京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

幽玄・・・夜の清水寺

2008年11月30日 06時40分58秒 | 社寺


ほんとは清水寺の「夜の特別拝観」は、できるだけ行きたくなかった。
・いつもの裏口から入れない
・ひとが多い
・夜、家を出て行くのは不良みたいやし
・夜にお寺や神社に行ったらあかんと祖母が言っていた
・夜間の撮影はうまくいかない
というような理由やね。





この間、意を決して「夜の特別拝観」に行きました。
まあ、「清水の舞台から跳ぶ気持ち」「サウナから水風呂」状態ね。







ひとつの作戦を立てた。
「人と同じようなパターンで行動しない」
具体的にいうと、夜9時ぐらいに行くこと。
夜の拝観受付は9時30分がオーダーストップ。
だから9時ぐらいならいくらなんでも帰る人がおおい。
しかも昼間は雨が降っていたから、全体的に人数が少ない筈。





作戦は、見事に成功。
比較的ゆっくりと撮影できました。
もちろん手元のフラッシュライトや三脚は持参。



今回の写真は、結局ほとんど手持ち撮影。
新型のカメラは期待に応えてくれました。



雰囲気を味わって見ていただけたら幸いです。
これで年間通じての清水寺の姿は完成。



急に義母が入院したのが東福寺隣の病院、この日は何回も歩いて往復したんです。
トータルすると3万歩にもなっていた。
ほとんど飲まず食わずでした~。
たまにはこういうのもいいか。
記事は明日に続く。
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栗もそろそろ終わりやね

2008年11月29日 06時13分48秒 | 和菓子


季節の移り変わりがとても早いですね。
この間、栗赤飯の金時に行ったら、
「もうそろそろ、いい栗がないので栗赤飯はおしまいです」
とお店の方が栗を剥きながら言うたはった。



お店が集ってみんなで栗を剥いたはりました。
そういうのっていいでしょ。
昨今、そういう風景を見ると安心する。
「ここは丹波栗なんだ」って。
なんかいやな時代やね。


本家玉寿軒「焼くり」


栗入り、黒・白こしあん


紫野源水「栗しぼり」


丹波新栗製、小豆こしあん
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東福寺の「騒」、泉涌寺の「静」

2008年11月28日 04時56分56秒 | 社寺


26日、ものすごくいい天気だった。
紅葉はおそらく最後だろうから歩いて20分余りの近場に行った。
予想通りというかあたり前なんですが、東福寺はものすごい人。



いつもの臥雲橋もこの通り。
橋を渡るだけでも大変。立ち止まることもできない。
ということで最初にある写真だけ撮って退散しました。



東福寺周辺は大変な観光客ですね。団体さんが多いんだろうな。
裏道を通って泉涌寺へ移動。



ここは、御寺泉涌寺(みてらせんにゅうじ)の御座所庭園がある本坊。
東福寺観光のみなさんは、こちらには来ないらしい。



もったいないことですね。
東山三十六峰のひとつ、泉山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、 四条天皇、江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺として「御寺(みてら)泉涌寺」と呼ばれている。
おそらく面積は東福寺と同じぐらいあるだろうな。
東福寺と違って人が少ないんです。
※東山三十六峰/東山連山に位置する峰々の名を、北から順に書き連ねたもの。北から比叡山、御生山、赤山、修学院山、葉山、一乗寺山、茶山、瓜生山、北白川山、月待山、吉田山、紫雲山、如意ヶ岳(大文字山)、善気山、椿ヶ峰、若王子山、南禅寺山、大日山(東岩倉山)、神明山、粟田山、華頂山、円山、長楽寺山、双林寺山、東大谷山、高台寺山、霊山(りょうぜん)、鳥辺山、清水山、清閑寺山、阿弥陀ヶ峰、今熊野山、泉山、恵日山、光明山、稲荷山。



色々写真は撮ったのですが、まずは御座所庭園から。



ちょっと感動してしまいまいた。
縁側部分が真っ赤に染まって、床紅葉状態。







東福寺の喧騒とは違いとっても静か。
人も少なくてゆっくり座って楽しめました。
朝から夕方まで座っているといいだろうな。







座っていると太陽が動いていくのがわかる。
なんか太陽まで早よ動いているように感じる晩秋でした。
御寺泉涌寺地図
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寒かった~東福寺開山堂

2008年11月27日 04時03分47秒 | 社寺
東福寺の続き。
通天橋で渡り紅葉を見て、開山堂の方へ行きました。
「講義中なのでお静かに」とのこと。
なるほど現役の臨済禅のお寺ですね。



この開山堂庭園はいいですよ。
枯山水の面と築山風の池庭がペアになっています。
どちらも楽しめる。
禅院式と武家書院式なんだそうです。







池にうっすら氷が張っていました。
日陰だからでしょうね。
とってもきれいでした。





それにしても杉苔がきれいでした。
こういう杉苔が紅葉を守っているんですよ。
丁寧に手入れが行き届いていますね。





市松の枯山水がとってもモダンな印象。



これは雲のデザインね。
こういうモチーフもゆっくり探してみたいな。
ここの全体の写真がないでしょ。
人がいっぱいいたのです。
紅葉シーズンが終ったら、またゆっくりきます。
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涅槃の庭

2008年11月26日 04時53分55秒 | 社寺
真如堂の続き。
紅葉もよかったですが、まだ有料の境内に入ったことのなかった。
みなさん、意外と行かはらへんのと違うかな。
以下は有料の部分の写真です。
写真は観るのは無料。



真如堂は、正式なお名前は、「鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。
「極楽寺というお寺は、ヨーケ(たくさん)オマス(あります)けど、ここがほんまの極楽に近い寺デッセ」ということやね。

創建は、永観2年(984)なんだそうです。
前の戦争・・・もちろん応仁の乱(1467)で燃えて、各地を転々とし、いまの位置に元禄6年(1693)に再建されたそうです。
真如堂というのは、本堂の呼び名なんだそうです。
「真如」とは、「あるがままであること」というような意味。



渡り廊下を通って庭のある建物に行きます。
これで浴衣を着ていたら先に露天風呂があるんかいなと思もてしまいますね。(笑)



廊下から見る庭の感じがいいですね。





天井の高い廊下は気持ちがいい。
ガラスも古いガラスで景色がゆがんで見える。



家具もなにもない空間というのはとても気持ちがいいですね。
こういう家(うち)に住みたいな。



ガラス戸越しに見る外の景色がきれい。



こういう感じって時代劇の雰囲気ね。



さてこれが涅槃の庭。
「涅槃の庭」と呼ばれるこの枯山水ができたのは、1988年なんだそうです。
東山を借景に、向かって左(北)を頭にしたお釈迦さんが右脇を下にして横たわり、その回りを弟子や生類が囲んで嘆き悲しんでいる様子が、石によって表現されているんです。

話しはそれるけど、この北枕にして、右脇を下にする寝るのは健康のためにはいいそうですよ。
地球の磁場の関係なんだそうです。熟睡ができる。
私はそうして寝ています。



京男の御足が示しているのが、大文字(右大文字)ね。
お行儀が悪くてすんません。



ここから送り火を観たらいいだろうな。
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連理のもみじ・・・真如堂

2008年11月25日 03時08分45秒 | 社寺




ここは、真如堂。
観光バスでアプローチできないので穴場かも。





幼稚園から小学校の時の遊び場所でした。
だからきっと紅葉は見ているはず。
永観堂だって高校の時いやというほど見ている。
鹿ケ谷の法然院もそう。





黒谷さん(金戒光明寺)も遊び場所。
こんなところばかりで遊んでいました。
だから京都のお寺や神社は小さい時の原風景かも。
でもね。





紅葉を見ていいと思うようになったのは最近かも。
三重塔(法華塔)と紅葉は絵になりますね。
色んな角度で楽しめます。



この木は、連理のもみじ。
真ん中の円になったところが連理。
白居易の長恨歌に
「吾、天に在りては比翼の鳥となり。地に在りては連理の枝とならん」
と男女の愛の深さを吟じている。
連理とは木の枝と木の枝が重なり木理が通じた状態をいう。
わかってはいても不思議ですね。





ここも見ごろは月末近くかな。
でも十分にきれいでした。
しかも人が少ないのもベスト。



涅槃の庭にも入ってきました。
貸し切り状態でとってもよかった。
そのあたりの記事はまた後日のお楽しみ。
真如堂地図
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黄葉の黄色は元気色

2008年11月24日 04時37分24秒 | 和菓子


これは、少し前の西本願寺のイチョウ。
いまが見ごろになっているだろうな。
丸い形がかわいい。





観光の人は紅葉の方へ行くけど、黄色のイチョウもいいですよ。
東本願寺のイチョウあたりもイチョウの絨毯できれいです。
以下は、イチョウのモチーフの上生菓子。


二條若狭屋「いちょう」外郎、粒あん


紫野源水「銀杏黄葉(いちょうもみじ)」


外郎製、白小豆粒あん入り


塩芳軒「いちょう」


蓬羽二重、黒粒あん
食べると蓬(よもぎ)の香りが濃厚でした。


京都鶴屋鶴壽庵「銀杏」上用、黒こしあん
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嵯峨の湯豆腐

2008年11月23日 05時34分27秒 | 
嵐山に行ってなにを食べたん?と聞かれそう。
嵯峨野といえば南禅寺と双璧をなす湯豆腐の美味しい場所らしい。
「知らんの?」といわれそうやね。
そうなんです。京都人は観光地にわざわざ行って湯豆腐を食べるというのはほとんどないやろな。
この日みたいに、地方からお客さんが来てお相伴するぐらいやね。



ひさしぶりに「森嘉」の豆腐が食べとうなりました。
その「森嘉」のお豆腐を使っているということで、西山艸堂(せいざんそうどう)を選ぶ。
ここは、天龍寺の塔頭の一つ妙智院の中にあります。
嵯峨では一番古い湯豆腐のお店なんだそうです。
創業は、戦後早々らしい。戦後というても応仁の乱の後やオヘンエ。

この日は、嵐電で嵐山に行ったので嵐山駅を降りて、すぐにお店を予約して起きました。
でないと待たされるのはちょっといややし。
このお店は、入口が不思議やった。
お座敷から入らされる。
座敷からその待っている人が見えるのがちょっとややこしい。
まあ、建物の構造だから仕方ないのかもしれませんけど。



お座敷にはいるとメニューは一種類だけ、極めてシンプル。
ここは、精進なので野菜だけなんです。
最初に八寸。



茄子の田楽。小さい茄子を集めるのが大変だろうな。



しめじ、椎茸のおひたし



お豆腐のお寿司



これは、名物みたいやね。





飛竜頭
私、これが好物なんです。
やっぱり美味しいわ。



ゴマ豆腐
透き通るようでとても柔らかい。ここは生姜なんやね。



精進揚げの盛り合わせ



湯葉



おろした山芋を海苔のおざぶをひいて揚げたもの。





さてメインの湯豆腐。
仲居さんがテキパキとタレを注いで持って行ってしまった。
「なにすんねん!写真撮ろうとおもてたのに!」
なんかパンツをはいてないような湯豆腐鍋の写真になってしまいました。


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東福寺の紅葉

2008年11月22日 05時25分29秒 | 社寺
昨日の朝に東福寺に行ってきました。
東山の尾根沿いに歩いて20分ほどかな。
朝は、とっても晴れていた。
ちょっと寒いけど上々の散歩日和。
用事が目白押しなのでササッと歩く。
東福寺に近づくにつれて人が多くなる。



これが、毎年写真を撮っている臥雲橋から撮る。
東山山麓の悲しさ、朝日で逆光気味。
最近のカメラは逆光なんか補正するからすごい。
紅葉の出来は、うーん・・・60%ぐらいかな。
やっぱり月末かな。





並ばずに入れたので、通天橋へ行く。
朝日を浴びて真っ赤。
すごいでしょ。





このあたりの紅葉が一番きれいでした。
日陰はまだ緑葉でした。
なかなか全山紅葉とはいきません。



通天橋の一番いい場所の飾り。
こういうのが好き。
紅葉よりこういう飾りの方に目が行く。



さっきの臥雲橋が見えるでしょ。



東福寺が人気なのがわかるな。
起伏に富んだ境内でとても立体的なレイアウトなんですよ。



写真の撮り所がいっぱい。



朝日がまぶしい。
他の写真もいっぱいあります。
とりあえず紅葉のハイライトでした。
人が結構写っていましたが、全部消してしまった。
われながらエグイことをするな。

明日からの三連休は殺人的だろうな。
臥雲橋ですら渡るのに順番待ちで、立ち止まったらだめらしい。
なんかすごいですね。
昨日は、朝の10時にはマンションに帰りました。
部屋に入った途端に雨。
ラッキー!
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天龍寺の形

2008年11月21日 07時22分43秒 | 社寺


今日の記事は、天龍寺や周辺の風景を少々。
残り物には福があるかも。



数少ない花でした。



小さな立て札は、苔の種類なんです。
これは面白いですね。
苔にも色々種類があるんだ。
妙に感心してしまいました。



この門は独特ですね。
天龍寺境内の慈済院。大弁才天が祀ってあります。
天龍寺境内には、「天龍寺七福神」があり、境内だけで七福神巡りができるんですって。
三秀院(大黒天)、弘源寺(毘沙門天)、寿寧院(不動明王)、慈済院(大弁財天)、松厳寺(福禄寿天)、永明院(恵比寿天)



ここが松厳寺です。







松厳寺の土塀。
瓦がいい顔していますね。



お寺の中のこういう座敷が好きなんです。
座っていると気分が大きくなります。
荷物が少なくシンプルに住みたい・・・。







この蛙くんは、天龍寺の「愛の泉」にいる蛙。
エエ場所で、桜や紅葉を眺めています。



天龍寺の方丈入口の鬼瓦さん。
ダダで入ったらアカンエというたはりました。



モアイ像やないですよ。
これは、天龍寺境内にあったものじゃないけど。
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紅葉の清水寺

2008年11月20日 05時49分34秒 | 社寺


先日の昼、清水寺に散歩に行く。舞台まで10分ぐらいなんです。
山伝いに歩く。
昼に行くと比較的観光の人が少ないと計算。



紅葉は、まだもう少しですが、秋を満喫できます。
しかも歩いて10分。
いやになったらすぐに帰れる幸せ。









三重塔も、この季節は華やかにみえます。





京都は、雄大な自然はないけど、大道具と額縁がすぐれていますね。
人気なのもよくわかります。
この頃、夜の9時半頃、境内放送でおしまいと言うたハルのがここまで聞こえます。



ここは、成就院。
江戸時代初期の寛永16年(1639)、東福門院和子の寄進によって再建。創建は、応仁の乱の兵火によって焼失した清水寺を勧進活動によって再興した願阿上人の住房に起源。清水寺有力塔中(たっちゅう)として、江戸時代には清水寺の本願職を担当し、寺の財政・メンテナンスに勤めた。
幕末に勤皇歌僧月照(忍向)・信海兄弟を輩出し、明治~昭和にかけて中興開山良慶和上(1875~1983)が住持した。
いま、秋の特別公開をしたはったので、お庭をみることができました。
久しぶりなんです。
ただ撮影できないので残念です。
受付の方に、夜は月の光でお庭が観れるのか聞きました。
ライトアップをしているらしい。
もったいない。あそこは月の光で観る用の庭なのに。



西門(さいもん)も堂々としてみえる。



舞台の下は、まだ緑です。



子安塔のあたりにも秋がありました。



今年の漢字の投票箱が置いてあった。
京男が予想するに、「恐慌」の「慌」かな。


↑2007年の漢字はこうでした

人が慌てる。慌てる。慌てふためく。
「忄」立心偏は、人の感情の動きを表しているのかな・・・。
それ人の感情が「荒」ね。
だから今年の漢字は、「慌」。
相場だって人の欲望、恐怖や不安で動いている。
そこまで考えたけど、なんかいややね。こんな漢字。



みんなが、「今日生きているだけで幸せ」という気持ちになったら、
世界はもっとよくなるかもしれません。
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天龍寺の秋

2008年11月19日 04時24分23秒 | 社寺


天龍寺は、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。
京都五山の第一として栄えてきた。
※京都五山/南禅寺(別格)、天龍寺(第一位)、相国寺(第二位)、建仁寺(第三位)、東福寺(第四位)、万寿寺(第五位)



天龍寺の境内に入ると観光地の嵐山と雰囲気が全然違うのを感じます。
昔は、嵐山全体が天龍寺の境内だったそうです。
すごいお寺ということになりますね。











今回は、あまり時間がなかったから大方丈と曹源池(そげんち)庭園あたりを見ただけです。
このぐらいの色の方がより秋を感じさせてくれるかもしれません。
大方丈に腰をおろし、ゆっくり景色を眺めるのが一番いいかもしれません。
見ていて飽きないもの。







天龍寺は、桜のシーズンもいいし、放生池(ほうじょうち)の蓮もいいですよ。







色んな形の秋がいっぱいありました。
これからもっと色づくんだろうな。
でも人も多くなるかも。
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秋の大沢池

2008年11月18日 05時02分17秒 | 社寺


一昨日の記事の続き。
大覚寺の中に入ると「看脚下(かんきゃっか)」の文字があった。
思わず見ました。穴があいてなかった。(笑)
でも心の穴はあいているかも・・・。
みなさんはいかが?
上ばっかり観てません?
とりあえず靴を揃えるところからでもいいから実行してみましょう。
「道は邇(ちか)きに在り、而(しか)るに諸(これ)を遠きに求む」



こんな句も浮かんだ。
「裸にて 生れてきたに 何不足」小林一茶
なんか不満が多いですね。我々。
普通に生きているだけで幸せなのに。





着せ綿(きせわた)は、日本独自の風習。
重陽前夜、つまり旧暦9月8日の夜、菊の花を真綿で覆って夜露を移しとり、翌朝、その綿で体や顔を拭うというもの。



そうすればアンチエイジングでき、長生きできるというものです。
近世になると、白い菊には黄色い綿、黄色い菊には赤い綿、赤い菊には白い綿なんてのもあったようです。











大覚寺は、境内が御所みたいな雰囲気。
いるだけで心が豊かになっていくような気分になりますね。





ここは、観月で有名な庭池大沢池。
中国の洞庭湖を模して造られたそうです。
これが人工の池とはね。



ここからお月見をしてみたいな。
観月の時は、竜頭鷁首(りゅうとうげきす) という一対の船を浮かべて、池の水面に映る月を眺めながらお茶を楽しめるんですって。



いいな~。やってみたい。
でも東山に住んでいるとここまでは遠い!
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「阿」の寅

2008年11月17日 05時20分58秒 | 社寺


ここは、嵐山。
この時は本格的な紅葉ではなかった。
でもさすがは嵐山、観光客が多い。
週末はものすごい状態になるんだろうな。
たしかに人気があるのはわからんでもない。







それなりに風光明媚。
お土産店とかは思いっきりキッチュだけど。
なんであんな店造りになるんやろ。
観光客をバカにしている。
京都の有名スポットはみんなそうやけど。
景観を考えていないように思う。
土産物もどこでつくったかわからんようなモノばかりだし。



さて、ここは観光とはあまり縁のないところかも。
虚空蔵法輪寺。
和銅6年(713))に元明天皇の勅願により行基菩薩が木上山葛井寺を創建されたのがはじまりです。



京都人にとっては、大抵十三まいりでお世話になります。
最近の子はあまりしないようです。
旧暦の3月13日(現在では月遅れで新暦の4月13日)の間、数え年13歳に成った少年少女が元服を迎え大人と成ったことに感謝して、これから先の万物の福徳と英知を授かるために、虚空蔵菩薩に参詣する行事。それで一名、知恵詣り、または、智恵もらいとも云う。参拝の最初に半紙に自分が大切にしている漢字一文字を毛筆で書くんです。


↑賓頭盧(びんずる)さん

帰路、本殿を出たあと後を振り返ると、せっかく授かった智恵を返さなければならないという伝承があって狭い長い石段を降リ切った鳥居をくぐるまでは、または渡月橋を渡り終るまでは周囲の誘いにも動じず後ろを振り向かないで貫き通す。
親は、試すように「○○ちゃん!」と後ろから声をかけるんです。



京男の場合は、「游」と書き、エライ怒られたことを昨日のように覚えてる。
また、渡月橋で後ろを向きながら歩いたのはいうまでもありません。
おかげで、いまのような立派な京男になりました。(笑)



虚空菩薩は、丑寅の守り本尊。
だからこま犬が丑と寅なんです。
来年はしっかり働いてもらわなあかんね。





丑さんはなんか地味やし。
寅さんはあくびしているようにも見えるやん。
ダラッとしているのは、舞子ハンの帯だけにしときやす。





ここは、境内にある電電宮。
不思議でしょ。電気や電波のまもり神って。
和銅6年(713)に、日本ではNHKがラジオを放送していたというのは聞いたことがないし。
どうやら、法輪寺のご本尊は大空(宇宙)の自然現象を広く包含する虚空蔵尊で、明星天子(みょうじょうてんし)、雨宝童子(うほうどうじ)、電電明神(でんでんみょうじん)等の大空の自然に関連した神々を祀る鎮守社が存在していたらしい。
幕末に火事で焼失していたのを、昭和31年に近畿電波管理局長のおっさんが業界に呼びかけてこの電電宮をつくらはったらしい。
虚空蔵法輪寺地図
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嵯峨菊

2008年11月16日 05時04分30秒 | 社寺


嵯峨菊は不思議な形の菊。
細い花弁でとても気品がある。
ここは、旧嵯峨御所大覚寺門跡。
門跡寺院は、いまでいうセレブ寺みたいなものかな。



嵯峨菊って嵯峨天皇の時、大覚寺の大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊を、
ながい時間をかけて改良したものなんだそうです。



独特のレイアウトですね。
大覚寺の雰囲気とてもよくあっている。





嵯峨菊の仕立て方には規則があり、下から7花、5花、3花、
つまり「七・五・三」の3段に咲かせるそうです。





草丈は殿上から鑑賞するのにちょうどよい高さの約2メートルに仕立てるんだそうです。



建物もとても立派な建物が多く、王朝の気品がいっぱいただよっていました。
それにしてもかわった花です。
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