちょっと考える余裕ができた。
まだ、人も増えていないしね。
これが午前9時回ったら、大変な人になる。
実は、この日鍼灸治療の日で東寺まで、また来たのです。



207番のバスに乗り「東寺東門」で降りた。
降りたのはいいけど、車道から歩道にあがれないのです。
なぜ?
自転車がズラッと並んでいるのです。
このあたり全体に不法駐車の自転車。
歩道にあがる食べに自転車をずらさないと行けないのです。
自転車を見ると高齢者が乗ってきているみたいです。
高齢者が歩けないから、自転車に乗るのです。
「歩けないから、自転車に乗る?」とんでもないことをする。
でも自家用車もない、あっても免許は取り上げられている。
病院や買い物に行くのに、歩いて行くには距離がある。
ジジババ自転車も若い世代の暴走自転車が歩道を走っている。
京都市内の歩道は狭いのです。「広がったじゃない」と言われそうやけど、広がった繁華街は歩道なので自転車は乗ったらあかんのです。なんか訳がわからない。
狭い歩道に、ジジイがチリンチリンと無意味にベルを鳴らし、すれすれに通り過ぎる。時には若いアホ学生が音楽をイヤフォンで聴きながら暴走する。
難民と違うかと思うぐらい家財道具一切入っているんじゃないかと思う程大きなキャスター付きの外国人が集団で歩いている。
京都市内の歩道は、すごいですよ。しかも不法駐車の車もある。



市バスに乗ろうと思うと来るバス来るバスが満員状態。
通勤じゃないですよ。観光客で混むのです。
あんな市バスで観光しても、「観光→光を見る」のでなく、「観病か観闇」状態。
きっと京都市内観光をしたら、疲れてしまうだろう。
しかも、着なくていいのに浴衣着物を着て、大股開きでペタペタと歩く。
疲れたら、ラーメン屋かスイート店で1〜2時間の行列。
あれでいい思い出が残るのかな・・・。


↑奥が南大門、焼肉はしていません。わかるかなぁ・・・意味。

そりゃ、行きたい街ナンバー1が6位に転落するわな。
予定メモをチラッと見たら「清水寺」→「金閣寺」→「嵐山」と書いてあった。
市バスの終日乗り放題500円で行こうとしているけど、絶対に無理だと思う。
ちゃんとアナウンスしてやれよ。ツアーコーディネイトの人。
市バスにキャスター付きの大きなキャリーバッグは乗せるなといわないとだめよ。


↑空海さんもこの日はとても人気

寝る場所がないからもっと施設を作れとのお達し。
もし、ドルが50円ぐらいに下落したら途端に観光客は来なくなる。
そうなったら、作った不法な民泊は廃墟になる。
ホテルも潰れる。
海外の人より、これから増える日本の中高年を優遇した方がいいと思う。
外人を見ているととても渋チンですよ。


↑高野槙

昨日、近未来は衣食住エネルギーが無料になると書いた。
よう考えたら、あの世に行ったら実現しますね。
きっとあの世は、衣食住エネルギーは無料やと思う。
物質転送機と反重力装置・・・そんなもんは、絶対無理やね。
いまの人類にそんなモノを渡したらロクなことをしない。
だから、無理やね。
「生老病死」も技術で解決。ただし自由診療。
AI・・・人間に似たらロクなもんになりよらへん。
映画やないけど、人間が居なければ平和になると考えるだろうな。


↑聖と俗・・・俗の方がいいかなぁ・・・でもここで食べるのは勇気がいる。

ならどうしたらええんやろ?
空海さんの言うような即身成仏みたいな状態にならないとだめということかな?
即身成仏と言ってもミイラになるんやおへん。
肉体を持ちつつ、悟るということ。
悟る?
お釈迦さんは、ただ死んだだけでは佛になれないと言っている。悟らずに死んだらただの死体。警察ドラマで、死体のことを「ほとけ」と言っていた。あれは間違い。悟って殺された人は、佛じゃない死体です。
父親と話していて、「なんでもいいから悟りなさい」と言っています。
なにも深淵な宇宙の真理に目覚めるとかじゃあくていい。「オレはアホやった!ありがとさぁ〜ん!」でもいいのです。その人にとっての小さな悟りで。



まだ肉体がある間に達成できたらポイント高いですよ。
それは、あの世に持って行けるポイントやね。
こういう東寺みたいな空間で考えるとドンドン妄想します。
一人でニヤッと笑ったりします。ちょっと危ないおっさんや。

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弘法市へ餅買いに

2017年04月22日 04時09分29秒 | 社寺




昨日は、東寺の弘法市、東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して毎月21日を縁日とし、骨董を中心に出店をしています。
日頃静かな東寺ですが、21日は、人でいっぱい。私が行く場合、午前8時から9時ぐらいに行くようにしています。それより早く行くとお店が準備中でやっていない。
食べ物系の屋台が目的なら午前9時以降でないとだめかも。でも最近、外国の観光客や昨日はスイカの種(修学旅行生)がウジャウジャいただろう。





骨董品だけど、昔は掘り出し物があったりしたらしいけど、最近はどうだろう。
私が感じる所では孤独死の後の整理物なんかも結構あるような気がする。
それはそれで東寺に置くと供養になるのかな?



今回のミッションは、棒餅の切れ端ねっ!
いつも出したはるお店で買います。
私は色んな種類(プレーン・エビ・粟・豆入り・黒砂糖)の端が詰め合わせが好き。
程よい厚みでつぐに火が通る。
お醤油で十分美味しい。
他にアラレやかき餅の詰め合わせがある。
これは、日持ちがするから重宝します。
昔の京都市内では、お餅屋さんというジャンルがあり、こういう棒餅やおけそくさん(御華足さん、仏壇にお供えする餅)やお鏡さんなんかを作っていた。
そのお餅屋さんやおまんやさんの店頭で棒餅も普通に売っていた。今はそういうお店が少なくなりましたね。
年末、お正月用のお鏡さんやお雑煮用の餅、御華足さんを各家庭が注文したものです。いまは、そんな風景も無くなって来た。





私は、小さい時、お餅は食べた。
ただし、カビが生えたお餅やおミカンは食べられなかった。
いまでもお餅やミカンの青カビは食べたくない。山羊や牛のお乳で作った青カビのチーズは好きなんやけどなぁ・・・。なんでお餅ならだめなんやろ?
そういえばブルーチーズっていつから食べだしたのかな?
おそらくフランス料理を食べだした頃からかな。
いまでもデザートにチーズがないお店は嫌いです。


↑高野槙(こうやまき)/昔、弘法大師が高野山の冬に花がないので、ご仏前に供える供花の代りに高野槙を供えられたのが始まりとされます。昔は世界中にあった木なんですが、新第三紀では北アメリカで、更新世にはヨーロッパでも滅びて、日本と韓国済州島にだけ残存しているそうです。高野山では霊木とされている。

日本人は、チーズを前菜というかお酒の友みたいな扱いやね。
チーズは、お漬物やと思う。それで料理がお終いという感じ。
プレートにいっぱいチーズが乗って選ばしてくれるお店が好き。
最近、少ないな。
パリとかは普通にあるんやけど。
しかも、日本で買うチーズの高いこと。果物もやけど。
ネットが発達して来ているのに、バターやチーズ、生クリームなんかも個人輸入できたらいいのに。いまだにノルマンティーバターを食べたことがないのです。
ネットで買えるけど、程度がいいかどうかわからない。
キューバから葉巻なんかも個人輸入できたらいいのになぁ・・・。おちろんあれは温度や湿度の管理が難しいから輸送経費が高く付く。



これからの発明品で必要なのは、物質転送機と反重力装置やね。
世界中の紛争を無くし、武器弾薬に使う予算を研究につかったらできるかも。
物質転送機の応用で食事だって、どこそこのなになにと言えば、料理ができたら便利だろう。世界中の料理をデータ化して、物質を作り出すのです。材料なんてなんでもいい。素粒子レベルで構築していく。
衣食住エネルギーが無料にすればいい。
人間は、AIでできないことをすればいい。
AIができないことってなんだろう?
空海さん教えて。

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辛痺甘涼

2017年04月21日 04時42分14秒 | 
日曜日、いつものように京女と二人で実家に行く。
その前にランチを食べる。
今回は、七福家でランチとなりました。



さて何を食べよう?
二人が同時に「麻婆豆腐丼」と同時に言った。
普通なら違えるのですが、あの日は同じものを注文。
もちろん、二人とも「辛くして」と注文をつけた。


↑七福家「麻婆豆腐丼」辛い目にと指定。最近、クログワイの刻んだのが入っていないなぁ・・・あれ良かったのに。

京女は、山椒の粉が欲しいと言った。
私は、手作り辣油の底をスプーンですくって4杯かけた。
それでなんとか好みの辛さになった。
父親原因のストレスが溜まっているのかな・・・二人とも。
でも汗もでなかった。
昨日の青唐辛子を刻んでかけたらよかったかも。


↑ラ ヴァチュール「オペラ+ティーソーダ」

食べ終わって、口の中がスッキリさせたくなったのです。
そりゃそうだわねぇ・・・。
リンデンバーム(LINDENBAUM)のタルトタタンを買いに行き、実家で食べようとお店に行く。
オーナーさんが、タルトタタンは、もうタルトタタンに向くリンゴが無くなる時期になったので作っていないとのこと。残念。


↑二人で分けました

仕方なく、先日父親と行ったラ ヴァチュール(La Voiture)に行った。
席に座り、さてタルトタタンを食べようと思ったのです。
でもリンデンバームのオーナーが言った言葉が頭に響いた。
ならここのリンゴはどこから来たのだろう・・・と思い。
クルミのタルトとオペラ、飲み物はティーソーダにする。
本当は、普通の炭酸水がよかったけど・・・。


↑ラ ヴァチュール「クルミのタルト+ティーソーダ」

ケーキを食べる場合は、水が薄い炭酸水がいいと思う。
今回は、胃をスッキリさせたかったからティーソーダ。
このティーソーダで、本日のケーキを食べたけど、結構いけました。
ショートケーキなんかの場合は、合わないかもしれません。


↑さて、行くか!

お腹が一段落したので、実家へ向かいました。
観光シーズンの日曜日に、実家に行くのは、辛いことなんです。
父は、東大路通が車で一杯なんて理解していません。
一度体験させないといけないかも。

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混沌&青唐辛子

2017年04月20日 05時18分07秒 | カレー

↑確かにインド料理系はいろいろな要素が混じった方が美味しくなることが多い。


↑ポンガラカレー「ポンガラプレート(おすすめのカレー5種、スパイシー副菜3種)」

昨日は、大阪行きだった。
前回に行った時、見つけたポンガラカレーというカレー屋さんを見つけた。
いつも前は通っていたけど、入ったのは初めて。
スリランカのカレーなんだろうか?





最初は、ポンガラプレートというのを食べた。
ご飯は、日本米とインド米が選択できる。
サラッとしてあまり油っこくない。
豆のカレーが美味しかったので、ちょっとお気に入り。
いつもなら、インデアンカレーかピッコロなんだけど、ルーの油っこさを身体が嫌がっているようなんです。
サラッとしたものがいい。


↑ここから下は、昨日食べた分です。スリランカプレート(豆カレーとスリランカマトン、スパイシー副菜5種)

別にヘルシーでないと・・・なんて思っていないですけど。
たまには違うタイプもいい。
ここのカレー、お店の人が「最後は全部混ぜて食べるといいですよ」と言ってくれた。確かに混ぜると混沌として美味しい。
インド料理系は、こういうのがありますね。
スパイシー副菜があるのも面白い。
全体的に、辛くない。


↑真ん中のが件の青唐辛子

昨日は、前回の続き。
今回は、最初からカレーの境目がないタイプにする。
この方が混ぜながら食べられるので好きかも。


↑青唐辛子は生なんです。種も入っています。

標準では、カレーが豆カレーとスリランカチキンなんですが、スリランカマトンに変更できるということで変更。お店の人が「スリランカマトンは、辛口になります」とのこと。
ついでにオプションで青唐辛子のトッピングを注文。



この青唐辛子は、生の青唐辛子で、囓りながらカレーを食べるそうです。
やってみると笑うぐらい辛い。
でも水を飲むほどではない。
人によっては泣いてしまうかなぁ・・・。
ちょっと囓っては、カレーと副菜とライスを混沌状態で食べる。
これは、いい感じ。
ちょっとだけ、Happyな感じになりますよ。(人によりますけど)
次回は、パクチーダブルでやってみようっと。
きっとハイな気持ちになる。



しかも、場所なんだろうけど、行列ができていない!
これはいい。
新大阪のスペイン料理の鶏もよかった。
週末は、あそこに再度、行ってみよう。
新しい店をもっと開拓して行こうっと。



そうそう、やっと体調が戻ってきた。
今年は、ズッと漢方でいう瞑眩現象(めんげんげんしょう)・・・好転反応というか良くなる前に悪くなったような状態になる現象があるのですが、そんな感じの4ヶ月だった。私の場合、20〜30年に一度ぐらいそんなのがあります。
西洋、東洋、気功、漢方、呼吸法と昨年は集中的にやりました。
きっとその影響で瞑眩現象みたいな、長年の底に溜まった泥が浮かび上がってくるような感じでした。
やっとそれが終わった感じ。
自分の状態をなんとかするために、新しいエネルギーシステムまで作ってみた。どうやらいけるみたい。エネルギーデザイン感覚が戻ってきました。何を書いているのかわからないでしょうね。これ以上説明しても訳がわからないので止めておきます。

※「これっていつも京男さんが言っているゴミ箱料理と違うの?」と言われるかもね。ゴミ箱料理は、ちょっと意味が違います。確かにグチャグチャにして食べるのですが、食べるプロセスの問題です。
私が言うゴミ箱料理は、一つのプレートにご飯やおかず、サラダやソースを乗せて、卵黄を乗せるようなものをいいます。残飯状態ね。あれってお店の調理する人間が単一のモノで自信がないので、様々な美味しいと思われるモノを乗せた料理。そして保険のために卵黄を乗せる。卵黄や味の素を乗せれば、少々料理の味付けが失敗しても分からなくなるのですよ。しかもワンプレートだからお皿を洗う手間が少なくて済む。つまり人員が少なくて済むのです。作る人間も調理師でなくてもいいのです。アルバイトが指示通り盛りつければいい料理が多い。原価を低く抑えるためのものです。業務用の半完成品の料理素材も驚くほどバリエーションがあります。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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博物館風景

2017年04月19日 05時22分34秒 | 風景


これは「うぞうすい」を食べた後の話。
父親とせっかく京都国立博物館の近くに来たのだから、見学することにした。
彼は、博物館に来たことがないらしい。
来たことがない?



息子と違って芸術とは縁がない人生だったのね。
もっとも、京男と京女の4人の子供も美術に縁がない。
親の姿を見て「もっとまっとうな仕事をしないとああなる」と思ったんだろうなぁ・・・。
でも、孫が曾孫に変わったヤツが出てくるような気もします。



私が美系に行くと言った時、父も母も理解できなかった。
唯一母方の祖父が理解を示した。
もっとも私自身、美系なんて言ったものの、具体的に何をするというのはなかった。
カットエエのと違うかなぁ・・・程度やった。
その内、我が家系に変なヤツが必ず出てくるだろう。
私の役目は、「大丈夫!あんなは頭が変な訳でない。やるならトコトンやりなはれ」と言う役になるかも。
それまで、こちらもドンドン先に進んでおかないとね。



父親との話に戻ります。
京都国立博物館では「開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)」をやっていたので観ました。
父親とまさか博物館でこんなモノを観るとは思いもしませんでした。
芸術とは、まったく縁のない父ですから。
観て、どう感じたのだろう・・・。



友松の「月下渓流図屏風」がよかった。

和菓子
中村 肇
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江戸前とは珍しい

2017年04月18日 04時37分24秒 | 


先週末、京女と街中で待ち合わせ、ランチを食べることにした。
今日のような食事をチョイスするのは、あまり体調が良くないのかも。
彼女とこういう食事をしたことがないのです。



私は、お寿司はカッパ巻やお稲荷さんが好きなんです。
江戸前の握り寿司は、食べない。
別にアレルギーというのではないけど・・・。
きっとお酒を飲まないからだと思う。
割烹、焼き鳥、串カツ、おばんざい、ビアホールのジャンルが分からない。
しかも、夜は早く寝るので、外食はできるだけさけている。
なんとも面白くないヤツですね。
父親に、割烹風のランチが食べたいとリクエストがあるのだが、ランチタイムのお店がそうそうない。百貨店の7階やホテルに行けばなんとか食べられるけど・・・。
私は、ホテルのお店はあまり好きでない。昔のようなサービスがもう受けられないしね。百貨店の上は、騒々しい状態だし・・・。



この日は、父親はいないので自由なのですが、京女とお店を探した。
でも食べたいメニューがない。
油が付けつけないのかな・・・。
仕方なく、本日の寿司を選択。
これは、セットメニューなんです。
本当は、カッパ巻だけでよかったんだけど・・・。





京女は、ホタルイカを食べないらしく、竹の子の握りと交換した。
そういえばホタルイカの季節やね。
いつか、飛騨高山の居酒屋で生きたホタルイカを食べたことがある。
接待していただいたのです。
海水の中でホタルイカが泳いでいた。
それをお箸でつかみ、酢みそだったかな・・・で生きたまま食べた。
接待してくださった方がじっとご覧になっていた。
「食べないのですか?」と聞くと、「そんな可哀想なことはできません」とのこと。
なんか、私はすごく極悪非道な人間みたいでしたね。極悪ついでに全部、食べましたけど。次の日、お尻がピーッと光っていたような・・・・。



京女とこのお店は、初めてだったかも。
回る寿司は、先日子供と行ったことはありますが・・・。
最近なんですよ。お寿司を食べるのは。
大抵、フランス、スペイン、メキシコ、トルコ、インド、タイ、ベトナム、上海、四川等々が多い。
だから、私の記事には、風変わりな料理が登場します。



でもたまにはこういうのもいいのかも。
後でデパ地下で「いず重」のお稲荷さんが売っていたので思わず買ってしまいました。久しぶりに食べたけど、以前の美味しさが無くなっていたのがちょっと寂しい。

※お寿司の内容は、書いてないけど、何となくわかりますよね。

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中村 肇
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うぞうすい

2017年04月17日 05時28分25秒 | 
父親とタクシーで「わらじや」の前を通り過ぎた時、父親は食べに行ったことがないとのこと。
まあ、鰻の雑炊なので総入れ歯でも食べられるだろう。
しかも、どう考えても血糖値も上がらないだろう。
ちょっと財布が痩せるだろうけど。



谷崎潤一郎も『陰影礼賛』で、「京都に『わらんじや』と云う有名な料理屋があって・・・」というように紹介している。なんでちょっと名前を変えたのかな?
いまのマスゴミと違って、そういう風にちょっと配慮したのかも。
この本は、1933年(昭和8年)当時の西洋近代化に邁進していた日本の生活形態の変化の中で失われていく日本人の美意識や趣味生活について以下のように語りながら、最後には文学論にも繋がる心情を綴っている。
谷崎先生がいまの京風景を見たらきっとひっくり返るでしょうね。
京都の街の良さは、「陰影」だと思う。
なくなりましたねぇ・・・「陰影」



話しを「うぞうすい」に戻します。
私も最近は、行ったことがないのでお店に電話をしました。
「椅子席はありますか?」と。
悲しいかな胡座をかいて長時間座れないのです。
父親も恐らく囲炉裏式の所でないと座れないだろう。
お店の方が「椅子席はございます」とおっしゃったので、その席を予約しておいた。



そして食べたのが本日の写真。
最初に、抹茶と和三盆が出て来ます。
私は、この抹茶はつらかった。
老舗なんやからもう少しランクの上の抹茶にして欲しかったな。
いらんこと言うてすんません。



そして前菜。
真ん中のは、ホタルイカでした。



さて、グツグツとう鍋が登場。
井桁の木の上に土鍋が乗っています。
これを見て真夏にスーツを着て食べたのを思い出した。
あの時、クーラーが故障して、大変暑い目に遇いました。



思い出に浸っている場合じゃない、仲居さんがよそってくれようとしていました。
取り急ぎ撮影。
父親に「この出汁をしっかり憶えておくように」と父親にいいました。
彼は、美味しいモノを食べてこなかったので、舌が未熟なんです。



山椒の粉をかけていただきます。
このクラスの店は山椒がボケていません。
もしボケていたら一暴れするでしょうね。



う鍋の中身は、鰻は筒切りで骨が巧みに抜いてある。それと白葱、山形の庄内麩、底に春雨が沈んでいます。
仲居さんに「なんで京都やのに山形の庄内麩なの?」と言ってしまった。
近所の半兵衛麩でもいいやんかと言いそうになった。



結局、二人でう鍋の出汁を飲んでしまった。
でもご心配なく、うぞうすいは、別の出汁で新たに作るそうです。



来ました!
グツグツと美味しそう!
・・・二人で食べきれるかな・・・と不安が頭に過ぎりましたけど。
ボーッとしていたら仲居さんがとりわけてくれるので撮影。
人参やゴボウといった細切りの根菜、そして薄切りの椎茸、そして小さなお餅もはいっています。鰻は、筒切りでなく普通の白焼き。



結局、二人ですべて食べられました。
後は、デザートのミカンとリンゴ。
父親もうぞうすいを体験出来てよかったと思います。
こういうのを食べないで死んだら「人生に喰いが残こりますからね」
昨日も父親に言っていました「同じ血糖値があがるなら、近所のコンビニのコロッケとか、スーパー・マーケットのおはぎとかでなく、一流のモノを食べて血糖値を上げよう!それで目が見えなくなったり、足を切ったとしても納得できるだろ。オレはそういう生き方を選ぶ」とね。

まあ、父親とは「生き甲斐」も「死に甲斐」も違うからしかたないけど。
そういえば彼は、臨死体験をしていないか・・・。
自分の意識力の無限の可能性も自覚していない。
もったいないなぁ。

和菓子
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雨の東寺桜

2017年04月16日 06時46分38秒 | 社寺・和菓子

↑もう現在は散ってしまっているだろうけど、東寺の桜も最近人気がでてきていますね。清水寺が本堂の茅葺き屋根の交換で絵にならないから東寺あたりがいいのかも。

今年の桜は、晴れ間は少なかったかも。
しかも開花が一週間ぐらい遅れた。
人間が思うように自然は進行してくれませんね。


↑ここは、宝蔵のそばに小野道風ゆかりの柳と伝わる柳です。どうみてもそんなに古くは見えないけど・・・。
小野道風の話は、次のようなものです。小野道風は平安時代の貴族・能書家です。藤原佐理と藤原行成と合わせて三蹟といわれている。ある日、道風は蛙が一生懸命に柳に飛びつこうとしている光景に出くわします。どうせ無理だろうと眺めていると、蛙が柳の葉に飛びつきました。この光景をみて道風は頑張って努力すれば道は開けると悟ったという逸話なんです。あまり面白くない逸話やね。その光景を見た道風さんが柳に飛びつき、見事この水に落ち、この石で頭を打った。そのショックで急に字が上手くなったという方がいいと思うけどなぁ・・・。


↑花札、これは11月の札やから春の話ではないのかな?


↑その側に蛙が乗った石があります。この蛙、柳に飛び移りそうに見えないけど・・・。

京都市内のソメイヨシノ系の桜は、散ってしまったかな?
後は、原谷苑や仁和寺になる筈だけど、どうかな?
天気予報ほど外は暖かくないかも。
私自身は、桜はきらいでないけど、人が多いのが苦手ですね。
人が年々多くなってきます。
十年前はそうでもなかったのに・・・・。


↑御影堂(今、解体修理中)の側の桜。

いつもの贔屓君に抱きついていたんだけど、写真がないです。
残念。


↑亀屋良長「春水(しゅんすい)」


↑煉切、白あん

なんや訳のわからん内容になってしもた。
つんまへん。

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