自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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寿命が尽きる2年前   その4  健康の目的

2023-10-20 05:47:57 | 介護


p.221 健康はお金とよく似ています。
   多くの人が求めるもので、どちらも生きるために必要な
   手段ですが、それを得ることが目的にすり替わりやすい。

   健康を人生の目的にしてしまうと、死が迫ったとき、
   焦りとおびえが生じます。

   それは必ず破産すると決まっているのに、貯筋に励む
   ようなものです。

   その煉獄から抜け出すには、ある程度のお金が貯まったら、
   それで満足する心の準備をしておくことでしょう。

p.222 つまり、あらかじめある年齢を超えたら、
   もう十分生きたと満足する心づもりをしておくことです。
   そのとき、欲張って年齢設定を高くしすぎると、
   自ら苦しみを招きます。

   コツは、できるだけ設定を低くすることです。
   その年齢までにやりたいことはやりきったと、
   自分で納得できれば、死が迫ってきても、
   慌てずにすむのではないでしょうか。

   (中略)人生最後の2年を有意義なものにしようと決心し、
   覚悟を決めたなら、亡くなるときに、「おびえた人生」ではなく、
   「最後は自分のしたいように生きたわね」と、言われるはずです。

私の夫は「短命の家系」に生まれ、一族の男性の中では最長老でした。
「69歳で亡くなった兄貴より7年も多く生きられたんだし、
  たくさんのことにチャレンジしてきたから悔いはない。」
と言って、全てを受け入れていて、穏やかでした。

願わくば、病魔との闘い(緩和ケア)が功を奏してくれてさえいれば・・・・・
というのが彼と私の誤算であり、悔いでもあります。

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