自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

横隔膜トレーニング  4  腹圧

2023-02-06 05:47:01 | 操体法


p.39 イラストを使った説明は、
    「腹圧とは外側に向けてかかる圧力のこと」

   バレーボールの空気圧は空気を出し入れして調節しますが、
   腹圧の調節は中味(臓器)をそのままにして
   おなかの大きさ(容積)を変えることで行います。

   このときおなかの容積を変えるのが腹筋群と横隔膜です。

   臓器の大部分は細胞内外の水分という液体からなります。
   (中略)液体は気体と違って、わずかな容積の変化で
   大きく圧力が変化します。

   注射器に空気を入れて先をふさぎピストンを押すと
   ピストンはばねのような弾力で反発しながらもよく
   動かせますが、注射器を水で満たして先をふさぎ
   ピストンを力いっぱい押しても、びくともしません。

   ところが見た目にはなんら変化もなくても、
   ピストン内の水圧は著しく上下しているのです。

つまり、胴体という皮袋の中の水分(臓器)が締め付けられると
圧力(腹圧)は大きく上がり、硬い胴体(体幹)が形成されます。

なので、横隔膜トレーニングが体幹強化や「良い姿勢つくり」に
効果的なのだ、という結論です。

   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横隔膜トレーニング  3  ... | トップ | 横隔膜トレーニング  5  ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

操体法」カテゴリの最新記事