自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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フランス女性に学ぶエレガンス入門  マダム由美子・著  2016/11

2022-12-14 05:57:09 | お洒落


今年のテーマ「正しい歩き方」の文献を探していて発見した本。
私にとって一番大事なのは
①身体を傷めることがなく、
②美しく歩けること。

これまでも何冊も紹介してきましたが、決定版は無し。
つまり、「歩き方」は目的によって変化するので、
TPOによって自分で決めるしかないようです。

でも世の中は「〇〇がイイらしい」となったら、それ一辺倒で
運動効果がないばかりか、身体を傷めてしまう場合もあります。

この本の著者は幼少のころからバレエを習い、
「正しく美しい姿勢が基本」とあるので信頼できます。
著者のお勧めは(「ハイヒール着用の場合」とありますが)、
p.99 脚を広げて歩かず、膝と膝の内側同士を擦るようにして歩く
   (中略)フラミンゴのようにまっすぐ歩くポイントは、
   前に一歩出すとき、後方の足のつま先の前に、
   前方の足のかかとを着地させて歩くと、脚がスラっと
   まっすぐに見えます。

日本人の多くは、立ったとき、膝同士がくっつきません。
がに股の男性はもちろん、多くの女性でもそうです。
その結果(?)かどうか分かりませんが、腰が後傾して
背中も丸まり、猫背になっているのだと思います。

これではならじ!と、膝同士を擦るほど寄せるには、
骨盤底筋群や内転筋やハムストリングスがちゃんと機能し、
働いてくれなければなりません。
つまり、「内転筋が無いと、美しくは歩けない」ということです。

p.105 ①お腹に力を入れて歩く
    ②地面に足を着地させた時に、両膝をギュッと伸ばす

私にとって、①のDraw inは日常習慣になっています。
(今年、ロングブレスに挑戦して、すごく良かったと思っています。)

②の方法論は少し分かり難いです。
踵から着地した後、拇指球の方向へ足の裏(土踏まず)のバネが
ズイっと働いて前進機能が働かないと進めません。
つまり、足指の踏ん張り力が大切。

踏ん張り力を鍛えるための著者のお勧めは、足指伸ばしエクササイズ。
p.115 ①足指を前方に引っ張って
   ②引っ張ったまま足指を天井のほうに向けて指関節を動かす

私の教室でも既に「足指ケア」「足裏伸ばし」は行ってきましたが、
「1本ずつ天井に向けて引っ張る」のは、未開拓でした。
これからは時々取り入れていこうと思います。


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