京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

「一声」今年はまだ聞いてない

2012年04月30日 06時04分24秒 | 和菓子
昨日は、結局ずっと寝ていました。
一昨日の昼からずっと頭が痛かった。
きっと長男のB型インフルエンザの影響だと思う。
それしか考えられない。



でも京男の場合、熱が出ないんです。
きっと病院にいってもウイルスはでない。
検査してもです。
そういう身体になってしまっているから仕方ない。
あまり同情もされないしね。
寝るしかない。
みなさんのところにも行けなかった。
すんませんな~。
会う予定の人にもキャンセルしてしまった。
電話をかけてこれらかた、電話にでられませんでした。
すんません。


↑紫野源水「一声」

この生菓子の「一声」というタイトルは、ホトトギスの鳴き声を表しています。
このホトトギス夜中に鳴くんです。
結構大きな声でビックリしますよ。
夜になく鳥というんは珍しいんです。
ちょうど鳴き始めることに、橘の花や卯の花が咲きはじめ、万葉集の時代から和歌の題材になっている。
平安貴族は、このホトトギスの初めての声を聞くために夜通し起きていたとか。

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このホトトギス、結構狡い?子育てをする。
ウグイスの巣に自分の卵を産み付け育ててもらう(托卵)なんてことをする。
気の弱い男性のところに自分の子供を産んで育ててもらう若い女性みたいやね。


↑羽二重餅製、白小豆こしあん、大徳寺納豆入
※大徳寺納豆/納豆ではあるが、現代一般的な納豆のような「粘り気があり、糸を引くような納豆」とは異なる。塩味の、古来製法の納豆の一種である。風味は味噌や醤に近い。これ結構美味しいですよ。京都土産におすすめ。お料理に使うのもいいしね。

戦国武将の性格を表す和歌がありますよね。
いつか紹介したかも。
江戸時代に作られてものだそうですが、よく性格を表現しています。

「なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府」(織田信長)
 この句は、織田信長の短気さと気難しさを表現している。

「鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤」(豊臣秀吉)
 この句は、豊臣秀吉の好奇心旺盛なひとたらしぶりを表現している。

「なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様」(徳川家康)
  この句は、徳川家康の忍耐強さを表している。

「鳴け聞こう我が領分のホトトギス(加藤清正)
  この句は、加藤清正の配慮を表している。

なお、織田信長七男の織田信高の系統の旗本織田家の末裔に当たる、フィギュアスケート選手の織田信成はテレビ番組のインタビューで、信長を詠んだ句への返句として「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」と詠んで話題となった。

京男も詠んでいる。
「鳴かぬなら返品しましょうホトトギス」(最近ネット通販が多い京男)
「鳴かぬなら通帳見せましょホトトギス」(4人の子を持つ父)
「鳴かぬなら傷口見せましょホトトギス」(ぜったい泣くで)

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逆やんか・・・

2012年04月29日 07時35分42秒 | 

↑京女の注文、塩タン定食、ご飯中盛

昨日は暑かった。
午前中、京都駅前にある温熱療法のところへ治療に行きました。
身体がほっこり。
チケットの予約をしに来た京女と合流。
子供の日に関東方面で暮らし始める次男の住む家の手入れに長男、次女を従えて行くそうです。
京男は、足手まといになるから留守番・・・。


↑普通なら京男が食べる筈なのに・・・
 
落ち合ってランチを食べようということに。
あまりウロウロしたくないのでヨドバシの6階「すみび和くら」で食べる。
この店の名前からすると能登半島の魚かな・・・と思ったら、仙台風なのがようわからない。
ヨドバシで食べるもの少ないのです。この店の他は、寿司ぐらいかな。座席の状態もあるしね。もちろん並ばされるのは論外。
ラーメンやハンバーグなんかはイヤだから。
しかも昨日はダンダン頭が痛くなってきてたし。
ひょっとして長男のB型インフルエンザをもらったかもしれない。


↑京男はほっけ定食。ご飯小盛。悲しいでしょ。

でも京男の体質の悲しさで熱も出ないんです。
熱がでなくてもシンドイのはシンドイ。
食事をしてから地下で買い物に付き合うのが辛かった。
結局椅子に座り込んでしまったし。
帰って倒れ込むように寝てしまった。


↑魚の定食を食べるなんて珍しい


↑とろろが付いています

目が覚めると日が暮れていた。
ちょっと水分補給をしてまた寝てしまった。
まあ、今日一日温和しくしていれば治るでしょう。

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緑の力

2012年04月28日 06時05分47秒 | 風景・和菓子
昨日は、いい天気でしたね。
暑かった。もう夏服になってしまいました。



新緑が綺麗ですね。
緑色は、人間に力を与えてくれます。
精神力を強くし、活性化してくれる。
創造性を高め、意思力を強くし、決断力をつけます。
「緑色」を発するものは、「風のエネルギー」が主体で
「活性化」「癒し」「博愛」をもたらしてくれる のです。
だから、その機能がうまう働かないと心や身体が病気状態になります。



グリーン系のチャクラというのがあります。
チャクラというのは、インド・ベンガル料理屋さんじゃなくて、人間の身体にあるとされている宇宙エネルギーを取り込む入り口みたいなものです。
活性化している場合もあるけど、普通は活性化していません。
ヨーガをするのは、頭頂にあるサハスラーラチャクラとお尻のちょっと前にあるムラダーラチャクラを活性化するのが目的なんだそうです。
でも一生かけて一つ活性化できればラッキーなんだそうです。



人間には、チャクラという宇宙のエネルギーを取り込む箇所があります。
昔は、7つあるといわれておりました。
現在は、13あることがわかってきました。
両手のひら、両足の裏をいれると17あることになるかな・・・。
もっとややこしいことに、肉体の他にエーテル体とアストラル体があるから3倍の数になるという訳のわからない状態になります。
※手のひらの中心にある「労宮」が手のひらのチャクラにあたる。これは大抵の人が開いている。手当をすると病気が治ったりするのは、この手のひらのチャクラを使っているだけです。
手のひらの場合、右と左で役割が違う。人によっても違うのですが、普通は、左手でエネルギーを吸い、右手で放出する。
※足の裏の中心にある「湧泉」。
合気道で足の裏から呼吸をするという表現がありますが、このチャクラを使ったものなんです。



胸のあたりのチャクラの色が「横隔膜センターチャクラ」「アナハタチャクラ」「胸腺チャクラ」がそうです。
昔は、「アナハタチャクラ」だった。
緑色のものを見ると、胸系のチャクラが活性化するのかも。



参考に上記3つのチャクラの役割を書いておきます。
詳しい人以外は、なんの役にも立たないかも。

●横隔膜センターチャクラ(横隔膜)/ボディのプラーナ(生命エネルギー)・呼吸エネルギーを若返らせるための焦点。ストレスを支配し、プラーナ・空気エネルギーを活性化し身体に活力をあたえ、身体から有害要素を除去。

●アナハタチャクラ(胸の中心)/愛のチャクラ、自己と他者への愛を司る。活性化するとヒーリングの能力が活性化。

●胸腺センターチャクラ(胸腺)/身体が全く物理的な形態から、かなりエーテル的な形態に変えられたので、極めて強い免疫システムが発現する。過去6000年間の地球大気の放射線が小さく退化していた。これから再び活性化し、環境関連のあらゆる病気や困難を防止する能力が高くなる。また身体が老化しなくなる。


↑本家玉寿軒「新緑」

木の芽時は、このグリーン系のチャクラが不安定になってくるのです。
特に今年はその傾向がありますね。
それに加えて喉にあるヴィシュダチャクラも不安定になっているから対人関係にストレスを感じる人も多い。
お心当たりの方は、朝早く若葉がいっぱいあるところに行くといいですよ。


↑こなし、粒あん

なんとか話しをまとめた。
かなり専門的な内容になりすぎました。
すみません。
こんなことを書き出すと本1、2冊ぐらいになります。

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ママレードと海苔そして木の芽

2012年04月27日 05時34分48秒 | 甘味・喫茶・その他
この間、ふとママレードの瓶を見た。
太陽の光があたってとても綺麗だった。



このジャムは、チップトリーのレモンマーマレード。
ときどきトーストとママレードを食べたくなる。
無いと不便あので1瓶は、未開封で置いてあります。
本当は、クーバー社のオックスフォード・オレンジマーマレードがいいけど、最近手に入らない。
このチップトリー社のジャムは、明治屋で売っています。
以前は、クーバー社もあったと思うけどな。
出町輸入食品だったかな・・・。
京都人にとっては懐かしい名前でしょ。
京男が昔々、バタークッキーを初めて食べた店なんですよ。
それまで森永製菓のマリービスケットか、泉屋のクッキーぐらいしかしらなかった。
そうか丸太町かわみち屋の「蕎麦ほうろ」だったものな。
実家の側にある八つ橋はいつもあったけど。



この時期は、甘酸っぱいものが食べたくなりますね。
だからママレードがいいんですよ。



これは、先週出張に行ったときのいただきものです。
業務用の海苔なんですが、桑名海苔というなは、ブランドなんだそうです。
桑名といえば、蛤ですよね。
焼き蛤は、有名ですよね。
いつかいただいたのですが、美味しかったですよ。
いまでは、貴重なものなんです。
その蛤が捕れる場所で冬場に養殖されているのか、この海苔なんです。
いまどき国産の海苔というのは貴重なんですよ。
ハマグリ、アサリ、シジミはね。



小さい時、京都市内でもよくシジミやドジョウの行商が来ていたな・・・。
この場合のシジミは、琵琶湖の瀬田シジミでした。
一時は少なくなってきていたようですが、最近は、また増えてきているそうです。
でも行状はこないでしょうね。

すぐに話しがそれでしまいますね。
この海苔は、お店で薬味的に使う海苔なんだそうです。
お店の社長の話しをお聞きしたのですが、こういう薬味も手をすかないとのこと。
当たり前のことだけど、やっていないですよね。


↑塩芳軒「木の芽」
この上用は、木の芽がのっている。食べるとほのかに木の芽の香りがします。
京都人は、木の芽や山椒が大好きなんです。
木の芽和えなんかも、好物なんですよ。
旅をして、煮売り屋ですり鉢に入った、イカの木の芽和えをすり鉢ごと、盗んで食べたっけ・・・。それは落語の「七度狐」か。


↑上用、こしあん

今日もまた、とりとめのない内容でした。

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神光院

2012年04月26日 05時28分01秒 | 社寺


実は、ここ初めて行きました。
いつもこのあたりに来るのは徒歩じゃないからなんですよ。
田中長生治療院の近くにあります。
そんなことを聞いて「ああ、あそこか!」とわかる人はかなり私と親しい人ですね。(笑)


↑山門

神光院地図、左斜上に田中長生治療院が表示あれています。

山号は放光山。本尊は弘法大師(空海)像で、「厄除け大師」として信仰されている。東寺(教王護国寺)、仁和寺と並ぶ京都三大弘法として有名であり、地元では「西賀茂の弘法さん」の愛称で親しまれる。
そうなんだ。
本尊が弘法大師さんなんですか。
大日如来じゃなくて?





由緒書きによると、1217年(建保5年)、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職松下能久が、「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」との神託を受け、大和国から慶円を招いて寺を建立したという。寺名はこの由緒にちなみ、「神光院」と名づけられた。


↑弘法大師(空海)石像、これはご本尊ではありません

空海が42歳の時に、当院で九十日間の修行を行ったとされる。修行を終えて寺を去る際に、境内の池に映る自らの姿を見て木像を彫り、厄除を祈願したといわれている。この木像は本堂に安置されている。同時に彼が眼病治癒の祈祷をしていたことから、眼病に利益のある寺としても広く知られるようになった。



ここは、きゅうり封じが有名かな。
きゅうりによる疫病除け祈祷が行われます。病名を記入した紙にそのきゅうりを包み、家に持ち帰り、身体の悪いところをなでて庭などに埋めると、病気を封じこめるといいます。不思議な行事でしょ。
今年は、7月21日(土)・27日(金)にあります。


↑種子、金剛界の大日如来、発音「バン」
※種子(しゅじ)とは密教において、仏尊を象徴する一音節の呪文(真言)のこと。
この種子は金剛界の大日如来を表しています。
印は、智拳印。真言は「オン・アザラ・ダト・バン」



宇宙を表すのに、金剛界大日如来と胎蔵界大日如来で表しているそうです。
金剛界は、男性原理・父・上・強・高。
胎蔵界は、女性原理・母・下・弱・低。
この二つの世界観で宇宙を観想するのでしょうね。
なんとなくわかってきかけているんですよ。
二元論を超えるという意味かも。

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木の芽時をうまく乗り切りましょう

2012年04月25日 06時21分46秒 | 洛外・食

↑自然薯の天ぷら(右のコロンとしているのがそうです)

本日の写真は、先週四日市方面に出張の時、ご馳走になった時の写真です。
湯の山温泉方面にある自然薯「茶茶」。
とても久しぶりです。
前回は、昨年の8月25日だった。
救急車で病院に運ばれる前ですね。
一昨年の救急車騒ぎの時も前の日がここだったと思う。
ということでちょっと怖かった。(笑)


↑山菜の突き出し


↑上にのっている黒いのはムカゴ、下は白和え。食べていないのでわからない


↑芋虫かなと思ったら土筆でした


↑わかりません~

そういえば木の芽時期は、なんだか体調が変になる。
漢方では「春は病、肝に在り、頭に在り」なんていいます。
春になると、植物は花を咲かせ、虫は動き出し、動物は生殖機能が旺盛になります。人体も同様で、体の奥にしまっていたエネルギーを体中に行き渡らせる時期です。
その主役を演じるのが肝臓で、その作用がスムーズだと、気力が満ちてき、気分上々のはずなのですが、肝の陽気(身体を温める働きのあるエネルギー)がうまく全身に 回らず、陽気が頭に集中すると、イライラや不眠、のぼせ、血圧の上昇などを招き、精神的に不調になりやすいと言われています。


↑しじみの煮物、このしじみは三重県桑名市で揖斐川・木曽川の天然しじみ。貴重なんだそうです。

また木の芽時の肝がうまく動かないと、夏場こんどは体が冷えるということになります。
そうなると土用に鰻なんかを食べる程度では、体調がよくならない。


↑京男の発注、自然薯そば。かわいいでしょ。

だから木の芽時は、肝臓を強化する意味でしじみを意識的に摂るといいですね。
ただし、外国産のしじみは避けた方がいいようです。
亜鉛の錠剤という方法もありますが、やっぱり食物から摂るのがいい。


↑下の大きな葉っぱは、朴葉ね。高山の朴葉味噌で使う葉っぱですね。

美味しくいただきました。
次の日、救急車にも乗らずにすみました。
ジンクスが破れてよかった。
でも電車や高速バスに乗るのは、疲れますね。
大阪行きに比べると楽ですが。

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天神さんの誕生地

2012年04月24日 05時28分49秒 | 社寺




ここの記事が取り残されておりました。
ここは、菅原院天満宮神社。
場所は、護王神社と烏丸丸太町の間にあります。
なぜかGoogleで地図がでない。



天神さん、つまり菅原道真さんが生まれたお屋敷跡が神社になっているのです。
つまり生誕地ということになりますね。
北側の通りが下立売通りあんですよ。
関係ないけど「下立売通堀川西入る」と京男の生誕地なんです。
神社はまだ建っては降りませんが。(笑)



受験のお願いなんかは、北野天満宮へ行くよりこういう小さな所の方がお願いを聞いていただけるかも。



定番の牛さんもいます。



小さな境内を小さな祠があります。
お祀りしてある神様のお名前がよくわからないのですよ。
あまり馴染みがない神様たち。



正一位(しょういちい)は、位階及び神階のひとつ。諸王及び人臣における位階の最高位に位し、従一位の上にあたるそうです。
国家に対して偉勲の著しい者が叙されている。
神様の位としても使われています。
国が神様に対して位を付けるのかな・・・・。
どうもよくわかりませんね。
それにしても「梅丸大明神」というのは、どんな神様なんだろう。
拝殿の前に丸い石が置かれています。
この石を撫でて、この手で体の悪いところを撫でると病気平癒のご利益があるそうです。梅丸さんというのは、小太りじゃなかった瘤取り爺さんみたいな人だったのかな。ぜったい元人間ですよね。大明神とつくから。
大明神に付いては、豊国神社の時に書いたので4月19日の記事を見てください。

なんか今日は力が入らないな。
そんな日もあります。

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菜種梅雨というには激し過ぎる

2012年04月23日 05時17分07秒 | 風景


今年の春は、激しい風雨ですね。
菜種台風という表現がもうすぐ出てくるかも。
申告劇じゃなかった新国劇の月形半平太の台詞「春雨じゃ、濡れて参ろう」とはいきませんね。
全地球的に見て変ですね。
それともいままでの地球が静かすぎたのかな。
地球は寒冷化に向かっているという説が有力になってきましたね。
この異常な天候はその前触れなのかな。
寒冷化なら大変だ。
まだ温暖化の方がましだと思う。
全地球的に食料が足りなくなる。しかも砂漠化が進む。
数年後には、寒冷化対策のため「温室効果ガスをいっぱい出しましょう!」となるかも。学者もハッキリしてほしい。
温室効果ガス云々は、原発プラントを売りたい人たちが言い出したという話しもあります。原発事故で世界的に反原発運動がでてきて、地球寒冷化説も浮上してくるのかも。世の中は奇々怪々ですね。





ほとんどの桜の花が終わり、新緑のシーズンになりました。
いつも思うのだけど、桜の花が散った後の若葉が異常に早くでてきますよね。
この時期の緑は「萌黄色」と表現されます。



平安時代を通して若者向けの色として愛されたそうです。
『今昔物語』には浮気者の舎人に腹を立てた妻が萌黄や紅の衣装を着て若い令嬢を装い夫を騙す話がありますね。奥さん、若作りしてもバレマッセ。



『平家物語』には十八歳の貴公子平敦盛が萌黄縅の鎧を着て戦地に赴くくだりがある。
きっとこの平敦盛さん、草鞋も萌黄だったに違いない。
着物の裾をあげるときっと萌黄の足袋を履いていたに違いない。
もちろん褌も萌黄ねっ!しかも眉なし、ヤクザ風やし。

回りの人(1)「ビックリした!アスパラガスが歩いてきたんかとオモタ!」
回りの人(2)「敦盛ハンなんでそんな萌黄ばっかりデンネン」
敦盛「コーディネートヤガナ!」
と言ったとか、言わなかったとか。
この記述をみてピーンときた人は、吉本新喜劇通やね。(笑)
敦盛のイメージが木っ端微塵になってしまったでしょ。
敦盛が中條健一(ちゅうじょう けんいち)のイメージになるから不思議。
ただし関西地区限定やけどね。



なんかいい加減な記事でした。
おやかまっさんでした~。

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新種の大蒜?

2012年04月22日 06時07分44秒 | モノ


京男は、中学後半まで大蒜というものの存在を知らなかった。
韮もかな。
小さい時は、偏食が多く、野菜や魚、肉もほとんど食べなかった。
小学校低学年ぐらいの時、秋に丹波の松茸山に松茸狩りによく連れていかれた。
昔は、松茸なんかたくさんあり、貴重な食品じゃなかったんです。
松茸山にいくと農家の人が鶏をつぶし、すき焼きだった。
ネギやタマネギ、焼き豆腐、コンニャクなんかも嫌い。
松茸もあまり食べなかった。
焼麩と鶏の卵になる前の卵とすき焼きをつけて食べる生卵が好きだった。
でもいつも卵を2個ぐらい食べると蕁麻疹がでて、皮膚科につれて行かれる状態だったなぁ。
いまは、なんでも食べるようになった。お陰で大きくなりました。(笑)
話しがそれそうだ。
本題にもどります。







この大蒜は、根付作家さんが作った作品。
鹿角の細工なんです。
大蒜の香りがしてきそうでしょ。



これは根付といっても小型なので、帯飾りに使うものです。
小さいけど、すごく細工がうまくできている。
こういう遊び心は持つ人を和ましてくれますね。
しかも量産してないから、同じものを持っている人に出会わないということもいいですね。
瑪瑙の赤や萌葱色の糸も正解です。
VICTORINOXに根付風につけてみました。





携帯電話やスマートフォンを飾っている人が多いけど、同じやるなら本体より高いものを付けた方がいいかもね。
落としたらダメージが高いから、緊張しますね。
たくさん、ぶらさげるよりいいものを少なく飾る方がいいように思うな。



今回は、新型のVICTORINOXのナイフ「TOMO」に付けてみました。
このVICTORINOXは、日本のインダストリアルデザイナーの作品。
素晴しい作品だと思います。
この頃、薬の封を切ったりするのに小さなハサミが欲しかった。
もちろん他のVICTORINOXもあるけど、軽い色彩にしたかったんですよ。
「TOMO」っていい名前だ。長女といっしょだし。(笑)

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手を守る・・・松葉杖用?手袋

2012年04月21日 05時06分40秒 | モノ
最近、松葉杖の長期仕様の影響が出てきている。
松葉杖の経験がない人にはわからないだろうな。
松葉杖は、脇の下で体重を支えない。
そんなことをしたら脇の下にあるリンパとか神経を圧迫してもっと大変なことになる。
手が麻痺したりするそうです。しかも回復しなくなる可能性があるのですよ。
リンパの滞りはどんな影響かわからないけど。
だから両手で体重を支えるのです。
特にダメージのある反対側の手に負担がくる。


↑荷物を開ける時、ドキドキしますね。

ここ二週間ぐらい両手が腱鞘炎的な症状がではじめた。
対応策を考えてみた。


↑不思議な形状の手袋でしょ。こんなのは世界でもないと思います。完全オーダーだし。


↑クッションもしっかり指定した場所に入っています

1.松葉杖じゃなく車椅子にする
2.念の力で体を空中に浮かべ移動
3.テレポテーションを身につける
4.手をカバーする手袋を作り

1は、住環境的に無理。
2と3は、まだちょっと修行が必要。
ということで4の手袋を作るということになった。


↑手につけるとこんな風になります。

手袋をオーダーするとなると以前、キーボード用手袋をつくってもらったCACA-ZAN(イズイシ手袋)の出石さんにお願いしました。
こんな変な手袋は初めてだと思います。
京都に来ていただいて、直接会って相談しました。
今回はいろいろ説明しないと京男の意図が伝わらないだろうしね。
その場でラフ図面を描いてもらい、後日正式な図面を送ってもらいました。
革は、柔らかく水洗いができる鹿革でお願いしました。
どうしても汗をかくと思うので。


↑これは、素早く脱ぐ時の仕掛け

指の中がも細かく注文しました。
出来上がったのがこの手袋なんです。
まだこれから実際に使ってみないとわかりません。
2、3双※は必要なので、その時は改良しないと行けないかもしれません。
靴といっしょで鹿革といえども、1日使うと1、2日休まさないといけません。
さてどうなるか?
明日から使い始めます。
※手袋の数え方は左右2つで1セットです。だから「1双、2双」という数え方をします。


↑これは装着する時の仕掛け

出石さん、ありがとうございました。
因みに、現在オーダーが溜まりすぎて注文をストップしているそうです。
これだけの仕事をする人はそういないものね。
お店が大きくなっても手を抜いてはいけませんよ。
同じ品質で生産効率をあげること、職人さんの育成がキーね。
それは、この間お話しした通り。
でもまたお願いします。

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塩小路橋といっても塩糀は売っていません

2012年04月20日 07時24分42秒 | 風景・和菓子
最初、ラジオで「しおこうじ、しおこうじ」というのを聞いて「なにか事件でもあったのかな・・・」と思った。
きっと京都人はそう思うだろうな。
そういえば京都市内でも糀屋さんは結構ある。
市内から伏見にかけて造り酒屋さんがあったからなんです。
糀は、冬場ぐらいしか売ってないかもしれません。


↑七条大橋から北東方向をみる


↑七条大橋から北をみる

塩小路通(しおこうじどおり)は、京都市の主要な東西の通りの一つ。
東は東大路通から西は大宮通まで、七条通と東海道本線の間を走る。
京都駅の北側(新幹線と違う方、京都タワーが見える方)をでて初めて見える広い通りのこと。


↑この橋は、七条大橋より南側の塩小路橋。なにげなく桜が見事。





京都市内のソメイヨシノは完全に終わりました。
次はツツジのシーズンになりますね。
季節の進むのが異常に早く感じるのは、京男だけだろうか・・・。


↑長久堂「花筏」
「花筏」といっても落語じゃないですよ。わかる人は少ないかもね。
そういう風にいうと土俵の端に見えてくるから不思議ですよね。(笑)


↑こなし(山芋入)、赤ごしあん


↑2012年4月20日午前8時。本日は小雨と曇りの一日。気温は一瞬クーラーのスイッチを入れようとしたぐらいです。ベランダ桜は、完全に桜の花は終わり、また来年。本日は朝、起きられなかった。昨日の疲れかな・・・。

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派手好きの秀吉さんの割りには桜が地味

2012年04月19日 04時40分08秒 | 社寺・和菓子
ここは、豊国神社。
その名前があらわすように、豊臣秀吉(豊国大明神)を祀る神社。



「明神」というのをご存じですか?
日本の神道の神の称号の一つです。
神は仮の姿ではなく明らかな姿をもって現れているという意味。
吉田神道の神号なんです。
豊国大明神というは、有名な例です。
人間を神に昇格する時に使う便利な言葉かな。
京男なら「京男大明神」となります。



いま、思い出したけど、吉田山にある竹中稲荷の北側に不思議な場所があります。
あそこも「明神」と名の付く塚がいっぱいあるけど、非業の死をごべた人が祟らないように神格化するために名前を付け、葬った塚かも。
ならあの異様な雰囲気はわかる。



それに対して仏教系の山王一実神道で神号として用いられる権現(ごんげん)は、「神が権(かり)に現れる」、また「仏が権(かり)に神の姿で現れる」という意味でです。
徳川家康の「東照大権現」が有名。
家康の神号をめぐって、南光坊天海の「大権現」案と、金地院崇伝の「大明神」案をめぐる論争は有名で話です。



宗教に関して日本は不思議な国です。
仏法が広まるとき、現地の神と争いが起こる場合があるのですが、日本の場合は、神は仏の信者を守護するという形で落ちついた(神仏習合)。
これらが明神や権現と呼ばれ、信仰の対象となっている。
他の国なら戦争にまで発展するのですが、日本は凄いですね。
明治になってこれが神仏分離ということになった。
それが廃仏毀釈なんです。
こんなことは、中学高校で習わないでしょ。
調べると面白いですよ。



なんか本題からそれてしまいまいた。
秀吉さんは、派手な桜が好きだったようですね。
醍醐寺の桜を植えたのも秀吉さんだしね。
その秀吉さんの神社の割りには控えめな桜でしょ。
もっと植えたらいいのに・・・と余計なことを考えてしまいました。


↑嘯月「草もち」
いまぐらいの季節に食べて美味しいのは、こういう和菓子かな。
花粉でボーッとした頭をシャキッとしてくれます。


↑こしあん


↑2012年4月19日午前7時。今日は晴れの一日らしい。昨日は室内が24度ぐらいになった。もうすこしでクーラーのスイッチを入れるところでした。ベランダからの桜は若葉がすくすく成長してきました。そのスピードが凄い。

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気がついたら背中や手がガチガチ状態だった

2012年04月18日 04時57分30秒 | 風景・和菓子
なんでそんなことに気がつかないのかな・・・。
松葉杖で歩いていると手の指が腱鞘炎気味になってきた。
手が仕えないと困ったことになる。
しかも昨日は、背中や肩が固まった状態で吐き気がしてきた。
ということは、田中長生療院の田中先生のところへ行くしかない。
京都市内で、肩、腰、首、膝等にトラブルを抱えておられる方、お勧めですよ。
痛かったり、ポキポキしたりしないので大丈夫ですよ。
予約制なので電話して見てください。


↑マンションの前の道路は、桜の花びらがいっぱい。きれいだけど、滑らないようにしなきゃ。

そういう時は、まず行って身体がほぐれて良い気持ちになったイメージを頭に描く。
そして大体何時頃かイメージする。
そして予約の電話をするのです。
すると大体その時間に予約が取れます。(笑)
マネをしてもうまく行くとはかぎりませんよ。


↑三条大橋の弥次喜多の像、しだれ桜が気持ち良さそう。



問題は、どうやって行くかです。
タクシーを呼んで行くというのはちょっと贅沢。
でもできるだけ歩きたくないのです。
プリンセスラインバス→京阪→市バスという経路で計算し出発。
イメージ的には予約時間に行ける筈。(キッパリ)
以前からそういういい加減なやり方ですが、大体ぴったりいけるのですよ。


↑昨日の雨が一瞬降った時、傘に花びらが付いていました。きれいでしょ。

ガチガチの背中、手、前腕、首をなんとか田中先生にほぐしてもらいました。
これで今日はぐっすり眠れると思う。
腱鞘炎気味の手は、40度ぐらいのお湯で温め、ストレッチがいいようです。


↑亀屋良長「御室」
そろそろ、御室(おむろ)の仁和寺の御室桜(通称、おたふく桜)が今週末ぐらいに見頃かな・・・でも雨だ。これが咲くと京都の桜はお終い。


↑煉切、黒こしあん


↑2012年4月18日。京都の天気は晴。気温も20度ぐらいまでなるでしょう。ヒノキ花粉と黄砂意外は快適な一日。桜が散ったら凄い勢いで若葉が出て成長する。生命のたくましさが見えるようでうれしい。桜の花もいいけど、私はこの若葉を見る方が好きかも。天気を貰えるしね。

Twitter→@kyo_otoko
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アマゾンへ行く

2012年04月17日 05時36分50秒 | 洛外・食
といってもネットのamazon.co.jpじゃないですよ。
女坂を降りてから、ランチ時になってきました。
いつものおうどん屋さんはお休み。
今日は違うパターンにしてみようとなりました。
mayuさんと京女のお勧めのアマゾンに行ってみる。
実は入るのは、初めてなんですよ。
昔ながらの喫茶店というのが懐かしい。


喫茶「アマゾン」地図

本当は二階に行きたかったけど、坂を降りてきたところだったから一階にすわる。
タバコの煙がいっぱいだけど雅満我慢。
注文は、たまごサンドとコーヒーの大盛り。



ひょっとしてサンドイッチを食べるのは久しぶりかも。
我が家で最近、作っていないな。
このたまごサンド結構なつかしい。
フワフワしたたまごがnice!



サンドイッチといえば、一人暮らしをしていた頃を思い出す。
作っていたのは「キューカンバーサンド」ね。
これが紅茶に合うんですよ。
京男は、お寿司でもキュウリ巻が好き、それとカンピョウ巻、それとお稲荷さん、ガリも好きでたくさん食べます。
安上がりでしょ。
マグロがいなくなっても大丈夫なんですよ。
アルコールアレルギーというのは、悲しいでしょ。
かといって「ご馳走します~」なんて言うと、煮あなご・アワビ・ホタテ・モンゴイカ・各種カニ・海亀・ヒラメ・バフンウニ・ワニ・ダチョウ・ウナギ・ギンダラ・ラッコ・コンニャク・クラゲ・ゲンゴロウ・ウニ・・と注文する可能生もありますね。



さきほどのキューカンバーサンドイッチをご存じ?
イギリスのアフターヌーン・ティー(お店のことじゃないですよ)の時に、スコーンとかと一緒にでてくるサンドイッチなんです。
これは、京男が23歳ぐらいの時に盛んに食べていたサンドイッチ。
当時、紅茶にはまっていて、紅茶と共に楽しんでいました。
当時の紅茶といえば、「アッサム」はフォートナム・アンド・メイソン、「アールグレイ」はベッジュマン&バートン、「ダージリン」はカンテグランデで手に入れていたかな。
おそらくいまでもそうしています。
ジャムは、クーバー社のオックスフォード・オレンジマーマレードだったと思います。

キューカンバーサンドイッチの作り方は簡単
1.キュウリは長さを半分に切り、縦に2~3mm厚さに切る。
2.バットなどに塩をふってキュウリをならべ、上からも塩をふります。10分ほど置いて水分を出す。
3.サンドイッチ用の食パン(8~10枚切り)2枚に、マスタードバター(マスタードとバターを混ぜたもの、比率は好み)を塗り、水気をとったキュウリを並べる。
4.上からパンを重ね、生板なかで少し重しをして10分ぐらい置く。
5.後は耳を落とし、四分の一か九分の一ぐらいに切る。
お気に入りのお皿に並べたら、出来上がり。


↑2012年4月17日午前8時。本日は晴れそう。気温も20度とボーッとするには最適な一日。ベランダ桜も花は終わり、若葉がでてきて綺麗。

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ご近所桜・・・女坂から智積院

2012年04月16日 05時17分37秒 | 風景
東山のソメイヨシノはソロソロ終わりです。
寂しい・・・でも半年も咲いていたらちょっとムッとしますよね。
惜しまれて散るから貴重なんだよな。



さて昨日の豊国廟から東大路通に降りてゆくみます。
まずこの石段を降りなければ・・・以前はなんでもなかったのに。
手摺りがないから慎重に。



京都市内がこんな風に見えます。
結構、山でしょ。
工事している建物は東本願寺。
妙に近くに見える。





途中で花びらの吹きだまりを発見。
きれいでしょ。
でもこういう場所は松葉杖がすべるから要注意だ。



女子大のあたりの桜もそろそろお終い。



ここは女坂を降りる途中で智積院の北門から入る。
いつものコース。
智積院は多くないけど桜があります。
ここの桜は、若い樹が多いから元気そう。







こうやって見るといろんなところで桜に出会えますね。
明日もご近所桜が続きます。


↑2012年4月16日午前7時。本日は一日曇りみたいです。気温は快適な18度。京都のソメイヨシノはもうお終い。後は御室のお多福桜や原谷の枝垂れ桜が見頃になっていくのかな。

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