WALKER’S 

歩く男の日日

10月29日 12:27

2011-11-12 | 日記


 三叉路に来ると志度の海が見えた。遍路地図ではこのまま右側の県道を行く方にのみ赤線が付いているけれど、ぼくはそちらの道は一度しか歩いていない。というのも最初ここに来たときには左の道に矢印が向いていた。左の方が60mほど近道でもある。右の道を歩いたとき雨が降っていたせいもあってかなり時間がかかったので2度と歩く気になれなかった。


10月29日 12:25

2011-11-12 | 日記


 下りが緩やかになって下界も近い。ここまで急坂は駆け足になったりして時速7.2kmで下りてきた。お遍路ではなかなか出ないスピード。


10月29日 12:16

2011-11-12 | 日記


 道路標識に20%の勾配と記してあった。このときはその意味は分からなくて、帰って調べると100m進む(平面換算)間に20m標高差があるのが20%の勾配ということらしい。傾斜角にすると12°くらいになる。頭で考える12°と実際に歩く12°では全然違う。膝に問題がある人だとこの傾斜はまともに歩けないほどだ。


10月29日 12:10

2011-11-12 | 日記


 八栗寺の下りはほとんどの歩き遍路さんがこの県道145号を行く。でもこの道は新しい道で江戸時代明治時代のお遍路さんはこの道を歩かなかったと思う。道そのものがなかったのではないかとぼくは思っている。その証拠に第5版の白黒の遍路地図には古い道に赤線がある。それは、登ってきた道をそのまま下り、ケーブルの登山口駅の少し先で左斜めに入る道。その道は番外霊場六万寺の近くを通るから昔のお遍路は皆その道を歩いたのだと思う。