ハルさんが次に泊まる坂出の川久米旅館の料金を調べていたら、思わぬサイトにあたりました。昨年の4月の初めから5月の末まで56日かかって四国を巡った夫婦の遍路日記です。その2ヶ月の間にぼくも一巡しているから、どこかですれ違っているのではないかと思い、詳しく見てみると、やはり会っていました。横峰寺の本堂横で見かけ、その二日後別格14番椿堂で少しお話をした夫婦だった。あのとき、伊予三島から三好市の民宿岡田まで18kmくらいしか歩かないのに、その前日はぼくと同じペースなので首をひねったのですが、その謎が解けました。彼らは西条から伊予三島まで電車に乗っていたのです。その二日後、大興寺裏の民宿おおひらでも同宿だったことが判ったのですが、ぼくは素泊まりだったので顔を合わすことなく気づかなかった。
彼らは足を痛めると楽しくないので20km以上は歩かないと決めているとも書いてありました。それも一つの見識です、むしろ一番大事なことかもしれません。もちろんお金と時間に余裕があればという話です。多くの人はどうしても制限があるから、野宿をしたり、素泊まりを多くしたり、区切り打ちにしたり、無理にたくさん歩こうとする。ぼくも余裕がなくて人の1.3倍くらい歩くのですが、足を痛めることはできるだけ避けたいというのは彼らと同じです。楽しくないと何のために歩いているのだろうと、辛いばかりになってしまう。その中で得られるものも少なくはないのですが、余裕がないと挨拶一つまともにできなくなってしまうので、それを排除することに神経を使うのは本当に大事なことだと思います。
ちなみに彼らの費用は一人55万円以上、普通の人の1.5倍以上、ぼくの3倍以上でした。
彼らは足を痛めると楽しくないので20km以上は歩かないと決めているとも書いてありました。それも一つの見識です、むしろ一番大事なことかもしれません。もちろんお金と時間に余裕があればという話です。多くの人はどうしても制限があるから、野宿をしたり、素泊まりを多くしたり、区切り打ちにしたり、無理にたくさん歩こうとする。ぼくも余裕がなくて人の1.3倍くらい歩くのですが、足を痛めることはできるだけ避けたいというのは彼らと同じです。楽しくないと何のために歩いているのだろうと、辛いばかりになってしまう。その中で得られるものも少なくはないのですが、余裕がないと挨拶一つまともにできなくなってしまうので、それを排除することに神経を使うのは本当に大事なことだと思います。
ちなみに彼らの費用は一人55万円以上、普通の人の1.5倍以上、ぼくの3倍以上でした。