自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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オペラ・泥棒かささぎ

2024-04-29 05:44:08 | 唄と踊り


昨日はシェア奥沢での月に1回のオペラ鑑賞会。
演目はロッシーニ作曲「泥棒かささぎ」です。

題名を聞いただけでは何のことやら意味不明ですが、
なんのことはない、「かささぎ」という収集癖のある賢い鳥が
無人の食卓から銀の食器をくわえて持ち去り、使用人の女性が
あらぬ疑いをかけられ、死刑になりかける!という単純な話です。

親孝行で気立てのよい美人の娘が、やんごとなき事情で
罪をひっかぶり、あわや死刑執行というときに
親友の男の子が「かささぎ」の巣で盗まれたものを発見します。

ロッシーニの曲は切なく、美しく悲劇のカップルや苦悩の父親、
女友達のために必死でできることを探す男の子、そして
オペラに付き物の(?)悪代官もド迫力の演技で聴衆を魅了。
その場をシェアしていた全員が「素晴らしかった!」と驚嘆。

毎月殆ど決まったメンバーが楽しみに集っている会で、
オペラ自体も素晴らしいのですが、その感想を言い合える仲間と
一緒に観られる、という点が素晴らしいことなのです。

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「かささぎ」をググってみると、
   からす科の鳥。カラスより少し小さく、尾が長い。
   村落近くの高木の枝に大きな巣を作って住む。背は黒く、
   肩羽と腹は白い。七夕(たなばた)の説話などで文学上昔から有名。
   烏鵲(うじゃく)。

   カササギは賢い鳥です。
   実はカササギは「自己認識検定」にも合格しています。
   自己認識ができるかを確認するには「ミラーテスト」という、
   鏡に映る自分を自分として判断できるかを試すテストをします。

カラスやオームの類は相当賢く、いたずら者で害鳥だそうです。
この話のように、巣の材料用に何でもかんでも盗んでいくのだそうな。



コメント
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