京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

年越し鰻

2009年12月31日 07時02分54秒 | 


一昨日は、出張でした。
もちろん日帰りの打ち合わせ。
最後に鰻をごちそうになりました。



ここは、いつもの「つかさ
今回は、名物の「石焼まぶし」をいただく。



石焼なので、おこげができて美味しい。
最初は、そのまま
二回目は、薬味のネギとわさびで
三回目は、お茶漬でいただく。



白焼きは生姜醤油でいただく



この白菜のお漬物も美味しい。



うざくもあつあつの鰻でつくってある。



う巻きもできたて。



なにもつけなくてそのままで充分美味しい。
ごちそうさまでした。
なんか今年最後の記事にしては京都らしくないな・・・。
すんまへんなぁ。

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麋角解

2009年12月30日 05時45分59秒 | 和菓子


「麋角解(さわしかのつのおつる)」は、暦の27日~31日を指す。
「麋(さわしか)」というのは、大鹿のこと。
その大鹿の角(つの)が落ちて、新たに生えかわるというような意味。
転じて新たな気持ちで、また一年を過ごしていく。
来年は、キビシイキビシイ年になるんだそうです。
これもものの見方によるんだろうな。
キビシイ時流から、育つ芽もある。
春はかならず来るもの。
それが自然のリズム。
不平不満など意識の外において、黙々と一日一日を過ごしましょう。
きっと春が来る。





この花は「コダチダリア」、南米方面の花。
この花を見ていると季節を忘れる。



光が輝いて感じる一瞬がある。
面白いですね。



葉牡丹ってお正月らしい植物かも。
美味しそうに感じるのは、私だけかな・・・。


↑鶴屋吉信「冬ごこち」


↑きんとん、粒あん
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寒椿

2009年12月29日 05時22分38秒 | 和菓子

↑鶴屋吉信「寒椿」



この「寒椿」ってあまり寒く見えないね。
逆に暖かく見える。(笑)


↑焼皮、粒あん

花の少ない時期に赤い花を見つけるとホッとする。
椿が日本に入ってきたのは733年『出雲風土記』に出てくるそうです。
江戸時代は将軍や大名、公家なんかが好んで植えていたそうです。
ただ武士は、首が落ちる様子に似ているから椿を嫌ったそうです。
ということは、京都人は全然関係ないということね。







茶道では、冬場の炉の季節は茶席が椿一色らしい。
私は、椿の葉が好き。とってもツヤツヤやしね。


↑紫野源水「白玉椿」


↑薯蕷製、小豆こしあん入
地味だけど食べたら美味しいですよ。
私は、上用が好き。

年末もこの時期になるとかなり掃除や作業の積み残しに対し、あきらめの境地になるな。
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年の瀬の「口福・眼福」そして「耳福」

2009年12月28日 05時17分02秒 | 

↑鱈のベニエ

もう先週の話になってしもた。
今月はやたら上洛される方が多く、
おかげで楽しい時間をいっぱいすごしました。
でもやたらデスクワークが山積みになっていますが。


↑鴨のパテ、こういうフランス料理っぽいのが好き


↑貝柱と鰤のマリネかな。目に鮮やか。

エルジノに行ったのもそんな時のこと。
軽くランチコースをいただきました。


↑牛蒡と胡麻のスープ、カプチーノ風、牛蒡の香りがとてもよかった。


↑ホロホロ鳥のポトフ、淡泊なんだけど、奥行きのある味わい。スープがよい。

お料理の名前をひかえる余裕がなかった。
だから写真を観て想像してみてください。




↑近江牛のグリル、生肉が食べたいと思っていたのでレアにしてもらった。

とっても端正なお料理。
季節のお野菜がとても美味しい。


↑口直しのほうじ茶のブラマンジェ


↑リンゴを使ったデザート


↑パンナコッタだったかな・・・


↑昔愛用していたカップが懐かしい

お料理も手伝って、会話もはずみ「耳福」も楽しんだ。
なんかとても幸せな気持ちになりました。
お正月もこんなのがいいな・・・。
冷たいお節料理よりも。
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寒牡丹

2009年12月27日 05時51分24秒 | 和菓子


私は、寒牡丹というのをみたことがなかった。
いつか植物園に行った時は、時期が終わっていて見逃した。
見てないと気になります。
そこで数週間前だったと思うけど、植物園に見に行きました。
数は少ないけど、わらの傘の中で咲いていました。
これで雪でも降っていたらいいかも。
でも、京都はなかなか降りません。





この寒牡丹の種類は「寒豊明(かんほうめい)」と名札に書いてありました。
これがお寺の庭とかだったらいいだろうな。




京都鶴屋鶴寿庵「冬牡丹」


白月餅、薄紅あん



こんな時期に牡丹をみてなんか得した気持ちになった。


紫野源水「寒ぼたん」


煉切製、白小豆こしあん入
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ぶぶづけでも、あがっておいきやす

2009年12月26日 05時29分30秒 | 


タイトルは、悪名高き京のぶぶづけのフレーズ。
これは、もともと古典落語のネタ『京の茶漬』からでてきた話なん。
よそさんと京都人のバトルの内容。
文化の違いでしょうね。
人との距離感をとても大切にしている京都ならではなのかも。



もういまはないと思うでしょ。
そんなことはないですよ。
まだまだ現役かも。
あまり親しくない時は、食事時にかかる訪問は外すのが礼儀やと思うな。
最初は「玄関先で失礼しまっさ」と帰るのが普通やね。



さて和久傳の「穴子茶漬」は、値段にふさわしい美味しさでした。



「れんこん饅頭」も外は揚げたパリっとして、中身の餡がほどよい状態。
みたらし団子のタレ風のがかかっていました。



これも美味しいですよ。
甘党や甘党でない人も楽しめます。
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お菓子のクリスマスジオラマ

2009年12月25日 05時43分27秒 | 風景・和菓子


これは、昨晩長女がつくったお菓子のクリスマス。
手頃なものでつくった。





なかなかやるじゃん。
ケーキよりいいかもね。



これなんだと思います?
答えは「たけのこの里」なんです。


↑二條若狭屋「聖夜」


↑きんとん、黒粒あん

生菓子のツリーも昨日に引き続き登場。
色合い的に地味だけど、かわいいじゃん。


↑河藤「干菓子」


↑我が家のツリーではありません。念のため。

色んなクリスマスでした。
我が家の昨日のディナーは、きりたんぽ鍋。
やっぱりクリスマスは鍋やね・・・。
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クリスマスねぇ・・・

2009年12月24日 06時04分31秒 | 和菓子


子供が大きくなると我が家では、クリスマスをしなくなった。
小さい時は、四人分のプレゼントを隠して枕元に置いたっけな。
朝の子供同士のヒソヒソ会話がかわいかった。


↑長久堂「キャンドルサービス」

最近は、ケーキもあんまり食べたくないし。
特別料理なんかもしない。
強いていえば、粕汁が食べたいな・・・。
宗教がキリスト教の人は、教会にいかはるんやろな。
本来なら、瞑想と祈りの日で、どんちゃん騒ぎをする日じゃないだろうな。




↑きんとん(山芋入)、栗あん

ちなみにクリスマスのリースは年中かざってあるな。
外すのがじゃまくさいから。


↑総本家駿河屋「万両」

クリスマスの雰囲気の和菓子。でも「万両」だし。


↑煉切、黒こしあん

ケーキも長女の誕生日が27日なのでクリスマスは食べません。
誕生日もアイスクリームを買うというのが人気。
ハーゲンダッツの抹茶ね。





生菓子のクリスマスも最初は違和感があったけど、最近は慣れてきたな。
25日がおわったらもうお正月だ。
でも仕事は続くな。
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冬至の影

2009年12月23日 05時39分43秒 | 社寺・和菓子


昨日22日は冬至。
一年で一番日の出が遅く、日の入りが早い日。
本来のクリスマスの起源は、冬至祭なんだそうです。
そうなんだ。
いつの間にか、キリストさんのお誕生日と混じってしまったのね。


↑来年の干支さんがこんなところにいた





昔は、冬至を一年の始まりだったらしい。



冬至の日は、影が長い。
実際に影を撮ってみました。
場所は南禅寺や方丈。
確かに長い、また3時ぐらいなのに夕方のようだった。
光と影のコントラストが面白いですね。
しかも寒かった。





普通なら撮影がうまくいかないと判断するけど、昨日は光の状態が面白かった。
人も少なく、紅葉の時とは違った魅力がありました。





夕日に景色が輝いていたのが印象的。


京都鶴屋鶴寿庵「冬小立ち」


白月餅、黒あん
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冬至十日前、気なし雇うな

2009年12月22日 05時16分14秒 | 和菓子
タイトルは、諺(ことわざ)。
意味は「うかうかしているとすぐに日が暮れて、気のない者が用事をしていると、ちょっとも仕事が片付かない」ほんまその通りやね。
一日が終わるのが早いこと早いこと。


↑長久堂「すこやかに」

今日は冬至。
短い一日の極みで、とにかく日が短い。
それでも明日から少しずつ一日が長うなる。
そう思うと気分もちょっと晴れてくるかな。
ゆっくり柚子のお風呂でもつかりよし。
今年も残り少のうなってきた。
さあ、もうひと働きを顔晴(がんば)ろう!
頑(固)を張るじゃなく、いつもニコニコを忘れたらあかんよ。



冬至といえば、「冬至の七種」というのを食べるとええのんを知ったはりますか?
「ん」が二つつくものを、七種食べるとええんやそうです。
※七種/なんきん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)


↑こなし(山芋入)赤ごしあん

これは「運」「鈍」「根」にあやかって、人は出世するのやと。
運は鈍でなければつかめない。
利口ぶってチョコマカすると運は逃げてしまう。
鈍を守るには根がなければならない。
昨今、鈍くさい人間をバカにして軽んじてきた。
そんな人たちがいま没落しようとしている。
結局は、地道に汗水を流し、コツコツとする人間が生き残る。


↑亀屋良長「大きなかぶ」

「成功」をしっかり自分の中で定義をしないで、ただ漠然と「地位」や「おカネ」をもとめている。
世間の決めた、モノサシにしたがって生きている。なんと情けないことなんやろね。
そろそろ世間から自由にならんとあかんのんと違うかな。
「成功」のモノサシは自分で決める。
これが本当の「自由」というもの。
「自(みずか)らに由(よ)る」のが「自由」と違うのかな・・・。


↑上用、黒粒あん

冬至から話題がはずれてしまった。
すんまへんな~。

◆補足
長久堂「すこやかに」の形で質問が来ました。
なんの形かわからないですよね。
これは、京都の伝統野菜「鹿ケ谷かぼちゃ」の形です。
実物は、↓このような形。

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寒い時は「あんかけ系のうどん」がいちばん

2009年12月21日 05時52分09秒 | 


ここ数日は寒いですね。
京都は、雪が降らないからよけい寒く感じる。
それでも小さい頃に比べたら格段に暖かくなっていると思う。
昔は、火鉢とか掘り炬燵だけだった。
掘り炬燵は、練炭式だった。
それに炬燵布団をかけて、足をのばして腰掛けられるようになっていた。
いまでも実家はそうなっている。ただし電気式ですが。
炬燵の中にもぐりこんで、よく遊んでいた。
よくもまあ無事に育った。
掘り炬燵の中でやかんをかけていた時もあった。
蹴って足に火傷を負ったこともある。


↑たぬきうどん

そんな京都の冬の食べ物といえば、あんかけ系のうどん。
京都人は、このあんかけ系が好き。
最近、思うけど、このあんかけ系の時は、コシのないうどんの方が出汁によくからむ。


↑のっぺいうどん

昨日、お年寄りが食べたはるのを見ていた。
うどんがきたらお箸でうどんを切り、レンゲをつけてもらわはって
お箸とレンゲで美味しいそうに食べたはったな。
食べ方としてはいいかも。


↑けいらんうどん

オプションで生姜をいっぱいつけてもらうと喉にしみます。
やっぱり荒れているんだな。喉が。


↑玉子丼(小)

今日のメニューは、いつもの四条寺町下ル東の永正亭。
ここは、まだ子供が小さい時からきているお店。
冬はこういうメニューに限る。
暖まりました。
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桜が咲いていた!!

2009年12月20日 06時17分52秒 | 和菓子
京都市内は、雪が降らないからよけい寒い。
いままで暖かかったからよけいこたえる。
でも、先週桜が咲いているのを見つけた。



これは、コブクザクラ(子福桜)。
秋から冬にかけて咲く種類なんだそうです。



さざんかもいっぱい咲いていた。


紫野源水「さざんか」


外郎製、白小豆粒あん入





椿も色んな種類が咲いています。
いままで紅葉で目立たなかっただけかもね。
椿もきれい。
日本の花という感じがする。


総本家駿河屋「紅椿」


煉切、白あん

もう年の瀬、会う人毎に
「おし詰まりまして、オコートーサンドス」
とは実際にはいいませんが、同じような意味の会話が多い。
雪や風邪に気をつけて、仕事に家事に顔晴ってくださいね。
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インド料理ってひさしぶりかも

2009年12月19日 06時07分13秒 | カレー

↑食べたのはランチ

二週間ぐらい前かな、コンピュータの部品を見に日本橋に行った時ちょうどお昼になった。
インド料理屋さんがあったから飛び込んで食べてみました。
最近、インド料理が増えました。
昔々は、神戸に一軒しかなかった。
週に一度ぐらい通ったな。
当時は北インド料理やった。


↑これはチキンのカレーソース、ただし思いっきり辛口と指定。インドの人が心配そうな顔をした。この程度は平気なのにね。


↑野菜のカレーソース、これは大辛。

いまは、いい時代。
自由にインド料理が食べられる。
しかも結構お値段がリーズナブルなお店が多い。


↑タンドリーチキン


↑結構ジューシーだった。


↑ターメリックライス、なぜか安井金比羅宮を思い出す

この「インド料理家庭料理ララ」は初めてです。
大体、日本橋なんていかないもの。
最近、電気の街といいながら電気じゃなくなってきている。
街がこころなしか元気がないようにみえる。


↑クルフィー(インドのアイスクリン)

さて、お見せに入ったらインドのDVDがエンドレスで流れていた。
昔の『ムトゥ 踊るマハラジャ』という映画を思い出す。
あの映画を観てちょっとインドがイヤになったもの。
なんで急に踊るのよ・・・。
曲と画面が脳に焼き付いてしばらく消えなくて困ったもの。


↑マサラチャイ、ちょっと薄かった。残念。

なんであのおっさんがインドのスーパースターなんだろう。
でもあれがインドの活力なんだろうな。

ムトゥ 踊るマハラジャ [DVD]

ポニーキャニオン

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京の正月必需品「大福梅」

2009年12月18日 04時56分11秒 | 社寺


ここは北野天満宮。
また、大福梅の季節がやってきた。





一年なんて早いな。
ついこの間、北野天満宮の梅苑で楽しんだ梅。



6月中旬、生った実を採取し、樽で塩漬ける。
夏の土用にすのこの上にむしろを敷き、カラカラになるまで干し上げる。
今年は、土用あたりは天候不順やったね。

干し上った梅の実は、再び塩をまぶし
樽に貯蔵する。



そして12月13日から大福梅として授与される。

大福梅の畳紙の説明を以下引用してみます。



大福梅について
古来より毎年12月になると北野梅林にて採集し、調整した梅干しを裏白と共に授与する
これは正月元旦の朝早く祝儀として家毎に茶の中に梅干を入れて飲む習慣によるものにして、この起源は村上天皇の天暦5年(951)疫病流行し、天皇御脳にかかり給いしがこの茶を服し給えば御脳立所に平癒す(都名所図絵・雑談抄)これより王服と称して毎年元旦にこの茶を服し給い萬民これを倣い、年中の疫病邪気を除き長寿幸福を得るなりと云う大福と書くは吉字をあてたるなり。俳句の季題に
 「大服や一歳越の泊り釜」 魚赤
とある



効きそうな感じでしょ。



境内には、来年に咲く梅の芽が春を待っている。
こうやって命が巡っていくんだな。
この大福梅は、終い天神(25日)ぐらいまで授与されます。
ゲットしてはいかが?
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ちょっと四川なランチ

2009年12月17日 05時31分56秒 | 
昨日とは別の日。
上洛された、お客様と新・都ホテルで打ち合わせ。
話しが進み、ちょうど食事の時間になったので地下の「四川」へ移動。
ここは、よく来ているので気分的に楽なんです。


↑「揚げ豆腐の煮物」
 オイスターソースで味をつけてあります。


↑「カシューナッツと鶏のピリ辛炒め」
 カシューナッツの食感がとても好き。


↑「中華粥」塩味が絶妙でした。今年、神戸で食べる粥はいつも塩がききすぎているのに出会いすぎ、
ちょっとトラウマになりかけていた。それが治りました。


↑「杏仁豆腐」

ゆっくりお話できてよかった。
後は、内容で作業をしなくちゃ。
なんか年末は雑用がいっぱい。
しかも、すぐに日が暮れるので一日が早く終わるように感じるのは私だけやろか?
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