WALKER’S 

歩く男の日日

謹賀新年

2009-01-01 | 日記

 街道てくてく旅の総集編も無事、録画ダビングが終了、本編で見逃していた香園寺から前神寺への回と龍光寺から明石寺への回も確認することができた。ほとんどの道や風景はぼくの記憶の中にあるもので、自分が歩いたときの風景を思い出すことができるけれど、まだ歩いていない道も何ヵ所かあった。焼山寺を下った後の神山温泉への道、この道はどう見ても遠回りで歩く理由は全く見いだせなかったけれど、正確に測ってみると、驚いたことに僅か800mほどの遠回りでしかなかった。しかも玉が峠を避けることができるので時間的にはほとんど変わらないかもしれない。大月町の月山神社からの道はちょっとショックだった。ぼくが歩いた赤線の道ではない、一旦海岸線に下りていく遠回りの道が古い遍路道だった。江戸時代の遍路は皆この道を歩いたという。この道を歩かないことには遍路道を完全踏破したとはいえないという気分になってきた。赤線の道より1kmほど長いだけだけれど、元々この道は三原村を行くより10kmほど長いので、距離を調整するのが大変だ。そして宇和島市の松尾トンネルの上を越えていく、最近復元された古い峠道、トンネルより1km長く、登りもあるので20分は余分にかかるけれど、この道も一度は歩いておかねばならない。後は久万高原への農祖峠。そして今治の栄福寺へ裏山から入っていく道、これは大した遠回りにはならないだろう。観音寺から本山寺への財田川の対岸の道も歩いていなかった。これもやや遠回りだけれど押さえておく必要はあるだろう。まだまだ四国を歩ききることはできない、できないから四国に対する意欲は薄れることはない。