自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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夫の後始末 3  「備える」

2020-04-23 12:36:55 | いまどきの世情


P.78 私(著者)は「備える」といおうことの好きな性格なのであった。

私も同じタイプ(性格)です。
が、世の中には「未だ平気なうちから備えるなんて、不吉。無駄。
「困る事態が起き始めたら考えればイイのに!!」という人も沢山居ます。
私の母も「まだ、それほど困っていない!」が口癖で、
介護が必要になってから「色々準備してくれていて助かった」が口癖に。

でも今、「備える」べきこと(モノ)は減っています。
介護保険のお陰で、身体が動かせなくなった時に使う入浴介助品、
ポータブルトイレ、電動ベッドなどは安くレンタル可能になったのです。

では、何を「備える」のか? 著者の答えは、
P.223 誰でも命を育てることが基本的には好きなのだ。
   ことに家族の誰かが亡くなったような場合、残された家族は、
   必死で生に向かう行動を取るのである。(中略)
   
   今後自分はどのように人のためになる暮らしができるかを
   考えるきっかけにもなるのだろう。


両親が亡くなったとき(同時にではないけれど)、ただ悲しくて、
自分を育ててくれた愛情への感謝と、不満の残る看取りへの悔悟で、
とめどなく涙が出たけれど、上記のような考えには至りませんでした。

なるほどなぁ~と思いながら、
次に来る何かに「備えつつある」自分を感じています。

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