自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「ラジオ体操は65歳以上には・・・」 2

2018-02-15 07:55:57 | 図書メモ


P.162 ラジオ体操のジャンプができなくなる理由

   筋力の衰えだけが理由ではなく、
   年齢の変化によって、ひざが伸びきらずに曲がったままの状態になってしまうことも
   原因になります。これを「屈曲拘縮」といいます。

   屈曲拘縮になると、膝を曲げる筋肉(ハムストリングス)が短くなり、
   ゆるみにくいので、ジャンプしようとしても
   膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)がうまく縮みません。

この状態を改善するための著者の提案は
P.161 トイレットペーパーや丸めたバスタオルを膝の下において座り、
   これらを押しつぶすように地面に押し付けること。

昔、「ガッテン」でも紹介されていましたねぇ。
でも、地味な体操なので、毎日行うのは、よほどの理由(膝の痛み)がないと難しそう。
バレエ教室でも、仰向け寝て、脚を放り上げるバットマンという体操をしますが、
みんなヒーヒー言っています。もちろん初心者は曲げたまま放り上げています。

膝裏を伸ばすことは、自力整体では「踏み込み」という名前で登場します。
肛門を正三角形の頂点にして両手両足を踏ん張ったら、
右膝を緩めて左膝裏を伸ばし、逆もやります。
これを頻繁にやっていると、開脚前屈がラクになり、身体全体が柔軟になります。

「足が(膝が?)痛いから飛べませ~ん!」という方々は、
戸田医師ご推薦のタオル潰しから始め、徐々に踏み込みに進むと良いでしょう。
ただ独学で長く続けるのは難しそう。
こういう点からも、体操教室に入って、仲間と一緒に楽しく続けるのが得策です。
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