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ミュージカルの効用 ④ 脚本を書くこと 

2015-09-23 06:06:47 | 唄と踊り


「脚本を書く」とは、

   <何かについて、自分の意見を言うこと> だと思います。

例えば、ミュージカル研究会発足の年(2011年)に上演したのは、

   希望~猫たちの挑戦

内容は、「震災で家も家族も仕事も失った農家の夫婦が
迷い込んできた5匹の子猫たちと、楽しく歌いながら瓦礫を片付け、
立派な畑を取り戻す」という話です。

そんなの、アタリマエのありきたりじゃん!と言ってしまえるほど
簡単で、伏線も、どんでん返しもありません。
脚本としては、稚拙なものだったかもしれません。  

それでも、その年、「一緒にミュージカルを始めよう!」と集まった8人は、
有名なアリアをハモりながら、歌で何かを表現してみたかったのです。
手探りながら、踊りやマイムも取り入れ、一生懸命台詞も覚えました。

その後、このStoryは成長し(=皆で練り直し)、2014年7月公演では、

1.震災で命を失いかけた5匹の子猫が、

2.震災で何もかも失ってしまったトマト農家夫婦を助け、

3.美しいトマト畑を取り戻し、家族全員がそれぞれの夢に挑戦します。

4.1番ちっちゃい猫は、歌手を目指してアメリカへ。
  2番目の子猫はロックの歌や踊りを楽しみながら、妹のための仕送り稼ぎ。
  3番目は小鳥とお喋りできる<異色のSinger-Songwriter>に成長。
  4番目はバレエ教室の先生になり、
  5番目は街の人たちの憩いのカフェを開きました。

5.皆が生き生きと活動する場面を歌と踊りで展開しているとき、
  またしても大災害<竜巻>が起こって、全てを破壊します。
  
6.皆が打ちのめされているとき、仲良しの小鳥が「大事なトマトの芽」を
  運んできてくれたので、またまたハッピーエンド!

私が言いたかったのは、
「何が起こっても、希望を持ってチャレンジを続ければ、良い結果になる」
さらに、今、歌いたい曲をなるべくたくさん盛り込みたい!

この贅沢な望みを、皆の意見を取り入れながら喧々諤々練っていきます。
これこそが<頭の体操>です。
初年度からうまく機能してきたとは言えません。
4年目にして、やっと充実した討論ができてきた!と思っています。     

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