WALKER’S 

歩く男の日日

わらべ館

2010-02-23 | 日記
 童謡唱歌に関連する記念館や博物館にはほとんど訪れている。北は岩手県北上市のサトウハチロー記念館、福島県福島市の古関裕而記念館から、南は大分県竹田市の瀧廉太郎記念館、佐藤義美(いぬのおまわりさんの作詞者)記念館まで行った。でも一番大事な記念館にまだ行っていない。童謡唱歌で最も人気の高い「故郷」を作詞した高野辰之のふるさと長野県豊田村(現在は中野市)には彼の記念館ができていて、そこには行ったことがあるけれど、作曲をした岡野貞一の記念館にはまだ行っていない。彼のふるさと鳥取市には「わらべ館」というミュージアムがあって、そこに彼の展示がある。ただ、彼だけの記念館ではなくて、おもちゃの展示や、他の鳥取出身の文化人の展示もかねている。作曲者ではあるけれど、ここに行かないことには「故郷」のふるさとを訪れたことにはならない。しばらく、四国ばかりに目が向いていたけれど、今回の青春18切符でなんとか行くことができそうだ。初日は妖怪の町境港を見学して米子駅前に宿泊、翌日鳥取ではたっぷり3時間半楽しむことができる。
 ちなみに、彼の作曲した唱歌は今なお6曲も音楽の教科書に掲載されている。「ひのまる」「春の小川」「春が来た」「おぼろ月夜」「紅葉」「故郷」、紛れもなく日本のふるさとを作った恩人である。
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