京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

虫の声が風流と感じる日本って幸せ

2006年09月30日 06時32分17秒 | 和菓子


この間のことです。
家族でダイニングのベランダからくる虫たちの声をききながら
家族全員で夕食をしていました。
「虫の声っていう童謡チャンと知っている?」という話になった。
断片的にはわかるんですが、ようわからんようになっている。
みんなで「うーん」となった。



で、次女がネットで調べることになったんです。
少しモタモタしていました。
検索のことを理解していなんです。
で検索法をレクチャー。
一発ででました。頭領の実力を認識したか~。
これで父親の面目は果たせたぜ!



発表!
↓クリックするとBGMがなりますよ。よかったらどうぞ。
虫の声のMIDI演奏
1.あれまつむしがないている
  ちんちろちんちろ ちんちろりん
  あれすずむしもなきだした
  りんりんりんりん りいんりん
  あきのよながをなきとおす
  ああおもしろいむしのこえ
2.きりきりきりきり きりぎりす
  がちゃがちゃがちゃがちゃ くつわむし
  あとからうまおい おいついて
  ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
  あきのよながをなきとおす
  ああおもしろいむしのこえ
3.あれはらむしがないている
  ぐーぐーぐーぐー ぐううーぐう
  あれびんぼうむしもなきだした
  げつまつげつまつ げーつまつ
  あきのよながをなきとおす
  ああおもしろいむしのこえ

でもね。「まつむし」とか「くつわむし」って知らんのですよ。
京都市内では、見る機会が少ないな。
それと欧米の人の耳には虫の声を風流という感じはないんだそうです。
騒音なんですって!日本人でよかった。



さて上生菓子を一個紹介。
長久堂「虫の声」。
外は村雨生地、中身は、紅漉し餡。きっと備中餡ベースだと思います。

「村雨ってなに?」と聞かれそうね。
・平安時代、須磨にいたという海女の通称。姉の松風と共に在原行平に愛されたという逸話は、謡曲「松風」をはじめとして、浄瑠璃、歌舞伎や映画などにとりいれられた。
・『南総里見八犬伝』に登場する架空の刀剣。村雨丸とも呼ぶ。作中の主役級人物である犬塚信乃が用い、鞘から抜くと刀身に露が浮かぶと言われることから「抜けば玉散る氷の刃」の名文句を生んだ。
いずれも違います。
「村雨」とは、秋から冬にかけて断続して、急に激しく降る雨のことを言い、俳句や短歌の季語にもなっています。
「村雨生地」とは、「高麗餅」「時雨」などとも呼ばれる蒸し生地で、荒めの通しでそぼろ漉したのを、雨に見立てて作ったものです。非常にあっさりとしていてとても口溶けがよいものです。
茶道の盛んだった大阪の泉州地方一帯では、生餡を主体とした独特の村雨生地が古くから伝えられました。
参考/村醒(むらさめ)というのもありますよ。これは日本酒の水割りの度合いを言う。村醒(むらさめ:村を出ると醒める)、庭醒(にわさめ:庭に出たら醒めている)、直醒(じきさめ:飲んだ途端に醒める)日本酒を水で薄めて商いをしていた悪徳居酒屋というのが昔あったのだそうです。落語の『七度狐』に出てくる。
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100年ハンバーグを食す~

2006年09月29日 05時39分21秒 | 


もう先月のことです。急にハンバーグが食べたくなった。
食べたくなるとすぐに走っていきます。



今回は、京都駅前の地下街ポルタにある「カフェグリル東洋亭」にいきました。
いつもは、向かいのドトールでミラノサンドなんですが、その日はここでハンバーグ。
「東洋亭風アルミ包みハンバーグステーキ」1050円を注文。
ここのいいところは、ランチタイムは禁煙という点です。
これでいやなタバコの煙からは開放される。
いやですよね。ご飯を食べているとき隣の席からのタバコ煙は。



注文して待っている間にトマト丸ごとサラダがきます。



これがなかなかアイデアなんです。



パンもきました。この三種が食べ放題なんです。
うれしいな~。三回お替りしてしまいました。



さてハンバーグがきました。



アルミで包んであるのがうれしい。
こんな感じで中から音が聞えてくる・・・グツグツ♪



ナイフとフォークでアルミホイルをあけるとハンバーグさんが登場!
まだ、グツグツいっている。
ソースの香りがフワッときます。もうたまりません。



美味しそうでしょ!!
ドミグラスソースがとても美味しい。パンをドンドン消費しそう。
付け合わせのジャガイモもバターがのって美味しいんです。
創業1897年の味はとっても満足でございました。
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お菓子の五百羅漢や~!(彦麻呂風に)

2006年09月28日 05時35分51秒 | 駄菓子


これは五条本町下ルの「歌門」さんというおかき屋さんに売っていた。おせんべいです。



いつもあるとは限りません。
女房がたまたま行って買って帰りました。



とっても小さいダルマ状なんですが、食べると立派なお煎餅。
とにかく懐かしい気分になる。
外出して、もう一度写真を撮ろうと思ったらもう子供たちが食べてなかった・・・。

五百羅漢って、亡くなったお釈迦さんの教えを世に広めようと会した五百人の弟子のことです。
五百羅漢とえば、石峰寺を思いだします。伏見稲荷大社の南に続く低い丘陵地帯の中腹に位置する禅宗のお寺。伊藤若冲が下絵を描き、石工たちに彫らせたという石仏群。あのあたりに行くといいですよ。どこかに自分と同じ顔の石仏がいるといいます。
そういえば京都国立美術館だった・・・「若冲と江戸絵画展」。
忘れないようにしなくちゃ。
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フルーツが凝縮されている~!

2006年09月27日 05時29分59秒 | 洋菓子


たまには洋っぽいお菓子もいいかも。
これは、デパ地下で手に入れたゴンチャロフの「パミエ」。
女房の好物なんです。



ヨーロッパの伝統のコンフィズリ(砂糖菓子)。
パミエ(Pamiers)って南フランスのピレネー山脈のふもとにある都市の名前。



果汁の美味しさをギュッと濃縮してゼラチンで固めたフルーツゼリー。
歯触りというか口の中での弾力が何とも言えない心地いい。
いま流行りのコラーゲンもとれるしいいかも。
グミよりは弾力ないけど。



味は、アップル、アプリコット、オレンジ、ストロベリー、バナナ、レモンとあります。
どれがどれかわかりますか?
グリーンが何かわからんやろな・・・。

神戸のコスモポリタン製菓のも、もう一度食べたいな・・・。
そろそろ「オディール」が食べたくなる季節なのに。
なんで閉店してしもたんやろ・・・好きだったのに。
もう~。

※緑のゼリーは、バナナなんです。なんでやろね。
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インデアンカレーは安定した美味しさだ

2006年09月26日 05時23分32秒 | 
先週大阪に行ってまいりました。
会合の時間に間に合わすためにいつもゆっくりランチを楽しめません。
まあ、仕方ないですが。
そんな時は、やっぱりカレーになってしまいます。
うどん、そばは、腹持ちが悪く、熱いから食べるのに時間がかかる。
しかも、おつゆが服にかかるリスクがある。
いつか名古屋でカレーきしめんを食べてエライ目にあったことがある。
私ではなく、向かいに座っていたお姉さんにおつゆが飛んでいった。きしめんおそるべし。



ということでいつもの三番街の「インデアンカレー」に行く。
ここは、もう数十年のつきあいですね。
最初、大阪に来たときにお皿の大きさにびっくりだったな。
キャベツを甘酢でつけたピクルスにもね。
ここは、不思議なことに全然味がかわっていない。
ぱっと食べると甘く・・・次の瞬間辛くなってくる。
最後にお水を飲むとピタッと口の中が収まる。
ここでは、「大、玉、ピクルス」と注文します。
つまり「ご飯が大盛り、卵(卵黄)、ピクルス大」なんです。
もう何十年この状態です。
「トリプル、玉、ピクルス」の時代もあったけどな。
みなさん、このようなカウンター席だけのお店では、ひとりもくもくと食べるのが作法ですよ。
楽しい会話を楽しむ時は、別の店にいきましょう。さっさと食べてさっさと席を離れること。
お忘れなく。
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栗のお赤飯

2006年09月25日 04時58分36秒 | 


そろそろ京都市内では、丹波栗が出てきました。
丹波の栗はとても大きくてホクホクして美味しい。
今年は雨が多かったのでいい栗が採れたそうです。
これから栗を使った色んなお菓子がでてきます。
まず最初は、「栗のお赤飯」。
小さい頃からこれは結構好きでした。
新もち米と新小豆と新栗・・・なんという贅沢。



このお赤飯は、堀川下立売西南角の「鳴海餅本店」で手に入れました。
できたてのアツアツが持って帰れます。
↓「鳴海餅本店」をクリックするとGoogleマップの地図が見れます。
鳴海餅本店



ここは、創業明治8年だそうです。
お餅屋さんの代表的なお店。
京都市内に支店が結構あります。
京都の古いお家では、行事の時にはお赤飯や丸いお餅、おけそくさんが必要。
そんな時はこの鳴海のようなお店は重宝します。



結構栗がごろごろと入っている。
かるくごま塩をふっていただきました。
秋の味を満喫。
これって、冷めたら竹の皮に包んで蒸すと美味しいかも。
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みのりの秋

2006年09月24日 06時44分30秒 | 和菓子


そろそろ田んぼは黄金色に色づきはじめているんだろうな。
もうすぐ刈り入れ。



写真は、長久堂「みのりの秋」
こなし(山芋、小麦粉)で、中身は、備中餡。
いっぱい詰まった俵がイメージね。
上の胡麻は、なんやろね。こぼれたお米かなネズミさんかな?
そろそろ新米の季節。食欲の秋ですね。



「備中餡ってなに?」と聞かれそうやね。
備中餡は、備中特産の白小豆を使用したものをいいます。白い小豆は結構珍しく高級品なんです。色をつけたりして使います。備中白小豆は、通常の赤小豆の突然変異のような豆で赤小豆に比べて栽培が難しく、大変高価な豆です。
よく似たのに「手亡餡」というのもあります。大手亡といういんげん豆の一種でやや小粒の豆で作った白餡です。
この備中餡と手亡餡は、通常の白餡と区別しています。
味は、漉し餡にすると、手亡豆で作ったあんは粘りがあってねっとりとした味わいです。
色はクリーム色で、インゲン豆特有の青臭いにおいがします。
対する白小豆は、さらっとした口どけで食感は小豆と同じです。
色は手亡より少しくすんだ色で、味は小豆とはまた違った独特の味です(好き嫌いがあるかな?)。
備中でどこ?と聞かれそうですね。(笑)現在の岡山県の南西部です。
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松茸の季節やね

2006年09月23日 05時45分06秒 | 和菓子


そろそろ秋の気配が色濃くなってきました。
そろそろ松茸や栗の時期。
とり市老舗でも丹波の松茸が入荷していた。
いつの間にか松茸は高級食材になってしもたね。
昔は、「まったけ狩り」に行って野外で松茸づくしのお料理を食べたもんです。



昨日デパ地下の仙太郎ででこんな松茸を発見。
「まんじゅう松茸」どうです。かわいいでしょ。
実際は一個が大人の親指を一回り大きくしたぐらいの松茸が二つ。
ちいさなお饅頭です。
小さなカゴにさわらの葉っぱがチャンと敷いてあります。



とてもかわいい。中にはこし餡がしっかりつまっています。

この松茸は外国の人には不評みたいね。
英名は、「スカンクマッシュルーム」なんやて。
まあ、向こうのトリュフも冷静に考えたら日本人好みの匂いやないし。
あれを美味しいと食べたはる人は、きっと「ブランド」と「値段」を食べたはるんやろな。
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桔梗

2006年09月22日 07時25分15秒 | 和菓子


桔梗(ききょう)は秋の七草の一つで、可憐で紫色の花はいかにも優しげやね。
桔梗紋というのもあるね。




江戸時代、家紋を衣服につけるのは男性に限られていたので、
婦人は桔梗の花を、線書きでやや小形にしてしたものを用いました。
そのため桔梗紋は代表的な女紋の一つとされています。
武士でこの紋を用いたのは清和源氏の土岐氏で、
戦国時代には土岐氏の流れを汲む明智光秀が水色桔梗紋を用いたことは有名。



桔梗は「吉更=さらに吉」の草木として尊ばれたんやそうです。
同じく信長に仕えた柴田勝家もこの紋所です。
韓国ではトラジといい、肥大した根をキムチ、ナムル、ビビンバなどの食材にする。
トラジという屋号の韓国料理店も多い。



これは、東山七条の智積院です。紋が桔梗紋ですね。
バスの中から撮りました。



この生菓子は、鶴屋吉信「桔梗」



外側は外郎、中は粒あん。
もう温かいお茶があう季節になってきましたね。
お一つどうぞ。
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お彼岸といえば・・・

2006年09月21日 05時54分13秒 | 和菓子


お彼岸といえば・・・
「おはぎ」やね。地方によっては「ぼたもち」といいますよね。



「おはぎ」は「お萩」つまり萩の花の季節なのでそういう名前になってるんです。
萩の花をあずきの粒々で表現したということになります。



「ぼたもち」は、「牡丹」の花から来ている。
なんで牡丹の方にだけ餅が付いたんやろ?
その由来は、「倭漢三才図会」に「牡丹餅および萩の花は形、色をもってこれを名づく」とあり、牡丹餅がぼたもちになり、萩を丁寧に言っておはぎになったというのが、最も一般的な説やそうです。
京都のおまん屋さんやお餅屋さんでは、「ぼたもち」という言葉はあんまり使わへんな。
言葉の雰囲気がダサイ感じやからかな。
京都はそんな言葉にもこだわるんです。
この写真の「おはぎ」どこのかわかります?わかったらかなり通やね。



大きさはこんな感じなんです。
なかなかすごいでしょ。



もち米のはんごろし状態もなかなかいい。
表面の小豆はとてもウエットな状態。
しかも北海道産の小豆をできるだけ個性的に、つまり茹でる時に茹でこぼしもあまりしなくて、小豆の成分をできるだけ使うように工夫した感じなんです。
食べ方のコツは、少し冷蔵庫にいれて(30分~1時間)しめるというか固めて食べるのがいい。ただし冷蔵庫にいれすぎはだめですよ。固くなるし。
見た目で少しビックリしますが、はまると病みつきになる感じのおはぎなんです。



松屋
で「京都 松屋製菓」で出てきます。
京都駅からすぐです。烏丸七条西入ルです。
通りに面しているのですぐにわかります。
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秋の彼岸

2006年09月20日 06時03分37秒 | 行事


今日から秋のお彼岸やね。
9月20日が彼岸入りでお中日が23日、彼岸明けが26日。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち「彼岸」(ひがん)の境地へ到達することが出来るというものです。
「六波羅蜜」というのは、迷いの世界であるこの世(此岸)から理想の仏の世界(彼岸)に到達するための努めがあります。
大乗仏教ではこれを六波羅蜜(六種類の努力目標)といいます。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧です。
また東大路五条は車で混むんやろな・・・・。
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菊の季節

2006年09月19日 05時55分36秒 | 和菓子


菊は、皇室の紋章にもなっています。日本を代表する花のひとつ。
菊の花は、その美しさをめでるとともに、むかしから邪気を祓う縁起物として尊ばれてきました。もともとは、中国から不老長寿の薬として、栽培されていたらしいのです。
いまも漢方では、薬効を認められています。昔、中国では、菊の香りを移した菊酒を飲んだりして、邪気を祓い長命を願うという風習がありました。



だからそれが日本でも宮中行事になり、重陽の節供に、紫宸殿に集まって菊酒酒を飲んだりして穢れを祓い、長寿を願ったのです。また菊のつぼみに綿をかぶせて、菊の香りと夜露をしみこませました。この綿を「被綿(きせわた)」というもので、女官たちが身体を撫でたりしたらしい。
『枕草子』や『紫式部日記』の中に出てくるらしい。



写真は、鶴屋吉信「御園菊」。こなしで細工をし、中身は白あん。この形が人気らしく、すぐに売り切れ状態なんです。



「こなし」って何?と質問が来そうですね。
「こなし」は、関西地方の上生菓子などに使われる基本の素材。
白餡に餅粉や小麦粉などを加えて蒸し、布巾の上で錬る(こなす)。加える粉類は、餡の一割が目安なんだそうです。
京男は、本当はこの「こなし」類はあまり好きになれません。どうも粉っぽさが口に残るしね。
だから「きんとん」類、つまり「こなし」を裏ごしして餡を包んだ上生菓子も同じやね。
色や形はきれいなんやけど。
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疎水沿いでティータイム

2006年09月18日 05時53分49秒 | 風景


平安神宮の大鳥居のところ、京都市美術館の向かい側に
京都国立近代美術館があります。



この日は、ティータイムだけ。
ティータイムだけなら入場料はいりません。
スタスタと入っていきます。
入って左手がティールーム。



私のお気に入りは外の疎水沿いの席。
奥のほうで銀色の輪が回っています。



疎水沿いはいつきても気持ちいい。



私は、抹茶のシフォン。この日は画伯さんと一緒だったんです。



画伯さんはマンゴーシャーベットをチョイス。



マンゴーシャーベットが美味しそう・・・。

そういえば9月23日から11月5日まで「若冲と江戸絵画展」があるな~。
行かなくちゃ。
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京のおうどん屋さんはなんでもあるし

2006年09月17日 06時37分12秒 | 


京都の古い地区にいくとこういうおうどん屋さんがあります。
昔は、みんなこんな形式だったんです。



うどん、そば、中華そば、丼物、カレーライス、やきめし、氷となんでもござれ。



しかも店の前のウインドーでは、「おまん」とか。



いなり寿司、おはぎや赤飯、おけそくさんなんかもある。
お店の中で頼むのもできるし、持ち帰りもできる。
お昼の定食もあったりする店もある。
もちろん出前もしてくれます。

この「力餅」というのは京都でよく見かけるおうどん屋さんです。
いわゆる昔からあるチェーン店みたい。関西に180店舗もあるんですって。
いま、「店主の高齢化」と「後継者問題」でなくなりつつあるんだそうです。
いいのにね。こういう形式のお店。
いっぱいめし屋さん(カフェテリア形式の店)とは、また違った町の味です。
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麸饅頭

2006年09月16日 06時54分45秒 | 和菓子


これは、五条大橋の側の半兵衛麸の「麸饅頭(ふまんじゅう)」。
京都で松花堂弁当に入っている時があります。
食べたことありますか?



生麩の中にこし餡が入っているのです。
それを笹の葉で包んであります。
とってもみずみずしいお饅頭。
笹の葉の香りもとてもいい。
口にいれるとツルンとお腹に入ってしまいます。
何だったの?と思うまもない。
もっと食べたい~っと思っても後の祭ね。
そこで納得いくまで味わいたいお人は、ふうやさんで買うんです。
生麩は、小麦のグルテンでつくるんです。大豆からつくる豆腐や湯葉とは違うけど、日本に昔からある重要な植物性のタンパク質。
低カロリーで消化がとてもいい。
麸嘉の麸饅頭も有名やけど、西洞院丸太町というとチト遠い。
いずれまたご紹介します。


↑抹茶餡の麸饅頭


↑こし餡


↑これは、月でかわる細工ものの麸饅頭。
とっても小さいんです。
9月は松茸。もう秋ですね。

半兵衛麩は、お昼の「むし養い」がとても人気。
近すぎてなかなか食べる機会がないな・・・お客さんがきたら行こうっと。
これは、予約しないといけませんよ。
生麩の料理のオンパレード。結構お腹がふくれます。
お昼時は、女性のお客さんでいっぱい。
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