自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

老人よ、ジャージを捨てよう 鈴木亜繪美・著 柏艪舎:編 2012/1

2018-02-18 06:01:42 | つぶやき


この本全体としては、様々な分野で活躍中の方のアドバイス、
そして対談集、という構成です。

私は部分的に登場する有吉与志恵さんの話に興味があったので読んでみました。

P.156 多くの運動は、頑張って、無理をして、苦痛を伴うと思われている方が多い。
   ここでは、
   私たちを元気に若々しくしてくれる、運動の大切さと、
   運動を生活に取り入れるコツを書きます。


いつも私自身が思っていることですが、
「自力整体は身体にイイんですよ~」と言ってもフツーのヒトたちは、
「ラジオ体操をやって、歩いているから大丈夫」とか、
「運動は大嫌い」とか、色々な理由がついて、
効果的な運動>というものに興味を示してくれません。

有吉さんは
P.156 その運動の方法は「コンディショニング」といいます。
   「コンディショニング」=「身体を整える」という方法で、
   運動選手の調子を整え、いつでも最高のパフォーマンスが発揮できるように
   身体を整える方法です。

P.157 それを運動選手でなく、何となく調子が悪い、疲れが抜けない、
   肩こり、腰痛、関節が痛むなど
   運動器に不具合のある方々「を対象に行ってみたところ、
   身体の調子がみるみる整ったのです。

出ました! 「整える」=まさに「自力整体」です。
以下、とても重要なことなので、そのまま書き写します。
P.157 
   私たちの身体は、毎日の生活習慣でつくられています。
   もう少し正確に書くと、毎日の筋肉の使い方が、
   姿勢や筋肉の状態、体調にまで影響を与えているのです。

   年を重ねると、関節に不具合が生じたり、動きづらくなったりします。
   でも「年だから仕方ない」と諦めていただきたくありません。

   この関節の不具合は、筋肉のバランスで起きてきます。
   その仕組みは、
   動き方や普段の姿勢の癖で、
   常に頑張っている筋肉と、使われなくなっている筋肉が出てきます。

   常に頑張っている筋肉が縮んで硬くなり、関節が曲がるのです。」
   使われなくなっている筋肉は委縮して硬くなります。
   つまりどちらも硬くなります。
   ですから身体が硬くなるのです。

今日のところは、これだけで充分でしょう。
結論は、
身体が硬いことは、良くない!のです。

フツーの人々は、身体の手入れを怠け過ぎ!
顔を洗う、食事をする、趣味を楽しむ、散歩するなどの他に、
きちんと伸ばしたり畳んだり、鍛えたりすることが必要なのです。


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毒出しうがい その後

2018-02-17 06:02:49 | つぶやき


2/1に初めてご紹介した「毒出しうがい」ですが、驚いたことに
もう!!効果がありました。(←私自身が試した結果だけですが。)

健康Freakなら、「口呼吸にならない努力」は当たり前の時代です。
私も<顔体操>や魚住りえさんの呼吸法など、普段から色々いろいろ
やっています。

それでも、、、朝起きた時に、ともすると口の中が乾いている時が
あるのです。料理教室の友人で、
「唇に絆創膏を貼って寝ているのよ」などという人がいたので、
そろそろ、そんなことも必要なのかなぁ??と思い始めていたのです。

ところが、朝起きてすぐと、三食後、寝る前などに
この「毒出しうがい」をやっただけで、
唇の締まりが違うのです。
それは、起きたときの口の中の乾燥度で、自分でもすぐに分かります。

ドライ・マウスが気になる方はお試しください。
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「ラジオ体操は65歳以上には・・・」 2

2018-02-15 07:55:57 | 図書メモ


P.162 ラジオ体操のジャンプができなくなる理由

   筋力の衰えだけが理由ではなく、
   年齢の変化によって、ひざが伸びきらずに曲がったままの状態になってしまうことも
   原因になります。これを「屈曲拘縮」といいます。

   屈曲拘縮になると、膝を曲げる筋肉(ハムストリングス)が短くなり、
   ゆるみにくいので、ジャンプしようとしても
   膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)がうまく縮みません。

この状態を改善するための著者の提案は
P.161 トイレットペーパーや丸めたバスタオルを膝の下において座り、
   これらを押しつぶすように地面に押し付けること。

昔、「ガッテン」でも紹介されていましたねぇ。
でも、地味な体操なので、毎日行うのは、よほどの理由(膝の痛み)がないと難しそう。
バレエ教室でも、仰向け寝て、脚を放り上げるバットマンという体操をしますが、
みんなヒーヒー言っています。もちろん初心者は曲げたまま放り上げています。

膝裏を伸ばすことは、自力整体では「踏み込み」という名前で登場します。
肛門を正三角形の頂点にして両手両足を踏ん張ったら、
右膝を緩めて左膝裏を伸ばし、逆もやります。
これを頻繁にやっていると、開脚前屈がラクになり、身体全体が柔軟になります。

「足が(膝が?)痛いから飛べませ~ん!」という方々は、
戸田医師ご推薦のタオル潰しから始め、徐々に踏み込みに進むと良いでしょう。
ただ独学で長く続けるのは難しそう。
こういう点からも、体操教室に入って、仲間と一緒に楽しく続けるのが得策です。
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「ラジオ体操は65歳以上には向かない」 戸田佳孝・著 2016/3

2018-02-14 05:53:14 | 図書メモ


著者はリウマチ科クリニックのドクター。
なんとも衝撃的なタイトルなので、反発は多かったことでしょう。
(その証拠に、「へぇ~、そんな意見もあるんだ~。」という人ばっかりで、
  世の中の大勢には、変化がなさそうです。)

でも、その真意には、私は賛成です。

P.5 体操は、年齢や体力などに応じて、その運動内容を変えることも必要です。
   子どもとおとな、若者と高齢者とでは、身体の条件が違うからです。
   それから考えると、

   ラジオ体操第一には「誰もができる」という優れた面はありますが、
   「誰にでも適した」体操というには無理があります。


私自身も毎朝の習慣として、大雨が降っても6:05に家を出て、
徒歩25分の距離の洗足池まで通っています。
理由は、
①早起きして動き回る高齢者に面白いヒトが多いから。
  いえ、高齢者だけでなく、東工大の留学生とか、素敵な若者もた~くさんいます。
  留学生の一人はミュージカル研究会に入って活躍してくれているし、

  高齢者の一人は「人脈コーディネーター」のような素敵な方で、
  素晴らしいご縁をご紹介いただいています。


②洗足池の自然が美しく、心身への和みになるから。

③最後に、ラジオ体操という、国民的な運動が
 本当に多くの国民のためになっているのかを観察するため、という理由がきます。
 そして、残念ながら戸田医師と同じような意見です。

 とにかく、<各種動きの意味・正しいやり方>を無視している人が多いのです。
 せっかく、同じ時間かけて、似たような動きをするのだから、
 もうちょっと、、、こういう風に、、、とか、思うことは多々あります。

 すごく親しくなった方々には、自力整体的見地からコツを色々教えてあげて、
 すごく感謝されています。
 でも、教室の生徒さんとの違いは、
  「イイこと教えてもらった! ラッキー!」
  <でも、翌日には忘れている!>

 そして、いつまで経っても膝痛は治らないし、姿勢も変わらない。
 何人もの常連さんが、足腰の痛みや転倒その他の病気がきっかけで来なくなり、
 風の便りで「あの方、亡くなったんだって・・・・」と、姿を消しました。

 
そういう方たちに比べれば、
月謝を払ってまで、「自力整体を覚えて、健康になりたい」という方々は、
結局医療費が少なくてすむから経済的だし、
ナビゲーターにまでならなくても、
いつでも「健康に良いこと」を人に伝えられる、という自信を持たれています。

だから、輪っかタオルの使い方も、わからなければ、ちゃんと質問してくれます。
そのようにナビゲートするのですから、効果はあがるのが当たり前。

「ラジオ体操」に行って、そのままウォーキング、という生活が、
実はとても安易な<健康管理の免罪符>になっていて、
ち~っとも国民の健康に役立っていない・・・・というのは私も同感です。

でも、そんなことを口にしたって、
難しい体操を短時間で正しく指導することは不可能だし、
「毎朝、早起きして、歩いて会場に来る」ということ自体は大切なことなので、
文句はつけられません。ただただ、もったいないなぁ・・・・と思い続けています。

 
  
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毒出しうがい その3

2018-02-13 05:41:41 | 図書メモ


私が個人的に注意しなければいけない項目は
P.144 口の中のばい菌は果物が大好き

P.145 糖質制限をしている人にとっての果物の罠

   脳には、果糖のリミッターがないといわれているから。

   ブドウ糖を摂るとインスリンを分泌し、
   血糖値が上昇することで脳は満腹感を感じます。

   ところが、果糖はほとんどが肝臓で代謝され、
   インスリンを必要としないので、血糖値を上げません。

   逆にいうと、いくらでも食べられるということです。
   摂取しすぎることで、脂肪が蓄積され肥満などにつながる。
   そして、果糖は清涼飲料水やアイスクリームなどに使われる
   異性化糖にも含まれています。
   


P.147にある「スムージーの危険性」などは、元々好きではないので
抵抗なく受け入れられますが、
我が家の場合、夫が枇杷とか柿を植えてたくさん収穫してくれるので、
際限なく食べられてしまうのです。気をつけねば!

もう一つ、我が家の鬼門は<夫のアルコール>
P.150 アルコールそのものは口腔機能に害を及ぼすものではありません。

この文章を金科玉条に、「食後の歯磨きさえしていれば、
    酒はアルコール消毒なんだ」という論理です。

しかし、、、、
   (酒には)糖分が含まれているものが多いので、注意が必要です。

   (中略)歯にたっぷり糖分が付いた状態で眠れば、
    朝にはしっかりプラークができていることになります。

誰でも、色々な理論に触れたとき
<自分の知識に照らして><好ましい内容には賛成>し、
<認めたくない内容には懐疑的になり><自分勝手な推測と断定>に陥りがちです。

だから、世の中には病人が溢れかえっていて、
医療産業が大流行なのでしょう。

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毒出しうがい その2

2018-02-12 08:36:51 | 図書メモ


P.116 毒出しうがいで鍛えられる筋力の測り方

P.117  ①空のペットボトルを机の上に置き、歯を使わず唇だけでくわえ、

     ②くわえたまま持ち上げる。

筋力がつけば、水を入れても持ち上がるようになります。
実際やってみて、私は300ccくらい入っていても持ち上がりました。
これは「元気体操」の指導でやっている<顔体操>のお陰だと思います。

顔体操では、まさに①うがいブクブク(水は使いませんが)、②ひょっとこ
③舌体操、④パタカラ唇体操、 ⑤視力アップ体操 などをやっています。


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さあ、才能に目覚めよう Strength Finder 2.0  by Tom Rath

2018-02-02 05:38:47 | 図書メモ


勝間塾では必須の、啓蒙書籍です。
「あなたの強みを活用しよう」と提案し、
34の資質と行動アイデアが示されます。

私は自分の子ども達や、年下の友人たちにこの本を勧めてきましたが、
自分自身では判定を受けていません。
勝間塾生になって少しの期間、色々な活動に参加しましたが、
参加者の声の大きさとか、ゲーマー感覚についていけず、敗退。

ま、私の場合、運よく公務員になれて、素晴らしい職場に居られたし、
自分が好きなこと(英語を使うこと、異文化コミュニケーション活動、音楽)に
打ち込みながらお給料をいただけたので、この本の内容を実践していたと思います。

今は、大きな会社に入れても過労死させられるような時代ですから、
若い人たちには、「こんな世界があること」を知ってもらいたく、
大いに勧めたいと思います。

忘れたくない言葉
P.16 何にでもなりたいものには「なれない」が、
   本当の自分を大きく飛躍させることが「できる


因みに、著者のトム・ラスさんは「座らない!」の著者でもあり、
このブログをタイプしている今も私は「座らずに、立ったままタイプ」しています。
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毒出しうがい  照山裕子・著 2017/5

2018-02-01 05:12:38 | 図書メモ


著者は歯科医で、主張は簡単。

  1日3回、食後の「毒出しうがい」をするだけで、
  きれいな歯と健康が手に入る!


私、この手の健康法は結構好きです。
気軽にやってみて、面白ければ続けてしまいます。
続く場合の条件は、
 ①費用がかからない。
 
 ②痛くない。面倒じゃない。

 ③効果が実感できる。

で、毎朝の乾布摩擦から始まり、ツボ押し、ラジオ体操、ホネナビ体操など、
自力整体以外にやっていることが山のようにあり、
さらにこの「うがい」が毎食後に加わりそうです。

やり方は P.58にあります。

   ①水を30ccくらい口に含み、上の歯を集中的にクチュクチュ。
   ②次に下の歯。
   ③次に右の歯。
   ④次に左の歯。

   各箇所を10回ずつ動かすだけ。全部で1分くらい。

これだけで唾液量が増え、消化作用・洗浄作用・抗菌作用・歯の再石灰化作用・
     粘膜保護作用・免疫作用をアップさせられ、(P.118)

P.120 口のまわりの筋肉が鍛えられて顔が若返る、ほうれい線が消える

のだとしたら、やらない手はない・・・・
少なくとも3ケ月や続けるのがKoMaria流です。
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